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「かんとうだき」ではなく「おでん」 

 近日アップ予定と書きつつ約1ヶ月ほど経ってしまったが、子供の頃以来、母親が作ってくれたメニューの一つに「かんとうだき」なる料理があった件で、すじ肉以外の話。
 すじ肉エントリはてなブックマークでは「おでんではいけないのか」というコメントをいただいたが、「かんとうだき」なる呼称は、その料理をそう呼ぶようにと幼少時以来躾けられたので仕方ないのである。「かんとうだき」と呼ばないといけない根拠として、関西では「味噌田楽」という料理も「おでん」と呼ぶため、混乱を避けるために味噌田楽→おでん、いわゆるおでん→かんとうだきという風に説明された。

 脱線はともかく、幼少時以来、家庭料理として供された長時間じっくり煮込んだ「かんとうだき」はそれなりに美味しかった記憶はあるが、どす黒くなって味の抜けた竹輪などあまり好きではない具の印象が強かった。じっくり煮込まれたすじ肉やこんにゃくは好き。でも、煮込みすぎて酸味が出た黒っぽい濁った煮汁に浮いた煮物というのが、私の「かんとうだき」イメージであったりする。

 そういうイメージだったからだと思うが、実家から独立以来、特に「かんとうだき」を自分で作ろうとしたことはない。似たような煮物をお弁当のおかずに作っていることは多くはあっても。

 そんなこんなだったある日、去年の初冬頃か、north-poleさんのブクマ経由でこんな記事を見た。
おでんの美味しい作り方・おでんレシピ

 おでんは長時間煮込めば美味しくなる、というのは間違いです。
煮込んで美味しいのは大根、牛すじ、卵、ちくわぶ、昆布、蒟蒻などです。
練り製品(さつま揚げ、すじ、つみれ)等は、煮すぎるとせっかくの美味しさが汁に取られてしまいます。(大幅に中略)
保温調理器を使ったおでんが出汁も澄み美味しいのは皆様ご存じだと思いますが、(後略)

 あれ?(^^;
…何か、幼少時以来、間違った調理でわざわざまずくしたものを食べていたような気がしてきた(^^;
 …この「おでん」、作り方を見ても写真を見ても、滅茶苦茶、美味しそうではないか。

 作ってみようか、と思いたった直後、こんな記事も見かけた。
しっかり味が染みこむ圧力鍋のおでん
 記事の出だしに驚愕した。

寒い季節のなべ料理のなかでも、特に人気のあるおでん。大根や里芋がしっかりと味が染みこんでいることが、美味しさのひとつですね。

 おでんって、ちび太が串に三角やら丸いのやら刺して持ち歩いているアレでしょ? あれのどこがなべ料理なのだ?

 混乱したわたくし、職場で、第2世代東京人である橋本さん(仮称)に、こう切り出した。
あの~、私、今、凄く悩んでいることがあるんですけど
…実はこの時点、職場でとてもブログに書けない洒落にならない事件が発生しており、橋本さん(仮称)はその事件で最も深刻な打撃を被った立場だった。のだが、私、質問しようと考えついた時点では、そのことをすっかり失念していた(ぉぃ)。低い声調で↑な切り出し方をした私をみた橋本さん(仮称)、明らかに引いて顔をこわばらせてしまった。
悩んでるのはね、おでんって鍋物って話を見かけて、それは違うように思えて混乱してるんです
 質問を切り出した後で、橋本さん(仮称)の状況に思い当たった迂闊な私だったが、実に下らない悩みであることを知った橋本さん(仮称)、ホッとした顔になって快く説明してくれた。
 感覚としては、確かにどっちかというと「おでん」は鍋物である、と。「煮物じゃないの?」と更に尋ねる私に、鍋で煮ておいて、食卓に(場合によってはホットプレートなども使って)鍋のまま供して、各人が銘々に好きな具をとり、出汁もたっぷりかけて食べるおでんは、煮物というより鍋物だと。
 なるほど、そういうものなのか。

 よし、「おでん」を作ってみよう。と思って、近所のスーパーをふと見ると「おでん」コーナーがあった。そして、そこで並んでいるものをみて???となった。再度、橋本さん(仮称)に訊いてみる。
おでんの定義って何ですか?
 答は、主に醤油味の鰹出汁で煮た練り物。「大根やこんにゃくの立場は?」と尋ねると、もちろん、入る、と。「すじ肉は?」と訊くと必須ではない、「厚揚げは?」と訊くと、あまりメジャーではない、とのこと。
…そうか、そういう訳で「おでんコーナー」にはひたすら練り物ばかりが並んでいたのか。おでんとは練り物が付き物、メモメモ。私は幼少時に食べたどす黒くて味の抜けた竹輪の印象が悪くて、練り物の煮物はあまり好きではなかったのだ。まぁ、おでんは鍋物だそうだから、かんとうだきではなく、おでんを作ることにする。


作った。

鶏出汁と鰹出汁、昆布は具と一緒に煮て。個人的にはやはり厚揚げは外せない。んで、キャベツが余っていたので思わずロールキャベツ。練り物は買い忘れた(笑)。(撮影用に)串に刺している(この一本以外はバラである)のは馬スジ。甘い味付けがダメなので味醂も砂糖も入らない、薄口醤油と日本酒のみ。

 食べて驚愕した。めちゃくちゃ旨い。おでんって、こんなに旨い食い物だったのか(驚)

 というわけで、味をしめて、はまった(笑)
定義にしたがって、練り物も入れてみよう。


 このロットの試食。

ぎっしり(^^;

 ゆで卵やジャガイモにたっぷり出汁を吸わせて食べるのが絶品。大根も上にリンクを貼った「みよし」の調理方法に従って作ると実に汁気たっぷりに仕上がって美味しい。はんぺんはさっと煮ただけなので、しっかり味がある(本来、味があって当たり前なのだが(^^;)
 「すじ」は、パッケージに書いてあった通りに30分煮てみたが、、、はんぺんの方が美味しかった(^^;


 更に作る。


 揚げボールなる物が売ってたので、入れてみた。これは美味しい^^ 煮る前に食べても美味しかったのが難かも(^^;


 そして、こんな物が売っていたので、物珍しくて買ってしまった。


 シュウマイとか餃子とか書いてあるけど、実際には何が入ってるのかな?ワクワク。と思って、おでんに入れたところ。。。




 中身は、本当に、焼売やら餃子そのものだった(^^;
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ユーザータグ:  食い意地テロ
[ 2010/01/31 11:26 ] 小ネタ | TB(0) | CM(4)

管理人のみ閲覧できます   No. 6786

このコメントは管理人のみ閲覧できます
[ 2010/01/31 20:51 ] [ 編集 ]

   No. 6787

>No. 6786 [ 2010/01/31 20:51 ]のコメント提供者様

 コメントありがとうございます。
やっぱ一般的には「かんとだき」と「う」抜きですかね(^^;
…あちらは。似たような光景は二年ほど前に見たことがあります。「党派性」の行き着く先かも、みたいな感が。
[ 2010/02/01 18:38 ] fYTKg7yE[ 編集 ]

そいつの呼び名   No. 6788

私の家では「おでん」、隣に住む父方の祖父母・伯母は「かんとだき」でした。
母の作る「おでん」昆布だしにうっすら醤油
祖母の作る「かんとだき」は鰹だしにうっすら醤油
だったような気がします。
祖母のルーツが九州で、母のルーツが北陸というのは関係あるのかなぁ?

おでんといえば、梅天を食べる直前に入れるのが楽しみでした。
梅天・・・・梅の花の形の柔らかい練り物なんですけど
検索したら梅味の平天みたいなのしか出てこない。
[ 2010/02/01 21:39 ] Ol1eGJ4Y[ 編集 ]

   No. 6790

>さくらさん
>「おでん」昆布だしにうっすら醤油
>「かんとだき」は鰹だしにうっすら醤油
<
 違いがある以上、きっと、「おでん」と「かんとだき」は別の料理なんですよ(推定)。

 
>梅天・・・・梅の花の形の柔らかい練り物
 ぶくまで書いてくださっている『梅田の「たこ梅」』で出てきそうな感じですね(^^;
[ 2010/02/02 19:33 ] fYTKg7yE[ 編集 ]

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