私が「これは凄いネタ元だ」と高く評価し(?)注目している個性派論者は何人かいるが、その内の一人には、
バレンタインデーでチョコレートを渡された人が自分が本命かどうかは、渡す女性の血液型による行動パターンの違いによって解るとか、
「愛されるための聴くサプリ」と称して女性の血液型別お薦め音楽をあげてみたり、
女性の血液型別取扱説明書を発行したりするスゴイ女性が含まれている。この人物が某恋愛相談コーナーで、結婚式を控えた時期に相手の男性の不機嫌が続きマリッジブルーになっている女性へした回答が、言いふらしたくなるぐらい凄かった。
あなたは自分の言い方が悪いから彼を怒らせていると考えているようですが、それはまったくの考え違いです。
男性はそもそも、女性に何か言われるのが嫌なのです。
だから、あなたが取るべき手段は唯一。黙っていることです。
そして笑顔だけ見せて、彼から何か言われた時だけ簡潔に「はい」「解りました」とだけお返事しましょう。
(略)
目下の者が、目上の方に何か申し上げるということは、それだけ大変なことなのです。
(略)泣き暮らす前に、三笠書房から出版されている「サレンダード・ワイフ 賢い女は男を立てる この人と、もっと幸せになるために」 Laura Doyle (原著), 中山 庸子 (翻訳)を読んでみてください。(略)たとえ彼以外の男性と結婚生活をはじめるとしても、きっとあなたにとって有意義な情報になると思います。(後略)
…大抵の男性は、ありえねーと思うだろう、と思う。でも、本当にそうなのだろうか。
大学1年生の頃に出会った彼は、最初は気のいい面白い人で、一風変わったでも熱烈なアプローチを受けて付き合うこととなった。(略)一般的に言って二人とも高学歴である。
(大幅に中略)
まるで彼の望みは、生まれてから現在に至るまで、彼以外の男性と出会うことを否定しているようなものだった。最初はばかばかしく思って流していたことも、次第に積もり積もって、それが真実のような気がしてくるから怖いものだ。私は過去の恋愛話を恥だと思い、彼以外の男性と話すことを恐れ、一人で外出するのをためらうようになりつつあった。そのくせ、彼はいつの間にか一人でどこかへ行き、女のこと出会い、談笑し、そしてそのことを私に報告した。彼はそれを甘んじて受け入れるべきだと言ってはばからなかった。
(略)
初めてである、その経験をしたことがない、ということこそ女の価値だと彼は言った。(略)私は当時まだ10代だったが、彼からすれば年をとりすぎていた。そのくせ私が知らないことや未経験のことには、「普通は知ってる」というのが彼の口癖だった。何をしても責められ、けなされ、貶められ、笑われて、ちっとも楽しくなんてなかった。
(略)
若いころに出会ってたとえ何もないまま恋愛したところで、人生を食いつぶされていくことには変わりないのだ。しかも恋愛に関する楽しい思い出はなにもないまま、ただ人間としての尊厳を奪われて、だ。
(略)私は長い長い後悔の時間を過ごして、少しずつ彼を過去にしていった。少しずつ日常が戻ってきて、私は私に戻りつつある。(後略)
彼女は、それでも比較的早くに逃れられて本当によかった。
あるいは、
付き合って9ヶ月の彼氏がいる。
趣味もお互いゲームオタクということもあって平時は楽しく過ごしている。
付き合って最初の頃彼が時々言っていたのは「暴力を振るう人間は最低だ」だった。
そんな彼は最近喧嘩(向こうは私が勝手に怒っているだけというが)をすると
怒鳴り、物を投げ、家具を蹴り破損させる。
DVだと思う。暴力を振るう人間は最低なんだよね?と聞くとそうだね。と答える。
(略)
今日の喧嘩の原因は料理について。(略)
非常に煩い。「美味しいね」だけで終わっておけばいいのに後から後から文句が出てくる。
彼に「文句言うな。うるさい」と言えば「文句じゃないよアドバイスだよ」と返ってくる。(略)
料理をすれば毎回「アドバイス」が入る。作るのが本当に嫌になる。
「言わなければお前なおらんだろ?」(料理が上達しないだろう?)
「文句言うなって、アンタ自分が料理が上手すぎるって勘違いしてない?」
「今日作った肉じゃがみてみなよ。これ完璧なの?」
(略)
そして喧嘩になり、彼は台所の食器棚に穴をあけて帰っていった。
怒ると感情をコントロールできないのか?
自分は微塵も悪いところが無いと思っているのか?
彼の態度はどの成人男性でもあることなのか?(後略)
はてな匿名ダイアリー 2009-06-25「彼氏について」より抜粋
この彼女には、
軽度のDV被害者の思考回路に陥っているとのアドバイスがついている。冒頭で引用した文章で相談を持ちかけていた女性が、アドバイスにしたがった結婚生活を送った場合、とてもこの手の危険が大きいように思えるのは、気のせいではないだろう。
一方、逃れられ損なった女性たちの話は、この社会では多く目にする。
離婚しようかどうしようかと迷っていた女性から、その生活状況を聞いてびっくりした。彼女は40代半ばである。(略)彼女の結婚以来の悩みは、夫に奴隷扱いされてきたことだ。彼女は自分の扱われ方を「奴隷扱い」と表現した。結婚したときに夫から、妻は夫の言うことをなんでも聞いて尽くすものだと言い渡されたという。(略)5時が門限であり、友人、知人との交際は許されず、実家に泊まりがけで行ったこともないという。夫の「規則」に違反したとき2は、暴力も振るわれたという。(略)「私もDVを受けているんですよね」と、確認するように彼女は話し続けたが、離婚の決心は揺れていた。(略)一人で経済的にやっていく自信がなかったからだ。
(略)
彼女の直面している状況は、ドメスティックバイオレンスの被害を経験している女性に共通する。(略)家庭の外に待ちかまえる経済的厳しさが、妻に二の足を踏ませる。さらに、結婚によって誰々の妻という自己認識を作ってしまっているときは、「○○の妻」でなくなる自分に自信が持てない。彼女のこの不安を利用して、夫は文字通り「主人」であり続けられる。
これは、性暴力被害を数多く担当する、ある弁護士の方(後述)による文章だが、例えば他でも、DVを主に取り上げている信田さよ子氏の「
家族収容所 「妻」という謎」で記述されるDVも、だいたいこういった内容だ。
残念ながら、人類の歴史は男性の女性に対する支配の歴史でもある。(略)
男女の間の生物学的な差が、社会的な位置・力の差にすり替えられて、男性が女性の優位に立つのが、この社会の基本的な構造になっている。世の中の大事な仕事(と考えられている)は、大体男性たちが独占している。国の政治から、町内会まで長は男性であり、小学校から大学まで校長は圧倒的に男性である。経営者も大多数は男性である。
ここで「世の中の大事な仕事(と考えられている)」は、むしろ、その組織の意思を決定する役割と言い換えた方がよさそうだろう。また、最近では女性の小学校校長が増えているとは聞くが、増えているのが
小学校の、であって大学学長ではないことは示唆的だ。こういったデータの数値的なものは、例えば、
平成20年4月付の「女子差別撤廃条約実施状況第6回報告」等でも詳しい。
組織(家庭も含めて)の長の多くが男性であることから、男性の言動は信頼するに足る責任ある物であるかのように、見られる。(略)ある有名ブティックの顧客名簿には、本来の顧客である女性の名前や職業と共に、夫のそれを記入する欄がある。結婚により誰に「所属」しているかは、時として女性にとっても自慢したい事柄である。
(略)
男女の力関係の差は、単なる差ではない。この違いを維持しようとする力学が働く。(略)この優位性はどのようにして維持できるのか。相手に対する支配を続ける事である。その為に最も有効な方法が、むき出しの力・暴力の行使である(略)言うことを聞かない相手を従わせるには、議論するという方法もある。しかし、議論で勝つことに自信がないときは、自分がすでに優位に立っているものを使う方が手っ取り早い。体力であり、経済力であり、社会的地位であり、優位性の凝縮した男であることそのものである。(略)ここで行われていることは、人に対する支配である。人に対する支配は、人を自分の所有物のように扱うことでもある。
妻に傷害を負わせて逮捕された夫が「自分の妻を殴って何故悪いのか」と警察でうそぶいたという。彼にとって、妻は「自分のもの」であり、自分のものをどう扱おうと、余計なお世話であったのだ。妻が自分は夫に所有されていると実感する場面の一つが、夫から性的暴力を加えられるときだ。(略)妻の意思が問われず、無視され、ただ夫の性的欲望の充足だけが追求されている。
ここでの話は、結婚しているカップルでのDVだが、
女性が「モノとして」扱われがちになるのは、この場合に限ったことではない。ここでも
同じ根っこが、見える目には見えるのでは無かろうか。
女性を暴力で支配することが可能にな るのは、暴力を振るう男性の個人的な問題を越えて、彼にそのような行動を許している社会の根本的構造である。もちろん、暴力を振るう個人の問題はある。しかし、社会全体が、そのことを是とし、可能にする仕組みをとり続ける限り、個人を非難したり、処罰するだけでは問題は解決しない。同様に、被害を体験している女性に援助の手を差しのべることは重要であるが、それだけでは解決しない。シェルターをいくら作っても、シェルターの外の社会が変わらない限り、いたちごっこになるだけである。
最初に挙げられた例では、女性が経済力から阻害されていた例だが、経済力の問題だけでもないという。
妻の経済力や社会的地位が自分より高いということで暴力行為に及ぶ男性がいる。男が上でなければならないという彼の信念を、家庭の中での暴力で実現しようとするわけである。そこで、根本的な問題は、暴力の根源にある男性優位社会を、男女平等な社会にどう作り変えて行くかにある。
1979年、国連が女性差別撤廃条約を採択し、日本は1985年にこれを批准した。この条約は、女性への差別の根源に性別役割分業があることを指摘し、その撤廃を求めている。男女を性によって、社会的な役割を割り振り、そこに固定化することで性差別が作られ、維持されてきていることが明らかにされた。この仕組みが、暴力の根本構造であることは、その後、女性たちを中心にした運動でより明白にされてきた。難しいのは、私たちはみんな生まれたときから、性別役割分業社会に生きていることで、その問題点が見えにくいことだ。まるで空気を吸うように、性別役割分業のさまざまな実態を受け入れている。(略)
また、女性は生きるためには、結婚しなければならないという考え方は、衰えつつあるものの、社会の主流のままである。そのため、女性は男性に愛されることに躍起になり、それは若い人の間でも重大な関心事である。(略)女性が一人で働いて生きて行くことが、困難な社会では、女性が結婚という形で男性に生活保障を求める構造は維持されてしまう。それは、暴力の格好の温床である。例えば、8月から施行された児童扶養手当の支給条件を厳しくする政令は、女性に離婚したら生活ができないと脅迫して、結婚に留まることを強要する結果になる。事実、この政策転換は、離婚増加に歯止めをかけるために行われた。
この一連の記事は「
特集:ドメスティック・バイオレンスのない社会をめざして」と題されていたので、DVの話題となっているが、ここで問題化されている枠組みは、いわゆる「女性に対する暴力」一般に通用されるものだろう。
この、「女性に対する暴力」とは、
1995年9月に北京で開催された第4回世界女性会議で日本も参加して採択された北京宣言および行動綱領、その、
第IV章 戦略目標及び行動の13条に『「女性に対する暴力」という言葉は,起きる場所の公私を問わず,女性に肉体的,性的又は心理的な傷害若しくは苦しみをもたらす,若しくはもたらすおそれのある,ジェンダーに基づくいかなる暴力行為をも意味し,そのような行為をすると脅すこと,強制又は自由の恣意的な剥奪をも含む』と定義される。
上記に引用した「男女平等情報誌」の記事を執筆した弁護士さんは、
日本初のセクハラ裁判として私でも知ってる福岡の「職場での性的嫌がらせと闘う裁判」等の裁判に弁護団の一員として参加した方であり、
1986年より東京・強姦救援センターのアドバイザーもなさっている方である。また、
日弁連シンポジウム「性差別としての性暴力犯罪 ~その法律上の問題点~」で基調報告をしていたり、
愛知県弁護士会で「キャンパス・セクシュアル・ハラスメントの現状と対策の課題」の講演をなさっていたり、
椙山女学園大学で「セクシュアル・ハラスメントー私の人権とあなたの人権ー」の講演もなさっている。
「性暴力裁判全国弁護士ネットワーク」の共同代表としてお名前が上がってる情報もあり
(2001年11月時点では確実に、現在もその任にあるのかは未確認)、
東北大学のと東北生活文化大学のセクハラ訴訟でも弁護団に参加し、
2004年11月時点の情報では明治大学法科大学院で「ジェンダーと法」を教授してらっしゃるそうだ。
当ブログでも呼びかけを転載させていただいた、つくばみらい市で「被害者のシェルターへの保護は家族を破壊する」なんて主張する「市民団体」の抗議騒ぎでDV講演会が中止決定された事へ抗議する「賛同署名のお願い」の
呼びかけ人のお一人でもある。
要は、「女性に対する暴力」や性暴力を専門的に扱ってらっしゃる弁護士さんである。椙山女学園大学の講演をまとめたコンテンツにはこうある。
セクシュアル・ハラスメントという言葉は福岡地裁での裁判がきっかけで広まり、それが普及したのは1980年代後半から1990年代にかけてのことであった。ドメスティック・バイオレンス同様、長い間セクシュアル・ハラスメントの指し示す行為は、女性にとって深刻な問題であったにもかかわらず、それは表に出すべきではないこととされてきた。一方、男性にとってはそれは日常的な事態であった。しかしこの裁判以来、その内容を示す言葉が生まれ、問題が可視化し、認識されるようになった。
セクシュアル・ハラスメントの事件が生じたとき、被害者は周囲から落ち度を問われる傾向がある。また加害者が被害者の心情をまったく理解せず、加害内容はたいしたことではないと自己正当化する傾向もある。(略)セクシュアル・ハラスメントは、言葉によるものを含み、相手を不快にさせる性的言動と性差別的言動から生じる。男性による女性に対する言動に表れることが多いのだが、これは社会体制が男性優位に形成されてきたことと密接に関係している。(略)
加害者側の「その程度のことをして何が悪い」「このくらいのことはセクシュアル・ハラスメントでもなんでもない」「よくあること」などという発想が問題をさらに深刻なものにしている。価値観の差が埋まらない限り問題の解決には至らない。(後略)
NPO法人「女性の安全と健康のための支援教育センター」の代表理事でもある、この方の名は、
角田由紀子弁護士。
そして、近ごろよく目にする国際人権団体
Equality Nowに11人いるBoard of Directors(理事)の一人、これも11人いるイギリス管財人の一人が、角田由紀子氏である(おなじURL先に名が上がってる18人の諮問協議会のメンバーではないようだ)。
少し前には、とあるエロゲ規制問題がらみのWikiには「一部の声の大きいフェミニスト」といった愉快な表現があったと記憶していたので、引用させていただこうと探しに行ったのだが、書き換え済みなのかみつけることができなかった。だが、それがなくとも角田由紀子氏、昨今の「表現規制問題」関連で、すごい言われようをしている。
(略) 今回の件は欧米からのバッシングではなく、欧米からの圧力のフリをした日本革命的共産主義者同盟の角田由紀子という弁護士と、その同志である福島大学の中里見博准教授が引き起こしたものです。
具体的には、自分が名前を連ねるニューヨークの組織に声明を出させ、自分が有識者のふりをして、それを読売新聞に書かせ(有識者としてコメントもし)、合わせて、公明党には中里見が出向いて規制を訴え、自民党へは角田が要請したというものです。(後略)
…「自分が有識者のふりをして」とのことだが、
2001年の沖縄県DV対策事業「夫、恋人からの暴力は犯罪です ドメスティック・バイオレンス(DV)を考える」シンポジウムで基調講演を勤め、
沖縄中学生暴行事件の告訴取り下げ時には、沖縄タイムズに、性暴力被害者の支援活動を続ける弁護士としてコメントを求められ、あの、
裁判員制度における性暴力犯罪の問題でも東京新聞の取材に
「『自業自得』とワイドショーばりの論理が横行しそう。『世間常識』で司法の建前が弱くなる分、一段と厳しい状況になるのでは」とコメントしている方である。
普通に有識者だろう。
しかし。
それにしても今回の規制派の動きが良すぎる。
…というのも、海外からの批判というのが国内からのマッチポンプである可能性が非常に高いのだ。
海外からの批判=イクオリティ・ナウのことなんだが、この団体の理事の中に角田由紀子という人物がいる。
この人物は国内の団体、ポルノ買春問題研究会(通称APP研)と関係ある人物なのだ。
この団体はフェミニスト団体というより、セックスヘイター(性憎悪者)に限りなく近い団体でこれまでもあちこちで問題を起こしている。
そんな団体と繋がりがあるイクオリティ・ナウが批判を開始、それに呼応するかの如く読売、NHK、世界日報、毎日が記事を書き、公明が秋葉原視察に訪れ、今回の山谷擁する自民女性局の記者会見。
まるで最初からシナリオが出来ているようではないか。
完全に行き詰まっていた児童ポルノ禁止法をここぞとばかりに絡めている点、法的根拠のないエロゲ規制に児童ポルノを強引に絡めて
一気に両方を潰す目的なのだろう。
しかしこれではっきりしただろう。
連中は最初から『規制すること』だけが目的で
子供とか女性の人権など
ダシにすぎないということを。(後略)
この文脈だと、やはり、「子供とか女性の人権などダシにすぎない」連中の筆頭は、名指しされている角田由紀子氏だと読める。でも、少なくとも、エロゲ規制でエントリを上げているブロガーさんよりは、角田由紀子氏の方が、女性の人権を真剣に考えている方ではないだろうか。だからこそ、なんで、ついでに性教育教材まで規制しかねないような山谷えり子氏と同じ側にたつかな、とは悲しく思う(*)。
こちらの法規正反対ブロガーさんは、私とは真逆の方向から「
規制推進派の市民団体は保守とは相容れない」、どうして左と組んで法規制を推進するのかと述べておられるが、その根拠(?)はともかく、自民党の法規制推進派とイクオリティ・ナウその他周辺が呉越同舟していることに反対したい点と、法規制に反対する点においては同感だ。
こちらは、まぁ、直接のやりとりもない方だから、そういう意見だと見ているだけで支障を感じないのだが。
規制推進派のメンツを見ていると、性差別解消に向かうとはとても思えないし。撃つべき相手は同じ、はずなんだけどなぁ。
うちゃさんは「規制推進派」として、自民党女性局長あたりを想定しているだろうとは思う。でも、あちらこちら見て回っていると、「規制推進派」として角田由紀子さんを含んでしまうのでは無かろうかと思える。だったら、この記述にはちょっと異議があるので、根拠を示すエントリをあげてみた次第
(それにしては長いが(^^; だから遅ればせとも(^^;)。
撃つべき相手は、
AVビデオ撮影時の性的暴行に加担する社会学者なども、という点には、無論異論はない。そして、撃つべき相手には、冒頭にあげたような意見、男性が暴力を振ったとしても「そのような行動を許している社会の根本的構造」を作る方に加担している意見を発する人物なども含まれるだろう。
*、もっとも、
公明党の会議に中里見准教授が意見を述べた情報はあるが、自民党は
『今回の件はアメリカ人権団体から各大臣宛にレターが届きわかった』との話だし、
自民党女性局の「第1回勉強会」では『関係省庁の担当者から説明を受け、意見交換』とのことで、角田氏自身が動いた話を、実は見つけることができないでいる。直接的なところで、どういう見解で、どういう動きなのかが知りたいのだが。
エントリ本文に盛り込み損ねた蛇足。
日本での人権問題の解決を目指して、外圧に頼る例自体は別に珍しくないとは考えている。だって、日本政府と日本社会の世論に任せていたら、見るからに埒が開いてないから。
2008年10月にあった
国連自由権規約委員会審査では『「狭山事件」の犯人とされ45年の間無実を訴えてきた石川一雄氏が、委員会に直接訴えかけた例もある。この自由権規約委員会審査でも、
進展ない女性差別解消に強い批判を浴びたと目にしているし、上記にも言及した
つくばみらい市で拡声器をもった「市民団体」の抗議騒ぎで、市側がDV講演会を中止してしまう(当ブログでは
2008/01/24付エントリ)ぐらい、女性差別や「女性への暴力」への対応が鈍いお国柄だ。ちなみに、この「市民団体」は数日後、
「女たちの戦争と平和資料館」への乱入騒ぎ(当ブログでは
2008/01/29付エントリ)も起こしている。この後者は、日本軍「慰安婦」問題を標的にしたものだが、この『日本軍「慰安婦」問題』こそが、国内では埒があかない人権問題の代表格かもしれない、アメリカ下院決議以来の流れを見ていると。そして、アメリカ下院決議以来、日本の「女性への暴力」への対応がどんなものであるかを、国際的にどう見られているかと推測してみると…。
ツケが色々たまっているな、とは思う。
…でも、だからといって、こうなってしまっては、まずすぎる。
「児童ポルノ単純所持」と表現の自由・内心の自由について - 保坂展人のどこどこ日記『Santa Fe』を1年間で処分すべしとする与党案に驚く - 保坂展人のどこどこ日記マンガ太郎の「表現規制」暴走は、なぜ? - 保坂展人のどこどこ日記
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大学1年生の頃に出会った彼は、最初は気のいい面白い人で、一風変わったでも熱烈なアプローチを受けて付き合うこととなった。(略)一般的に言って二人とも高学歴である。
(大幅に中略)
まるで彼の望みは、生まれてから現在に至るまで、彼以外の男性と出会うことを否定しているようなものだった。最初はばかばかしく思って流していたことも、次第に積もり積もって、それが真実のような気がしてくるから怖いものだ。私は過去の恋愛話を恥だと思い、彼以外の男性と話すことを恐れ、一人で外出するのをためらうようになりつつあった。そのくせ、彼はいつの間にか一人でどこかへ行き、女のこと出会い、談笑し、そしてそのことを私に報告した。彼はそれを甘んじて受け入れるべきだと言ってはばからなかった。
(略)
初めてである、その経験をしたことがない、ということこそ女の価値だと彼は言った。(略)私は当時まだ10代だったが、彼からすれば年をとりすぎていた。そのくせ私が知らないことや未経験のことには、「普通は知ってる」というのが彼の口癖だった。何をしても責められ、けなされ、貶められ、笑われて、ちっとも楽しくなんてなかった。
(略)
若いころに出会ってたとえ何もないまま恋愛したところで、人生を食いつぶされていくことには変わりないのだ。しかも恋愛に関する楽しい思い出はなにもないまま、ただ人間としての尊厳を奪われて、だ。
(略)私は長い長い後悔の時間を過ごして、少しずつ彼を過去にしていった。少しずつ日常が戻ってきて、私は私に戻りつつある。(後略)
彼女は、それでも比較的早くに逃れられて本当によかった。
あるいは、
付き合って9ヶ月の彼氏がいる。
趣味もお互いゲームオタクということもあって平時は楽しく過ごしている。
付き合って最初の頃彼が時々言っていたのは「暴力を振るう人間は最低だ」だった。
そんな彼は最近喧嘩(向こうは私が勝手に怒っているだけというが)をすると
怒鳴り、物を投げ、家具を蹴り破損させる。
DVだと思う。暴力を振るう人間は最低なんだよね?と聞くとそうだね。と答える。
(略)
今日の喧嘩の原因は料理について。(略)
非常に煩い。「美味しいね」だけで終わっておけばいいのに後から後から文句が出てくる。
彼に「文句言うな。うるさい」と言えば「文句じゃないよアドバイスだよ」と返ってくる。(略)
料理をすれば毎回「アドバイス」が入る。作るのが本当に嫌になる。
「言わなければお前なおらんだろ?」(料理が上達しないだろう?)
「文句言うなって、アンタ自分が料理が上手すぎるって勘違いしてない?」
「今日作った肉じゃがみてみなよ。これ完璧なの?」
(略)
そして喧嘩になり、彼は台所の食器棚に穴をあけて帰っていった。
怒ると感情をコントロールできないのか?
自分は微塵も悪いところが無いと思っているのか?
彼の態度はどの成人男性でもあることなのか?(後略)
はてな匿名ダイアリー 2009-06-25「彼氏について」より抜粋
この彼女には、
軽度のDV被害者の思考回路に陥っているとのアドバイスがついている。冒頭で引用した文章で相談を持ちかけていた女性が、アドバイスにしたがった結婚生活を送った場合、とてもこの手の危険が大きいように思えるのは、気のせいではないだろう。
一方、逃れられ損なった女性たちの話は、この社会では多く目にする。
離婚しようかどうしようかと迷っていた女性から、その生活状況を聞いてびっくりした。彼女は40代半ばである。(略)彼女の結婚以来の悩みは、夫に奴隷扱いされてきたことだ。彼女は自分の扱われ方を「奴隷扱い」と表現した。結婚したときに夫から、妻は夫の言うことをなんでも聞いて尽くすものだと言い渡されたという。(略)5時が門限であり、友人、知人との交際は許されず、実家に泊まりがけで行ったこともないという。夫の「規則」に違反したとき2は、暴力も振るわれたという。(略)「私もDVを受けているんですよね」と、確認するように彼女は話し続けたが、離婚の決心は揺れていた。(略)一人で経済的にやっていく自信がなかったからだ。
(略)
彼女の直面している状況は、ドメスティックバイオレンスの被害を経験している女性に共通する。(略)家庭の外に待ちかまえる経済的厳しさが、妻に二の足を踏ませる。さらに、結婚によって誰々の妻という自己認識を作ってしまっているときは、「○○の妻」でなくなる自分に自信が持てない。彼女のこの不安を利用して、夫は文字通り「主人」であり続けられる。
これは、性暴力被害を数多く担当する、ある弁護士の方(後述)による文章だが、例えば他でも、DVを主に取り上げている信田さよ子氏の「
家族収容所 「妻」という謎」で記述されるDVも、だいたいこういった内容だ。
残念ながら、人類の歴史は男性の女性に対する支配の歴史でもある。(略)
男女の間の生物学的な差が、社会的な位置・力の差にすり替えられて、男性が女性の優位に立つのが、この社会の基本的な構造になっている。世の中の大事な仕事(と考えられている)は、大体男性たちが独占している。国の政治から、町内会まで長は男性であり、小学校から大学まで校長は圧倒的に男性である。経営者も大多数は男性である。
ここで「世の中の大事な仕事(と考えられている)」は、むしろ、その組織の意思を決定する役割と言い換えた方がよさそうだろう。また、最近では女性の小学校校長が増えているとは聞くが、増えているのが
小学校の、であって大学学長ではないことは示唆的だ。こういったデータの数値的なものは、例えば、
平成20年4月付の「女子差別撤廃条約実施状況第6回報告」等でも詳しい。
組織(家庭も含めて)の長の多くが男性であることから、男性の言動は信頼するに足る責任ある物であるかのように、見られる。(略)ある有名ブティックの顧客名簿には、本来の顧客である女性の名前や職業と共に、夫のそれを記入する欄がある。結婚により誰に「所属」しているかは、時として女性にとっても自慢したい事柄である。
(略)
男女の力関係の差は、単なる差ではない。この違いを維持しようとする力学が働く。(略)この優位性はどのようにして維持できるのか。相手に対する支配を続ける事である。その為に最も有効な方法が、むき出しの力・暴力の行使である(略)言うことを聞かない相手を従わせるには、議論するという方法もある。しかし、議論で勝つことに自信がないときは、自分がすでに優位に立っているものを使う方が手っ取り早い。体力であり、経済力であり、社会的地位であり、優位性の凝縮した男であることそのものである。(略)ここで行われていることは、人に対する支配である。人に対する支配は、人を自分の所有物のように扱うことでもある。
妻に傷害を負わせて逮捕された夫が「自分の妻を殴って何故悪いのか」と警察でうそぶいたという。彼にとって、妻は「自分のもの」であり、自分のものをどう扱おうと、余計なお世話であったのだ。妻が自分は夫に所有されていると実感する場面の一つが、夫から性的暴力を加えられるときだ。(略)妻の意思が問われず、無視され、ただ夫の性的欲望の充足だけが追求されている。
ここでの話は、結婚しているカップルでのDVだが、
女性が「モノとして」扱われがちになるのは、この場合に限ったことではない。ここでも
同じ根っこが、見える目には見えるのでは無かろうか。
女性を暴力で支配することが可能にな るのは、暴力を振るう男性の個人的な問題を越えて、彼にそのような行動を許している社会の根本的構造である。もちろん、暴力を振るう個人の問題はある。しかし、社会全体が、そのことを是とし、可能にする仕組みをとり続ける限り、個人を非難したり、処罰するだけでは問題は解決しない。同様に、被害を体験している女性に援助の手を差しのべることは重要であるが、それだけでは解決しない。シェルターをいくら作っても、シェルターの外の社会が変わらない限り、いたちごっこになるだけである。
最初に挙げられた例では、女性が経済力から阻害されていた例だが、経済力の問題だけでもないという。
妻の経済力や社会的地位が自分より高いということで暴力行為に及ぶ男性がいる。男が上でなければならないという彼の信念を、家庭の中での暴力で実現しようとするわけである。そこで、根本的な問題は、暴力の根源にある男性優位社会を、男女平等な社会にどう作り変えて行くかにある。
1979年、国連が女性差別撤廃条約を採択し、日本は1985年にこれを批准した。この条約は、女性への差別の根源に性別役割分業があることを指摘し、その撤廃を求めている。男女を性によって、社会的な役割を割り振り、そこに固定化することで性差別が作られ、維持されてきていることが明らかにされた。この仕組みが、暴力の根本構造であることは、その後、女性たちを中心にした運動でより明白にされてきた。難しいのは、私たちはみんな生まれたときから、性別役割分業社会に生きていることで、その問題点が見えにくいことだ。まるで空気を吸うように、性別役割分業のさまざまな実態を受け入れている。(略)
また、女性は生きるためには、結婚しなければならないという考え方は、衰えつつあるものの、社会の主流のままである。そのため、女性は男性に愛されることに躍起になり、それは若い人の間でも重大な関心事である。(略)女性が一人で働いて生きて行くことが、困難な社会では、女性が結婚という形で男性に生活保障を求める構造は維持されてしまう。それは、暴力の格好の温床である。例えば、8月から施行された児童扶養手当の支給条件を厳しくする政令は、女性に離婚したら生活ができないと脅迫して、結婚に留まることを強要する結果になる。事実、この政策転換は、離婚増加に歯止めをかけるために行われた。
この一連の記事は「
特集:ドメスティック・バイオレンスのない社会をめざして」と題されていたので、DVの話題となっているが、ここで問題化されている枠組みは、いわゆる「女性に対する暴力」一般に通用されるものだろう。
この、「女性に対する暴力」とは、
1995年9月に北京で開催された第4回世界女性会議で日本も参加して採択された北京宣言および行動綱領、その、
第IV章 戦略目標及び行動の13条に『「女性に対する暴力」という言葉は,起きる場所の公私を問わず,女性に肉体的,性的又は心理的な傷害若しくは苦しみをもたらす,若しくはもたらすおそれのある,ジェンダーに基づくいかなる暴力行為をも意味し,そのような行為をすると脅すこと,強制又は自由の恣意的な剥奪をも含む』と定義される。
上記に引用した「男女平等情報誌」の記事を執筆した弁護士さんは、
日本初のセクハラ裁判として私でも知ってる福岡の「職場での性的嫌がらせと闘う裁判」等の裁判に弁護団の一員として参加した方であり、
1986年より東京・強姦救援センターのアドバイザーもなさっている方である。また、
日弁連シンポジウム「性差別としての性暴力犯罪 ~その法律上の問題点~」で基調報告をしていたり、
愛知県弁護士会で「キャンパス・セクシュアル・ハラスメントの現状と対策の課題」の講演をなさっていたり、
椙山女学園大学で「セクシュアル・ハラスメントー私の人権とあなたの人権ー」の講演もなさっている。
「性暴力裁判全国弁護士ネットワーク」の共同代表としてお名前が上がってる情報もあり
(2001年11月時点では確実に、現在もその任にあるのかは未確認)、
東北大学のと東北生活文化大学のセクハラ訴訟でも弁護団に参加し、
2004年11月時点の情報では明治大学法科大学院で「ジェンダーと法」を教授してらっしゃるそうだ。
当ブログでも呼びかけを転載させていただいた、つくばみらい市で「被害者のシェルターへの保護は家族を破壊する」なんて主張する「市民団体」の抗議騒ぎでDV講演会が中止決定された事へ抗議する「賛同署名のお願い」の
呼びかけ人のお一人でもある。
要は、「女性に対する暴力」や性暴力を専門的に扱ってらっしゃる弁護士さんである。椙山女学園大学の講演をまとめたコンテンツにはこうある。
セクシュアル・ハラスメントという言葉は福岡地裁での裁判がきっかけで広まり、それが普及したのは1980年代後半から1990年代にかけてのことであった。ドメスティック・バイオレンス同様、長い間セクシュアル・ハラスメントの指し示す行為は、女性にとって深刻な問題であったにもかかわらず、それは表に出すべきではないこととされてきた。一方、男性にとってはそれは日常的な事態であった。しかしこの裁判以来、その内容を示す言葉が生まれ、問題が可視化し、認識されるようになった。
セクシュアル・ハラスメントの事件が生じたとき、被害者は周囲から落ち度を問われる傾向がある。また加害者が被害者の心情をまったく理解せず、加害内容はたいしたことではないと自己正当化する傾向もある。(略)セクシュアル・ハラスメントは、言葉によるものを含み、相手を不快にさせる性的言動と性差別的言動から生じる。男性による女性に対する言動に表れることが多いのだが、これは社会体制が男性優位に形成されてきたことと密接に関係している。(略)
加害者側の「その程度のことをして何が悪い」「このくらいのことはセクシュアル・ハラスメントでもなんでもない」「よくあること」などという発想が問題をさらに深刻なものにしている。価値観の差が埋まらない限り問題の解決には至らない。(後略)
NPO法人「女性の安全と健康のための支援教育センター」の代表理事でもある、この方の名は、
角田由紀子弁護士。
そして、近ごろよく目にする国際人権団体
Equality Nowに11人いるBoard of Directors(理事)の一人、これも11人いるイギリス管財人の一人が、角田由紀子氏である(おなじURL先に名が上がってる18人の諮問協議会のメンバーではないようだ)。
少し前には、とあるエロゲ規制問題がらみのWikiには「一部の声の大きいフェミニスト」といった愉快な表現があったと記憶していたので、引用させていただこうと探しに行ったのだが、書き換え済みなのかみつけることができなかった。だが、それがなくとも角田由紀子氏、昨今の「表現規制問題」関連で、すごい言われようをしている。
(略) 今回の件は欧米からのバッシングではなく、欧米からの圧力のフリをした日本革命的共産主義者同盟の角田由紀子という弁護士と、その同志である福島大学の中里見博准教授が引き起こしたものです。
具体的には、自分が名前を連ねるニューヨークの組織に声明を出させ、自分が有識者のふりをして、それを読売新聞に書かせ(有識者としてコメントもし)、合わせて、公明党には中里見が出向いて規制を訴え、自民党へは角田が要請したというものです。(後略)
…「自分が有識者のふりをして」とのことだが、
2001年の沖縄県DV対策事業「夫、恋人からの暴力は犯罪です ドメスティック・バイオレンス(DV)を考える」シンポジウムで基調講演を勤め、
沖縄中学生暴行事件の告訴取り下げ時には、沖縄タイムズに、性暴力被害者の支援活動を続ける弁護士としてコメントを求められ、あの、
裁判員制度における性暴力犯罪の問題でも東京新聞の取材に
「『自業自得』とワイドショーばりの論理が横行しそう。『世間常識』で司法の建前が弱くなる分、一段と厳しい状況になるのでは」とコメントしている方である。
普通に有識者だろう。
しかし。
それにしても今回の規制派の動きが良すぎる。
…というのも、海外からの批判というのが国内からのマッチポンプである可能性が非常に高いのだ。
海外からの批判=イクオリティ・ナウのことなんだが、この団体の理事の中に角田由紀子という人物がいる。
この人物は国内の団体、ポルノ買春問題研究会(通称APP研)と関係ある人物なのだ。
この団体はフェミニスト団体というより、セックスヘイター(性憎悪者)に限りなく近い団体でこれまでもあちこちで問題を起こしている。
そんな団体と繋がりがあるイクオリティ・ナウが批判を開始、それに呼応するかの如く読売、NHK、世界日報、毎日が記事を書き、公明が秋葉原視察に訪れ、今回の山谷擁する自民女性局の記者会見。
まるで最初からシナリオが出来ているようではないか。
完全に行き詰まっていた児童ポルノ禁止法をここぞとばかりに絡めている点、法的根拠のないエロゲ規制に児童ポルノを強引に絡めて
一気に両方を潰す目的なのだろう。
しかしこれではっきりしただろう。
連中は最初から『規制すること』だけが目的で
子供とか女性の人権など
ダシにすぎないということを。(後略)
この文脈だと、やはり、「子供とか女性の人権などダシにすぎない」連中の筆頭は、名指しされている角田由紀子氏だと読める。でも、少なくとも、エロゲ規制でエントリを上げているブロガーさんよりは、角田由紀子氏の方が、女性の人権を真剣に考えている方ではないだろうか。だからこそ、なんで、ついでに性教育教材まで規制しかねないような山谷えり子氏と同じ側にたつかな、とは悲しく思う(*)。
こちらの法規正反対ブロガーさんは、私とは真逆の方向から「
規制推進派の市民団体は保守とは相容れない」、どうして左と組んで法規制を推進するのかと述べておられるが、その根拠(?)はともかく、自民党の法規制推進派とイクオリティ・ナウその他周辺が呉越同舟していることに反対したい点と、法規制に反対する点においては同感だ。
こちらは、まぁ、直接のやりとりもない方だから、そういう意見だと見ているだけで支障を感じないのだが。
規制推進派のメンツを見ていると、性差別解消に向かうとはとても思えないし。撃つべき相手は同じ、はずなんだけどなぁ。
うちゃさんは「規制推進派」として、自民党女性局長あたりを想定しているだろうとは思う。でも、あちらこちら見て回っていると、「規制推進派」として角田由紀子さんを含んでしまうのでは無かろうかと思える。だったら、この記述にはちょっと異議があるので、根拠を示すエントリをあげてみた次第
(それにしては長いが(^^; だから遅ればせとも(^^;)。
撃つべき相手は、
AVビデオ撮影時の性的暴行に加担する社会学者なども、という点には、無論異論はない。そして、撃つべき相手には、冒頭にあげたような意見、男性が暴力を振ったとしても「そのような行動を許している社会の根本的構造」を作る方に加担している意見を発する人物なども含まれるだろう。
*、もっとも、
公明党の会議に中里見准教授が意見を述べた情報はあるが、自民党は
『今回の件はアメリカ人権団体から各大臣宛にレターが届きわかった』との話だし、
自民党女性局の「第1回勉強会」では『関係省庁の担当者から説明を受け、意見交換』とのことで、角田氏自身が動いた話を、実は見つけることができないでいる。直接的なところで、どういう見解で、どういう動きなのかが知りたいのだが。
エントリ本文に盛り込み損ねた蛇足。
日本での人権問題の解決を目指して、外圧に頼る例自体は別に珍しくないとは考えている。だって、日本政府と日本社会の世論に任せていたら、見るからに埒が開いてないから。
2008年10月にあった
国連自由権規約委員会審査では『「狭山事件」の犯人とされ45年の間無実を訴えてきた石川一雄氏が、委員会に直接訴えかけた例もある。この自由権規約委員会審査でも、
進展ない女性差別解消に強い批判を浴びたと目にしているし、上記にも言及した
つくばみらい市で拡声器をもった「市民団体」の抗議騒ぎで、市側がDV講演会を中止してしまう(当ブログでは
2008/01/24付エントリ)ぐらい、女性差別や「女性への暴力」への対応が鈍いお国柄だ。ちなみに、この「市民団体」は数日後、
「女たちの戦争と平和資料館」への乱入騒ぎ(当ブログでは
2008/01/29付エントリ)も起こしている。この後者は、日本軍「慰安婦」問題を標的にしたものだが、この『日本軍「慰安婦」問題』こそが、国内では埒があかない人権問題の代表格かもしれない、アメリカ下院決議以来の流れを見ていると。そして、アメリカ下院決議以来、日本の「女性への暴力」への対応がどんなものであるかを、国際的にどう見られているかと推測してみると…。
ツケが色々たまっているな、とは思う。
…でも、だからといって、こうなってしまっては、まずすぎる。
「児童ポルノ単純所持」と表現の自由・内心の自由について - 保坂展人のどこどこ日記『Santa Fe』を1年間で処分すべしとする与党案に驚く - 保坂展人のどこどこ日記マンガ太郎の「表現規制」暴走は、なぜ? - 保坂展人のどこどこ日記
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No. 6158
角田弁護士といえば
「性と法律学」「性差別と暴力」の著者ですよね。
この2冊は、ジェンダーと法についての
入門書であり基本書だと、私は認識しています。
この人を有識者と呼べないなら
あらゆる分野から有識者が消えてしまうのでは?
しかし、女性への差別・暴力に反対すると
フェミと呼ばれるのはともかく
共産主義と呼ばれるのはなぜなんでしょうね。
(共産主義とさえ言えば非難になっているとでも思っているようだ)
圧力をかけてくる外国や、外国の団体も
共産主義国や、共産主義運動の団体じゃないでしょうに。
No. 6160
>さくらさん
>この人を有識者と呼べないなら
>あらゆる分野から有識者が消えてしまうのでは?
<
そーなんです。いくらなんでも、あんまりな言われようというか、事実とかけ離れた話が目につくと気持ち悪くて。
>フェミと呼ばれるのはともかく共産主義と呼ばれるのはなぜなんでしょうね。
<
たしか「バックラッシュ」で、女性が女性だけでそういう(?)活動をできないという発想があって、だからバックに共産主義者がという発想になると、考察されていましたっけ。
No. 6161
昨日TBをいただいてすぐに読みに来たのですが、最初の『恋愛相談』のすさまじさに呆気にとられ、コメントし損ねました。。。。
気を取り直して。
角田弁護士に関しては知識がないので、DVがらみのコメントを。
先日、若い女の子と話をしていた時のこと。
この子の友人の恋愛話になったんだけど、どう聞いても、DVなんですよ。
行動の制限、「別れたくないならば」という脅しと共に行われるSEX、自尊心を破壊する言葉の数々。
なんだけど、この友人は彼に「ベタ惚れ」だそうで。
で、ここで充分に「ヤレヤレ」なんですが。
私と話をしていた女の子は恋愛経験0の超オクテさんで。
彼女曰く
「男の人と付き合うって、こういうことなんですか?」
思わず。
「こんなのは恋愛じゃないよ。ただの支配関係、見事なDVだよ!
なんでこうまでして、オトコに付き合っていただかなきゃいけねぇんだよ!?」と怒ってしまいました。
彼女は
「そうですよね、それでいいんですよね!
イヤァ、みんなこうなのかと思って心配しちゃった」と喜んでいたんだけど。
根深いですね、この問題。。。
No. 6162
>gegengaさん
>最初の『恋愛相談』のすさまじさに呆気に
<
この回答者、『お姉さんの「男の恋愛相談室」 モテたい!男のハウツーコミュニケーションブログ』なんて運営していて『男力コンサルタント』なんだそうです。
http://otokoryoku.livedoor.biz/
この回答も凄いっすよ(薦めんでええっちゅうねん)。
http://msn1.sunmarie.com/consult/index_727.html
角田弁護士は、それと気をつけて見直すと、既に目にしていたのを含め「女性への暴力」関連の報道で、本当に良くお名前の出ている方でした。
>「男の人と付き合うって、こういうことなんですか?」
>イヤァ、みんなこうなのかと思って心配しちゃった」
<
…そこまで、極端だとさすがにですが。
エントリ中であげた増田に着いたTBでこんなのがありました。
http://anond.hatelabo.jp/20090626154557
私も、結構これに近い感想をもちましたよ。学生時代以来、彼氏の好みに合わせて自分を作り替える女友達を何人も、、、私にはアレはできんと思いながら、見てきましたから。もちろん、彼氏側はそれを当然としている訳で。一方では、公的領域で評価やら議論やらで男に勝っちゃうとアウトですしねぇ(何がアウトかは訊かないでくださいな(^^;)
>根深いですね、この問題。。。
<
全くもって、同感です。なのに、それを助長する『男力コンサルタント』もおりまして…orz
No. 6163
いや、
>
http://msn1.sunmarie.com/consult/index_727.html
この回答が酷すぎて。前半はよくある世間的な保守的なあり方かなぁと思ったら、何この後半の超論理。
…「男に都合のいい女」と「女に甘やかされる男」、再生産されてますねぇ…。
個人個人で嗜好でやるならまだしも、そうじゃない人間を巻き込むなと。
>彼氏の好みに合わせて~
本当に対等なら衝突するポイントの折衝でしょうに、と思うんですけどね。最低限個人の「芯」は尊重されるべきだろうと。
…溺愛されてると、自分が「暴走」してないか不安になることがたびたび。
No. 6164
>フェミと呼ばれるのはともかく共産主義と呼ばれるのはなぜなんでしょうね。
それは、かの「フランクフルト学派」の陰謀だからです。
http://d.hatena.ne.jp/seijotcp/20061018/p2
http://d.hatena.ne.jp/seijotcp/20061119/p3
http://d.hatena.ne.jp/boiledema/20061014#1160828600
もっとも、70年代頃までは、アドルノやマルクーゼなどのフランクフルト学派はソビエト体制に批判的だったので、党に近い人らからは、「反共主義者」と呼ばれていたこともあったのですけど。
No. 6165
>七重さん
>「男に都合のいい女」と「女に甘やかされる男」、再生産
<
そんなにウケましたか(激違
んじゃ、この辺も…
http://msn1.sunmarie.com/consult/index_741.html(<-結論がよく解らない)
http://msn1.sunmarie.com/consult/index_773.html(<-なんだそのセオリー)
いやー「女の取説」書いちゃう人は違いますねぇ。
他にもよりどりみどり(ぉぃ)
http://www.google.co.jp/search?q=%E7%A5%9E%E7%94%B0%E5%92%8C%E8%8A%B1%E3%80%80site%3Ahttp%3A%2F%2Fmsn1.sunmarie.com%2F
>>彼氏の好みに合わせて~
>本当に対等なら衝突するポイントの折衝
<
…好みに合わせるのが、例えば彼氏に差し入れするお弁当とか二人で食事に行くお店なら、別に目をひかないんですけどね。自分の髪型とか服装、あるいは趣味を、(その時つきあってる)彼氏の好みに合わせる女性たちで(^^; それ、折衝するポイントでしょうか(^^;
>かつさん
>かの「フランクフルト学派」の陰謀だからです。
<
噴いたじゃないですか(^^;
確か、フランクフルト学派の陰謀説を唱える大学の先生が妙な暗殺説を述べてたのをレポートするエントリをどこかで見たような記憶があったのですが、発掘できませんでした。
No. 6166
>他にも色々
…前者の方は
「あなたは保守的な多数の男性とは合わないからそっちは諦めなさい。その代わりそうでない男性が見つかったら逃さないこと、その際には友人の声を参考に」
みたいな感じに解釈したので、「ああ、うるさい近所のおばさんが言いそうなことね」くらいにしか思いませんでした…麻痺してるかな(^^;
まあ、後半はわけ分かりませんが(駆け引き何それ美味しいの?)。
>髪型・服装・趣味
…薦められて試してみるとかならありうるかなぁと思うというか、あたしも暑さに負けて髪をばっさりやっちゃったんですが(^^;(あ、自分の傾向を鑑みつつ試してみたら意外と悪くなかったので後悔は全然してないです)、自分としての一線はあるだろうし、その辺が何もないかのように…というのは…うん、やっぱり無理でしょうねぇ…。
…折衝というか、自分の中でのバランス取りの問題ですかね、これは(^^;
No. 6167
具体的に意識していた人物はご想像の通りではありますが、フィクションではなく現実の方をなんとかするべきじゃないか、というのが常に頭にあります。なので、規制反対派がすべて味方と言い切れないと同様に、規制推進派がすべて敵というわけでもないんじゃないかと思ったりもするのですよ。
まあ、それはそれとして、
>いやー「女の取説」書いちゃう人は違いますねぇ。
なにこの男をバカにしまくった文章、と思いましたよ。この人の頭の中じゃ、男ってこんな生物なんだ。やってらんねー。
No. 6168
>
http://msn1.sunmarie.com/consult/index_741.html(<-結論がよく解らない)
>
http://msn1.sunmarie.com/consult/index_773.html(<-なんだそのセオリー)
私も前者はまあ、色々と酷い言い草だけど大筋は分からないでもない。
後者はねぇ…まずAちゃんのほうがBちゃんより美人と決めてかかってるところが凄い(爆)
つーかこの人、女同士の友情とか義理とかって知らないんですかね?
どう考えてもAちゃんは相談者に大して興味が無いか、興味があったとしても
Bちゃんとの友情>>>(超えられない壁)>>>相談者、だと思う。
No. 6169
>この人女の友達いなさそう
回答者。ろくな男をつかんでいなそうでもあります。
No. 6170
>この人女の友達いなさそう
私もそう思っちゃいました。あはは。
碧猫さま、例の学者の件取り上げていただいてありがとうございます。心配だったのです。また角田さんは全く「純潔思想」じゃないですよね。著書を読んでよくわかります。
何だか不必要にコトがややこしくなってますね。セクハラとか虐待とかDVが世間に認知されはじめたときの大騒ぎを思い返してしまいます。
セクハラ→冗談も言えなくなる
虐待→叱ることもできないのか
DV→家庭内に立ち入り調査される、等。
何だか本質から外れているような・・・。うまく言えないのですが。
No. 6172
>七重さん
>…前者の方は
<
こういう相談の回答者というのはそういうもんかもしれませんが、近所のおばさんが言うのならその本人のことを多少なりとも知っての上のお節介アドバイスでしょうけど、こっちは。。。凄い決めつけだと感心しておりました(^^;
>薦められて試してみるとかならありうる
<
薦められる以前に、リサーチして自主的に、ですぜ(^^;
>うちゃさん
>規制推進派がすべて敵というわけでもないんじゃないかと
<
だとは思いつつも、具体的にどう「敵というわけでもない」かの一例も、情報として知っておいてほしいな、と。この方の経験に基づく見解なら、傾聴した上で何かを考えたいとも。
あの、それと、ちなみに一部の人に言わせると
「規制推進運動家というのは」
「靖国参拝問題、従軍慰安婦問題、南京大虐殺問題などの日本の戦争犯罪追及」の
「露骨な反日姿勢は、一般の支持を得られないどころか大きな反動を呼び起こし、10年ほどで強力な対抗言論を有する右派論壇が登場」して
「右派の反撃を受けた左派はさらに場所を移し、たどり着いた先の一つが児童ポルノ問題や表現規制問題だった…ということ」
なんだそーです(エントリ中にリンク貼ってる私とは真逆の方向からの人の意見)。
>>「女の取説」書いちゃう人
>この人の頭の中じゃ、男ってこんな生物なんだ。
<
うちゃさんがそうじゃなくても、「男が目上」「女が目下」意識に捕らわれて、女に異論を唱えて反論されて再反論でき無かった場合に、かといって素直に了解とも云えずにグダグダになって訳の解らないことを言い出す人に遭遇したとしても「あ、またか」程度ですませちゃうぐらい、「こんな生き物」路線の男性にはそれなりの頻度で遭遇しますよ。オリジナルで考えつけるほどの人でも無いでしょう。
>御姉寧さん
>前者はまあ、色々と酷い言い草だけど大筋は分からないでもない
<
結論と書かずに、出だし3行が見所でしたかねぇ。
『男性にとって「いい女」とは「自分によくしてくれる女」』、いや、女性にとってだって、「いい男」とは「自分に良くしてくれる男」じゃないかなーと思ったり(^^;
>後者はねぇ…まずAちゃんのほうがBちゃんより美人と決めてかかってるところが凄い(爆)
<
さらに、美人・不美人で行動・発想がこうと決めているところが凄いな、と(^^;
>この人、女同士の友情とか義理とかって知らないんですかね?
<
…すみません、学生時代の友人連中ときたら、「女の友情紙より薄い」と公言して実行しておりました(^^; で、私、世の中ってそんなものなのだろうかと疑問を感じつつも、根が温和しいものですから、素直に行ってらっしゃ~いとお見送りを(^^;
>kuronekoさん
>回答者。ろくな男をつかんでいなそうでもあります。
<
実績に疑問の余地が大ありの「恋愛相談」の回答者ってありなんですかねぇ?
>多面体さん
>角田さんは全く「純潔思想」じゃないですよね。
<
むしろ、自民党女性局長あたりとは仇敵じゃなかろうかという気すらするので情報を見直したんですが、直接接触しているようには見えなかったりするんですよね。七生養護学校の性教育の件を女性差別撤廃委員会に教えてあげたら、むしろ、与党主導の規制を牽制してくれそうな気すらします。
>セクハラとか虐待とかDVが世間に認知されはじめたときの大騒ぎを思い返してしまいます。
<
エントリ中のセクハラ関連の箇所で引用しましたが、『「その程度のことをして何が悪い」「このくらいのことはセクシュアル・ハラスメントでもなんでもない」「よくあること」などという発想』って、なんだか、見たような意見ですよね。
>何だか本質から外れているような・・・。うまく言えないのですが。
<
多分、同じ所に引っかかってらっしゃるんじゃないかと思うんですが、むしろ、そっちが本質のような気がします。上手く説明できませんが(^^;
No. 6173
うまいこと言葉が見つからないのですが、同じところでしょうね。
結局、同じところが根源なのだと思います。
No. 6174
>「女の取説」書いちゃう人
はっはっは、「近所のうるさいおばさん」との距離感次第じゃ大して変わりませんよ(薄情者)
…割と真面目に、高校以降は地元に根付いてないもので。
>事前に~
………えーと、「事前にリサーチして」「自主的に」「彼氏の好みに合わせて」「髪型・服装・趣味に関して」「自分を作り変える」女性陣を、「もちろん」、「彼氏側はそれを当然としている」わけですか………
「ある程度趣味嗜好が合う者同士でのマッチング」ですらないんですね………(絶句)
「自分のパソコンの仕様を彼氏の好きにさせて喜んでる」妹が頭にあったので食いついてみたんですが…何か、想像以上でしたorz
No. 6175
>多面体さん
>結局、同じところが根源なのだと思います。
<
多分、この辺の問題意識は、言葉に上手く表現できなくても通じているらしい人達には通じるんですよね。通じない人にはとことん通じないようではありますけど。私が「慰安婦」問題にこだわらずにはいられないのも、この辺りが原因なのだろうとは思っています。
http://d.hatena.ne.jp/Apeman/20070830/p1
http://b.hatena.ne.jp/entry/d.hatena.ne.jp/apesnotmonkeys/20090629/p1
>七重さん
>「事前にリサーチして」「自主的に」「彼氏の好みに合わせて」「髪型・服装・趣味に関して」「自分を作り変える」女性陣を、「もちろん」、「彼氏側はそれを当然としている」わけですか………
<
あ、彼氏側が気づいてない場合もあったかな(あまり大差ないとは思いますが)。
…結構、そういう人、目にしたんですが、想像以上ですかそうですかorz
No. 6178
>結論と書かずに、出だし3行が見所でしたかねぇ。
「多くの場合、男性にとって」と一般化するなよとは思いますが、相談者の元彼に関してだけ言えばそう間違ってはいないような。
相談者のほうは元彼とよりを戻したがっているので、元彼を「無価値」とは思ってないんだろうし。
それより私が突っ込みたいのは最後の4行あたりですね。
今どき仕事優先の女性に相応しい男性は、さほど希少価値ではないと思うので、「みんなが口を揃えて「逃すな!」とたきつける」なんて大袈裟なことにはならんだろうと。
>美人・不美人で行動・発想がこうと決めている
自分より容姿が落ちる女性がチヤホヤされるとプライドが傷ついて機嫌を損ねるタイプの美人もいると思います、ハイ。
>「女の友情紙より薄い」と公言して実行しておりました
もしAちゃんがそういうタイプだったら、むしろ「相談者に興味が無い」という可能性がより高くなるわけで(爆)
>…結構、そういう人、目にしたんですが、想像以上ですかそうですかorz
横レスですが…
ええ、少なくとも私の周辺ではそういう女性は見かけませんねぇ。
おっかしいなぁ、碧猫さんより私の方が多分年齢が上だと思うんですが(笑)
出身校の校風や職種の違いなんでしょうか?
No. 6180
>御姉寧さん
>私の周辺ではそういう女性は見かけませんねぇ。
>出身校の校風や職種の違いなんでしょうか?
<
私が遭遇するサンプルケースが偏っている可能性は大いに疑われるとは思います。体力勝負の生息圏におりますので、体育会系気質が強い人間が多いようにも思えて、それが要因かもとは疑ってますが、でも、
>今どき仕事優先の女性に相応しい男性は、さほど希少価値ではないと思うので、「みんなが口を揃えて「逃すな!」とたきつける」なんて大袈裟なことにはならんだろうと。
<
え~?
「仕事優先の女性に相応しい」の尺度が問題としても、私の生活実感から判断して「さほど希少価値ではない」って事はないように思えるのですが。
こちらやこちらやこちらを参照しても。
http://d.hatena.ne.jp/juri-yamaguti/20090618/1245337642
http://d.hatena.ne.jp/good2nd/20070626/1182868410
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2007/09/dl/s0910-7b_0002.pdf
希少価値っぷりは、裏付けられるんじゃないでしょうか。
…御姉寧さんの周辺の男性・女性が良くできた方揃いじゃないかと思えるんですけど。
No. 6182
どの切り口から記事を書いていいものやら、頭を抱えていたのですが、支援教育センター様にはたいへんお世話になり日本の未来のカギの存在とくらい思っているので(の割には角田氏が代表理事と知りませんでした。。が納得です。ちなみにさくらさんが挙げてらした本読んでも納得できるはず)、それが念頭にあって新たにエントリー「美しい人」をあげました。と言ってもあまり深くは言及できていないのですが(汗)。
>>多分、この辺の問題意識は、言葉に上手く表現できなくても通じているらしい人達には通じるんですよね。通じない人にはとことん通じないようではありますけど。<<<
エントリーをあげてから、こちらで碧猫さまのお返事読みほっとしました。うまく表現できない、つまり簡単には説明できない深い深い問題なんですよね。とりあえず自分にできる思いついた範囲で情報発信していけばよいのか、という当たり前のことに気付きました。ありがとうございます。いろんな切り口があってよいのですよね、直接対抗でなく。
>>>私が「慰安婦」問題にこだわらずにはいられないのも、この辺りが原因なのだろうとは思っています。<<<
碧猫様の情報収集力・整理力には頭がさがります。あちこち読ませていただきました。「慰安婦」問題に関しては今ほど明確な事実としてではなく知ってから戦争に行った男性の方に訊くのが憚られて、そういう自分にすごく違和感と悲しさがあったのです。。中国等に行った方ではないのですが。うーんこのへんもうまく説明できないのですが・・・。
根源は同じ。私もそう思います。長文申し訳ないです。TBしますね。
No. 6184
あぁ、私の周りでもそれほど珍しくないような。
>仕事優先の女性に相応しい男性
これは、私や御姉寧さんの生息圏が日本社会においては「希少価値」なんじゃないかと思われるのですが。
>自分より容姿が落ちる女性がチヤホヤされるとプライドが傷ついて機嫌を損ねるタイプの美人もいると思います、ハイ。
<
こういう美人に目を付けられると大変な羽目に。。。。。
No. 6185
>私の生活実感から判断して「さほど希少価値ではない」って事はないように思えるのですが。
この回答者の想定していそうな「相応しい男性」(妻が働くことを邪魔しない程度)ぐらいなら、
決して多くはないもののそれなりにはいるし、いたからって
「みんなが口を揃えて「捕まえろ!」「逃すな!」とたきつける」とまで言うかぁ?と思いまして。
(だってこの程度だったら結婚しない方が楽そうだし…)
何しろこんなこと↓言うような回答者ですから。
>その時こそ、あなたがさまざまなものを犠牲にして社会で働いてきた経験、洞察力、思いやり、
>愛情がいきる時なのだと思います。
そりゃあ、こういう↓男性だったら私だって「捕まえろ!」「逃すな!」と言いますが…
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E9%AB%98%E9%82%A6%E5%8D%9A
>御姉寧さんの周辺の男性・女性が良くできた方揃いじゃないか
良くできた方揃いと言うより、女性は我が強い人が多く、
男性はそういう女性に慣れているというのはあるかも。
職種的にはセクハラよりパワハラの方が深刻だったりするので、
恵まれているかどうかは微妙なんですが…
(パワハラに対してDV被害者と同様の思考パターンに陥っている男性がいたりしますorz)
No. 6186
>私や御姉寧さんの生息圏が日本社会においては「希少価値」なんじゃないか
それはあるかもしれません。
何と言うか「居るところには結構いるけど、居ないところには殆どいない」みたいな。
(これは「仕事優先の女性に相応しい男性」も「DV加害男性」もですが)
少なくとも育ちについては、自分はかなり恵まれていたのではないかという「疑惑」があります。
ただ、現状が恵まれているかというと、上のコメントでも書いたように「微妙」なんですが。
No. 6189
>多面体さん
文章って相性がありますよね。多分結局、同じ意味を書いているはずなのに、こっちの人の文章だと素直に心に入るのに、あっちの人だと論旨が掴めない。なのに、あっちの人の意見にうなずく人もいたり。
だから、同じようなことをそれぞれが少しずつ違う切り口で言葉を発していくことに意味があるんじゃないかと思っています。
何かを言っておけば、その言葉を拾っていって発展させてくれる人もでますし、それぞれ少しずつ違う表現で似たような趣旨を主張してくれれば、その価値観が浸透していくのが少しでも早まるのではないかと。
今回、何か違うと思ってエントリを上げましたが、予想してなかった人が拾っていってくれて嬉しかったです。
http://b.hatena.ne.jp/felis_azuri/20090610#bookmark-13911426
http://b.hatena.ne.jp/hokusyu/20090610#bookmark-13485860
http://d.hatena.ne.jp/hokusyu/20090611/p1 No. 6190
>gegengaさん
>私や御姉寧さんの生息圏が日本社会においては「希少価値」なんじゃないかと思われるのですが。
<
私もそう思います。
ついでに。ちょっとした問題なんですが「希少価値」であることが判明するのは、既婚時点であるような…(^^;
>>容姿が落ちる女性がチヤホヤされるとプライドが傷ついて機嫌を損ねるタイプ
>こういう美人に目を付けられると大変な羽目に。。。。。
<
こ、これがまたですね。。。容姿にかかわらずという傾向もあったりして、だから、目立たないに越したことはないのですよね…orz
>御姉寧さん
>妻が働くことを邪魔しない程度)ぐらいなら、決して多くはないもののそれなりにはいるし
<
え?(凍結)
「働くことを邪魔しない」って、そのパートナーがいることで、一人で生活するより負担が増えることはないって話ですよね?
上に貼ったURLですが。
http://d.hatena.ne.jp/good2nd/20070626/1182868410
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2007/09/dl/s0910-7b_0002.pdf
そして、一緒にいられる相性って、邪魔するしないだけの話じゃない訳で…。
>>その時こそ、あなたがさまざまなものを犠牲にして社会で働いてきた経験、洞察力、思いやり、
>>愛情がいきる時なのだと思います。
<
この結論が解らないんですよね。「犠牲にして」ってなんなんだか。
>こういう↓男性だったら私だって「捕まえろ!」「逃すな!」と言いますが…
>
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E9%AB%98%E9%82%A6%E5%8D%9A
<
こんだけの男性でしたら(ってか、女性に稼ぎがあるなら(^^;)専業主夫していただくのもよいですねぇ。いや、なに、世の中には家事スキル不明(ってか、多分できない、専業主夫になってから身につけるつもりらしかったし)で、俺を専業主夫として養わせてやるってノリの男性もお見かけしたことがありましたので、つい連想しました。
http://blog.livedoor.jp/gegenga/archives/50638103.html
>>私や御姉寧さんの生息圏が日本社会においては「希少価値」なんじゃないか(by gegengaさん)
>何と言うか「居るところには結構いるけど、居ないところには殆どいない」みたいな。
<
どうも、そうらしいと比較的最近気づいてきました。ネットでは見かけるけど、リアルじゃほとんど見ないぞ、みたいな…orz
No. 6192
>>むしろ、そっちが本質のような気がします
この言葉が気になってずっと考えていたのですが、なんだかわかってきました。
立場を特別視されるので発言しづらいですが、直接対抗でなく、まわりみちしながら言っていくことも大切なのでしょう。
「真実は劇薬。それを飲み込める人は少ないのだから」とある人に言われました。文章には相性があるのも、そう思います。碧猫さまの文章がたくさんの支持を得ているのもそのへんでしょうね。尊敬します。それではまた!
No. 6194
>多面体さん
>立場を特別視されるので発言しづらいですが、直接対抗でなく、まわりみちしながら言っていくことも大切
<
その立場から発言してくださる方がいることもありがたいと思うのですが、大変なことは大変だと思います。どうかご無理なさらずに。
できることを手の届く範囲で、やっていければ少しずつでも変化はあるのではないかと思います。少なくともWEB言論なら、こちら方面は、この三年でずいぶん変わったという証言も見たことがありますので。
http://b.hatena.ne.jp/uchya_x/20090316#bookmark-12543408
No. 6228
>え?(凍結)
>「働くことを邪魔しない」って、そのパートナーがいることで、
>一人で生活するより負担が増えることはないって話ですよね?
レスが遅れてすみません。またしても私の言葉足らずだったようですね。
一応、碧猫さんがおっしゃっているようなことは重々承知の上での発言です。
「邪魔しない」は「積極的に邪魔はしない」程度に受け取っていただければ。
なので凍らないで下さいな(泣)
>そして、一緒にいられる相性って、邪魔するしないだけの話じゃない
私が言いたかったポイントも、正にそういった要素も含んだ上でのことでして、
要するに「働くことを邪魔しない」だけでは特に有難くもないだろうという話です。
>家事スキル不明(ってか、多分できない、専業主夫になってから身につけるつもりらしかったし
まあ私の母も、専業主婦になってから家事スキルを身につけたクチらしいので…ごにょごにょ
つーか、かく言う私も、今お付き合いしている男性と仮に結婚して共働きにでもなろうものなら、
確実に「自分が」足を引っ張りそうだし…ごにょごにょ
まあ稼ぎは職歴長い分、私の方が多いってことで許してもらおう…ごにょごにょ
なのであまり強いことは言えない立場なんですが(自爆)
リンク先の方に対する私の感想は、
「え?もしかして何か気の利いたこと言ってるつもりなのかね、坊ちゃんや(笑)」で終了です。
皆さん真面目に相手にしてあげて偉いなぁ(決して皮肉ではありませんよ、念のため)
ある意味、うましか耐性が弱すぎるな、私。もっと修行が必要かも。
No. 6231
>御姉寧様
>家事スキル
「自分がとりあえず生きるためにやる家事」と「家庭を切り盛りする家事」って別物ですよね。
当方一人暮らしなので簡単なことは大体出来るのですが、家族向けにやれるかって言われるとごにょります、激しく。
…「恋人」は一人暮らししたことないので、もし万が一一緒に暮らし始めたらそれはそれは大変なことになるだろうと…(笑)
>碧猫様
…あたしも、今更過ぎるお返事で恐縮ですが(^^;
>想像以上~
あたし、徹底して色恋沙汰に鈍いんですよ。本当に気付かない(笑)
そして、そういうサイドをきっちり見せてもらえるほどその手の女性陣と親しくなかったので…せいぜい、妹から漏れ聞く範囲で「違う世界だ…」と思ってたくらいだったのでした(^^;
以下余談。
>自分より容姿が落ちる女性がチヤホヤされるとプライドが傷ついて機嫌を損ねるタイプの美人
………これなんて幼少時(小学校低学年くらいまで)のあたしですか(汗・そしてその根っこが絶えたと言ったら多分嘘)
ごめんなさいごめんなさいごめんなさい…orz
No. 6243
一週間以上たってたら、え?何の話だっけ?状態ですって(^^;
>御姉寧さん
>「積極的に邪魔はしない」程度
<
…「積極的に邪魔はしない」と「積極的な邪魔にならない」は別ですよねぇ。積極的に邪魔をした時点で(以下自粛
>「自分が」足を引っ張りそう
<
私の場合、自分が足を引っぱられることは論外、でも自分が足を引っぱることは真っ平だったり(^^;
>リンク先の方に対する私の感想は、
>「え?もしかして何か気の利いたこと言ってるつもりなのかね、坊ちゃんや(笑)」で終了です。
<
あ、お代わりご所望ですか(違
http://macska.org/article/147
http://ameblo.jp/kandanoumare/entry-10024297294.html
http://d.hatena.ne.jp/Dr-Seton/20071119/1195461064
http://d.hatena.ne.jp/macska/20090330/p1
>七重さん
>「自分がとりあえず生きるためにやる家事」と「家庭を切り盛りする家事」って別物
<
なんか、そんな風に身構えると大変そうと思ったり(^^;
>徹底して色恋沙汰に鈍いんですよ。本当に気付かない(笑)
渦中にいるのではなかったかと^^
No. 6248
>家事
いえ、身構える以前に、誰かと一緒に暮らすどころか人を呼ぶことすら出来ない惨状の部屋、みたいなレベルなもんで…(目逸)
>色恋沙汰
いや、渦中にいるかどうかと、聡いか鈍いかとかは別の次元の問題ですよ(笑)
大所帯のサークル内における同期の恋愛事情にほとんど気付いていなかったり、おしゃれは自己満足ベースだったり。挙句の果てに
「エスパーじゃないんだから、言ってもらわないと分からない」
って、「恋人」にも言い放った人間ですので(別の場面で同じこと言われもしてますが!)。
No. 6250
碧猫様
>積極的に邪魔をした時点で(以下自粛
私なら「じゃあ、この先何があろうが一生私の生活が困らないように金銭的な面倒を見るという誓約書を書けよゴルァ!もちろん公正証書にしてな!」と詰め寄りますね(基本的に怠け者なんで…)
>自分が足を引っぱられることは論外、でも自分が足を引っぱることは真っ平
先生!「論外」と「真っ平」の違いがイマイチ分かりません(冗談です…)
>お代わりご所望ですか
うましかが伝染ったら大変なので遠慮しておきます(キッパリ!)
七重様
>誰かと一緒に暮らすどころか人を呼ぶことすら出来ない惨状
あ、あなたは私ですか?(目泳)
No. 6255
>リンク先の方に対する私の感想は、
>「え?もしかして何か気の利いたこと言ってるつもりなのかね、坊ちゃんや(笑)」で終了です。
わたしゃ、彼の言う「特典」を呼んだときに目が点になりましたよ。それ、結婚して得られる特典じゃなくて、最初から当たり前に持ってるものだろうと。あれ読んで応募してくる女性がいると本気で思ってたんですからね。びっくりです。
No. 6259
>七重さん
>惨状の部屋、みたいなレベルなもんで…(目逸)
<
ふっ。友人連中には、うちに泊まりに来てもいいけど、一ヶ月前に予約するように通告しておりますわよ(謎
>「エスパーじゃないんだから、言ってもらわないと分からない」
<
いや、でも、それは何かとその通りですよ。
>御姉寧さん
>「じゃあ、この先何があろうが一生私の生活が困らないように金銭的な面倒を見るという誓約書を書けよゴルァ!もちろん公正証書にしてな!」
<
その気があっても、運とかなんかで、ご本人が努力しても「生活が困らないように金銭的な面倒を見る」のが不可能な場合もありますからねぇ。ヒト任せはリスキーではないかと。
>うましかが伝染ったら大変なので遠慮しておきます(キッパリ!)
<
あら、日韓ネトウヨの観察が出来るぐらいなら、耐性は十分じゃないかな、と。
>うちゃさん
>彼の言う「特典」
<
「負け犬」の言葉が既に流行っていましたからね。
http://d.hatena.ne.jp/juri-yamaguti/20090618/1245337642(↑に貼ったのと同じです)
「結婚しない女性は、結婚していない女性よりも身分は劣る」「社会的にみて、負けている」という価値観をもっていたら、あれは「特典」として機能するでしょう。
No. 6262
>ヒト任せはリスキーではないかと。
ですよねぇ。だから、男性が専業主婦の女性を養うという家族モデルを前提とした今の日本社会の仕組みって、その選択をしない人に不利益が及ぶという点に加えて、選択したからといって、ずっと継続できる保証が無いという点で、二重の意味で問題ですよね。
>日韓ネトウヨの観察が出来るぐらいなら、耐性は十分
多分抗体の種類が違うんですよ…とニセ科学に走ってみる(爆)
>彼の言う「特典」
「代わりに子どもを産んでくれる(どうやって…というのはさておき)」が入っていれば心が動く女性もいるかも知れないけど(笑)
>「結婚しない女性は、結婚していない女性よりも身分は劣る」「社会的にみて、負けている」という価値観
件の方が、それを前提に「特典」と言っていたとしたら、それこそ女性差別ですよね。
No. 6269
>御姉寧さん
>「「負け犬」という言葉を言い出した奴を殴りたい」と
<
dyke等と同じく否定的なニュアンスを「自称し、ポジティブな物として再定義」する意図があったような話を聞いております。少なくとも、そういう価値観ごと笑い飛ばすなりしようと。「非モテ」という言葉も類似の使い方をしようとしたと見ておりますが、そういう意図であっても、この対幻想の強い強制異性愛社会がした最初の定義には歯が立たなかったのでしょう。
>件の方が、それを前提に「特典」と言っていたとしたら、それこそ女性差別
<
だから、おかわりも準備したのに。かの人物がどれだけミソジニーとルサンチマンを撒き散らしていたか、リアルタイムで見ていれば(以下略
No. 6272
>少なくとも、そういう価値観ごと笑い飛ばすなりしようと。
『負け犬の遠吠え』に関しては、「いくら美人で仕事が出来ても」と言ってみたり、著者の「独身貴族」ぶりをアピールしたり、既婚女性を「勝ち犬」と表現してしまったり等、蛇足と思える部分が結構あったので、著者の意図に反して「負け惜しみ感」を醸し出してしまったのと同時に、(容姿、能力、金銭などに)あまり恵まれていない女性の共感を得にくかったのが敗因かもしれません。
>この対幻想の強い強制異性愛社会がした最初の定義には歯が立たなかったのでしょう。
しかも当事者の一部でさえ、そういった定義に則って自虐的になったり、ルサンチマンを撒き散らしたりしていますしね。
>リアルタイムで見ていれば(以下略
確かに大暴れしている現場に居合わせたら、もう少し違った感想を持った可能性は大いにありますね。(それでもやっぱり、あまり相手にはしないような気もするが…)せっかくのご好意なので、おかわりは持ち帰って後でゆっくり頂くことにしましょう。(今はお腹いっぱいっす)
No. 6278
>御姉寧さん
>おかわりは持ち帰って後でゆっくり
<
更におかわりもありますから、どうぞご遠慮なく^^
No. 6288
暗に出された物は残さず食べろと要求していますね?
以前、某相撲部屋の千秋楽パーティーで、知り合いの力士さん(無名の人)に、どんどん料理を持って来られた挙句、「全然食べてないじゃないですかぁ~」と言われたのを、何となく思い出しました。
私は決して「全然食べてない」わけじゃなかったんですけどね(苦笑)
No. 6296
>御姉寧さん
だって、要・前提共有の話題ってありますから。
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