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ガザにおけるイスラエルの戦争犯罪追求を求めるラバト宣言 

 ガザ虐殺以来の出来事を追っていると、あちら方面の事情を自分があまりにも知らないことを痛感するが、それにもまして、国内マスメディアが報道しないことがたくさんあることにも気がつく。そして、どうも、欧米マスメディアも報道しないことも結構あるんではないか、とも思う様になってきた。そりゃ、まぁ、それぞれに報道する優先順位というものがあるのだろうが、それにしても。。。

 なかなかエントリにできなくて時間が経ってしまったのだが、2009-02-16の新華社電英語版でこんな報道がでていることに気がついていた。

Conference of Israeli war on Gaza urges to sue Israel for warcrimes

イスラエルを戦争犯罪で訴える為の、イスラエルによるガザでの戦争の会議…?
サブタイトルで、「Special Report: Palestine-Israel Conflicts」(パレスチナ・イスラエル紛争特別レポート)この報道を見つけた時に検索してみたのだが、訪米マスコミでは報じておらず、アジア圏でも中国だけ、後はアラブ圏の英字報道しか見つからなかった。中国というのは意外なのだが、アメリカの属国ではないので報じやすいといった様な大人の事情でもあるのだろうか。

 報道は、2月15日に2日の会期を終えた、モロッコの首都ラバトで開催された国際会議が、2008年12月末に始まったガザ地区での戦闘行為において、イスラエルの文官・武官の責任者を「戦争犯罪と人道に反する罪」で訴追することを要求した、と。この国際会議は、ラバトに拠点を置く「Islamic Educational, Scientific and Cultural Organization」(イスラム教育科学文化機関)によって、イスラエルの戦争犯罪と虐殺をテーマに召集されたそうで、国際機関に申し立てるためにイスラエルの戦争犯罪をまとめた完全な資料を準備することが主張されたという。そして、イスラエル軍が教育・科学・文化と公的サービスのための建物や、住居・病院・礼拝所・国連機関を大規模に破壊した責任は、完全にイスラエルにあるとした「ラバト宣言」というのが採択されたらしい。

Participants said they will submit the Rabat Declaration to the follow-up meeting in Geneva, Switzerland on April 25-27.
 会議の参加者は、4/25-27にジュネーブで開催されるフォローアップ会議で、ラバト宣言を提出する予定だと述べた。

…ジュネーブでの会議というのが何の会議か解らないが、これはラバト宣言を見ておかねば。
 ちなみに、同じ出来事をもっと厳しい調子で報じているのが、2009年2月15日のクエートタイムズの『Bring all Israeli war criminals to justice』(全てのイスラエル戦争犯罪者を正義の元へ)

 で、「Islamic Educational, Scientific and Cultural Organization」(イスラム教育科学文化機関)、略称「ISESCO」を探す。
正直、この機関がどういう権威ある機関なのかは、よく解ってないのだが(^^;

 検索ですぐに見つかった。
Islamic Educational, Scientific and Cultural Organization - ISESCO -
そして、肝心の宣言はPDFでアップされていた。
Rabat Declaration on. “Israel: War Crimes and Crimes against Humanity”.

 この、7ページの文書には、会議で採択された28項目の宣言が記されていた。1でパレスチナの国家としての権利確立を、2でパレスチナの平和を求め、3で国連憲章第2625条と総会で認められたパレスチナ人の占領に抵抗する権利を強調し、4でガザにおける戦争犯罪と人道に対する罪、それにアラブとイスラエル国家と正常な国交を妨げるシオニスト国家体制(Zionist entity)を強く非難し、5でガザ封鎖が悪いことを再確認し、6でガザの犠牲者が民間人だと言及し、途中飛ばして、

10. Proceed
with the necessary measures, as part of joint cooperation and close coordination among human rights organizations, institutions, intellectuals, as well as cultural and media elite groups, in order to complete the preparation of legal evidence files indicting the Israeli military and civilian officials; and document the war crimes and crimes against humanity they have perpetrated during their aggressive war on the Gaza Strip, as a preliminary step to suing them at the International Criminal Court, or at national courts with criminal jurisdiction.

11. Call
on the international community, especially the governments of Arab and Islamic states to join in the efforts and initiatives led by civil society organizations and institutions through investigation bodies, or the legal commissions at the national, regional and international levels or those under establishment, in order to bring Israeli politicians and militaries to justice.

12. Carry
on efforts to complete the preparation of a file to urge the competent parties in the Arab and Islamic countries to request, if need be, an advisory opinion of the International Court of Justice as part of Article 96 of the UN Charter as concerns the legal qualification of the Israeli crimes (genocide, wars against humanity, etc.); and to benefit from the possibility to set up war crime courts against Israelis, as offered to them by the UN General Assembly and Article 146 of the Fourth Geneva Convention whereby the contracting parties are under the obligation to prosecute war crime culprits, regardless of their nationality and the place of their crimes.

13. Establish
a task force of 12 members among international lawyers, human rights activists representing international bodies, and doctors bearing witness to the Israeli war crimes; and entrust them with completing the preparation of a lawsuit against the Israelis responsible for war crimes and genocide, supporting recourse to the International Criminal Court, and following it up.

14. Urge
the governments of Arab and Islamic states to adapt their own courts to the Fourth Geneva Convention, with regard to taking the measures necessary to prosecute war criminals, and coordinate action with organizations and bodies concerned with human rights, relief, health, food, environment, population and the child at the national, regional and international levels, the aim being to draw on the huge supply of evidences and facts documenting the Israeli occupation authorities’ war crimes and genocide and capitalise on the efforts led by international law specialists seeking across the world to file suits against Israeli war criminals.

 後略。イスラエルの戦争犯罪追求がらみで特に注目したい箇所はこの辺りだろうと思う(ぬけているかもしれない、和訳は、後ほど時間があったら拙いのをつけるかも(^^; もちろん訳してくれる人がいると嬉しい(^^;)。

 その後の報道でも、アラブ連合などもイスラエル追求のための調査に動いているようだ。また、当ブログで2月25日付のエントリにした、白燐成文がガザの土壌から検出された件については、この会議に報告が提出されているそうだ。
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ユーザータグ:  ガザ虐殺
[ 2009/03/01 20:26 ] 四方山話 | TB(0) | CM(0)

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