たとえば、山の近くで畑を作ってサツマイモを植えたりすると、ちょうど収穫期に、山から猪が下りてきて、イモを掘り起こして根こそぎ食べられてしまったりすることがある。
あるいは、庭で果樹を植えていると、ちょうど実り頃に、鳥が群れになって飛んできて、美味しく熟した実ばかりを、より好みして食べられたりすることがある。これが、ちょっと自然の山が近い家だったりすると、猿の群れがやってきて、少々熟れてない実だろうが根こそぎ食べられて、悔しい思いをしたり。
鳥にとられる場合ってさほど驚かないが、四つ足にヤラレタ場合、人の居住地に野生動物がご飯を探しに来ることに驚きもするのだが、彼らはみんな、お腹を空かしてやってくるのだろう。今の時代であるから、住める場所や、本来食べていたものが少なくなって、仕方なく危険の大きい人の居住地までやってくるとは、想像が付く。
もっとも、今の時代でなくとも、生き物の歴史は、ほぼ、常に飢餓との闘いであった事を否定できる人は、おそらくいまい。
つまり、現在生きている生き物たちは、飢餓との闘いに勝ち残って生き延びた「種」であると考えていいだろう。あるいは、飢餓という「自然選択」を受けて淘汰され、進化してきた、とも言い替えられる。
では、飢餓という「自然選択」を生き延びるためにはどういう条件が必要だろう?
もちろん、食べ物を得る手段に長けていることは重要だ。肉食の生き物なら、狩が上手であること。草食の生き物なら、食べることのできる植物を探すこと、だろうか。
しかし、せっかく得た食べ物が少ししかないことも多いだろう。ならば、その食べ物はできるだけ有効に利用しなければなるまい。
少しの量の食べ物から、できるだけ多くのエネルギーをとりだし、体に吸収できる個体が、生き延びるためには有利だ。
そして、吸収したエネルギーを浪費せず、蓄積しやすい体質をもつ個体が、生き延びるためには、有利だ。
これまでの地球上における生き物の歴史で、それぞれの生き物が豊富な食べ物に恵まれて進化してきた、、、と考えている人は、恐らくはあまりいないだろうから、現存する生き物たちの多くが飢餓に耐える体質 …食べ物からエネルギーを吸収する能力が高く、吸収したエネルギーを蓄積しやすい体質… に恵まれているが故に生き残ったという仮説は、多分、多くの人にとって納得できるものだろう。
こんな仮説を、節約遺伝子仮説と呼ぶらしい。
私の実家にいる白い猫は、実に、飢餓状況でも生き延びやすい体質をもった、、、エネルギー効率のいい子だ。彼女は朝晩に、ティースプーン一杯ほどのごく少量のドライフード(しかもサイエンスのライト)しか食べていない
(筈だ、、、少なくとも、彼女のお世話係は、私にそう言っている)。
その彼女の体格は、普通の肉付きならば3kg程度(ウチの坊っちゃんより小さい目)のはず。…なんだが、、、にもかかわらず、
5kgある。歩いているところを横から見ると、お腹がものすごく垂れ下がっている。だからこそ、ご飯はごく少量しかあげていない
(筈な)のだ。
…でも、全然、体重が減らない(^^;
実家に返った時に、腹肉をつかんでみた。たっぷりつかめた。 彼女に限らず、近ごろ、体格のいい(笑)犬や猫を頻繁に見かけるようになった。そんな彼らの姿を見ていると、生き物の歴史が飢餓との闘いであったが為にエネルギー効率のいい体質に進化し、だからこそ現在まで生き残ってきたんだろうなぁと、進化の不思議を想うのだ(^^;
彼らが直面して来た歴史において、現在は、例外的に食糧事情がいい時期なのだろう。
と、他人事モードのわたくし、おそらく食糧事情が悪化したら真っ先に…の、エネルギー効率の悪い体質ではあります。そして、黙ってればいいのに、つい、いらんことを言いたくなってしまう、困った性質も併せ持っていたり(^^;;;;
ある時、職場の20歳代前半の女性職員諸氏が、あるある系のダイエット情報を仕入れて盛り上がっていた。なんでも、温州ミカンを皮ごと食べた後に、普通に、いつも通りの量のご飯を食べればダイエットができる、と聞いたと。
足を止めて聞いていた私、ついうっかり口走ってしまったのでした。
エネルギー保存の法則ってもんがあるよね?(…法則として当てはまると思ってる訳じゃないけど、ニュアンスとして(^^;)
………あたりに、殺気が立ちこめてしまった(^^;
(ヤバイかもとは思ったんだが)。
(でも、私だって余裕ぶっこいているだけじゃなくて、やばげな時には脂質と炭水化物の摂取量減らしているんですってば(^^;;;;)
でもね、食べ物を生産するのだってエネルギーがかかっているのです。それに、運動で減らすにしても、運動で消費するのだって、燃焼させるのだから、余分な二酸化炭素が出るんじゃないのか、と思うのです。。。
そう単純に考えちゃいかんもの、なのだろうか。。。
(…うちの実家の白にゃんの場合は、私が直接世話をできれば、なんとかするんだけどなぁ(^^; ものすごく彼女から嫌われると思うけど…だから、実家の両親にはできないんだけど)
参考にした、主ないろいろ;
節約遺伝子 thrifty gene と生活習慣病糖尿病抑制技術(2:節約遺伝子理論の活用)糖尿病抑制技術(1:BMIの疑問)JSTバーチャル科学館|進化って何だろう?気になった記事;
2008年度版アメリカの肥満人口を表した地図
あまりのことに、思わずお持ち帰り。
事の起こりは、約1ヶ月前になる6月12日。
日経ネットの6月12日15:23付の『
NHK番組改編訴訟、市民団体の「期待権」認めず 最高裁』の記事から引用すると、
NHKなどに計200万円の賠償を命じた二審・東京高裁判決を取り消し、市民団体の請求を棄却した。NHK側の逆転勝訴が確定した。
が、きっかけ。
ただし、今回エントリに取り上げたくなった事件が起こったのは、その翌日。
上記裁判の、原告である市民団体「『戦争と女性への暴力』日本ネットワーク」(VAWW-NET)の事務局に、
「常識を持て」
「ばか者」
「あほか」
「報道ってのは取材先の嫌なこともちゃんと中立的に伝えるのが役目なんだよ。なんであんたがたの偏向したイデオロギーを公共の電波が垂れ流さなきゃいけないんだよ」
と書かれたメールが着信したのだという。
個人的には、ある意味、見慣れた意見ではある。…ネット上で。
…正し、この場合は少し珍しい事態ではあった。
差出人が特定されて報道されたのだ。メールの発信元は…
日本経済の業務用のアドレスからだったという。
そして、
差出人は新聞東京本社の編集局員だったそうだ。
共同通信2008/07/05 13:20付で『
市民団体に「ばか者」 日経編集局員がメール』の報道によると、
同ネットワークは日本経済新聞社に抗議。同社は「不適切なメールだった。社内規定に基づき、発信した局員を処分した」と説明している。
…世の中には、頭が悪いとしか表現のできない行動をとる御仁がいるものだと思ったのであった。
業務用アドレスから送るのか…(^^;
ちょっと、さすがに驚いた。
…
VAWWーNETジャパンと
日経ネットのWWWページでは、今のところ(17時過ぎ現在)、この件に関する情報を見つけられない。
気がつくのが遅くて、
戦争被害調査会法を実現する市民会議さん提供の「調査会法情報」経由で知りました(^^;
なお、本日付の「調査会法情報」では「旧日本軍の重慶爆撃訴訟、原告100人が二次提訴(7月4日)」や「中国の強制連行被害者遺族、衆議院に請願(7月3日)」も取り上げられているので、そちら方面にご興味のある方は、ぜひ御覧を。
私は「韓国で清瀬市議会の「慰安婦」意見書を報道(7月3日)ニューシス」に注目。
元報道を確認して、自前で自動翻訳しなおした意訳、それと意見書本文もお持ち帰り。
2008-07-03 10:47付のニューシーズ、『
일본 키요세 시의회, 일본군 위안부 문제 의견서 채택 (日本、清瀬市議会、日本軍「慰安婦」問題の意見書採択)』
韓国挺身隊問題対策協議会(挺身隊対策協)は、3日、日本の東京都清瀬市議会で『「慰安婦」問題に対して政府の誠実な対応を要求する意見書」が採択されたと明らかにした。
挺身隊対策協は『去る3月、兵庫県の宝塚市議会で日本政府に日本軍「慰安婦」問題の解決を要求する地方議会最初の請願が採択されたのに続き、地方議会で二番目に「慰安婦」問題解決を要求する意見書が採択された』と説明した。
今回の意見書は、各国議会で採択された慰安婦決議案と共に。国連人権理事会の日本に対する普遍的定期審査(UPR)で、フランス、オランダ、北朝鮮、韓国などが「慰安婦」問題解決を要求したのを指摘し、日本政府の誠実な対応を促している。
これに先立って市民団体「清瀬子供と教育ネット」は「慰安婦」問題に対する意見書提出を要求する陳情を市議会に提出しており、市議会は先月25日に本会議で日本政府の公式認定と謝罪、賠償、歴史教育などを要求する内容の決議案を可決した。
挺身隊対策協は、先月20日から24日まで日本軍「慰安婦」被害者である、吉元玉(キル・ウォンオク)さん、李容洙(イ・ヨンス)さんとともに、日本の堺市、宝塚市、茨城県などの地方議会で、議員との面談や証言集会を展開した。今後も、日本の国会を動かすために、日本の市民らと連帯して地方議会のキャンペーンを積極的に展開する計画だ。
…例によって、日本の報道機関による情報はネットで確認できないが
(首都圏版の赤旗が報じているという話は見かけた)、韓国ではニューシーズソースの報道が5つほど、ネット上で確認できる。
そして、
議員提出議案(議案番号9)として2008年第2回定例会で6月25日に可決された、
清瀬市議会の意見書がこちら「従軍慰安婦」問題について政府の誠実な対応を求める意見書
昨年7月以来、現在までの間に、アメリカ、オランダ、カナダ、EU、フィリピンなどの議会において「従軍慰安婦」問題につき日本政府の公式の承認と謝罪、賠償、歴史教育などを求める決議が採択されました。
さらに今年5月の国連人権理事会で、フランス、オランダ、韓国、北朝鮮などの諸国が従軍慰安婦問題で日本政府の前向きな対応をとるように求めました。
しかし、日本政府はいまだに「従軍慰安婦」問題の真相を究明する誠意を欠き、被害にあった女性たちに対し公式の謝罪もせず、充分な賠償も全く棚上げにしたまま、教科書からその記述を消し去り、責任ある対応をしていません。その恥ずべき態度には国内外でひろく批判の声があがっています。
政府においては、平成5年の河野洋平官房長官の談話などと矛盾しないように、さらに「従軍慰安婦」問題の真相究明を行い、謝罪し、賠償責任を果たし、学校で教えることで、各国の被害者の尊厳回復に努め、誠実な対応をされることを強く求めるものです。
以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出します。
平成20年6月25日
清瀬市議会
The Korean Council Newsによると、22人の議員中、自民党議員である8人が全員反対票を投じたものの、共産党の5人、公明党の4人、風の4人、自由民権の1人の14人が賛成して採択されたという。
2008/05/31に言及した教育振興基本計画が閣議決定されたそうなので、報道その他、覚え書き。
毎日新聞 2008年7月1日 東京夕刊『
教育振興基本計画:10年で世界最高学力に いじめ、不登校に対応−−閣議決定』から
(以下および以降、強調などは引用者による) 政府は1日、改正教育基本法に基づく教育振興基本計画を閣議決定した。教育に関する初の基本計画で、「教育立国」を宣言し、「公教育の質を高め、信頼を確立する」など今後10年を通じて教育が目指すべき姿を提示。
したんだそうだ。
今後の五年で取り組む77の施策として示されたものの一部は、「世界最高水準の卓越した教育研究拠点の形成」「いじめ、不登校、自殺などへの対応の推進」「子どもの体力を85年ごろの水準に回復することを目指す」「各大学で教育内容・方法の改善を進め、厳格な成績評価システムの導入を目指す」などがあげられている、という。また、
計画は冒頭で「子どもの学ぶ意欲や学力・体力の低下」「少子化の進行」などを課題として明示した。10年間で世界トップの学力水準を目指し、教育内容、教育条件の質の向上を図るとした。
…で?
と思った例の件は
文部科学省は当初、「教育予算をGDP(国内総生産)比5%超にする」「教職員定数を約2万5000人増員する」との数値目標記載を目指したが、財務省などの抵抗で実現しなかった。教育予算は「諸外国における状況を参考の一つとしつつ、確保していくことが必要」、教職員数は「定数の在り方などの条件整備について検討する」との表現に後退した。また、「私学助成を充実する」などの記載も目指したが、「私学助成その他の支援を行う」との記載にとどまった。
………他の報道も当たってみる。
中日新聞7月2日付社説『
基本計画決定 名ばかりの「教育振興」』から
閣議決定された教育振興基本計画は原案にあった財政支出を伴う記述が削られたうえ「国の財政は厳しい」との文言が加わった。十年先を見通すという触れ込みだが、名ばかりの「教育振興」だ。
(略)
決定では、国内総生産(GDP)に占める公的教育投資の比率を現在の3・5%から「経済協力開発機構(OECD)諸国の平均5・0%を上回る水準を目指す」という記述が原案から削られた。
3・5%で約十七兆二千億円だから、5%にするには約七兆四千億円上積みしなければならない。(中略)財務省が猛反対した。
文科省はこの財政支出によって公立の教職員定数を二万五千人程度増やす記述も原案に盛り込んでいた。(中略)これには総務省が反対に回った。
計画をみると、その二カ所が削除されただけでなく、具体的な施策では「拡充」「充実」との字句が「支援」「推進」に直され、新たに「国の財政状況は大変厳しい」という文言が加筆された。
財務、総務両省の主張が通ったかたちだが、今回の各省協議は年度ごとの予算折衝ではなく、これからの教育のあり方を決める話し合いだった。そこでの結論が財政再建優先では、基本計画の上に乗る「教育振興」の名が泣く。
(略)
現場の先生たちの多忙ぶりが問題視されて久しいが、熱意や使命感だけに頼るにはもはや無理がある。教育投資の大半は教職員予算だが、計画で厳しい見通しが示されたのだから、現場の仕事は増えることになりそうだ。
これで公教育の立て直しは図れるのか。十年先、暗たんとした状況に陥っていないか。
…なんだか、乾いた笑いが浮かんでくる。
山陽新聞7月2日付社説『
教育基本計画 本当に投資拡充できるか』から
(略) 国の発展の原動力となる人づくりのため「教育立国」を宣言し、「欧米主要国を上回る教育の実現を図る」との到達目標を掲げたが、具体的な道筋は不透明と言わざるを得ない。
基本計画は、二〇〇六年の改正教育基本法で策定が義務付けられた教育政策の柱となるものだ。しかし、その裏付けとなる教育予算や教員定数に対する数値目標は盛り込まれなかった。計画の実効性が担保されるのか疑問である。
(略)
授業時間数を大幅に増やす改定学習指導要領の導入に伴い、小中学校の教職員定数を約二万五千人増やすとの数値目標も見送られた。「教職員定数の在り方などを検討」といった抽象的な表記に変更された。新指導要領の全面実施は小学校で一一年度、中学校で一二年度に迫っている。予算や教員増の裏付けがなければ、しわ寄せを受けるのは教育現場であることは間違いあるまい。
(略)
結果的に数値目標が盛り込まれなかったことで、文科省は毎年の予算確保に苦心することになろう。緊縮財政の下では、予算獲得は容易ではあるまい。教育現場の実態を踏まえた上で主張の根拠を強め、説得力ある議論を深めることが必要ではないか。「教育立国」宣言をお題目で終わらせてはなるまい。
読売の報道は懸念の表明もなく淡々としたものなのでお持ち帰り略で、リンクのみ『
「教育振興基本計画」を閣議決定、道徳教育推進を明記』。
実に「らしい」報道をしたのがMSN産経2008.7.1 10:54『
教育振興基本計画を閣議決定 数値目標盛り込まれず (魚拓は無し)』から一部のみ
道徳教育推進の教材について国庫補助制度の導入を検討するほか、伝統・文化や武道、宗教教養教育の推進を図ることなどが明記された。
さすが、独創的である。この二社は、道徳教育の路線が盛り込まれたことが最大の注目点らしい。
脱力したので、今回出た他の報道とか、ストックしていた情報とかを、以降で軽くリンク貼りなど;
・信濃毎日新聞7月2日付社説『
教育基本計画 実現の道筋が見えない』
・2008年7月2日(水)「しんぶん赤旗」『
無制限な教育介入に道 石井副委員長 教育基本計画で談話』
・京都新聞(共同通信)2008年6月12日(木)『
支援怠れば「教育亡国」 高等教育投資拡大求め声明』
高等教育への支援を怠れば、日本は「教育亡国」の道を歩むことになる−。慶応大の安西祐一郎塾長ら中教審委員の4人が12日の会合で、教育振興基本計画の策定を進める政府に、大学や大学院など高等教育への財政支出拡大を訴える緊急声明を発表した。(略) 声明は「高等教育のグローバル化で人材の獲得競争が激化している」と指摘。世界最高水準の教育研究環境を整備して優秀な学生を引きつけ、教育の成果や質を向上させるためには、政府による教育投資の数値目標設定や財政支出の強化は重要と主張している。
・
社団法人 国立大学協会2008年6月19日『
教育振興基本計画策定に向けた緊急アピール(リンク先はPDF)』
1、 政府は、教育振興基本計画に明確な資金投入の目標額を盛り込み、速やか
に高等教育への公財政支出をGDP比0.5%からOECD平均の1.0%を上回る規模へ拡充すること。
2、 政府は、公財政支出の拡充に加え、民間・個人から大学への資金調達を促すための抜本的な税制改正を行うこと。
なお、緊急アピールには、こんなグラフが付いていた。

ご本家;
文部科学省・教育振興基本計画(概要や本文へのリンク)
なお、この本文は、例えば教育基本法改定に反対の意思を持った方は、一通り、読んだ方がいいのではないかと、ちょっと思った。どうも、微妙な表現が多々あるようだ。
例えば、本文の26ページ目にこんな一節があった。
(4)教育委員会の機能を強化するとともに,学校の組織運営体制を確立する
改正教育基本法第16条第1項において,教育は,不当な支配に服することなく,この法律及び他の法律の定めるところにより行われるべきものであり,教育行政は,国と地方公共団体との適切な役割分担及び相互の協力の下,公正かつ適正に行われなければならないことが明確化された。各地方公共団体における教育行政については,この趣旨にのっとり,合議制の執行機関である教育委員会と,その構成員である教育委員が,自らの責任を十分に果たし,住民の期待に応えつつ,公正かつ適正に行われることが必要である。
このため,地方の自主性や自立性を尊重し,適切な役割分担を踏まえつつ,教育委員会の機能の強化と,学校の組織運営体制の確立に向けた積極的な取組を促す。
以下、メモ。
6月6日に衆参両院で
全会一致で採択された「アイヌ民族を先住民族とすることを求める決議」と、採択直後に政府の公式見解として公表された
『アイヌ民族について』の官房長官談話をふまえた措置として、30日に「アイヌ政策のあり方に関する有識者懇談会」の委員が決定されたそうで、7月1日午前中の記者会見にて、町村官房長官がメンバーを正式発表した、との報道がでた。
政府側が当事者であるアイヌ民族を懇談会に入れたがらなかった件については、道ウタリ協会が粘り強く働きかけた結果、アイヌ民族代表として道ウタリ協会の加藤忠理事長が入ることになったようだ。結局、委員数は8名で、これは、1995年に当時の五十嵐広三官房長官が委員7人で設けた有識者懇を基準に、アイヌ民族代表を加えた数なのだと報じられている。1995年以上の措置が必要のはずなのに、なぜ前例にならうのか、どうもよく解らない。
有識者懇は官房長官の私的懇談会の位置付けであり、初会合は8月上旬予定(北海道新聞の早朝の報道では7月となっていたが、それ以外の報道は8月上旬で一致)。『懇談会はアイヌ民族の権利や地位向上を議題とし』、議論内容としては
《1》アイヌの生活状況や差別などの実態調査
《2》従来の政策の評価
《3》諸外国の先住民族政策の整理
があげられており、報道によっては『先住民族と認定する対象者や先住権の内容などの具体論』もあげられている。1年後をめどに新たなアイヌ政策の提言をまとめる、のだそうだ。
また、内閣官房に「アイヌ政策推進室」が新設されるそうで、これは懇談会の補佐機関であり、内閣府の審議官級を室長に職員八人前後の体制と報じられている。
メンバーは、以下の通り。
どうやら、当ブログにはMacがらみのキーワード検索で辿り着いてこられるお客様が結構いらっしゃるようで、その場合のよくある検索フレーズが「mac 調子悪い」なんかだと、思わずいきなり仲間意識が湧いてしまう(笑)。
そして、最近よくお見えになるキーワードが「mac os x 10.5 キヤノン」だったりするので、お互い苦労するよねと、内心つぶやいてしまう。
…なんて書き出しのエントリを上げると、さらに、その検索フレーズに引っかかってしまうような気がするが。
そんな、Macがらみの検索フレーズでも、すごく気になるキーワードの組み合わせが「mac web共有 forbidden」。
これで引っかかるエントリは、
2007/03/10付の、失敗談付き作業記録記事だろう。稚拙な事をやっているのだが、ちゃんとした解説のついたWWWページにリンクも貼ったし、私がなぜ引っかかったのかも書いておいたから、辿り着いた人達には、それなりに役立てていただけたんじゃないか、と思う。
しかし、その約1年後、2008/03/17に上げたエントリに書いたように、先代MacBookのあまりの調子の悪さに切れて、
豹憑きOS 10.5がインストールされたMacBookに買い換えて以来、実は困っていた。
LocalでCGIが動かない…(^^;
403 forbiddenで。そして、こんなフレーズ検索経由のお客様も、その頃からか明らかに目につきだした。
「mac osx10.5 cgi web共有 forbidden」、あるいは、os10.5なりleopardを含んだ、この種のキーワードの組み合わせ。
…そこはかとなく心苦しい(^^;
どうしよう…
と思ったって、このところ、そっちの作業をする余裕もなかったので仕方なかったんだが。
押し寄せていた仕事が一区切り付いて、頂き物やら拾いもののCGIをLocalで動かして作業しなくちゃいけなくなったから、ようやく取りかかることができた。
まず、自分で以前あげた
2007/03/10付の作業記録エントリをおさらいする。
しかし、いきなりこけた。
最初に、
/etc/httpd/httpd.conf
を探さないといけないのに、httpdのディレクトリが見当たらない(冷汗
困って、etcディレクトリ内を見渡す。
すると、apache2 の文字が目に入った。なんとなく怪しいので、中を覗く。
…httpd.confがあった。
………って、以前、設定した時とエライ様子が変わっている(^^;
どうも、leopardになってから、いろいろと変わったらしいという事に、ようやく気がつく
(遅いよ)。今度のhttpd.confの中に書いてある事も、ずいぶん、前と違う。
前と同じ要領では手も足も出そうにない。
という訳で、その辺をキーワードに検索して探し出した情報がこちら。
・『
blogSetomits』さんの2007年12月4日付記事で『
Web 共有 on Leopard』
・『
佐藤伸吾(akio0911)のデジタルライフハック』さんの2007年12月27日付記事で『
[Apache]LeopardでCGIが動かない問題について』
・『
sbs_tsの日記』さんの2007年12月23日付記事で『
Mac OS X 10.5 ( Leopard ) でCGIを使用する』
三つもあげてしまったが、上記の一つに絞ってその通りにやればいいのだ、と思う(多分)。
『
blogSetomits』さんの方法は、複数の人で一台のleopardが走っているMacでCGIを扱う場合にはいいのかも、と思うが、一人で一台占有している場合には別の方法でいいのでは、と思う。結局採用しなかった方法だけど、後で見るかもしれないから、私の都合で(笑)URL保存の意味でリンクを貼ってしまう。
『
akio0911』さんの方法も、たぶんやっている事は後の『
sbs_tsの日記』さんと同じなんだと思うけど、cgiは専用のディレクトリに入れているような。こちらも、後で見るかもしれないから、これまたURLを保存。
結局、私がやった方法は『
sbs_tsの日記』さんが公開してくださっていた方法。
以前と違ってhttpd.confは何も書き換えず、User.confの記述を変更するだけ。
User.confは、
/etc/apache2/users/
にあるので、ホームにコピーしてエディタで記述を変更し、記述変更済みのUser.confを元のディレクトリに戻す。
そして、Web共有を一旦オフにして、オンにする。
…以前は、ここまででUserディレクトリのCGIが動いた。
なので、ここでブラウザからUserディレクトリのCGIを呼び出してみると。。。
例の
403 forbidden(^^;
思わず蒼ざめた。
しかし『
sbs_tsの日記』さんの作業手順の説明には続きがあった。
ファイルやディレクトリのパーミッションを変更?
前は、そんなのしなかったけど…と思いながら、CGIファイルそのものは設定してあったはずだし、と、Userディレクトリのパーミッションを「chmod 707 [ディレクトリ名]」で設定して、再度、ブラウザからUserディレクトリのCGIを呼び出してみる。
…動いた(パチパチパチパチ…(^^;)。
という訳で、なんとか解決したのだった。
我ながら、毎回、要領の悪い事だ。
…雪豹になったら、また、いろいろと変わるのかなぁ(不安)。
去年の9月頃以来、ちょくちょくスコーンを焼いているが、どうしたことかドライフルーツやチョコチップが入ったパターンのスコーンを作ろうという気にはならない。
バターを発酵バターに置き換えたり、小麦粉を全粒粉かセモリナに置き換えたり、卵入りのレシピを試したり、程度。
セモリナ粉入り。黄色く仕上がる。 それでも、スコーンという食べ物がすっかり気に入っている、そんなある日。とある通販を利用した某ショップが送ってきたあるメールを見ていて、気になるセンテンスが目に止まった。
『
ゆっくり発酵スコーンとざっくりビスコッティ』
…この場合、なぜかビスコッティの文字は目に入らない。
つい買ってしまった(^^;
購入記念撮影
ついもう一枚(^^; レシピをご希望の方は書籍をご購入いただくとして。
このレシピは、ベーキングパウダーを使わず、ほんの少しのイーストを入れる。
その生地を冷蔵庫に保存し、保存中にゆっくり発酵させる。食べ頃になるのは、約八時間後から。その後は五日後ぐらいまで冷蔵庫に入れたままでOKで、食べるときに焼けばいいと言うもの。型では抜かず、四角く、切りっぱなしで焼く。
そして、発酵が浅い目から、発酵が進んだ状態まで、それぞれ味が熟成して変化していくというので、早速作ってみた。
…しかし。
このレシピだと、これまで作っていたレシピよりバターがほぼ倍ぐらいも入る(^^;
そのあたりを気にしながらも、とりあえずはレシピ通りに生地をつくり冷蔵庫へ。約八時間後、焼いてみて食べると。。。
美味しいことは美味しいんだけど、すごくバターの味が際だつ。思わず、その場で、バターを普段の量に近づけた量で、イースト入り生地を仕込んでしまった。
そして二日目。昨日ほどバターの味は際だたない。じんわりした旨味がある。
三日目。さらにこなれた感じで、旨味がさらに増した感じ。
四日目。これまでで一番美味しい。バターが馴染んだ感じがあり、味はデニッシュに似ているか。表面はさっくりしているが。
四日目に焼いた発酵スコーン。腕が悪いのもあるだろうが、ベーキングパウダーのスコーンほどはふくらまない。五日目。だいたい四日目と同じ味。
なお、バターを控えて仕込んでみたもの。
焼きムラが多いのは、オーブントースター使用だから(と言い訳)
ただでさえ層ができにくいのに、バターを控えると余計に層ができない(^^;ちょっと硬い目のパン見たくなってしまった。
レシピを改善すべきか、あきらめてバターたっぷりの発酵スコーンを作るべきか。
………両方作ろう(^^;
という訳で、発酵スコーンが、ベーキングパウダースコーンより美味しい気がして、すっかり気に入ってしまったのだった。
ちなみに、こういうお楽しみをしていると。
視線が痛いのだった(^^;
あげないよ^^
「アイヌ民族を先住民族とすることを求める決議」が衆参国会で採択されたことを報じた
中央日報日本語版の2008.06.08付記事には、2007年9月に国連総会で採択された「先住民族の権利に関する宣言」に関して、以下の説明があった。
(「先住民族の権利に関する宣言」は)先住民にすべての人権と基本的自由を保障する。また、同意なしに没収された土地と資源は返還し、固有文化の維持・復興、民族自決権を保障する、となっている。
日本は「民族自決権が国家からの独立を意味するわけではない」という点を強調しながら賛成した。米国・カナダ・オーストラリア・ニュージーランドなど4カ国は国内法と合わないという理由で反対した。
反対した4ヶ国のうち、
オーストラリアは2008年の2月にラッド首相によるアボリジニへの公式謝罪がおこなわれており、
カナダでは1998年に曖昧な、
今月12日には正式な政府による公式な謝罪がおこなわれている。
アメリカの場合は、公式謝罪は行っていないが、土地の賠償は行ったらしい。
そして。
さっき、こんな報道がでているのを見つけた。
asahi.com 2008年6月26日1時32分付の『
NZ政府、先住民に土地返還 英国人の奪った森林』と、U.S. FrontLine News 2008年06月25日 13:25米国東部時間付の『
先住民に327億円の補償 NZ政府、過去最高』。
さらに探して見つけた『
和訳練習帳』さんによる2008年06月25日付記事『
BBC ニュージーランドがマオリ族と歴史的な土地の交渉に署名』もあわせて話をまとめると、
マオリ族の人達は1980年代から、英国領となった1840年以降に入植者に取り上げられたり、不当に買いたたかれたりした土地の返還を求める交渉を、政府に対して続けていたそうだ。そしてこの度、北島中央部にある森林地帯;約17万6千ヘクタールの所有権が、マオリ族の約10万人ほどの人からなる7部族に返還される合意が成立し、25日に議会で調印したという。さらに、過去20年間の借地料として2億2300万ニュージーランドドル(約180億円)も支払われるそうだ(U.S. FrontLineによると、あわせて総額4億2千ニュージーランドドル、日本円だと約327億円相当)。
英国政府とマオリの間では1840年に、主権を英国に渡す代わりにマオリの土地権利保護を約束するワイタンギ条約というのが調印されており、この度のはそれに基づく措置と報じられている。条約を無視する土地の取り上げ等が相次いだために、マオリからの請求が相次ぎ、NZ政府は1990年代以降、過去の不正な土地没収を認め、たびたび補償を支払っては来たそうだが、今回の補償額は過去最高だという。
返還される森林は、年間、約1300万NZドルの収益がある大規模な商業用の松の植林地で、所有権を得たマオリ7部族は共同で土地を管理するという。そして、それを部族の、特に若い世代に恒久的で持続的な経済力をもたらすために運営したい、とマオリの指導者の一人は語ったそうだ。
ニュージーランド人口約420万人の約15%を占めるマオリ族は国内の最貧層であり、他のニュージーランド人より失業率は高く、健康状態や教育、居住条件に恵まれていない、とBBCは報じたそうだ。
ヘレン・クラーク、ニュージーランド首相は
"It's a historic journey we are on," Prime Minister Helen Clark said. "We came into politics to address injustice and seek reconciliation. Thank you for walking that road with us on this historic day," she added, according to AP news agency.
「これは、我々が続けている歴史的な歩みの一つだ。我々は、不正義を正して和解を求める政策に入った。この歴史的な日に、和解の道を我々と共に歩んでくれたことに感謝します。」(AP電由来のBBC原文から勝手訳)
と述べたという。
ニュージーランド政府は「先住民族の権利に関する宣言」に反対しても、一貫して先住民族との和解の道を模索し、この度さらに大きな一歩を踏み出した訳だ。
ちなみに、日本の場合。
アイヌ民族に関する国会決議を受け、政府がアイヌ民族を先住民族と認識している見解を示したのにもかかわらず。
そのための「有識者懇談会」を設置する事が決まっても、当事者のアイヌ民族の皆様を懇談会に入れる入れないで駆け引きが始まる始末。
政府が警戒するのは、先住民族認定が国連宣言に盛り込まれた土地や資源、自治など46項目に及ぶ権利要求につながることだ。町村信孝官房長官は6日の記者会見で「ウタリ協会の方は国会の議席がほしいとか、土地をどうかしてくれとか、そんなことまで要求していないと聞いている」とけん制してみせた。
という。
(以上の引用は、毎日新聞2008年6月7日付『アイヌ国会決議:懇談会参加めぐり、駆け引き』から) また、あるいは、
国連は昨年の総会で「先住民族の権利に関する宣言」を採択した。日本政府はここでも、先住民族の集団的権利や財産権を事実上認めないという条件付きで採択に賛成した。
先住民族と認定すれば、政治的自決権、土地・資源の返還や、それに代わる補償措置など多くの問題と向き合わねばならないからだろう。
一方、アイヌの人たちは長い差別の影響で、所得水準や進学率などが低いという現実を抱えている。アイヌ民族に対する政府のかたくなな姿勢が、生活向上につながる施策づくりにもブレーキをかけている。
という。
(以上の引用は、北海道新聞2008年5月25日付『先住民族決議 次は政府が応える番だ』から)もしかして、あらかじめ条約を結んでないから、なんて主張するのだろうか?
大変なのは確かであっても、ニュージーランド・カナダ・オーストラリアの前例をふまえ、国際社会は見守っているだろう。…日本政府は、アイヌ民族に対し公式謝罪もしていない。
ニュースタイトルをチェックしていると、『
老齢加算廃止は合憲 生存権訴訟で東京地裁』や、これ関連のニュースが目に飛び込んできた。大変に気になるし心配ではあるのだが、現時点の私には背景にある情報が解らない上に、本業が立て込んでいて自力で調べてみるのもままならいので、とてもじゃないがエントリで取り上げられない。思わず、このエントリを師匠にトラックバックしたりして
(そして、こう書いておいて、心当たりの人が教えてくれると嬉しいという目論見もあったり)。
そんなこんなで、いろいろと気ぜわしく、うっかりすると妙なものをネット通販で買ってしまうような困った精神状態なので
(また何かやったらしい)、これはいっそ、毒を以て毒を制す方針が有効かも、と思ってMSN産経を読みに行く。
もっとも毒気の強いのは、やはり、『
正論』だろう。
最新の2008.6.26付、「ノンフィクション作家」上坂冬子氏による『
漁船隠蔽また無視された外務省』
…冒頭の「ヒエッ」で、思わず頭が拒否してしまい、読むのを中止した。
バックナンバーの2008.6.24付、なぜかタイトルが執筆者名そのもので『
ノンフィクション作家(ドイツ在住) クライン孝子』
…冒頭の『「日本」の溶解』で、これまた読むのを中止してしまった。
我ながら、しみじみ我が儘ではあるが、つっこみの意欲に駆られる記事がない。
毒気に当たりに行くのは中止して、和み系に切り替えて「
毎日動物園」でも見に行こうかと思った時、ふと、まだ開いていたMSN産経のウィンドウで気になる文字列が目に飛び込んできた。
「
アニマル大集合」
いくら産経でも、こっち路線なら外しようがあるまい。
クリックしてみた。
岩波訴訟の控訴審が25日午後に大阪高裁で始まるそうだ。
沖縄タイムス2008年6月25日(水) 夕刊 5面、 『
史実確定へ全国で動き/「集団自決」控訴審開始』によると、
(略)
県内外の歴史研究者や被告支援者たちは「高裁で真実を決定づけてほしい」と期待を込めた。
(略)
沖縄戦研究で知られる琉球大学の高嶋伸欣名誉教授は「裁判官がまっとうなら、結論はひっくり返りようがない。むしろ高裁が司法の独立を守れるかがポイントであり、法廷審議をチェックしていきたい」という。
一方で、「原告らが裁判を続けるおかげで、この問題への全国的な関心を維持できる。沖縄の人たちはそのぐらいのたくましさで見守ってもいい」とも語った。
(以上、および以降、強調等は引用者による)…ということなので、関心をもってますよーと示すためにエントリを上げた次第。
ちなみに、2008年6月15日付琉球新報の 『
牛島司令官、千早隊に「遊撃戦」命令 米国で「訓令」発見』によると、
旧日本軍の沖縄守備隊第32軍の牛島満司令官が、沖縄戦終結直前、鉄血勤皇隊の情報宣伝隊(千早隊)の隊長に、組織的戦闘終了後も奇襲などをする「遊撃戦」により戦闘を続けるよう命令する「訓令」の文書がこのほど、米国国立公文書館で見つかった。(略)大田平和総合研究所主宰の大田昌秀氏が発見した。当時、千早隊隊長が隊員に対し同様の命令をしており、大田氏は「現場の隊長の一存で命令が出たのではなく、軍隊の縦の関係の中で命令が出たことを示す貴重な資料」と話している。(後略)
とのこと。一審時点にはなかった資料まで出てきたようだ。
こちらもついでに。
沖縄タイムス2008年6月11日(水) 夕刊 5面 、の 『
警官が偵察活動従事/沖縄戦下の本島北部』によると、
沖縄戦で日本軍がゲリラ戦を展開した本島北部で、軍に協力した警察官たちの行動を記した日誌の英訳資料を、関東学院大学の林博史教授が米国立公文書館で見つけた。警察官が偵察活動や米軍への破壊活動に従事したほか、住民への宣伝活動を行ったことも記されており、警察官が軍と住民の間を行き来して秘密戦を支えていた構図が浮かび上がった。
(略)
林教授は「現場の警察官たちは要綱を忠実に実行し、軍の手が回らない部分を埋め合わせていたことがうかがえる。秘密戦の一端を具体的に記録した貴重な資料であると同時に、根こそぎ動員で秘密戦を継続しようとした日本軍の実態をよく表している」と話している。
そう、大きな物語の共有によって、「根こそぎ動員」の意識を当時の国民全てに徹底していた時代だったはずだ。その時代に生きていた人達は、まだたくさんいるはずなのにどうして忘れられるんだろう?
…で、岩波訴訟係争中を理由の一つにしていた教科書検定は、どーなったんでしょーか???
(知ってるけどね)