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種を生かすためにすべきことは餌付けではない 

 このトピック方面が目につくようになり別件でエントリを準備していたのだが、ここ数日、準備していたネタの斜め下方向に呆れかえる情報をいくつか見、関連情報をチェックして回っていたのでメモがてら当方でもエントリを上げておこう。

 最新の呆れかえった情報は、今日の朝に出た報道だ。
東京新聞 2010年11月14日 朝刊『行政・住民VS保護団体 クマ殺処分 対立7時間

 愛知県瀬戸市片草町の山林で十三日、おりにかかったツキノワグマの殺処分を決めた行政、地元住民と、処分を阻止しようとする自然保護団体「日本熊森協会」(兵庫県西宮市)が七時間にわたって対立。話し合いは平行線のまま、結局クマは瀬戸市に依頼された猟友会の会員に射殺された。

 この件に関しては、この「自然保護団体」が自前のコンテンツで情報発信をしていたので見ていた。

 市環境課によると、クマは九日、イノシシ用のおりの中で発見された。最初は殺さずに放すことを検討し、保護を訴える協会とも協議した。他県に移送を打診したものの受け入れを拒否され、住民の不安も高まったことから、十二日に殺処分を決めた。

 12付の熊森ニュースによると11日から熊森協会員が現地入りして交渉などをしていたようなのだが、それなのに住民の不安が静まらなかったというのは、どういう活動をしていたのか実に謎めいていると言えるだろう。

 十三日午前七時ごろから現地で、協会の会員と、市・県の職員、住民が“にらみ合い”。「クマはおとなしく、人と共存できる」と主張する協会側と、「ここは私たちの生活の場」「けがをしたら誰が補償するのか」と住民たち。午後二時ごろ、クマは殺処分されたが、市環境課の高木啓次課長は「放つのが基本だが万策尽きた」と苦渋の表情だった。

 既にリンクを貼った12付の熊森ニュースでも『行政の方々も、「助けられるものなら命は助けてやりたい」と言ってくださっています』とあるので、実際、行政側の努力は伺えるだろう。しかし、13日午前の熊森ニュースでは殺処分を妨害に集まるように呼びかけがなされ13:30に行政による退去命令発令が出て「無理やり暴力的に引っ張られ」などと表現を使って強制排除されたと書いている。方法を模索して駄目という結論が出た訳なのだが。熊森側がそんなに殺処分の結論に納得ができないのなら、「クマはおとなしく、人と共存できる」と仰せのことだし、熊森が設備を整えて、クマ牧場を作って連れ帰ればいいのでは?と、私などは思うのだが。

 少なくとも、地元の、そこで生活している人が安心して暮らせることを優先しないでどうするんだろうと思うのだが、何故か、熊森の人達は、10名ほど連れだって殺処分の妨害に訪れるにあたって、「(地元の人たちだけは通すのは)不公平である。わたしたちは、見物に来たのではない。当事者として集まっている。この10名を通してほしい。」と主張しているのである。まぁ、確かに見物に来たのではないのは確かのようではあるので、この箇所、理屈としては間違ってない。見物に来たのではなく、妨害にやってきた、無理矢理当事者になりに来た人達である。だからこそ、どうぞお通りくださいとは言ってもらえないとは思うが。

 さて、熊森協会と言えば「どんぐり運び」を活発にやってる団体として、一部では有名である。

明治神宮に来られる予定の方へ。境内では、動植物の採取は一切禁止されており、私たちNPO響は唯一の公認団体として、正式な許可の元に活動を行っています。今日も境内ではルールを無視してドングリを採取する人が多く見受けられ、神宮の職員さんが注意したところ、熊森協会へ送るための採取でした。


 なんか一生懸命やっているようだが、2010年10月30日時点で「やっとクマが、くまもりのドングリを見つけてくれた!」と喜んでいるようなので、確実に熊のみに食べさせるノウハウをもっているわけでは無い様子である(確実に熊だけがドングリを食べているとしても、それはそれで「餌付け」が成立するので問題は大きい)。しかも、これの活動って2004年時点に『「クマにドングリ作戦」は「大失敗」である』と批判されているぐらいなので、それから6年たってもノウハウは確立していないらしい。また、この批判においても「野生動物に食べ物を与えてはいけない」と指摘されているが、『クマやサルなど野生動物への餌付け防止について || 野生鳥獣の保護管理[環境省]』でも

 昨今ツキノワグマの異常出没による人身被害など、人里や集落地におけるクマやサルなど野生動物と人とのあつれき(農林業被害、人身被害など)が大きな問題となっています。
 このようなあつれきが生じている背景には様々な理由が考えられますが、大きな要因の一つとしてクマやサルなどの野生動物に食べ物を与えたり、意図せずゴミなどを放置することで、野生動物がそれらの食べ物に依存してしまって餌付け状態になり、その結果人里に出没し被害が発生していることが考えられます。

 鳥獣保護業務室では、専門家の方々の意見を聞いて、別添のとおり餌付け防止等のために気を付けるべきことをとりまとめました。

の前置きの上で、添付資料『「餌付け防止について(リンク先PDF)が呼びかけられている。中にはこんな一節がある「野生動物の生息地に餌となるものを残さない! ・ハイキングやキャンプやバーベキューなどでは、生ゴミ等は持ち帰る。 ・廃棄農作物等を山などに投棄しない。」。

 一方、「日本熊森協会 石川県支部」は2010年11月11日付で『ドンプレ報告』なるエントリを上げていた。休日に人力で運んでいる様子である。雑木林に、50キロとか20キロのどんぐりをどかどか置いて回っている様子で、猪が食べた様子だとか、実に楽しげに報告しているのである。食べ痕と称する画像もしばしば見かけるが、動物たちは残らず食べるわけではない。どんぐりは煮沸して運んでいるという話も見たことはあるが、その場合なら生ゴミだし、煮沸していないどんぐりならその土地にない植物を移入していることになるのだが。何より「人が運んだ」人の匂いの付いた食物を、熊に食べさせている状態なのである。

 熊森協会は、今年はドングリが不作だからと主張する。しかし、2010年7月21日時点でこんな報道が出ていた。
asahi.com(朝日新聞社):ツキノワグマ被害多発 若いクマ増加・登山ブームも背景
7月時点では、どんぐりの凶作は関係ない。

 山菜採りなどで山に入った人がツキノワグマに襲われる被害が増えている。朝日新聞のまとめでは5、6月だけでツキノワグマがいない北海道、沖縄を除く全国で1人が死亡、22人がけがをした。攻撃性の高い若い熊が増えているとみられ、登山ブームで中高年の入山者が増えていることも背景にある。専門家は熊が冬眠する11月ごろまで注意するよう呼びかけている。

 福島県喜多方市の山林で5月30日午後、前日から山菜採りに出かけ、行方不明になっていた同市の男性(当時70)が、仰向けに倒れて死亡しているのが見つかった。遺体にはツメで引っかかれたような跡があり、県警は熊に襲われたとみている。県内での熊による死者は2003年以来7年ぶりという。


 若い熊が増えている、という事態も注目したいが、この時点で既にこれだけの被害が出ているのだ。

 1992年から全国の被害事例を集めるNPO法人日本ツキノワグマ研究所(広島県)の米田(まいた)一彦理事長は「5月だけで被害が10人を超えるのは異例」と話す。被害増加の原因について「今年は攻撃性が高い若い熊が増えているのではないか」と指摘する。



 そしてもう一箇所、気になる指摘が報道されていた。

 森林総合研究所(茨城県)の大井徹・鳥獣生態研究室長は「04、06年の大量出没の時に熊が人里近辺に定着し、人との危険な遭遇が増えた可能性がある」と指摘する。


 …そういえば、熊森のどんぐり運び活動は2004年時点に既に批判をされていた事を、確認しておきたい。

 環境省では、「クマ類による人身被害について [速報値](リンク先PDF)を発表している。平成22年度(2010年度)は10月末暫定値だが、ツキノワグマ被害に絞らせてもらうと113件で118名。2009年は50件で62名、2008年は49件で52名、2007年は44件47名、2006年は140件145名。やはり2006年は大量出没年だったようで、2010年の勢いもそれに迫りそうだが、それはともかく、命が助かっても襲撃されれば恐ろしいことは想像に難くない。なお、第18回マタギサミットin東京にあった情報によると、2006年11月末時点で被害者のうち3名が亡くなっているという。そして、一般にはツキノワグマは「人は喰わない」とされているが、「弘前藩国日記」に元禄8年~享保5年(1615-1720)の間に死者16名を含む計39名の人的被害や、食害されている目撃譚が記載されているとマタギサミットで報告があったそうである。
 こういった生き物と生活圏をともにしている人達の安全な生活に、そこに住まない者だって思いを至らせるべきだろう。

 しかし、熊森協会は、前掲した熊森ニュースにこう書く。
地元の殺せ といっている人たちにも来てほしい。対話したい。クマという動物を完全に誤解している。クマは、本来、臆病で、控えめな平和愛好者。やさしくおとなしい動物です。


日本大学生物資源科学部森林資源科学科森林動物学研究室内に事務局を置く「日本クマネットワーク」は「2010年秋にクマが人家周辺に出現している理由について」としてこう述べる。

 直接的な原因と,間接的な原因が考えられます。

 間接的な原因として,クマの生活空間と,人の生活空間が近接してきていることがあります。里山と呼ばれる地域での過疎化や高齢化は,人とクマをはじめとした野生動物の緩衝帯としての機能を失わせています。以前は薪炭林や焼き畑として利用され開放的な景観を呈していた里山は,現在では成長した広葉樹に覆われ,クマの利用できる果実を実らせています。またそうした里山に出現するクマを追い返す活力も,多くの山村からなくなってきています。1878年と 2003年に環境省が行ったクマの分布域調査では,東日本を中心に面積が19%増加しています。
 直接的な原因としては,堅果類の不作があります。特に今年のブナ,イヌブナ,ミズナラ結実については凶作の傾向が強い可能性があります。ただし比較的低標高地に分布するコナラやクリについては局所的に結実している場所もあります。そのため,クマはこうした利用可能なクリやコナラを求めて低標高地,すなわち人の生活空間周辺に移動してきている可能性があります。また生活空間周辺には,カキなどの果樹,コンポストや残飯などの人間由来の食物,養魚場や畜産場の人工飼料,飼いイヌなどのペットフードが存在します。そのためこうした魅力的で簡単に入手できる食物に気付いたクマは,そこに執着するようになっている可能性があります。一度そうした食物に執着したクマは,多少の危険を冒しても,繰り返し出現するようになります。(後略)

 そして、人家周辺で人身事故が起こることに対処するための今後の方針としてこう提言する。

 こうした事態を解決するための簡単な答えはありません。 しかし、次のような対処療法的も有効です。食物を探索して大きな移動を繰り返しているクマにとっては、集落、農地の中と周辺にある果樹の収穫,残飯,家畜飼料,ペットフードは、魅力的な食物であり、彼らを集落、農地に引きける要因になっています。これらの潜在的なクマの適切な管理が必要です。食物の味を覚える前であれば,電気柵設置や果樹へのトタン巻きなどの物理的なバリアも効果的です。(後略)

 物理的なバリアは「食物の味を覚える前であれば」であることにも注目すべきだろう。だから、一度、人里に出てきて味をしめてしまったクマは危険になるのだ。人の行動圏で誤捕獲された小熊であっても、小熊は成長する。

 クマネットワークでも分布域が増加している指摘があるが、そういった指摘は他でもみかける。

 でも、近年の人里への出没増加は、ドングリの実なりの変化だけが原因ではないようです。環境省は、大型哺乳類の全国分布調査を1978年と2003年に実施しました。北海道を除く地域でツキノワグマの生息情報があった割合は、1978年の28%から2003年には34%と増加したことが明らかになりました。北陸地方でも宝達丘陵や福井県の丹生山地で分布が拡大しています。ツキノワグマの生息数を正確に求めることは難しいのですが、いくつか県での調査では個体数も増加傾向にあります。このように全国的には分布域と生息数は漸増傾向にあり、これが人里出没増加にも影響していると考えられます。また、いくつかの仮定から、今後の全国のツキノワグマ年間捕獲数を1990年代の平均に相当する1,500頭程度とすれば、2011年ごろには2006年の大量捕獲以前の生息数にまで回復すると予測され、全国的な大量出没の再発が危惧されます。


基調講演「なぜクマは人里に出てくるのか」米田政明
シンポジウム「人とクマの未来は?」~クマの分布拡大に対し今、私たちにできることとは?~

 このシンポジウムは平成19年8月18日、2007年である。

 また、動物カメラマンの宮崎学氏も「ツキノワグマは増えていると思うんですが… - ツキノワグマ事件簿」初め、いくつかのエントリで同様の指摘をされておられる。それに、熊森協会はこう反論する。

写真家Mが、自動撮影カメラで、クマがうんといることを撮影したと言っているから事実じゃないかと言われるかもしれません。しかし、わたしたちは、自分の目で、クマが山にいないこと、クマの痕跡がまったく奥山にないことを確かめています。目視ほど確実なものはありません。


 この人達の目視による証言があてになるとは、とうてい考えられないのだが。

 また、熊森協会はこのようなどんぐり運び批判批判も展開する。

学識経験者といわれる人の中には、「餌付けをしてはいけない」と、言う人もいます。しかし、生きられなくなっている動物に、まして絶滅しようとしている動物に食料を提供することは、決して餌付けなんかではありません。


これまであまりこのような活動を公表してこなかったのは、対案も示さず、「餌付けをやめろ」「生態系を撹乱させるな」などと、日本の山の生態系に対する無知ゆえに批判する無責任な人たちが一部いるからです。わたしたちの大事な活動を、この人たちに邪魔されたくありません。こういう人たちに限って、自分は部屋の中にいて、何もしないのです。人のあげあしとりをすることに生きがいを感じている恥ずかしい人たちです。


くまもりNEWS 010-10-29 (金)ドングリ運び批判について

 対象の生息数に限らず、餌付けは餌付けである。
 こういう事を堂々と書いてしまえるようなので、日本ツキノワグマ研究所が2010.11/04付でだしていた声明「当所は堅果類凶作年に山にドングリをまく行為に反対する」もお持ち帰りさせていただこう。

以前から、このように態度を明確にして来ているが当所へドングリを撒くように
強要する例が後を絶たず、今回、以下の理由により表明する。


1. これまで動植物学研究者が各種理由により反対してきたことに賛同する。

2. 当所独自の理由
(1)クマは一回に最大5kgほど採食でき一日2回採食のピークがあるものとして10㎏とした場合。
クマは、その時期、あるものを、無くなるか、自分が殺されるまで食い続ける、ほぼ単一食的採食するので300㎏を山中に置くとすると30日間食い続けることになりリンゴ、ドングリ類の餌付けは駆除される危険性を高める行為だ。
(2) 第一、置いたドングリなどクマは食わない。
クマは一義的には未熟の青いドングリを好食する。
これは渋皮に含まれるサポニン、タンニンが含まれるのを嫌うためと思われる。
(3)紀伊半島のクマ以外、シイ、カシの実に慣れていない。
西中国のクマでさえシイ、カシ木にクマ棚を作らない。

3. 皆さんへ
(1)10月12日に福井県の病院施設でクマに襲われ、その後、施設内に居座ったクマを射殺した際に被害者を非難する電話、メールが殺到した件につき、突然に襲われ、なんら落ち度の無い被害者に二重被害を与える行為だ。
(2)都会の良心的な市民の熱意を受け入れて被害地の放棄カキもぎ(味を覚えさせてはならない)、草刈、放棄果樹木の伐採、登れなくするトタン板巻きに参加させるクマと農家に役立つ活動を行政、研究者、自然系NPOは起こさなくてはならない。

確かに、一箇所に20-50kgもおいてあるドングリを食べる行動は、普通に考えて、本来の、野生クマのどんぐりの食べ方ではない。
 ちなみに、私ならこれだけの活動実績を上げている研究所を「自分は部屋の中にいて、何もしない」「人のあげあしとりをすることに生きがいを感じている恥ずかしい人たち」呼ばわりする度胸は無い。

 まぁ、行動範囲が20~123平方キロメートルと報告されているクマが、人里近くで捕獲された際に「現場は民家から1キロ離れたところで、放獣場所にぴったりの良いところ」と、謎の発言をする人達のことではあるが。。。
 こういう人達の呼びかける運動に協力して、ヒトとクマの共存の道が探れるとは考えられないのだが、私には。むしろ、不幸な結末を迎えるクマを増やすことになりかねないだろう。


盛り込めなかった参考;

 よく里に近づくクマは、観光客による餌やりや道ばたに捨てられたゴミ類(ジュースの残りなど)に端を発していると言われる。甘くてうまい味を覚えてしまうのである。そうなってしまうと、多くの場合悲しい結果に終わる。心ない人の餌やりは、クマを殺し、多くの住民を危険に陥らせる。


福岡大ワンゲル部・ヒグマ襲撃事件」(衝撃記述、閲覧注意)


H22年度におけるクマ類の捕獲数(許可捕獲数)について [速報値]』(PDF)

今日は「実践的自然保護」: pokoponにっき

これはおかしいよ熊森協会 まとめ - ならなしとり

COMPLEX CAT : 秋来(しゅうらい) #3

野生のクマをなんとか助けたいと考える皆さんへ - 紺色のひと

くまともりとひと

おすすめしません野生動物への餌付け - エゾリスの会 非公式ブログ!
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[ 2010/11/14 19:17 ] ニセ科学系トンデモ | TB(1) | CM(28)

どんどろ   No. 7198

 公園のドングリを食べる野生生物もいるし、それが盗まれると(以降、ドンドロと表現しようかな)問題だなって書いて、アオバトがドングリを拾って食ってる写真も付けたんだけど、このドンドロ連中なら、
「わたしたちは、自分の目で、野生生物が公園のドングリを食べていないこと、食べた痕跡がまったく公園にないことを確かめています。目視ほど確実なものはありません。」って反論されそうだ。
 なお、クマの餌付けのノウハウがないという点については、ノウハウがないんじゃなくて、クマがいないんです、って反論しそうですな。
 なんか、野生生物や生態に関して無知というよりも、もっと根本的なとこで欠けてる人たちという気がしてきた。
[ 2010/11/14 20:16 ] mQop/nM.[ 編集 ]

はじめまして   No. 7199

はじめまして、大変興味深く読ませていただきました。
私は山の仕事をしながら狩猟もしている者です
私もドングリを山にまくことについては大変心配しています。

保護団体のHPでドングリを山運んでいる写真を見ましたが、どう見ても奥山ではなく、周りにコンクリートの構造物があるようなところなのです。たぶん林道脇に車で運んだ程度ではないでしょうか
都会の人にとっては奥山かもしれませんが、我々山の人間にとっては里山なのです。あれでは山にいるクマを里におびき出しているようなものです。

上の文章を読むと

>まぁ、行動範囲が20~123平方キロメートルと報告されているクマが、
>人里近くで捕獲された際に「現場は民家から1キロ離れたところで、
>放獣場所にぴったりの良いところ」と、謎の発言をする人達のことで
>はあるが。。。

こう書いてあったので納得しました。


そして、子供たちや都会の人たちに対して「クマは安全である」といったような間違った情報を伝えるのも非常に心配です。
たとえ本当にクマの頭数が減って保護が必要だとしても、クマが危険な動物であることは必ず伝えなければいけないことだと思います。

私の知っている人は山で突然後ろからクマに抱きつかれ、顔を爪でグシャグシャにされました。
何もしていないのに突然後ろから襲われたのです。
その方はまぶたを引きちぎられ、何度も整形手術を行いました。

また、クマはドングリしか食べないような報道もどうかと思います。
熊は雑食性でいろんなものを食べます。
知り合いの人で鹿の肉を食べられた人もいます。

自然保護というのは大切なことだと思いますが、シーシェパードをはじめとして胡散臭い団体が多く自然保護団体によって逆に自然をめちゃくちゃにされないかと非常に危機感を持っています。





[ 2010/11/14 23:02 ] -[ 編集 ]

   No. 7200

こんばんは、おひさしぶりです。

フィールドや生態に精通した専門家たちの意見と真逆のことを「これが善」だとして押し通す熊森協会のやり方は本当に問題があると思います。少なくとも自然保護団体ではなくて「動物愛護団体」ですよね、これでは。

どんな運動であれ、動機と目的がごっちゃになってしまってはおしまいです。運動に加わる動機はそれぞれの個人のものだけど、運動の目的とは社会的なものであるはず。なのに「熊が可哀想、助けてあげたい」という動機がそっくりそのまま目的化してしまっているように見えてなりません。本来の目的は、「どうすれば生物的多様性を守り種の保存を進めていけるのか、奥山と里山のゾーニングをどう回復して行くのか、等々」であるべきはずなのに。

市民運動系のメーリングリスト上などで熊森への支援の呼びかけがなされるのを数年前から見かけるようになりました。代表の著書を読んだ人が「感動で涙が止まりませんでした」といった種類の言説で熱心に呼びかけるのが特徴のひとつだと感じでいます。

個人の「感動」や「自己実現」みたいなものが目的にすり替わってしまっている。そのようなものを勝手に投影される熊も浮かばれまいと胸が痛みます。(熊はいないけれど)イノシシやサルなどのケモノに生活を脅かされる場所で暮らしていると、人間の「キモチ」ごときを中心に据えた運動は何も解決しない、ということだけはわかります。
(うちの方の状況を前に書いたものをトラックバックさせてもらいますね)
[ 2010/11/15 02:07 ] FrWBY6Vs[ 編集 ]

   No. 7201

>みなみさん
>「目視ほど確実なものはありません」
<
 これを見た瞬間、思わず「証言は証拠にならない」とか、訳の解らないことを口走りそうになりました(^^; 例のアレ、は、この人達に親和的らしい、ある種の人達のお好きなフレーズですけどね。

>野生生物や生態に関して無知というよりも、もっと根本的なとこで欠けてる人たちという気がしてきた。
<
 確かに。たいていの場合の「無知」は、自覚し、知るための努力を払うもんだろうと思います。



>masatoさん
>どう見ても奥山ではなく、周りにコンクリートの構造物があるようなところなのです。たぶん林道脇に車で運んだ程度ではないでしょうか
<
 いらっしゃいませ。やはりそう思われますか。掲載されている写真には、コンクリートの側溝が写っているのもありましたし、植生の雰囲気から余り奥山には見えませんでしたが、余り自信をもって突っ込めなかったので、エントリ中ではスルーしていました。一箇所に20-50kgとかを複数箇所に置くのだから、車でしょうし、車を置いた場所からそう遠くには運べないだろうとも考えられますよね。

>「クマは安全である」といったような間違った情報を伝えるのも非常に心配
<
 お知り合いの方の被害、何とお気の毒な。。。きちんと集計されていて、少ない年でも数十人、多い年ならその一桁上の被害が出ているのに。なお、熊森ニュースが「人間側の誤ったクマ対応が、クマの人身事故を引き起こしている」
http://megalodon.jp/2010-1115-1251-39/kumamori.org/news/blog/2010/10/15/recent-act/811/
と書いているのを見て、ある種、納得しました。
http://mytown.asahi.com/areanews/fukui/OSK201011100138.html
襲われた女性が悪いなんて、言い出すはずですね。牙と爪を備え、大柄で「臆病な」動物は十分以上の脅威なんですが。

 その他、熊森ニュースはツッコミどころ満載なのですが。
http://megalodon.jp/2010-1114-1631-04/kumamori.org/news/blog/2010/10/22/recent-act/1067/
「もしクマが、ここまで臆病な動物でなかったら、かれらのえさではないので、人間に出会っても、知らん顔をしていることでしょう。」
 その自信はどこから?と目眩がしました。何故、人間は彼らの餌ではないと断言できるのでしょう? ツキノワグマは、いくら何でもパンダよりは肉食性は強いでしょう。消化器が適応して無くて山ほど食べなくてはいけない堅果より、肉の方が嗜好性が高くないと何故判断できるのか解りません。牙も爪も備えていないし逃げ足が速いわけでもない大型哺乳類が無事に済んでいるのは、ある意味彼らが誤解しているからであり、我々が誤解を助長させるように振る舞っているからでもあり、誤解しやすい個体が生き残る淘汰圧が存在するからだと、私なら考えます。

>逆に自然をめちゃくちゃにされないかと非常に危機感を持っています。
<
 トン単位でどんぐりを運んだらしいのですが、その持ち去られたどんぐりを食べるはずだった生き物もいるでしょうにね。



>satomiさん
>「熊が可哀想、助けてあげたい」という動機
<
 この動機だけなら、ツキノワグマ研究所の米田理事長も同じらしいんですけどね。。。

>個人の「感動」や「自己実現」みたいなものが目的にすり替わってしまっている。そのようなものを勝手に投影される熊も浮かばれまい
<
 私も、基本的には都会育ちで、せいぜい近畿の某里山というか山麓のあたりで山菜採りやら野歩きした程度ではあるんですが。あの辺の盛り上がっている人達と、基本的に同程度の都会育ちかと思うんですが。
 あまりにも現場への想像力を欠いているというか、文字情報とかだけでも、もうちょっと想像が付きそうなものなのにと思うんですが。なんでああなってるんでしょう。餌付けされてた時代の箕面の猿とかは見てますが、人慣れしてしまった、ヒトを怖がらなくなってしまった野生動物は怖いですよね。
[ 2010/11/15 19:08 ] fYTKg7yE[ 編集 ]

   No. 7202

こんにちは

>あまりにも現場への想像力を欠いているというか、文字情報とかだけで
>も、もうちょっと想像が付きそうなものなのにと思うんですが。なんで
>ああなってるんでしょう。餌付けされてた時代の箕面の猿とかは見てま
>すが、人慣れしてしまった、ヒトを怖がらなくなってしまった野生動物
>は怖いですよね。

今田舎で一番問題になっているのがこれなのです。
特に猿の被害はひどく、猿は人間をしっかり区別しています。
猟師のオレンジ色のベストや、猟師の車はしっかり覚えていて逃げますが
高齢者が追い払おうとしても逃げません。
高齢者だけの家の屋根には平気で登って雨樋を壊したりします。

そしてもう一つ心配なのは、親熊や親猿などの動物は、たまたま山で食べるものが無くて田畑へ出てきているのかもしれませんが、その子供は生まれたときから田畑で農作物を食べることが当たり前になってしまうことです。
その子供が大人になったとき、彼らは山に食べるものが無いからではなく生まれたときからの当たり前のこととして農作物を荒らします。

今問題になっているドングリをまくなどの人為的な行為にはこういった危険性があると思います。
[ 2010/11/15 22:09 ] -[ 編集 ]

   No. 7203

こんばんは
イノシシも、キバでざっくりやられて動脈を切ったりなんかしたら命を落としかねないですもんね。近所の鉄砲撃ちの人が襲われて死にかけたことがあると言っていました。イノシシにしても熊にしても臆病なケモノだからこそキバをむいて人を襲うのですよね。

熊森の人たちは「ケモノの領域の近くに人が住むのが悪い」みたいなことを言いますが、日本の農業の6割がそんな中山間地で営まれているのです。日本の農業をどうして行きたいのか、中山間地で人が住み続けることをどう捉えるのか... 彼らにはどんな意見があるのだろうか。

いま巷ではTPPへの加盟も議論されていることだし、「日本の農業の維持も過疎地の維持も高コストだから切り捨てればいい。輸入食料のほうが安くていい。農をめぐる価値基準は高いか安いかそれだけだ。みんな都市に引っ越せばいい」と、もしそこまで言い切るのならある意味潔い気もするけれど、そんな議論以前の「熊が可哀想」という感情の部分しか伝わってこないのが、とても情けないです。

[ 2010/11/16 22:55 ] FrWBY6Vs[ 編集 ]

   No. 7204

初めまして、くまもりの人々は他の動物(鹿や猿)の餌付けをやった結果
の事例を学習していないみたいですね。学習すれば安易な餌付けはとんでもない結果をもたらすと結論が出ると思います。


[ 2010/11/18 00:44 ] mQop/nM.[ 編集 ]

   No. 7205

>masatoさん

 人から御飯をもらってない生き物はどれもしたたかに賢いですよね。それが元もと、知能が高いとされている猿だと、そりゃもう、ですね。。。
 箕面の餌付けされていた頃の猿は、大人相手だと隙を見て何か奪っていき、子ども相手だと堂々と強奪してました。相手をきっちり見分けていて、怖かったです。滋賀の山手に親類が住んでいますが、庭に植えている自家用のグミや柿が、実ると猿が群でやってきて食べてしまうので、採れなくなったとも。追い払うなんてとてもとても。鳥ならネットで何とかなっていたそうなのですが。


>その子供は生まれたときから田畑で農作物を食べることが当たり前に
<
 エントリで言及した、どんプレ活動盛んな石川県ですが。
http://www.pref.ishikawa.jp/sizen/kuma/H22tyuuijouhou.htm
すでに「里山に住みついているクマもいる」ようですね。
そして、見落としていたのですが、熊森はどんぐり運びに関してこんな事を書いていました。『クマが集落にでてくる道の奥にも置いています。集落の裏山に置く場合は、簡単ですから、はじめての方でもご参加いただけます』
http://megalodon.jp/2010-1025-0000-03/kumamori.org/infomations/carry_donguri/
 基本的なところで、大幅に間違っている人達としか思えないのですが、影響力のある人が支持する発言をしたりで、困った事態です。



>satomiさん

 いやほんと、攻撃力のある臆病な生き物だからこそ怖いんですが。

>熊森の人たちは「ケモノの領域の近くに人が住むのが悪い」
<
 そして、人身事故が人間の対処ミスと喧伝してますけど、それが原因か被害者の落ち度を責める言説まで出てきてますね。

>「日本の農業の維持も過疎地の維持も高コストだから切り捨てればいい。輸入食料のほうが安くていい。農をめぐる価値基準は高いか安いかそれだけだ。みんな都市に引っ越せばいい」と、もしそこまで言い切るのなら
<
 熊森さん達は、どうも右方向と親和性が高いのが見て取れますから、瑞穂の国云々的なこだわりがありそうですよ。ホームページには自然農法のコンテンツもあると友人が教えてくれました。
http://kumamori.org/activity/field/farm/act_houkoku/



>暇人さん
>学習すれば安易な餌付けはとんでもない結果をもたらすと結論が出ると思います。
<
 いらっしゃいませ。餌付けではなく、緊急食料援助なのだそうです(棒
 ツッコミどころには事欠かない話ですが、生態系の頂点にある生き物に食糧供給して凶作の年により多くの個体を生き延びさせた場合、クマの食糧リストに入っている生き物や食糧確保で競合する生き物にとっての困難な状況が人工的に作り出されることにもなりますね。
[ 2010/11/18 20:05 ] fYTKg7yE[ 編集 ]

   No. 7206

碧猫さんこんにちは


>そして、見落としていたのですが、熊森はどんぐり運びに関してこんな事を書いていました。『クマが集落にでてくる道の奥にも置いています。集落の裏山に置く場合は、簡単ですから、はじめての方でもご参加いただけます』

これはちょっと信じられないというかあまりにもひどすぎます。
集落の裏山におくなど非常識にもほどがあります
それで熊を駆除すれば地元への批判を繰り返す
田舎を馬鹿にするにもほどがあると思います。

環境保護の話が出ると必ず「猟友会が」とか「森林が荒れて」といった話が出ます。
確かに人工林は荒れていますが、都市部のように山自体を削り取って無くしてしまい、そこを開発するといったことに比べればよっぽどましです
そして、山が少なくなったという話をよく聞きますがそれも実際は違います。
山に入ればよく分かりますが、昔の住居の跡や焼畑、田んぼの跡、木地屋の住居跡や炭焼き小屋の跡。昔の方が奥山まで人が住み、今よりも遙かに奥山まで人が住んでいて、動物の住んでいるエリアが少なかったことがよく分かります。
そういったことすら知らずに山が少なくなったとかいうことを言ってほしくないです。

猟師についても、私たちのところでも猟友会の会員は十数人しかいません。そしてそのほとんどが60歳以上の人なのです。
猟師が狩猟で捕獲する野生動物の数などたかがしれています。
たぶんクマよりも先に猟師が絶滅するのではないかと心配しています。


[ 2010/11/18 22:06 ] -[ 編集 ]

   No. 7207

レスありがとうございます>碧猫さん
おそらく、周りの声を聞かないでこの団体は毎年餌付けを実行するのでしょう。餌付けの途中で襲われたら誰の責任にするのでしょうか?行政や地元の住民に責任を転嫁しそうです。(ホームページを見た限り)この団体は野生動物を愛玩動物と同じつもりで保護するみたいですね。野生動物と愛玩動物は全然違うことを分かっていないみたいです。
[ 2010/11/19 01:01 ] mQop/nM.[ 編集 ]

クマ牧場がいいですね   No. 7208

こんにちは。

>「クマはおとなしく、人と共存できる」と仰せのことだし、熊森が設備を整えて、クマ牧場を作って連れ帰ればいいのでは?と、私などは思うのだが。
まったくです。干渉しに行くなら、それによって生じうるリスクにも、責任を負うべきですよね。そうでなければ、ただの自己中心、オレオレ主義です。

むかし箕面で、家族がハイキング中に猿に囲まれ、威嚇されたそうです。不良集団が恐喝する如くであったとか。男性が通りかかると猿は逃げ散った、というのも警察官を見た(ちょっとはものの分かる)チンピラみたいです。
人を恐れない野生生物は、犬猫でも危険なのに。

ところで。
熊森の本部がある西宮の近くに、いい場所があったと思います。↓ここ。
http://ja.wikipedia.org/wiki/有馬わんわんランド

夏に近くを通ったときは廃墟でしたし、熊が走り回れる広さもあります。建物も残っているので、そこを本部にしたらいいでしょう。
幸い六甲山系には、人慣れして危険になりつつあるイノシシもたくさんおりますから、それも保護して放牧すればよろしい。
お花畑な人たちには向いているかも。

クマ・イノシシ牧場なら、兵庫県の観光に資するかもしれません。牧場ということになるとお肉も販売、いや、そんなことはしないに決まってます?
[ 2010/11/21 15:25 ] QwyuJq.c[ 編集 ]

   No. 7209

>masatoさん
>集落の裏山におくなど非常識にもほどがあります
>それで熊を駆除すれば地元への批判を繰り返す
<
 お怒りごもっともです。なんというか、この人達、野生動物も山も知らないというか解ってないというか、この人達の目視ほど不確実なものはないだろうと私などは思うのですが、なんか、ある種の人達の心の琴線にふれるみたいで、無駄に影響力があるみたいです。議連までできてしまったみたいですねorz
http://b.hatena.ne.jp/entry/akamatsu.kilo.jp/awp/2010/11/19/2533/

 有害鳥獣駆除はもとより、この人達は口蹄疫での殺処分にも反対していました。個体単位の生き物にならともかく、集団単位の生き物との関わりには、とことん不向きな人達にしか見えません。
http://blog.goo.ne.jp/micropterusandsalmo/e/a09c107607ed5efdcc80fd7ef19d1ba5
http://b.hatena.ne.jp/entry/twitter.com/invasivespeacie/status/4144420630831105



>暇人さん
>この団体は野生動物を愛玩動物と同じつもりで保護するみたいですね。野生動物と愛玩動物は全然違うことを分かっていないみたいです。
<
 野生動物と愛玩動物の違いも、愛玩動物と経済動物の違いも解ってないみたいです。個体単位の生き物にならともかく、集団単位の生き物との関わりには、(以下略\(-_-;)



>岩井さん

 それが、ですね。。。この人達、クマを飼育するのはいけないという価値観もおもちみたいなのを、エントリを書いた後で見つけました。
http://kumamori.org/activity/rescue/tarohana/
飼育されているクマが「かわいそう」で「今後、こんなクマが出ないように」だそうです。

 …街中にいますよね。野良猫とかに餌をやって、去勢とか避妊とかはもちろんせずに、潤沢な栄養で猫たちが増えるに任せ、糞害とかに知らんふりで、餌だけやる人。それで、増えすぎて人迷惑になった猫たちを、どうしようもなくなって捕獲して保健所に連れて行くと批判したりとか。

 ちなみに、熊森の自然に対する見解はこんなだそうです。
http://kumamori.org/infomations/doc/
…不作の年に生態系の頂点の生き物に餌を供給して生き延びさせることが「人間が自然に手を加え」る事にならないと思ってるらしいのが、正直、謎です。
[ 2010/11/21 17:04 ] fYTKg7yE[ 編集 ]

   No. 7211

碧猫さん、こんにちは

私たちも猟師のすばらしさをどこかで皆さんに伝えていければいいと思うのですが、私の住んでいるところの猟師さん達はほとんど60歳以上の方が多く、ネットで伝えようにもなかなかそうはいきません。
70歳を過ぎた猟師の人たちが、一日中山の中を駆け回る姿を実際に見てほしいです。普通の人ではとてもついて行くことは出来ないようなところを、彼らは山の隅々まで知り尽くし山の中を駆け回ります。
そういった人たちが自然破壊者にされ、自然の厳しさを全く知らない人たちが自然を守る人達と言われるのが私には納得できません

「越後三面山人記」という本にマタギの方の話が出ています

人間が山で生きていくには、山を半分殺して丁度いい具合になるんだぜ。
オレ達は、自然に負けたら生きていくことならねぇんが。自然の力を利用していかんばねぇんだぜ。もっともあんたのように都会で暮らしている衆には、”山を半分殺す”なんていったってかわらねぇと思うどもな。山も人間もお互い欲を半分殺して、丁度いいていうことだぜ。自然の力を利用するなんていったって、そうそう問屋がおろさねぇごで。そこ考えねぇとこの意味は飲み込めねぇごで。

「山は半分殺して丁度いい」とても深い言葉だと思います
[ 2010/11/22 20:40 ] -[ 編集 ]

引用いただきありがとうございます   No. 7212

エゾリスの会非公式ブログ!管理人です。

どんぐりまきの人々は自分の都合のいいパラダイムの中で理屈のつじつまを合わせている感じですね。カルトな感じがぷんぷんします。

結局は餌をやりたいだけではないかと思います。
テレビや新聞で美談としてとりあげることはそのカルト性に拍車をかけます。

今回のヘリでどんぐりまきの件では、マスコミはあきれるほど愚かで、そっちの方にむしろ恐ろしさを感じます。

分野はどうあれ、人の集団の中で、カルトは常に発生する素地があります。それを客観的に見ることができない社会になりつつあるのか・・・それは恐ろしい。


山の実なりが良かったり悪かったりする、それで動物の有り様が変動する。
・・・・何が悪いの?それって自然だよね?
彼らのやっていることは自然の「個人的人工化」とも言えそうです。
[ 2010/11/25 22:38 ] wVD8R/qs[ 編集 ]

頭痛が   No. 7213

こんにちは。
黙って見ていたのですが、少し騒ぎが大きくなって来た様です。
ttp://www.j-cast.com/2010/11/25081796.html?p=all
記事を見ていて、目眩が・・・
>日本の多くの森林では、人の手が入っていないところはほとんどありません。
>私たちは、原生林ではなく、こうした遺伝子がかく乱されたところにドングリをまいています。
日本の森林の98%以上は何らかの人の手が入っていますが、だからと言って遺伝子がかく乱されている、とか言う理屈は意味不明です。
また人の手が入っていれば後からどの様にでもして良い、とも取れますが、何とも独善的と言うか。
>都市部の公園などにあるドングリは、暖地性のもので、気温が低い山の中で発芽することはほとんどありません。
>落葉広葉樹のドングリとは、性格が違います。
温暖化とか何処の世界の話だったんだろ?
夏になれば山の中でもいやでも気温は上がるが?
後半に至っては全く意味不明。
>山にいるのは、半径10メートル以内にあるドングリを食べるアカネズミです。
アカネズミの縄張りが半径10メートルと言う意味だろうか?
速攻で餓死しそうだな。
ってかネズミの捕食量を知っているんだろうか?
>まいたドングリは、タヌキやシカなどいろんな動物が食べており、バランスが取れているので、ネズミだけが増えるようなことはありません。
野生動物が異種間でバランスよく食べる訳が無く、手当り次第に食べるので、当然ながら偏りが出る。
とまあ、言ってる事が支離滅裂。
脳内お花畑全開、常識の斜め上を逝きまくり。
学生時代に同級生から、信念を持ったoカほど始末に負えないものは無い、と言っていたのを思い出しました。
同級生は、お前がそうだよ、と言う意味で言っていた訳で、それ以来そうならない様自戒して来たつもりでいます(あまり自信は無い)。
また、善き事をしていると確信している人ほど恐ろしい存在は無く、無邪気な善意ほど害悪を拡散している気がしてなりません。
車で山の中に運び込んでるくらいならまだしも、ヘリで大々的にバラまいている、とはもはや公害と言っていいのではないでしょうか。
[ 2010/11/26 10:56 ] -[ 編集 ]

難儀な団体のようで・・・   No. 7214

こんにちは

お示しくださった、和歌山のクマについてのページを見ると、熊森は
>第一、山に放したら、このクマたちは人間を見ると喜んで寄っていくでしょう。びっくりした人間との間に、トラブルが発生することは必至です。
なんてことを書いていらっしゃいますね。あれま。クマは安全じゃなかったのか?

クマと人間との間のトラブルについては認識しているのかもしれません。てか、
「人間を見ると喜んで寄っていく」を、「餌を見ると喜んで寄っていく」と理解してくださればいいだけなのに。
目が点になりました。

でもでも、よく読んでみると、
>びっくりした人間との間に
と但し書きのようなものが…
これはひょっとすると、びっくりしなかった「人間との間に、トラブルが発生することは」ない、と言うための伏線かもしれません(ツッコミにはこのように切り返されそうです)。 (^^ゞ

[ 2010/11/26 12:39 ] QwyuJq.c[ 編集 ]

動物は頭が良いです   No. 7217

こんにちは

今年も狩猟シーズンがやってきました。
狩猟をやっている人なら誰でも思っていると思うのですが
狩猟が始まったとたんにあれほど家のまわりに出没していた
鹿・猪・熊がピタリと姿を見せなくなるんですよね

銃の音なのか山の中を歩き回る人の姿なのか、理由はよく分かりませんが
彼らだって馬鹿じゃないです。相当警戒心は強いですからね

そう思うと狩猟期間以外にこれだけ里に動物が現れるのも、彼らが人間を恐れなくなってきているのが原因じゃないかという気がします。



[ 2010/11/27 12:26 ] -[ 編集 ]

蛇足ながら   No. 7218

ttp://yamagata-np.jp/news/201011/27/kj_2010112700431.php
クマの食害、続く不安 昨年超え「被害額さらに拡大」
 
野生動物にしてみれば自分が自由に動き回れる範囲は自分の縄張りであり、自分の縄張りの中に食えるものがあればそれは自分のえさ場。
そこに危険が無ければ食い物が無くなるまで何回でも来ますし、年が変わってもまた来ます。
人と野生動物の共存と言っても、生活基盤を侵されてしまえば共存もクソもありません。
野生動物を引き寄せるものを無くすか、野生動物にそこは危険であると分からせるか、あるいはどちらかを排除するか。
それ以外の解決法は(多分)無い。
[ 2010/11/27 15:47 ] -[ 編集 ]

   No. 7220

 このところ、リアルでやることが多い上に、あっちもこっちも展開がめまぐるしくて、情報を追うのであたふたしておりました。レスが遅くてすみません。

>masatoさん

 ちゃんと山のことや獣のことをご存じの猟師が、どんどん減っていってしまって、技術や知識を継承している人も少なくなってしまっているんでしょうね。
 26日に、千葉のカンムリヅルの件が報道されていましたが(http://www.chibanippo.co.jp/news/chiba/local_kiji.php?i=nesp1290478273)、撃ったハンターは地元の人じゃないようですね。現場ではえらくマナーの悪いハンターが多いようでもあり、こういう人達が悪目立ちするんだろうなと思いつつ、報道を見ていました。人に危害や損害を与えたクマには対処しなければなりませんけど、そういった技術は、真面目に猟に取り組んでこられた人でないとやはりおもちでないと思われます。そういった方たちの情報を、ご本人達、あるいはよくご存じの方が少しずつでも発信してくださればなぁと、しみじみ思います。

>彼らだって馬鹿じゃないです。相当警戒心は強いですからね
<
 それは実は、街中にいて害獣とみなされている小さな哺乳類も同じですよ(^^; ましてや、街中にいる連中より脳の容量が大きい、更に厳しい環境にいる毛モノさん達ならなおのことでしょうね。



>の研さん

 初めまして。ご訪問&大変参考になる記事をありがとうございます。
このエントリを上げた後に、どんヘリで、呆然としました。これにはさすがに市井のネットワーカーでは批判意見が目だちますが、マスコミの報道っぷりのアホさ加減に更に呆然としてました、私も。今時、生態系への影響を防ぐために、犬を連れて遠出で山歩きする場合は、山であっても糞は持ち帰りがマナーとされるぐらい、こっち方面の考え方は進んでた…と思ってたんですが。

>山の実なりが良かったり悪かったりする、それで動物の有り様が変動する。
・・・・何が悪いの?それって自然だよね?
<
 ドングリドーピングで、不作で減るはずだったドングリ食者が減らなかった場合。次にドングリを付ける木達の豊作サイクルが巡ってきた時に、それまでほどはドングリの食べ残しが出なくて、木達の生き残り戦略が狂うでしょうね。それ以前に、クマと競合するドングリ食者も増えてしまうでしょうから、結局、クマという種にとって良い結果がもたらされるとは考えがたい行動なんですけどね。
 彼らがやりたいのは、クマの放牧養殖なんですかね。



>antさん

 そのJ-CASTニュースの森山会長の発言、ドングリ食でクマと競合するネズミの話だったのが(「ドングリをまけば、小さなネズミが大量に繁殖して、豊作のときも全部食べられてしまう」)、農作物を食い荒らすネズミの話になったりをはじめ、めちゃくちゃですね。アカネズミのなわばりが半径10m以内だとしても、だから撒いたドングリをネズミが食べないという理由にはなりません。あ、それから言い切ってますけど、食べるネズミがアカネズミだけと言い切るのは無茶。それに、いろいろと自信たっぷりに断言しているけど、その根拠が示されていませんし、それを言い切るにはどういうデータが必要かも解っていない様でもありますね。

>人と野生動物の共存と言っても、生活基盤を侵されてしまえば共存もクソもありません。
<
 友人からの受け売りですが、人と野生動物の共存の手段に「狩る」事が含まれるのではないかと。


>岩井さん
>びっくりしなかった「人間との間に、トラブルが発生することは」ない、と言うための伏線かも
<
 自分たちはクマと遭遇しても何事もなかったをアピールしてますからねぇ。で、トラブルがあったら「対処を間違えた」被害者の落ち度と言うことになり(以下略 
この人達が、人間はドングリをくれる図式を成立させてしまうと、、、例えば、クマよけに大声を出して山を歩くとどういう事態が起こってしまうやら、と心配になっております。
[ 2010/11/28 19:52 ] fYTKg7yE[ 編集 ]

   No. 7222

こんにちは

今ドングリまきについての批判があちこちで見られます。
遺伝子かく乱や生態系への影響といったことが言われていますが
私が一番心配しているのは、これによって「ナラ枯れ」がひろがらないかということです。

「ナラ枯れ」は現在全国でものすごい早さで広がりつつあります。
私たちの所でもここ数年すごいスピードで広がっています。

原因はカシノナガキクイムシという虫が体内に「ナラ菌」を持って移動しナラの木に植え付けます。そしてそのナラ菌によってナラの木が枯れカシノナガキクイムシの幼虫の餌になります。

http://column.odokon.org/2007/0327_180100.php


もしも拾ったドングリにこの菌が付着していたとすると、今までカシノナガキクイムシが運搬していた菌を、人間の力によって日本中に拡散させることになりまりますそして「ナラ枯れ」はさらにすごいスピードでミズナラやコナラを枯らすことになります。

そうなれば、ドングリの量は壊滅的に激減してします恐れがあります。




[ 2010/11/30 08:33 ] -[ 編集 ]

失礼いたします。   No. 7223

管理人様には、ここの主題から離れてしまう非礼をお詫び申し上げます。
>masato様がご呈示いたしましたナラ枯れに関しましては、下記のサイトが参考になると思われます。
不躾ながらURLを貼る失礼をご容赦頂けますでしょうか。
ttp://www.fsm.affrc.go.jp/Nenpou/other/nara-fsm_201003.pdf
サイトを読んだ限り、ドングリ撒きはナラ枯れ拡大には寄与しないと思いました。
最後にお目障りとお感じの際は、ご面倒でも削除のほどお願い申し上げます。
[ 2010/12/02 18:01 ] -[ 編集 ]

   No. 7225

>masatoさん
>antさん

 まとめレスで失礼します。masatoさんから上記のコメントいただいた前日ぐらいだったかに、ナラ枯れの件も気になって、見つけた情報にブックマークしていたところでした。お二方からいただいた情報も参考になりました、ありがとうございます。

 現時点ではあまり断定的な意見は述べかねますが、しかし、私の読み落としの可能性があるとは思いつつも、antさんがお書きのようにはドングリ捲きがナラ枯れ拡大に寄与しないと安心できる材料があるとは、私には判断できませんでした。被害の状況からして近年の移入病原体の可能性は高そうですし、『カシナガやナラ菌が近年になって海外から侵入したために、被害が拡大している可能性もあります』(http://column.odokon.org/2007/0327_180100.php)とも指摘されています。とすれば、何が媒介して国内に入ったかは解りませんし。
 熊森が、ドングリ捲き以降の、生物相の変化をきちんと評価してくれればいいのですが、多分しないでしょうね。

 引き続きこちら方面の情報には注意を払って、少しでも、こういったことがあることを知る人を増やしていくようにしますが、どうなりますことやら、ですねぇ。
[ 2010/12/04 01:46 ] fYTKg7yE[ 編集 ]

蛇足   No. 7241

うろついておりましたら目につきましたのでお一つ。
ttp://d.hatena.ne.jp/Asay/20101213/1292251084
>冬眠からクマが出てきたときにも食べられるように、保存しておいてまた撒く
熊森は餌付けでない、と言ってたはずですが、これって餌付け以外の何ものなんだろ?
あと、熊は冬眠から覚めると、先ずその辺の木の若芽を食べます。
大体その時期に芽吹いている木の芽には香油成分が豊富に含まれ、緩下作用が高いと考えられており、冬眠中に貯まった便の排泄に役に立っていると考えられている様です。
その時期の熊にドングリを食わせるって、熊の健康を一体どう考えているのやら。
もう、アボガドババナかと・・・
[ 2010/12/17 10:50 ] -[ 編集 ]

   No. 7243

>antさん

お知らせありがとうございます。Asayさんのブクマ追っかけ(http://b.hatena.ne.jp/entry/kumamori-kanto.blogspot.com/2010/12/125.html)で13日に確認していましたが、そんな発言が出てきて、支部の報告の中で言及して公にするようでは、この人達大丈夫か(いや大丈夫ではない)としか評しようが無くて、エントリに手がつかずにおりました。ホント、この人達はまったくもう。。。
[ 2010/12/26 13:21 ] fYTKg7yE[ 編集 ]

こんな熊森関連ブログがありました   No. 7373

熊森のことを忘れて暮らしておりましたが、最近こんなブログが・・・↓

http://www3.tokai-sc.jaeri.go.jp/nutec/CTZBK/ETKB/C45.htm
ブログタイトル:熊森活動備忘録
サブタイトル:日本熊森協会の実態を明らかにする元スタッフの回顧録

まだ全文を読んではおりませんが、この方(John Smithさん)が熊森から告訴されるようなら、応援してあげたい気持ちになりました。
[ 2011/04/15 01:36 ] -[ 編集 ]

   No. 7375

>岩井さん

Twitterもなさってますね。
http://twitter.com/VENOMIST666
興味深く拝見しています。

熊森協会さんも、春になって、なんかまた動き出しているようで…。それも、春にドングリ巻く気満々みたいな…。


追記;
すみません、貼ってくださったURLがリンク切れなんですが、
http://ameblo.jp/kumamoribibouroku/
こちらの方のことですよね(^^; ハンドルネームからこちらの方と判断して、そのつもりでレスしちゃってますが、他の方のことだったらすみません。
[ 2011/04/24 19:27 ] fYTKg7yE[ 編集 ]

岩井   No. 7377

あちゃー、たいへん失礼しました。
コピペをミスして、全然違うURLを貼り付けていたようです。たぶんコピーしたつもりができておらず、その前にコピーできていたものをなんの疑いもなく貼り付けていたのだと思います。
go.jpって、国の機関だし(大汗)

念のために書いておいたブログタイトルがフェイルセーフとなってくれたようですが、ご迷惑をお掛けしました。
申し訳ありませんでした (m_m) e-466
[ 2011/04/24 21:19 ] -[ 編集 ]

   No. 7378

そういえば、go.jpでしたね(^^; そのまま素直にクリックしてました。

私もエントリ内でリンクミスをしょっちゅうやってますので、どうぞお気になさらず。
[ 2011/05/01 15:18 ] fYTKg7yE[ 編集 ]

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電気柵が守る村にて

電気柵の向こう側は獣たちの世界 日曜(10/24)は、私たちが畑を借りている釜沼北集落の草刈り日ということで朝から作業に加わった。押しかけ修行に通っている長老たちの炭窯も、この集落にある。 高さ150センチほどの電気柵が集落全体をぐるっと囲む。伸びた草が金網...
[2010/11/15 02:09] URL 百一姓blog












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