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自衛隊関係人材リスト(2010年暫定版) 

(リスト追加有り、最終@12/05 16:00)

 ご本人のメルマガによると、かの池田整治氏は2010年12月1日付で定年退官されたそうである。そして、ちょうど実はネタの宝庫、日本ビジネスプレスですごい記事を見かけたついでに、自衛隊の主にOBで目を惹く人材をまとめてメモっておこうと考えた。別のどこかで見かけた時に、嗚呼あの人かorzと納得する役に立つだろう。

 以下、登場順は大まかな注目順なだけで、それ以上の深い意味はない。


田母神俊男氏
 2007年5月に、「クラスター爆弾禁止リマ会議」会期中日本国民が被害を受けようが、国土が占領されないためにクラスター爆弾を海岸線に設置して敵の上陸を防ぐべきという発言をし、2008年4月には空自の准曹士先任制度スタートの集会で「東京裁判やいわゆる南京大虐殺にも触れながら戦後教育の危うさを指摘」して自爆史観全開の挨拶をし、同じく2008年4月に名古屋高裁から航空自衛隊のイラク空輸活動を違憲とした判決が出た際には「そんなの関係ねえ」と発言した、シビリアンコントロールの意味を知っているのか問い詰めたくなる人物。
 2008年10月に「アパグループ」の第1回「真の近現代史観」懸賞論文で、「日本は侵略国家であったのか」の作文にて最優秀賞受賞。「コミンテルンの陰謀」他、自爆史観と陰謀論が満載の文章は『田母神・前航空幕僚長問題についての歴史家有志の見解』から「コミンテルン陰謀説は冷戦時代のアメリカでつくられたものだが、何の根拠もない」を含む批判が寄せられるなど、自衛隊の人材の豊富さに注目を浴びさせるきっかけとなった。

 1971年に防衛大学校卒業(15期、電気工学専攻)、1993年12月に第3航空団基地業務群司令、2002年12月に統合幕僚学校長、2004年8月に航空総隊司令官、2007年3月に第29代航空幕僚長等歴任(以上の経歴はWikiの田母神俊男氏の項より))


池田整治氏
 当ブログにて、
自衛官の人材は幅広く奥深い、ようだ [2010/01/18]
小平学校で幹部養成にたずさわる現役一等陸佐によるSPA!記事、背景の収集 [2010/01/20]
現役一等陸佐による著書「マインドコントロール」の反響、いろいろ [2010/02/07]
日本の防衛にとりわけ不安を感じる今日この頃 [2010/02/08]
ワクチン陰謀論が合流 [2010/09/10]
それは多分「真実」ではない可能性が非常に高い(その1) [2010/09/26]
それは多分「真実」ではない可能性が非常に高い(その2) [2010/09/27]
それは多分「真実」ではない可能性が非常に高い(その3) [2010/09/29]
 と取り上げた、自衛隊屈指のネタ系人材。

 小平学校にて人事行政に携わる幹部等の養成にあたっているそうだが、年間800名に対し「百匹目の猿現象」「波動の法則」「O-リング」等」を学ばせているとか。池田氏の芸域は広く、ホメオパシーからワクチン陰謀論、フォトンベルトに次元上昇に、「闇の世界組織」と言い出したり「オウムの後ろには創価学会が」と言い出すこともあり「ルシファー悪魔教による世界支配化」という話も出てくる。アインシュタインの予言もお好きなようである。船井幸雄氏と仲良し。

 陰謀論とかトンデモがなんでもあるので目をくらまされがちであるが、著書「マインドコントロール」には、「有色人種代表だった日本が白人国家の恨みを買ったいきさつ」「ルーズベルト政府内には300名もの共産主義シンパがいた」「戦争犯罪情報プログラムに基づく占領政策」「自虐史観を全国民の脳へと徹底的に刷り込み続けた」「太平洋戦争はアメリカが日本を倒して中国に進出するための戦争」「戦犯の捏造は日本を弱体化した上で居座るための「口実」」と行った目次が並ぶことから、立派な自爆史観をおもちであろうと考えられる。

 防衛大学校国際関係論卒業。陸上自衛隊1佐、小平学校人事教育部長。空手道7段、全日本実業団空手道連盟理事長。


林直人氏
 「現状の陸上自衛隊予算の4%程度の教育訓練経費では、幹部の頭の運動とも言える指揮所訓練や大隊程度以下の実動訓練を行うのがせいぜいであり、本来やるべきことの多くを犠牲にしているのが現状である」と懸念を述べられるのはともかく、

 しかし、少なくとも子ども手当に準備できた3兆円を考えれば、今後防衛予算を増加させ、対GDP 比1%の枠から将来的には2%さらには3%程度に引き上げて、外交の有効な手段として運用できる組織を維持すべきだと思う。

と、「自衛隊をガラパゴス化させるな、国が滅びる! 国を守れずに何のための子ども手当てなのか」と題した記事になっているのは謎。しかも、記事の結びが「後に続く青年が育つ環境を維持せよ」と見出しに挙げて

 この美しい我が国を守り、また我が国の国益のために自らの命を懸ける青年がいることを誇りに思い、彼らが十分に任務を達成できる環境を与え、彼らの活動に感謝し、彼らに充実感を感じてもらう努力を国民が、そして国家が行う。

 このことにより後に続く青年が育つ自国を維持することが、今我が国の国民に求められているのではないだろうか。

 …子ども手当を削って、その結論???

 1971年に防衛大学(土木工学専攻)卒業、95年に陸上幕僚監部防衛部運用課長、中略して、2004年に陸上幕僚副長、2005年に西部方面総監、2007年に退官し日本生命顧問。


山本隆之氏
 元寇に「日本の安全保障」を学ぶとか。

 一方、日本軍は国民の希望と期待の下、「弓矢の道」の武士道をもって戦闘に望み、その士気・団結は極めて高かった。両軍を比較した場合、総合的には日本に有利であり、戦闘が長期化した場合においては、ますます日本に有利になったと推察される。

●暴風雨と本役の勝敗:総合的に判断すると、20日の夜の作戦会議において撤退が決定され、敗走の途についてから暴風雨により大損害を受けたと推察される。日本軍は、たった1日の戦闘で遠征軍の侵攻企図を破砕したのである。

 また、たとえ元・高麗軍が撤退せず日本の領土にとどまり日本軍に決戦を強いたとしても、元・高麗軍はいずれ殱滅されたと推察される。


●いわゆる「神風」と本役の勝敗:遠征軍が前役における暴風雨の教訓を生かせない一方、日本国民は暴風雨を「神風」とし、また前役以降、神仏祈願および禅宗への武士の帰依者が急増し、自らの防衛意識を「神国」日本の防人であるとの意識まで昇華し、精神的な強さを持つに至ったと考えられる。

 日本軍はほとんどの点で優越しており、たとえ「神風」が吹かなくても、日本軍が勝利を収めていたと確信するものである。


 そもそも元寇に学ぶのってどうよという気がしきりとするのはともかく、精神論に走るのもどうよ、と。史実的な内容も(自信をもってツッコミを入れられないのだが)なんかいろいろと違う様な気がする。。。Wallersteinさんからご意見を伺いたいところ。

 1971年に防衛大学校を卒業、81年に米空軍総合大学指揮幕僚大学を卒業、西部航空方面隊司令部副司令官、航空支援集団司令部幕僚長を経て、2004年に航空教育集団司令部幕僚長(空将補)にて退官。


山下輝男氏
 以下の引用に先立つ記事では尖閣問題に言及し、それに続くこの記事では「1. 新たな領土問題の惹起」と見出しを付け、「悪夢2題」と小見出しを付けてこう来る。

 以下の夢2題は、近未来における我が国のある地方での出来事である。

(1)ある地方議会

 某県のある市議会で、国家の安全保障の根幹を否定する決議が相次いでなされた。ついには、当該自治体の独立を目指すべきとの某国系住民の請願を受け入れ、独立を宣言し、独立を応援する外国特殊部隊が潜入、当該自治体内で活動を開始、独立反対派の粛清を始めた。

 日本国政府が手をこまぬいている間に、この動きが当該市を含む地方の多くの地方自治体に波及し、それらの各自治体が連携して日本国内に独立国らしきものを形成した。慌てた政府は自衛隊を派遣したものの、外国軍隊の介入を恐れて傍観せざるを得なかった。

(2)ある離島

 某国系観光客が増大し、当初は観光客の増加に潤った島であったが次第に治安が悪化し、住民が安寧を求めて逃げ出し始めた。その後に不法にも某国から住民が移住してきて、自治政府的なものを組織し、次第に独立国的様相を呈してきた。

 また、ある島には、得体の知れない、明らかに日本語ではない言語を話す人々が住み着き、次第にその人口が増加し、さらにはその近隣の島々にも不法住民の移住が始まった。

 政府は警察部隊を派遣して説得に努めたが、彼らは応じないばかりか外国製らしき武器で武装すら始めており、とても手がつけられない状況になりつつある。実は組織的な武装勢力が隠密裏に潜入していたのである。


 そして、「悪夢を正夢にしないために」と小見出しを付けてこう続く。

(1)外国人地方参政権付与の問題(国家安全保障上の観点からの議論を!)
(中略)
 組織化された永住外国人が政治目的達成のための活動を開始したらと考えると、戦慄を覚える。ある人は、国内に異質の圧力集団が出来上がる可能性があると警鐘を鳴らしている。


 夢だの悪夢だのと書いておけば問題がなくなるものではない。陰謀論脳からの産物をてらいもなく公表できる神経の持ち主であると衆目に晒しているのだから。第一生命が心配だ。

 1969年に防衛大学校機械工学科卒業、陸上自衛隊入隊、陸将補で練馬駐屯地司令等の後に富士学校副校長、2001年には陸将で第5師団長。2004年に退官して、第一生命保険・防衛省総括顧問。


佐田重夫氏
 「歴史の検証なしにただ謝って何が未来志向なんだ」と見出しを付けて、

 歴史の真実に対し冷静に目を向け、慎重に評価したうえで事実に基づき自国の立場を毅然として主張することこそが、長い目で見ればお互いの立場を尊重することであり、信頼関係を生みだすのだと思う。


 だそうなのだが。。。「生物の一員である人間も弱肉強食が自然な姿」なる話を経て、「日本人に刷り込まれた誤った戦争史観」なる一節が登場する。

 敗戦ショックの中で行われた戦勝国による極東軍事裁判とGHQによる占領政策で、すべては日本(特に軍部)の侵略によるものであるという日本の懲らしめとして仕組まれた戦争史観を植え付けられ、日本人が元来持っている特質と相まって、日本は悪いことをした、戦争は悪だ、二度と戦争をしてはならない、軍隊はいらないとの意識(感情)が表面化したのではないか。

 もちろんこの動きを扇動した思想家や活動家の影響も大きい。


 信頼関係を生み出せなくしてる要因は何だという議論がまず先決かもしれない。議論が成立しないような気がするが。
 んで、それやこれやで「戦後が」的な話が展開する。

 次に戦後の変化という点で注目すべきことは、最近特にひどくなった日本人の心の荒廃と異常な行動である。

 年代層に無関係なモラルの低下、依然と続く3万人を超す自殺者、信じられない殺人・虐待事件の発生である。

 外敵から守られ餌を十分与えられる動物は子孫を残すことも怠るようになると言われるが、そのような動物が自然界に放たれたら、餌を獲ることも侵入する敵を排除することもできないであろう。怠けと退化の始まりであり、その先には滅びが待っている。

 戦後、平和と繁栄を経験した日本人、先人たちが長い時間をかけて育んできた社会や文化・伝統を継承することを怠り、自分ひとりが頑張った結果だと言わんばかりに豊かな生活を楽しんできた。この先は日本人も自然の摂理に従うことになるのだろうか。

 心の荒廃やモラルの崩壊はもう始まっているのである。最近の事件がそれを物語っている。


 「最近の事件」だけが凄惨な訳ではなく、戦前もたいがいとはこの手の人達の目には止まらない。
 1971年防衛大学校卒業(第15期)、陸上自衛隊入隊、94年に第3普通科連隊長兼名寄駐屯地司令など、2002年第6師団副師団長兼ねて神町駐屯地司令、2005年退官。


森清勇氏
 見出しの「歴史の改竄は中国の国家体質」で心の準備をしても追っつかない内容は、最近でこそ立ち回り先では見なくなったが、数年前にはApemanさんのブログエントリやコメント欄でよく見たパターンとでも表現できようか。

 歴史の改竄は中国が生き延びていくための手段であり、長年にわたって人民の遺伝子に刷り込まれ、国家体質として沁み込んだものである。

 今から73年前(1937年に日華事変が勃発)に起きた南京大虐殺と称される事案がある。各種の検証から、中国が言う30万人はおろか、数万人も戦時国際法に違反して殺していないことがハッキリしてきている。

 歴史的事実は、中国便衣兵の無法・無謀な行動に困り果てていた南京市民が、規律正しい日本軍の南京入城を心待ちにしていたということである。

 事実、ニコニコしながら日本軍を受け入れている写真や、談笑している写真、さらには屋外で悠々と日本人が散髪してやっている写真もある。緊迫した状況下にある南京の風景ではない。

 日本軍による南京攻略に際し、十数人の外国人と共同で南京安全区国際委員会を組織し委員長になったジョン・ラーべの『ラーベ日記』(邦題『南京の真実』)を見ても、目撃した虐殺などほとんど書かれていないし、いくつかの事件を聞き書きしているだけである。

 当時は市民自体が20万人そこそこで、そもそも30万人を虐殺できるはずがない。

 また虐殺の方法・手段が日本人には思いもつかない、中国の歴史書に出てくる野蛮・残忍・獰猛な大陸的方法ばかりである。


 見慣れたパターンだなぁと。

 で、「日本は真実の宝庫」なのだそうな。根拠は何???と思えば。

 天心は日本について「征服されたことのない民族の誇らかな自恃、膨張発展を犠牲として先祖伝来の観念と本能とを守った島国的孤立などが、日本を、アジアの思想と文化を託す真の貯蔵庫たらしめた」と言う。

 日本と中国の対比をこれほど明確にしているものはない。中国には「破壊」の文献と廃墟しかないが、そうした破壊を逃れた諸々が日本に集積され、保管されているというのである。真実は日本に蔵されているというわけである。


 これでは土蜘蛛や熊襲や蝦夷や琉球王朝の立場がない。

 1958年防衛大学校卒業(第6期)、陸上自衛隊入隊、1968年京都大学大学院修士課程終了(核融合専攻)、1975年米国陸軍武器学校幹部上級課程終了、1979年陸上自衛隊幹部学校技術高級課程終了、東北方面武器隊長等を経て、1994年陸将補で退官。現在は星槎大学非常勤講師。
 「日米開戦の真実。やむなく日米開戦に踏み切らせたのは、ほかならぬ外務省である。 外務省は「真珠湾騙し討ち」を仕組み、いまなお国民を騙し続けている。」の『外務省の大罪』著者、『「国を守る」とはどういうことか』の共著者。


佐藤守氏
(コメント欄で情報提供いただき追加
 そういえば後述する「ぼうりょくそうち」発言へのリアクションできっちり、もしかして「ぼうりょくそしき」と聞き間違えたの?的な発言をされている。先の沖縄県知事選では、当選した仲井真弘多氏も普天間基地の県外移設を公約に挙げていた(というか、どっちの候補も県外移設を公約にしていたのだ)にもかかわらず、「選挙結果は日米関係に大きな変化を望まない県民の現実的選択の表れと考える」との謎の発言が報道されていたと教えていただいた。その他、『プロパガンダ映画を「証明」に使ってしまう軍事評論家』とも呼ばれ、2008年の正論「<総力特集>誰も語らぬ田母神問題の本質 「戦後」の呪縛が日本を自壊させる」では『「文民統制」をはき違えた空幕長更迭がもたらす深刻な士気低下』等の主張をされているとのこと。『「文民統制」をはき違えた空幕長』の『更迭』なら何の問題が???と思ったらそうではなく『「文民統制」をはき違えた』『(空幕長)更迭』措置といいたいらしい。
 この方のはてな日記を探してみると、興味深い記述を見かけた。

 つまり、米国は、国際共産主義の「ワナ」に嵌っていたことに気付くのが遅かったのである。日本もそうであった。(中略)

 70年前も、コミンテルンは日中間の戦争拡大を、中国国民党内に潜入させた共産分子に指令し、ついに「盧溝橋事件」で日中開戦に成功した。それでもわが身に危険が迫ることを避けるため、用心深いスターリンは日米間の戦争をけしかけた。そして、あろうことか、近衛政権はその罠にまんまと嵌り、日本政府は、米国政権内に潜入していた共産分子の手による「ハルノート」で、コミンテルンの思いどうりに「日米開戦」に踏み切った。(中略)

 いま、産経抄子が心配するように、日米間の亀裂を喜ぶのは、中国であることは疑う余地は無い。米国下院で問題になっている「従軍慰安婦」問題は、中国工作員の手になる「ハルノート」であろう。それに手を貸しているのが、尾崎秀美・ゾルゲを支援して「日米開戦」に寄与した朝日新聞であるという構造が、まさに70年前の「歴史が繰り返す」事の証明である。


 コミンテルンの陰謀論者を兼ねた軍事評論家だったらしい…。

 毛沢東時代に(略)「文化大革命」というすさまじい文化破壊を継続し、貴重な文化財を始め,多くの若者達を犠牲にした『政争』はよく知られるところだが、世界中のどこの国民も理解できない支那人たちによるこの暴虐無人な破壊行為は、彼らのDNAから来るものだと見て差し支えないであろう。

この、大陸国家独特のDNAは、我々「海洋国家」民族には到底想像できないものであるということを、しっかり認識して「過去の事実」に学び、将来に活かしていく必要があると思う。


 呆れて、どう文章で評価したらいいか解らない。

 「防衛大航空工学科卒(第7期)。航空自衛隊に入隊。戦闘機パイロット(総飛行時間3800時間)。外務省国連局軍縮室に出向。三沢・松島基地司令、南西航空混成団司令(沖縄)。平成9年退官。」とのこと。


佐藤正久氏
(はてなブックマークコメントでご指摘いただき追加)
 「駆けつけ警護」発言で名をはせた「ヒゲの連隊長」

 佐藤氏は、もしオランダ軍が攻撃を受ければ、「情報収集の名目で現場に駆けつけ、あえて巻き込まれる」という状況を作り出すことで、憲法に違反しない形で警護するつもりだったといいます。

「巻き込まれない限りは正当防衛・緊急避難の状況は作れませんから。目の前で苦しんでいる仲間がいる。普通に考えて手をさしのべるべきだという時は(警護 に)行ったと思うんですけどね。その代わり、日本の法律で裁かれるのであれば喜んで裁かれてやろうと」(元イラク先遣隊長 佐藤正久・参院議員)

  ピープルズプラン研究所共同代表・富山大学教員の小倉利丸さんはこの発言の問題点について、次のように述べている。

「日本の法律で裁かれるのであれば喜んで裁かれてやろう」などということを自慢げに語っているのです。法を犯してはならないなんていう感覚はまったくない。確信犯として違法行為をやるということをイラクに派兵されていた自衛官が公然と認めているのです。シビリアンコントロールどころか、法の支配も無視していいのだ、という発想は大変恐ろしいものです」


 最近では例によっての「暴力装置」発言リアクションが「辞任に値する。まさに本音が出た感じだ。左翼思想の官房長官の証左でもある。しかも自衛隊の武力が国民に向かうかのような認識も異常だし、自衛隊と旧軍も同一視している」、その後、修正ととれる発言があったらしいが結局、「国会だからという問題ではない。ことの重大さが分かってない」=小烏丸さん訳「ナイーブな自衛隊員が悲しく思うので、国会外でも「暴力装置」と言うなということだそうです(以上は「政治学・社会学上の用語を使ったら左翼か… - 小烏丸の日記」を参照させていただいています)

 防衛大学校(応用物理)卒、米陸軍指揮幕僚大学卒(カンザス州)、昭和59年に第4普通科連隊(帯広)、平成4年に外務省アジア局出向、平成8年に国連PKOゴラン高原派遣輸送隊初代隊長、その後、東北方面総監部防衛部(仙台)、陸上幕僚監部:広報、訓練班長、イラク先遣隊長、復興業務支援隊初代隊長、第7普通科連隊長兼ねて福知山駐屯地司令を経て平成19年に退官、この年に参議院議員初当選。平成21年に自由民主党国防部会長(以上はご本人のオフィシャルページより)。Wikiには、「前職は陸上自衛隊幹部学校主任教官、職種は化学科」との記述もある。


杉山徹宗氏
 自衛隊出身者ではないが、「陸上自衛隊幹部学校・海上自衛隊幹部学校指揮幕僚課程及び高級課程講師」。専門は国際関係論、比較防衛学、外交史」という。自衛官の教育に携わっている人物なので、リストに採用。著書に「平和宇宙戦艦が世界を変える」というのもあるそうだが「中国4000年の真実―侵略と戦慄」というのもある。アマゾンのカスタマーレビューでは、「普通に中国の歴史を古代から近代にかけて記した本」と書いている人もいるのだが。。。
 内容を言及しているネット情報を集めると。

「誰一人、見たもののない「南京虐殺」」という見出しで以下のように書いている。

 筆者はミネソタ大学やウインスコンシン大学に長くたので、大学図書館で、一九三七年当時の米国・欧州の新聞で大虐殺をつぶさに探したが、欧米の大新聞には何も載っていなかった。


二〇〇〇人の死傷事件でさえ連盟に提訴したほどの中国であるから、三〇万人虐殺などという事件があれば、提訴しないわけがない。それでも提訴していないのであるから、そのような事件は無かったと見るべきである。


 上記の中国人口大激減現象の原因を「中国人の残虐性」に求める一方で、杉山さんは妙なことを口走り始める。「遊牧民体質を持った民族や国家が抗争を行なうとき、異民族に対する処置が凄惨を極める場合が多い」と言い出すのだ(87ページ)。これ自体は「そういうケースもあるだろ?」とい大目に見ることもできるが、この後がひどい。この実例として「モンゴル帝国ジンギス汗による中央アジア諸民族の大虐殺、ロシア帝国による異民族虐殺、ハプスブルグ帝国によるマジャール人やスラブ民族に対する残虐行為、フランス王妃カトリーヌによるサン=バルテルミの大虐殺、英国人・クロムウェルによるアイルランド人大殺戮、スペイン帝国によるインカ帝国の抹殺、アメリカ人による北米インディアン大虐殺など、枚挙にいとまがない」と言い出すのだ!いま太字にした部分はどう見たって「遊牧民」の所業じゃないんじゃないか(特にマジャール人のケースはむしろ彼らの方が「遊牧民」だったと思うが)?その後に「遊牧・狩猟民族」と自分でフォローを入れてるけど、どうも歴史上の虐殺事件を羅列しただけに思えるのだが…。


以下に中国の文革で数千万、天安門事件で数百万人の殺害(そんなに入るのか、あそこに?)、ポル・ポトの200万人殺害(カンボジア人が遊牧民とは初耳だ)、さらにフツ族・ツチ族の対立による虐殺(だからあれって遊牧民か?)、バルカン半島の虐殺事件(おいおい!)などまで「遊牧・狩猟民族の残虐性」として挙げてしまう。この調子じゃ世界中みんな「遊牧・狩猟民族」ってことにされちまいそうな勢いだ。じゃあ日本人はどうだ?と思ったら案の定、「南京虐殺事件は、中国政府による完全な捏造である」ときた。あのねぇ、南京事件以外にもいくらでもあるんだよ、日本人による虐殺事件は。


 元を確認して無くて恐縮だがお腹いっぱいなので堪忍してください陸自と海自の「指揮幕僚課程及び高級課程講師」ですかそうですか。


 田母神氏、池田氏、杉山氏。自衛隊の教育課程に多大な不安を持たざるを得ない。こんな話もあったし。

 航空自衛隊第二術科学校の学校長らが、田母神俊雄空幕長(当時)の方針を受け、東京裁判でA級戦犯として処刑された七人の軍幹部を埋葬している「殉国七士廟(びょう)」(愛知県)を訪問し、今後、同地への研修を進めようとしていることが十六日、分かりました。(中略)

 井上氏が示したのは、同校のある空自浜松基地(静岡県)の新聞「遠州灘」(五月二十日付)。「英霊を訪ねて」という見出しで、「空幕長の歴史教育重視の方針を受け…、学校長以下七名で現地偵察を行いました」と報道。今後、「使命教育」の一環として同地への「現地研修」を予定していると記述しています。(後略)


(2008年12月17日(水)「しんぶん赤旗」
空自が戦犯廟研修   井上氏指摘 田母神氏方針受け』より、強調は引用者による)

…陸自が6人で空自が3人か。。。


おまけ

 一方、30代の男性航空自衛官は「官房長官たる人がいくら撤回したとはいえ思想の中で『暴力装置』だと思っていることが非常に残念。(謝罪をして『実力組織』と)言い換えても思っていることに変わりない」と怒りをあらわにした。

 50代の男性陸上自衛官は「本音の部分ではいろいろと思うところはあるが、制服組なので政治的発言は控えたい」と前置きした上で、「国会で答弁が行われている間も、われわれは山の中に入ったりして訓練をしている。それは何のためかといえば国の平和と安全を守るためだ。命を賭(と)して国を守っている自衛隊員への発言として、いい気持ちはしない」と切り捨てた。


一方、30代の男性航空自衛官は「思想の中で『暴力装置』だと思っていることが非常に残念。(謝罪して『実力組織』と)言い換えても思っていることに変わりない」と怒りをあらわにした。

 陸自に所属する30代の男性自衛官も「社会悪のようなイメージ。まるで自衛隊は存在してはダメだと言いたげだった。一国の官房長官にここまで毛嫌いされているのかと思うと、悲しいし、むなしい」と肩を落とした。

 また、男性の幹部自衛官は「テレビを見ていてア然とした。言葉もない」と絶句した。


 元自衛隊空将で軍事評論家の佐藤守氏も「思わず本音が出たのでしょう。酒席の冗談ならいざ知らず、国会という場で、官房長官の要職にある者のする発言ではない。現役の隊員には最大の侮辱。プライドをズタズタにされた」と言う。

 航空自衛官の30代男性は「やっぱりな、という感じ。でも、思っていても普通は口に出すもんじゃない」と嘆息。30代の幹部陸上自衛官にいたっては「『武力』をかみ砕いた表現として『暴力』と言うことは時々、隊内でもあるので驚かないが、政治家の言い回しとしてはよくない」と仙谷氏をたしなめる始末だ。



 あのね。自衛官の人達は、自分たちの組織に密接な関連のある政治学用語を政治家が使っただけでがっかりしないように、教養をもった方がいいと思うの。


以下、はてなブックマークコメントを参照させていただき、追加
 今回、指揮をする立場の自衛官や、自衛官の教育に携わる人物に注目してリストを作成し、教育を受けた立場であろうとおぼしき匿名の現役自衛官の報道されていた発言若干に言及した。そして、以下、自衛官歴が数年であり尉官クラスで退役した方ではあるが、注目しておきたい方もリスト追加。以下の方たちだけを目にすれば、元自衛官にもいろいろいるよね、なのだが、自衛隊でどういう教育が行われているか解ったもんじゃなく、常日頃指揮官クラスの人達はどんな発言をしているやらと思える材料があると、どう考えていいやら。

惠隆之介氏
 最近では、尖閣ビデオ問題に関連し「海に落ちた海保職員が銛で突かれた」と、石原都知事とは別ルートで聞いたと発言している(リンク先Youtube)。また、つくる会の会員として、歴史教科書に「沖縄集団自決」の軍強制記述復活反対を文科省に申し入れる際に、同席した沖縄県出身&在住の「ジャーナリスト」。

 沖縄戦集団自決をめぐる高校日本史の教科書検定で、軍命令・強制の記述復活に反対する集会が13日夜、都内で開かれた。「教科書検定への政治介入に反対する会」(代表・小田村四郎拓殖大前総長)が主催し、外交評論家の田久保忠衛氏や渡部昇一上智大名誉教授ら約300人が参加した。

 沖縄県在住のジャーナリストの恵隆之助氏は、当時の憲兵が県民の避難誘導作業を行い、「自宅で死ぬのが本望だ」と話す女性に「生きることを考えなさい」と叱責して食事を届けた事例を紹介。「こういう話を教科書で取り上げるべきだ」と熱弁した。


 1978年に防衛大学校管理学専攻コースを卒業(第22期)、海上自衛隊に入隊、海上自衛隊幹部候補生学校、護衛艦隊勤務の後、82年に二等海尉で退官。2010年現在はグロリア・ビジネススクール校長、拓殖大学客員教授。Wikiの惠隆之介氏の項より


竹原信一氏
 阿久根市で、逐次挙げるのが大変なほどいろいろやっている人、市政関係のめちゃくちゃはWikiの竹原信一氏の項が詳細。911陰謀論にはまっているようだし、オルタナティブ通信のめちゃくちゃを鵜呑みにして増幅して発信しているようでもあり、

 私が自衛隊に居た頃、何をやっているのかわからない所として聞いていたのが「陸幕二部別室」という名前だった。当時は「軍隊だから秘密組織があってもおかしくはない」という程度だった。(中略)

 退官後、自衛隊で心理戦の専門教育を受けたという人物から、「自衛隊には戦前から『ある金持ち組織』のためにあらゆる工作をおこなう所がある。」という話を聞いた。その人物の祖父は特別な組織の教官をやっていたという。また、最近では人の前頭葉の一部を破壊して廃人にする方法に変わり、カテーテルを使って脳のごく一部を破壊して人格を変える技術が使われているとも語った。 その後、彼は施設の入所者を虐待したということで警察に逮捕されたという報道があった。 

 報道で国会議員達の発言を聞いたり、市議会議員をしていて実感するのは政治家の間抜けぶりと、役人組織の悪かしこさだ。(略)この馬鹿げた状態が偶然に続いてきたとは考えられない。大きな強い闇の力が働いていると考えるべきだ。日本を動かしてきた極悪秘密組織の正体が姿を現してきている。
私は、例の『ある金持ち組織』は天皇家や吉田、岸、児玉というメンバーを含んでいると考えている


『自衛隊には戦前から』て…(^^;

 父ブッシュの目が爬虫類のそれに変化する。
http://icke.seesaa.net/category/150375-1.html
 イギリス王室やキッシンジャー、ブレア、ロスチャイルドなど世界中の名だたるメンバーに起こりうる目の変化だ。

 次期大統領の可能性が極めて高いヒラリークリントンもこの血を引いているとデービッドアイクは言っている。


 …似たようなことを池田整治氏も言ってたな。

 1983年に防衛大学校卒業(第27期)。航空自衛隊に幹部候補生として入隊するも、1988年に2等空尉で退官。阿久根市議を経て、現在市長。(Wikiの竹原信一氏の項より )
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[ 2010/12/03 18:32 ] 四方山話 | TB(1) | CM(5)

追加希望   No. 7224

> 歴史の改竄は中国が生き延びていくための手段であり、長年にわたって人民の遺伝子に刷り込まれ、国家体質として沁み込んだものである。

こういうこと言う人に限って、新しい王朝が前の王朝の悪行を書き立てた史書の記述は嬉々として鵜呑みにしたりするんですよねぇ。

ところで、自衛隊OBといえばもう一人、防衛大航空工学科卒(第7期)で三沢・松島基地司令、南西航空混成団司令などの経歴がある佐藤守氏もリストアップしていただきたいです。
http://d.hatena.ne.jp/satoumamoru/
最近の発言だとこんなのが報じられています。
http://sankei.jp.msn.com/politics/election/101129/elc1011290007001-n1.htm
当選した仲井真弘多氏も(一応)選挙中は「県外への移設を求める」と主張していたはずなのですが……。
佐藤氏の最近の発言はあまりきちんとフォローしていないのですが、過去には何度かとりあげたことがあります。
http://d.hatena.ne.jp/Apeman/20081201/p3
http://d.hatena.ne.jp/Apeman/20070418/p1
[ 2010/12/03 20:45 ] lrg3p7cc[ 編集 ]

   No. 7226

 ありがとうございます、多分漏れがあるだろうと思いつつ、すでに見つけた面々で胸焼けがしていました。明日にでも追加したいと思います。佐藤守氏は暴力装置発言にも何か仰せでしたが、これまた司令官クラスなんですね。あと、ブコメでご指摘いただいている佐藤正久氏に、惠隆之介氏に、竹原真一竹原信一(こっそり誤字修正)氏も。佐藤正久氏は、前職が陸上自衛隊幹部学校主任教官ですか…。

 どうやら見つけた内では陸自が多いようですが、何か原因があるのでしょうかねぇ。続いて空自。海自は、二等海尉で退官した惠隆之介氏ぐらいのような。
[ 2010/12/04 02:07 ] fYTKg7yE[ 編集 ]

   No. 7227

自衛隊員の皆さんの反応が心配です。
私たち一般人が武装できず、自衛隊が武装を許されているのは、
国家維持やら国民の安全のために必要な「管理された」暴力のはずなのに、
あの程度の台詞で右往左往とか、
そういう覚悟とか信念とかなくて自衛隊員やってるのかとか、
そんなんやったら米国並みに武装の自由を認めてくれた方が、
世の為人の為と思ってしまいました。

[ 2010/12/04 21:10 ] tsh4zB7M[ 編集 ]

   No. 7230

やっぱり陸自は海・空よりもずっと人数が多い、というのはあるんじゃないでしょうか。海・空をあわせても陸の半分くらいですから。
海自OBの“人材”についてはちょっと私も調べてみることにします。
[ 2010/12/05 09:47 ] -[ 編集 ]

   No. 7231

>Ougon_mekkiさん

 自衛隊員の皆さんの、武器を手放して災害救助隊として充実したいという願望の表れでしょうかねぇ。拾ってきた報道が自衛官の人達のリアクション全部とは思ってませんが、「アホそんなこと公言するな」といってくれる同僚はいなかったのでしょうかと。



>Apemanさん

 なるほど、Wikiで定員を確認すると、陸自が約15万2千、海自が約4万5千、空自が約4万7千人とありますね。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%87%AA%E8%A1%9B%E9%9A%8A
今回目についた上の方にいる人達は陸自が6人で空自が3人でしたので、空自が多いのかもですね。Wikiに防衛庁詰めの新聞記者が評した各自衛隊の気質として、『陸上自衛隊「用意周到 動脈硬化」、海上自衛隊「伝統墨守 唯我独尊」、航空自衛隊「勇猛果敢 支離滅裂」』とありましたが説得力があるような。
[ 2010/12/05 16:25 ] fYTKg7yE[ 編集 ]

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