スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
[ --/--/-- --:-- ] スポンサー広告 | トラックバック(-) | コメント(-)

初夏に美味しいもの 

 7月に入っているから既に夏ではないかというつっこみが聞こえてきそうだが、梅雨が明けたとはこの近辺では誰も言っていないので、初夏で押し通すことにしよう。

 近頃、仕事方面が大変なことになっているので甘いものが欲しい心境であり、体重的にも余裕があるので、最近手に入れたお菓子作りの為の新兵器を実践豆乳もとい実戦投入か、あるいは天津天栗を買ってきてアルデッショアをリピートするかと考えつつ、買い物に出かけ、それが目についた。

 しばらく前から店頭に並んでいるのは気がついていたが、なかなかにお高かったので手を出そうという気にはならなかったのだが、値下がりしていた佐藤錦。ちびちびと生食で楽しんでお終い、の量ではなく、加工用の量を買おうと思える値段^^
 即座に2パックをお買い上げ。

 さくらんぼを加工となると、私には、久しぶりながらも真っ先に作りたいレシピがあった。クラフティだ。

 私が初めて自分で買ったお菓子のレシピ本は、セルジュ・フリボー氏の「パリのお菓子」、なぜこの本を買ったのかは記憶はもはや定かではないが、めんどくさそうなデコレーションを施したお菓子もあれば、フランスの田舎のお菓子らしき素朴なレシピも掲載されており、タルト皮等の作り方も写真入りで丁寧に解説してある名著だった。もちろん、卵の飛び跳ねた汚れを一杯つけながらも、今も現役で手元に置いて参考にしているが、ここに載っていたクラフティが実に美味しいのだ。
 というか、恐らく、私がもっとも初期に作ったタルト、もしかしたら正味初めて作ったタルトがクラフティだったのかもしれないし、まず確実に、私のタルト好きを決定づけたレシピの一つであることは間違いない筈だ。

 このクラフティ、美味しいので何度も作ったが、缶詰のさくらんぼや、「アメリカンチェリー」として売っている濃深紅のさくらんぼでは味が違う。黄色に赤味の差した日本でこのシーズンに売っている佐藤錦とかの路線の、生のさくらんぼを使うのがもっとも美味しいのだ(もちろん、私の好みの話)

 そういう訳でクラフティの制作決定。という訳で。タルト皮をまず作らねば。

あれ?

以前、タルト皮にはバターがたっぷり入っているからとかって、カロリーダウンの為におからのタルト皮を制作していた人がいたような気がするが、一体どうしたことだろう???
 …いや、だって、クラフティ作るのは久しぶりなんだから、味の妥協なしに作りたいじゃない(^^;

 という訳で、パート・ブリゼに走る。薄力粉200gに発酵バターを100gを混ぜ込んで、水30ccちょいぐらいでまとめて、冷蔵庫で適当に寝かせて、

 タルト型というよりパイ型なんだが、耐熱ガラスの方に敷き込んで180度10分程から焼き。

あれ?

 以前、事前に空焼きしておくのは面倒だとかって、フィリングと同時焼き一辺倒みたいな発言のあった人がいたような気がするが、一体どうしたことだろう???
 …いや、だって、クラフティ作るのは久しぶりなんだから、味の妥協なしに作りたいじゃない(^^; 


さくらんぼは、種を取って準備。さくらんぼ種とり器が手元にないので半割にして手で取った。種つき時点で230gほど。

 カスタードは、砂糖70g(元レシピより控えめ)とLサイズ全卵一個とLサイズの卵黄(元レシピでは全卵だが、卵が大きかったので)をよくすり混ぜておいて、沸騰寸前に温めた牛乳200ccを徐々に加えてのばしておく。空焼きしたタルト皮に、さくらんぼを詰めてカスタードを注ぎ、180度25分程、真ん中が弾力がある程度の柔らかい目に焼き上げ。


 この、果物にカスタードを合わせたパターンの焼き菓子は色々な果物にあり、去年秋はこのブログにもアップフェルクーフェンが登場した。そして、このアップフェルクーフェンもそうだったが、この手のお菓子のカスタード液は大抵、生クリームが入る。ところが不思議なことに、このセルジュ・フリボーさん本のクラフティでは生クリームは入らない。この本の他のレシピではふんだんに生クリームが登場するのに。また、ネットざっと検索すると、さくらんぼのクラフティのレシピは出てくるが、チェックしたレシピはことごとくカスタード液に生クリームは入っているようなのだ。

 この点、不思議ではあるのだが、でも。
 このクラフティ。さっぱり系の佐藤錦路線のさくらんぼと、さらっとしたカスタードの取り合わせが絶妙で、本当に美味しいのだ。おそらくは、だからこそ、このレシピでは意図的にカスタードに生クリームを使ってないのだろうなと考えている。そして(カロリーに目をつぶって、妥協せずに)バターをたっぷり使ったパート・ブリゼがこれまた、サクッほろっとした口溶けで、これまた良い出来。

 という訳で、あたしってば天才?等と呟きつつ、えらい勢いでクラフティが無くなる至福のひとときを過ごしたのだった(^^;


…カロリー?えー?なんのことー?
スポンサーサイト
ユーザータグ:  食い意地テロ
[ 2010/07/05 20:23 ] 小ネタ | TB(2) | CM(2)

ヨダレが出そう~   No. 7078

私に財力があったら、碧猫さんをお抱えシェフとして雇いたい・・・
それにしても美味しそうなタルトだ。
[ 2010/07/16 11:05 ] -[ 編集 ]

   No. 7082

旨いよー。お勧め^^
お抱えで雇わなくても、タイミングを見計らって襲撃すればありつけると思うよ。まぁ、タイミングを間違うとへげへげで身動きできないけどね\(-_-;)
[ 2010/07/16 17:32 ] fYTKg7yE[ 編集 ]

コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://azuryblue.blog72.fc2.com/tb.php/883-b18a73b2


[満腹日和]海の向うの春便り。

本日の主役。柘榴石を想わせる暗紅色が美しい。  以前、筆者が勤務していた職場は、世界各国の食べ物が定期的に届く天国だった。春は米国西海岸発のアメリカンチェリーに、ハンガリー産のアカシアハチミツ*1、夏場はマレーシア発の果物の王様・巨大ドリアン、シンガポール
[2010/07/16 16:16] URL kananaka日和

[満腹日和][四季日和]神々も愛でるクラフティ。

 例年お盆を過ぎれば秋の気配が立つはずが、さすがの当地も今年の夏は鯨油のように重い粘り腰。なんでもこの猛暑、三十年に一度の異常気象を記録したのだとか*1。それでも先日、台風9号が日本列島を駆け抜けて、まず湿度がぐっと下がり、続いて毎朝の気温も20度を割り込む
[2010/09/13 15:24] URL kananaka日和












無料カウンター
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。