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2008年度の中学歴史教科書検定、韓国の反応 

 4月11日、タイでは「ASEAN(東南アジア諸国連合)+3(韓国・中国・日本)」の首脳会談がデモで中止になったそうだが、韓日首脳会談は行われたと報じられている。40分ほど、主に『北朝鮮の長距離ロケット発射問題への対応策も集中的に話し合った 』と12日付聯合ニュース日本語版では報じられていたが、例の件についても釘を刺されたそうな。

 李大統領は日本の麻生太郎首相との会談で、「歴史認識問題などで韓日関係にひずみが生じる出来事があったが、韓日関係を後戻りさせるわけにはいかない。日本もその点を深く認識し、誤解を生むことのないよう慎重に対処することを望む」と求めた。

 李大統領は会談の最後に、「一言言いたいことがある。よく聞いていただきたい」と前置きして、このように述べた。これに対し麻生首相は、予想外の発言に戸惑った様子で、特にコメントすることはなかったという。


 李大統領からの要請は日本各紙も報道していたが(NHKニュース04月12日 06時38分付韓国大統領 歴史認識に懸念など)、発言の状況は朝鮮日報が一番詳細のようだ。

 李大統領については、日本に対して歴史問題に対する態度が消極的との批判が、韓国紙ではしばしば言及されており、上記にリンクを貼った聯合ニュースでは『今年に入り、李大統領が日本の歴史歪曲問題に対し公の場で言及したのは今回が初めて』とも書かれている。もっとも、今年の1月10日の韓日首脳会談の席で李明博大統領が強制徴用と慰安婦問題に対して今後の謝罪要求放棄を誓約したと、1月末頃にヘラルドトリビューンがAP電を引用して報じ、韓国紙ではちょっとした騒ぎになっていたくらいで(2009년 01월 29일 『MB, 강제징용·위안부 포기 서약? 』など、ただし、大統領側は報道を否定していたようではある)、今回に限らず積極的に追求したがっていない実績を重ねている大統領ではある様子だ。それが、首脳会談の席で釘を刺したのだから、、、やっておかないと収まらないのだろう。

 これに先立ち、9日、韓国外交通商省がつくる会メンバー執筆の自由社版「中学社会 歴史」の検定合格に抗議声明を出していることも報じられており韓国外交通商省東北アジア局長が、在韓日本大使館公使を呼んで検定合格へ抗議したと報じられてもいる。韓国大使館に掲載されていた「 日本の中学校歴史教科書の検定結果に対する外交通商部代弁人声明 < 非公式飜譯 >」は以下の通り、

1.韓国政府は、依然として過去の過ちを合理化、美化する間違った歴史認識に基づく歴史教科書が、4月9日(木)日本政府の検定を通ったことを強く抗議し、これの根本的な是正を求める。

2.韓国政府は両国関係において、未来指向かつ、友好と協力の方向へと進むべき日本の青少年が、このような歪曲された一部の歴史教科書により間違った歴史観を持つ可能性に対し、深い懸念を示す所存である。

3.韓国政府は、正しい歴史認識が韓・日の未来指向的パートナーシップの根幹であることから、教科書などによる歴史歪曲があってはならないことを改めて強調する。
以上。


 私は、実のところ、扶桑社版の教科書採択時に起こったもろもろは、リアルタイムで記憶はほとんど無い。だから、今回のもろもろの動きを、自分の記憶にてらして、扶桑社版のつくる会メンバー執筆歴史教科書が検定合格した時の動きと比較することはできないので、前回分と比較している報道を見て回るばかりにはなってしまう。

 自由社版の教科書検定通過に対して、外交通商省は9日、報道官名義の声明を通じて強硬な論調で非難した。だが実際の外交措置等は、最も低い程度でなされた。

 外交通商省のムン報道官は、この日の声明でこの度の教科書検定通過に対して「強く抗議して、根本的是正を促す」と明らかにした。一見、2005年の扶桑社などの教科書検定通過の際に、当時の外交部が発表した声明より強い調子だ。当時には「強く」との表現もなく、「抗議する」の代わりに「遺憾を表明する」との言及だった。少なくとも、公式的には非難の強度は強い。

 それでも、公式声明とは別に、韓国政府がこの日に計らった外交措置をみれば、問題の拡大を願っていない雰囲気を察することができる。韓国政府は、この日の午後、外交通商省東北アジア局長が、高橋・駐韓日本大使館総括公使を呼んで、抗議した。

 しかし、2005年には、当時の外交通商省次官が駐韓日本大使を呼んで、「竹島を韓国が不法占拠している」という公民教科書の記述内容を削除するよう要求した。抗議主体と抗議対象の側面からみれば、外交的儀礼の格が以前よりははるかに低くなっている。外交省の当局者は、当時は8種の教科書に対する検定で、今回は自由社の1種だけなので状況が違うと釈明した。

 政府がこのように、日本の教科書問題に対して「戦線拡大」を敬遠するのは、李大統領が就任以来緊密にした韓日関係の雰囲気を維持しようとする政策的判断と無関係とは見えない。(後略)


hankooki.com 2009-04-09午後11:11:03付 한국침략 정당화·전쟁 찬미…정부 강력항의 (韓国侵略正当化・戦争賛美…政府強力抗議)」から自動翻訳を使った意訳。

…だいたい、9日から10日にかけての韓国紙の報道はこんな雰囲気だった。こういった論調を受けて、李大統領は麻生総理に釘を刺したんだろうけど。でも、その後、韓国紙の論調が李大統領のアクションをどう評価したのか、キーワードが悪いのか、「日本」「自由社」「教科書」「検定」といったキーワードで、10日以降の報道が上手く拾えないのだった。

 私に拾えた報道で最も新しいのは、11日付のhankooki.comで「일본사회의 양식을 믿는다 (日本社会の良識を信じる)」。扶桑社版の歴史教科書の2005年採択率が0.39%程であったと示し、それとほぼ同内容の自由社版がそう受け容れられるとは思えない、日本社会は健全な常識を持っているから期待して高みの見物をしておこうという論調の社説だった。

 なお、中国では9日の自由社版中学歴史教科書検定通過の報道以降、なぜか韓国政府が抗議した話題の報道ばかりが目につくようだ。

(自由社版、中学歴史教科書の検定通過で、報道されている内容面にもいろいろつっこみどころがあるというのに、韓国の反応も拾っておきたくなったら、まだ辿り着けない(^^;)
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[ 2009/04/13 19:00 ] 自爆史観 | TB(0) | CM(0)

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