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自衛隊にいろいろと不安を感じる昨今 

 思わず魚拓をとった「はぁ?」と思った報道を、お持ち帰り保存。私の立ち回り先では、あまり取り上げている人がいない様子の話題ではある。

 愛用のMacが記憶喪失にかかったため、あちこちに張ってある網がほころびているのをなんとかしつつ、田母神氏方面に張ってある網にかかってきたのがこの26日付北海道新聞の社説。それで思わず魚拓をとったのだ。「文民統制が揺らいでいる」と危惧を表明する社説は、まず、鳩山首相のアメリカ軍普天間飛行場がらみでオバマ大統領に「トラストミー」と発言した事を、自衛隊幹部が批判したことに触れて、

(略)
 発端は2月中旬に宮城県で行われた日米共同訓練での訓示だ。陸上自衛隊の前連隊長の1佐が日米の多くの参加者を前に「同盟は『信頼してくれ』などという言葉だけで維持されるものではない」と言い放った。(中略)北沢俊美防衛相は前連隊長がこの首相発言を揶揄(やゆ)したとして、文書で注意した。

 陸自幹部が公の場で首相批判とも受け止められる発言をするのは明らかに規律違反だ。防衛相は「クーデターにつながる」と危機感を表明した。処分は当然のことである。


 この共同訓練の訓示で、首相をdisった当時陸上自衛隊第44普通科連隊(福島市)の連隊長は、3月23日付で陸自研究本部主任研究開発官に異動したのだそうだが(下記の25日付北海道新聞報道より)

 (略)陸自第11旅団(札幌)中隊長の3等陸佐が先月中旬、防衛省の榛葉賀津也副大臣と政務官2人に「連隊長の発言は総理の指揮統率を乱すものではない」などと処分を批判するメールを送っていたことが25日、分かった。

 防衛省はこの3等陸佐を、正規の手続きを経ずに直接意見具申したことが規則違反に当たると判断。今月3日、内規に基づき口頭で注意処分とした。

 また防衛省によると、同時期に道内の第2特科連隊(名寄)でも、中隊長の1等陸尉が朝礼で、処分や、普天間飛行場移設問題などでの鳩山由紀夫首相の対応を批判したことも明らかになった。同省は処分はせず、近く厳重指導とする方針だ。(後略)


 訓示そのものが2月の中旬(朝日報道によると2月10日)、処分を批判するメールも2月の中旬らしい。

 名寄の特科連隊中隊長発言は、具体的には

第2特科連隊の1等陸尉は普天間飛行場移設問題で「昨年に結論を出せずいいかげん」などと首相を批判、厳重指導を受けた。


 一部かぶりつつ、こちらも、

 また、旭川駐屯地(北海道)の1等陸尉も同月18日の朝礼の際に「連隊長の発言は間違っていない」「昨年のうちに普天間(飛行場の移設)問題の結論を出せなかった総理はいい加減だ」などと発言していたことが判明した。部隊内での発言だったことから、同省は部隊内での指導にとどめる方針という。


 飲み会の席での発言ならともかく、朝礼でこの趣旨の発言をして、そんなに扱いが軽くていいのか? しかも、一ヶ月以上も問題が浮上しないのか? と思ったら、

1尉は「公の場での発言ではない」として厳重指導とした。


 えええ? 公の場じゃないの? 公務員の職場における朝礼が? 飲み会の延長線上的、身内感覚なんだろうか?

 そして、再度朝日の報道を引用すると、

 防衛省によると、3佐は連隊長が注意処分を受けた直後の同月15日、榛葉副大臣ら省幹部に「連隊長の発言は(自衛隊の最高指揮官としての)総理の指揮・統率を乱すものではない」と自分の意見を伝えるメールを送った。

 陸自の服務規則は「意見具申の際は順序を経て行い、秩序を乱すことはあってはならない」と定めている。同省は、メールの内容には問題がないが、正規の手続きを経ずに副大臣らに直接メールを送った手法に問題があったとして、口頭の注意処分とした。


「メールの内容には問題がない」とのことである、が、、、

 3佐は直後に副大臣と政務官2人の計3人に「自分も部隊で同じことを言った」とメールを送った。


 しかし、そもそも、最初の連隊長発言の処分理由が、

 連隊長の発言は2月10日の日米共同訓練の開始式で行われ、鳩山由紀夫首相を批判したようにも受け取れることから、北沢俊美防衛相はシビリアンコントロール(文民統制)の観点から、政治や外交を軽視しているととられかねないと判断。同省は連隊長を注意処分としていた。


 ならば、「部隊で同じことを言った」と綴る3佐の「メールの内容には問題がない」とするのはおかしいだろう。

 最初に見かけた北海道新聞の社説は、

 思い出すのは、田母神俊雄前航空幕僚長のことだ。一昨年、戦前の侵略を否定し植民地支配を正当化した論文を発表して更迭された。

 にもかかわらず今回のような発言が繰り返された。実力組織の中に政治を軽んじる空気が広がっているのではないか。一連の発言が「氷山の一角」だとすれば事態は深刻だ。
(中略)

 まず取り組むべきは文民統制を徹底させる仕組みづくりだ。教育のあり方を見直し、隊内に規律意識を根付かせる。それが急務だ。(後略)


 これらとは傾向が違うにしても、陸自の現役幹部には、かの池田整治氏もいる。「教育のあり方」は大いに見直していただきたいが。。。いろいろと不安だ。


トラックバック先;
Afternoon Cafe 防衛省は文民統制の危機を真剣に考えていない
「田母神論文」を擁護する人びと - Apes! Not Monkeys! はてな別館
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[ 2010/03/28 13:40 ] 四方山話 | TB(0) | CM(2)

やはり、民主党首脳の思想がこの人たちと親和的なので、舐められても処分できないのでは?   No. 6887

 自衛隊、警察、検察のように「実力」があるところの人、位が高い人は、「破廉恥罪」で失脚することはあっても、仕事に関することで処分されることは、滅多に無いし、処分も軽い気がします。そうでないと、信用失墜行為といった茫洋とした罪で首にされたりします。
 小なりといえども武装集団を率いる指揮官が、公然と部下に対して「最高指揮官」を非難したのですし、さらに恐ろしいことに悪いことをしているという自覚がないのですから心底怖いことです。市ヶ谷の一件の時には、幹部自衛官たちはクーデターの檄を飛ばす三島を嘲笑し相手にしなかったようですが、40年経って戦「後」さえも遠くなったという気がします。
 タモガミたちが撒き育てた種は順調に育っているのでしょうし、それには自・民の防衛族や軍需企業やコンサル、ロビースト、「知日派」などが肥料を与え、花咲き、実もなろうとしているのかもしれません。だから、「毅然とした」処分ができない。処分は、自分の体の一部を切り落とすようなものだから。まあ、怖くて腰が引けているようにも見えますが。元空自のアクネ市長なら「私に逆らったから首だ(キリッ)。判決も関係ねえ!」でしょう。わたしなら、「一兵卒に降格の上、懲罰部隊に転属を命ず。自殺は禁止する。」、と言って階級賞、略綬をむしりとるですかね。
 11月の集会で、自衛隊に詳しいジャーナリストの人が「自衛隊の幹部たちが”ミンスで日本オワタ”と公然と言い放っている」と聞いていたので、まあ発言が表に出たこと自体は、おどろきはないのですが。処分の曖昧さや抗議のメールには唖然とします。自衛隊の中には半公然の階級別インナーサークルがいくつかあって、その中でタモガミ的なるものを育てているようです。自衛隊幹部たちは非常にブリキ好き、出世好きの人たちが多いそうなので、タモガミの教育の成果を検証し、これはだめだよと明らかにし、きっちり処分しないと、この路線でずるずる行って、教科書に乗るようなことにつながるんじゃないかと私は恐れます。
[ 2010/03/30 16:41 ] -[ 編集 ]

   No. 6890

>Lさん
>自衛隊に詳しいジャーナリストの人が「自衛隊の幹部たちが”ミンスで日本オワタ”と公然と言い放っている」と聞いていた
<
 なんか、もう、がっくし来てるんですが…orz

 田母神氏に関しては、更迭にいたるより遙か前、2007年5月時点のクラスター爆弾で国民が吹っ飛ばされても仕方ない発言で唖然としておりましたし。
池田整治氏も他のトンデモがすごすぎて目がくらみますが、著書の目次には「自虐史観を全国民の脳へと徹底的に刷り込み続けた」なんてありますから、そういう立場からの幹部教育をしているのでしょうし。
 こういう人達が、幹部にあがれて、後進をしっかり指導している訳なんですね。

 一応、今回の件は静かな報道ながらも報じられて、防衛相が懸念を表明したりもしているものの、なんだか本当に嫌な感じがあります。
[ 2010/03/31 12:38 ] fYTKg7yE[ 編集 ]

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