スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
[ --/--/-- --:-- ] スポンサー広告 | トラックバック(-) | コメント(-)

田川市議会が『日本軍「慰安婦」問題に対する国の誠実な対応を求める意見書』採択  

 日本国内の地方議会で、『日本軍「慰安婦」問題の解決を日本政府に要求』方向の意見書を14番目となる国立市が採択したのは12月18日のことだった。2009年内に他にも採択都市が出るといいなと思って注目していたのだが、24日には西東京市で継続審議となり年内はもう無いかと思っていたところ、当方では29日未明に非公開コメントで22日に福岡県田川市で採択されていた旨をお知らせいただいた。

 ネットで公開されていた情報としては、
28日付で「日本軍「慰安婦」問題の早期解決を求める請願署名実行委員会 15番目の意見書可決。福岡県田川市
…可決のお知らせと、田川市議会ホームページの可決時点の中継動画。

29日付で「~若者たちと考える「慰安婦問題」フォーラム~ | 国内で15番目の「慰安婦」意見書が可決されました
…可決のお知らせのみ。

29日付で「~若者たちと考える「慰安婦問題」フォーラム~ | 福岡県田川市議会可決(続報)
…意見書全文。

これも多分29日付で「国内地方議会」@「「慰安婦」決議に応え今こそ真の解決を!」
…意見書全文。

 ぐらいしか見つかられない。田川市議会のホームページでも、動画以外では情報がなさそうだ。


 ところで田川市ってどこ? と思った私の地理的な感覚は、うっかりすると尼崎市と伊丹市を大阪府と言い出しかねないレベルであって決して標準的だとは思えないが、件の意見書を探す途中で見つけた情報をメモしておこう。

 福岡県田川市、市のホームページによると福岡市から東に車で60分ほど、約42kmほどに位置しているらしい。そして、炭坑節のふるさとともいう。

 そんな石炭の町である歴史には、戦時強制連行の歴史も含まれるようだ。02年4月26日に福岡地裁に提訴された、第2次大戦末期に中国北部から強制連行された被害者が三井鉱山と国に損害賠償を求めた訴訟で、坑内労働に従事させられた炭坑は福岡県の三池、田川にあったという。そしてまた、

三井田川の跡地には石炭資料館があり、近くの丘には韓国人や中国人犠牲者の追悼碑がある。朝鮮人慰安婦が連行されていた地域の建物のいくつかはその跡をとどめている。朝鮮人・中国人・連合軍捕虜が連行され収容されていた場所も特定されている。戦時期、この一帯は石炭増産に向けての一大労働力収容所となっていたのである。。


筑豊」@「人権平和・浜松」より一部

 また、竹内康人氏作成の「朝鮮人強制労働現場一覧」(リンク先PDF)でも『田川炭鉱「慰安婦」』があげられており、2006.8.17付の朝鮮新報でも強制連行犠牲者の遺骨返還のための合同実地調査が初めて行われた地として福岡県田川市に言及がある。
 なるほど、そういう背景を持った田川市なのだと納得した次第。

 「日本軍「慰安婦」問題の早期解決を求める請願署名実行委員会 15番目の意見書可決。福岡県田川市」でリンクされていた動画によると、議長が以下のように発言していた。

 23、委員会提出議案、第18号。『日本軍「慰安婦」問題に対する国の誠実な対応を求める意見書』についてを議題といたします。本件につきましては、所管の厚生委員会で十分審査がなされておりますので、会議規則第36条第三項の規程により、この際、提案理由の説明を省略し、直ちに裁決いたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか?

 御異議が無いようでありますので、これより採決いたします。採決の方法は起立により行います。委員会提出議案第18号に賛成の議員の起立を求めます。

 起立多数であります。
よって委員会提出議案台18号『日本軍「慰安婦」問題に対する国の誠実な対応を求める意見書』については、原案の通り可決されました。



 そして以下が、意見書全文。




 2007年にアメリカ、オランダ、カナダ、EUなどの議会では、「慰安婦」問題の責任を認め公的に謝罪するよう日本政府に求める決議が採択されている。

 また、2008年にはフィリピン議会の下院外交委員会並びに韓国、台湾の議会でも採択され、国連などの国際的な人権擁護機関からも早期解決を求める勧告が出されるなど、国際社会は「慰安婦」問題を現在に通じる重大な人権侵害と認識し、日本政府が誠実に対応することを要請している。

 「慰安婦」問題に誠実に対応することは、戦争を遂行するために女性の性が利用されるという人権侵害が二度とないようにするという日本政府の世界への意思表示となる。そして、アジアの人々の戦争被害の傷を癒し、和解して平和的に共存していく道筋をつくることにもなる。

 被害者の訃報が相次ぐ中、被害者の存命中に納得できる解決が急がれる。
 このことから、田川市議会は、国会及び政府が下記事項について誠実な対応をされるよう強く要請する。



1 被害者出席のもと、国会で公聴会を開くこと
2 「慰安婦」問題の責任を認めて、政府は公的に謝罪すること
3 「慰安婦」問題の解決のため、政府は被害者の名誉回復と損害賠償を行うこと
4 学校や社会の教育において「慰安婦」問題の歴史を教え、国民が歴史を継承できるようにすること

 以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出する。


 平成21年12月22日

福岡県田川市議会議長 高瀬 春美

 簡潔な文章ながら要点を押さえ、公式謝罪・公式賠償・歴史教育を求めた上に公聴会開催、つまりは真相究明も盛り込んだ内容で、素晴らしい。採択に尽力された皆様、お疲れ様でした。
スポンサーサイト
ユーザータグ:  日本軍性奴隷制問題
[ 2009/12/30 14:55 ] 自爆史観 | TB(1) | CM(0)

コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://azuryblue.blog72.fc2.com/tb.php/791-58a55e96


歴史と科学に学ばないから日本は停滞しているのではないでしょうか

  2010年が始まりました。 昨年2009年の日本ではいろいろなことがありました。最大の出来事は政権交代だったでしょうか。 ジミントー政権...
[2010/01/01 13:39] URL 村野瀬玲奈の秘書課広報室












無料カウンター
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。