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ガザ採取土壌から、研究室レベルで白燐が検出される 

 これは、エントリにしておきたかったものの、今日まで取りこぼしていた情報。
報道が出てから既に一週間経っていて、日本のマスコミは今後も取り上げてくれない様な気がするので、自ブログに収録して保存しておこう。

 ガザ虐殺において、燐兵器が使用されているのは目撃証言などから判断して、すでに明らかだと見て良さそうなのだが、証言以外でも証拠が押さえられました、という話。今回もまた、イランの国際紙「Press TV」からで、
2009年2月18日付の『Lab tests verify white phosphorus in Gaza soil』。

 研究室における試験で、ガザの土壌における白燐の存在が立証された、と。

Laboratory tests conducted by a Turkish university on Gaza soil have confirmed the use of phosphorus bombs by Israel in the coastal sliver.
トルコの大学によって、ガザの土壌に対して行われた検査は、「the coastal sliver」においてイスラエルが白燐爆弾を使用したことを確認した。

…ここで困ってしまったのだが、「the coastal sliver」が解らない。特定の地名ではなさそうだがコメント欄で御教授いただきました、「the coastal sliver」もガザ地域そのものを指すようです

 記事によると、検査を行った機関はイスタンブールのYildiz工科大学で、試料をもちこんだのは「the Association of Human Rights and Solidarity for Oppressed Peoples (MAZLUM-DER)」(抑圧された人々との連帯と人権協会?)。ガザ虐殺報道においてよく見かける、トルコの人権団体だ。
 検査の結果、試料に白燐粒子が存在していることが確認され、それを「the daily Vakit reports」がレポートしたとのことだ。

White phosphorus, classified as a 'chemical weapon' by US intelligence, is an incendiary material that causes horrific burns, severe injuries or death when it comes in contact with humans.
アメリカ情報部によって『化学兵器』と分類される白燐は、人に触れると恐ろしい火傷や重傷・死亡を起こす焼夷成分だ。

During Israel's 23-day offensive in the Gaza Strip, a fierce controversy broke out over the alleged use of white phosphorus -- also known by the military as WP or Willie Pete -- by the Israeli army.
イスラエルによる23日間のガザ地区攻撃の間、イスラエル軍による ー WPあるいはウィリーピートとして知られる兵器 ー 白燐の使用について激しい論争が起こった。

The legality of the toxic chemical agent is a matter of debate, with many groups recognizing it as an illegal weapon, while international law allows its usage solely for smoke-screening.
国際法では単なる煙幕使用を許しているのだが、違法な兵器であると認識している多くの団体によって、毒性化学物質の合法性が論争の焦点となった。

Israel maintains that its actions were being conducted under international laws, despite contradictory reports of the Israeli claim.
イスラエルによる主張の報告が矛盾しているにもかかわらず、イスラエルは作戦行動が国際法の元に実行されたとの主張を維持している。

Following the laboratory results in Turkey, MAZLUM-DER filed a criminal complaint against Israel at Istanbul's Prosecutor's Office on Tuesday.
トルコにおける研究室レベルの結果に続いて、MAZLUM-DERは火曜日に、イスタンブールの検察官事務所に、イスラエルに対する刑事告発を提出した。

The Turkish human rights group MAZLUM-DER has also accused Israel of directly attacking civilians "with the aim of annihilating them" and employing internationally-banned weapons in the process.
トルコの人権保護団体;MAZLUM-DERは、イスラエルが、「全滅させる目的で」直接市民を攻撃し、作戦中に国際的に禁止された兵器の使用をしたと非難した。

"The suspects, who wanted to wipe out the Palestinian people through systematic attacks, have committed genocide and crimes against humanity," said a petition by the human rights group.
「パレスチナ人を組織的な攻撃で絶滅させることを望んだ容疑者は、大量虐殺と人道に対する罪を犯した」と人権保護団体はその請願で述べた。
(後略)

 探してみたのだが、イスタンブールのYildiz工科大学のサイトではプレスリリース等を見つけられなかった。一方、トルコの人権保護団体;MAZLUM-DERでは、20日付で記事をあげていた。ただし、英語ではなく、、、何語かよく解らない(^^; (コメント欄でトルコ語であると御教授いただきました
Googleの自動翻訳でざっと見る限り、にたようなことを書いている様子だ(<-ものすごくいい加減な意見である)

 また、MAZLUM-DERサイト内には、Yildiz工科大学発行の、原語版と英語版、英語版には「Phosphorus compound was found in the sample.」と書いてあり、試験者の名前も入った2月11日付の検査証明書も掲載されているので、Gazaから採取された土壌から燐化合物が検出されたのは間違いないだろう。

 …ただ。
Gazaで燐兵器を使用したのは、イスラエルも既に(証言等におされて渋々)認めているので、燐が検出された土壌の採取地を、報道なり、MAZLUM-DER報告で明記して欲しかったと思うのだった。「the coastal sliver」は固有名詞じゃ無さそうなので。まぁ、少なくとも、ガザで白燐兵器を使用しなかったというところまで、イスラエルの主張が後退することは、これでなくなった(筈)ということだろうか。元報告では多分、ガザのどこで採取した土壌かの情報は含まれるのだろうし。
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ユーザータグ:  ガザ虐殺
[ 2009/02/25 17:36 ] 四方山話 | TB(1) | CM(15)

トルコ語でしょう   No. 5681

>ただし、英語ではなく、、、何語かよく解らない
まったく読めませんけれど,使われてる文字から判断してトルコ語です.
大文字の I の上に点のあるもの,小文字の i の点のないもの,いずれもトルコ語以外に使われないはずです.
[ 2009/02/25 23:14 ] KiD8ElgI[ 編集 ]

コースターの切り身   No. 5684

in the coastal sliver
は、たぶん、文字通り、「コースターの切り身」

コースターは丸い円盤です。これを、4つに切ったものです。
Globalsecurity などでは、「くさび=wedge」といってます。

あくまで推理です、


実は、M825A1という白リン弾には、この、たぶん
Wedge=in the coastal sliver 四半円のものが、116枚入っています。

図⇒http://www16.atwiki.jp/pipopipo555jp?cmd=upload&act=open&pageid=1892&file=m825a1_usafas.jpg

これは、セルロースのフェルトで、白リンが1個1個に約50gずつ沁み込ませてあるそうです。
砲弾が空中で爆発すると、
116枚のWedge=in the coastal sliver が放出、
するとリンが空気中の酸素に触れて着火、

ですから、火の玉がしだれ柳のように降って来るわけです。
エリアはフットポール競技場一面に、という感じで。
116枚は、地上に降るまでにさらに砕け散っているかもしれません。

http://www16.atwiki.jp/pipopipo555jp?cmd=upload&act=open&pageid=1892&file=%E7%99%BD%E3%83%AA%E3%83%B3%E5%BC%BE%E7%81%AB%E3%81%AE%E7%8E%89%E6%94%BB%E6%92%832.jpg

http://www16.atwiki.jp/pipopipo555jp?cmd=upload&act=open&pageid=1892&file=%E7%99%BD%E3%83%AA%E3%83%B3%E5%BC%BE%E7%81%AB%E3%81%AE%E7%8E%89school.jpg



詳しくは、
http://www36.atwiki.jp/pipopipo777/pages/22.html
http://www16.atwiki.jp/pipopipo555jp/pages/1889.html


M825A1は155mmの砲弾ですから、中に入っている四半円の直径は、どのくらいでしょうか。13~14cm?
だとすれば、かなり大き目のコースターでしょうか?
厚さはたぶん、砲弾の長さ推定から、1cm強。

詳しいことは<軍ヲタ>に聞いてね?


[ 2009/02/26 04:08 ] yNkD6PME[ 編集 ]

   No. 5685

ということは、

Laboratory tests conducted by a Turkish university on Gaza soil have confirmed the use of phosphorus bombs by Israel in the coastal sliver.

トルコ大学が指揮したガザの土壌に関するラボ試験は、「コースターの切り身(あるいは破片)」の中に、イスラエルの白リン弾使用を動かしようのない事実として確認した。

ということになりそうです。
アムネスティ、インターナショナルが撮影した「コースターの切り身」は、四半円からさらに砕け散った、「焼け焦げのかたまり」になっています。そのなかに閉じ込められた白リンは、「焼け焦げのかたまり」が割れるとまた再発火するそうです。

http://d.hatena.ne.jp/ni0615/20090204/1233773000

たぶん、白リン弾を使ったことは、映像や写真で分かるのですが、日本の<軍ヲタ>のようにイスラエルは、有毒なリンはすぐに消えるから非人道的でないなどと言い出すかの知れないので、<頭で分かっていること>をデータ化することは、国際裁判などでは有効なのでしょう。

まあ、ネトウヨとの論戦と同じかも
[ 2009/02/26 04:30 ] yNkD6PME[ 編集 ]

   No. 5687

>三ねんせいさん

 御教授ありがとうございます。素直にトルコ語だったんですね(^^;
…トルコ語の文字が、アルファベットとほとんど同じようであることを初めて知りました。お恥ずかしい。



>ni0615さん

沿岸部のどこか細長い地域なんだろうかとか思ってました(^^;


>詳しいことは<軍ヲタ>に聞いてね?
<
言葉が通じるかどうか、心許ないので…(<-逃げ腰


>ガザの土壌に関するラボ試験は、「コースターの切り身(あるいは破片)」の中に、イスラエルの白リン弾使用を動かしようのない事実として確認した。
<
ただ、英文版の検査報告には「White phosphorus」と書いてない(白無し、トルコ語版は読めないので未確認)ので、ちと、心許ないのですけどね。多角的に根拠を集めている一環なのだと思います。


><頭で分かっていること>をデータ化することは、国際裁判などでは有効なのでしょう。
<
ごもっともです(^^;
[ 2009/02/26 17:35 ] fYTKg7yE[ 編集 ]

地中海岸の帯状地   No. 5689

「coastal sliver」についてgoogleで検索してみたところ、

「an 18-months Israeli blockade on the coastal sliver」
(18ヶ月に渡るイスラエルのthe coastal sliver封鎖)

「an unprecedented humanitarian crisis in the Palestinian coastal sliver」
(パレスチナのcoastal sliverにおける未曾有の人道危機)

といった語句が出てきました。
また、ガザ地区関連記事では「Gaza Strip」という呼称もよく出てきますが、「strip」と「sliver」はどちらも「細長いもの」を指す言葉です。

推測ですが、「the coastal sliver」とは「この海岸の細長い地域」を意味し、ここでは「Gaza Strip」の同義語(ガザ地区は地中海に面しているそうなので、確かに「coastal」です)として使われているのではないでしょうか。
[ 2009/02/26 18:03 ] 64epmA2k[ 編集 ]

   No. 5692

>青天 霹靂さん

コメントありがとうございます。
なるほど、非常に納得する説明です。ありがとうございました。
問題の文章では、先行して「Gaza」の語がでていたので、「the coastal sliver」とした訳ですね。
エントリの文章は、後ほど注釈を入れるなりの対処をしておきます。


…他に情報がないので仕方なく読んでいますが、英語苦手なんで、またお気のつかれたことがありましたら御教授いただけましたら幸いです。
[ 2009/02/26 19:41 ] fYTKg7yE[ 編集 ]

   No. 5693

>青天 霹靂 さん

あなたの説がきっと正しい。

トルコ語から英訳するときに、stripではなくて sliverとしてしまった。

というわけですね。
[ 2009/02/26 21:40 ] yNkD6PME[ 編集 ]

トルコ語   No. 5695

オスマン帝国のときにはアラビア文字を使っていたらしいですけれど,ケマル・アタチュルクのトルコ革命のときにラテン文字を導入しました.26文字ではトルコ語の音を表すのに足りず,u などの上に点が二つ (ウムラウト) のをドイツ語から借用するなどして増やしてます.
文法は,ヨーロッパ諸国の言葉ともアラビア語とも似てないそうです.
[ 2009/02/26 22:05 ] KiD8ElgI[ 編集 ]

トルコ   No. 5696

トルコ人というのは、もともと中央アジアからはるばるやってきた人たちの子孫で、旧ソ連のトルクメニスタンなどや中国の新疆あたりに住んでいる人たちと兄弟関係になりますね。トルクメニスタンのトルク(チュルク)とトルコというのは、語源的には似たような意味ですし。

言語としては日本語と同じアルタイ諸語にはいるので、文法的には日本語や朝鮮語のほうに似ているんじゃないでしょうか。といっても、全然知りませんが(詳しいことはオーストラリア帰りの言語学者さんにでも)

フィンランドと同じように、昔ロシアにさんざんやられた経験があるので、日露戦争でロシアに勝った日本に対する感情はとてもいい国ですね。といっても、行ったことありませんが。

ガザの問題では、トルコの首相が国際会議でイスラエルの大統領を激しく非難して、興奮のあまり退席したというニュースがあります。
もっとも、トルコ自身クルド人の問題を抱えているのですけどね。
http://plaza.rakuten.co.jp/momojp66/diary/200901300001/
[ 2009/02/27 04:13 ] 5xkAihd.[ 編集 ]

   No. 5697

>三ねんせいさん
>オスマン帝国のときにはアラビア文字
>トルコ革命のときにラテン文字を導入
<
そうだったんですか。勉強になりました。ありがとうございます。
Googleの自動翻訳が、それなりにそれらしい訳(?)を返してきたので、ヨーロッパ系の言葉なのかと漠然と思ってしまいました。



>かつさん
>詳しいことはオーストラリア帰りの言語学者さんにでも
<
ご示唆ありがとうございます。とはいえ、このエントリでは呼び出しにくいですねー(^^;


>日露戦争でロシアに勝った日本に対する感情はとてもいい国
<
ちょうど、今日こんな記事を見つけて、なんでこんなに詳しいんだというか、あまりの日本への注目度の高さに驚いていました。
http://www.turkishweekly.net/news/65501/us-2008-human-rights-report-japan-.html


>トルコの首相が国際会議でイスラエルの大統領を激しく非難して、興奮のあまり退席したというニュース
<
ダボスの件は、結構、報道がたくさんでていましたね。
http://www.cnn.co.jp/world/CNN200901300021.html
訴追関係も、トルコが一番活発みたいです。
[ 2009/02/27 19:46 ] fYTKg7yE[ 編集 ]

詳しくはないんですが   No. 5698

エントリの本筋と関係ないとこにだけ反応してあれなんですけども、それと言語学者の卵はちょっと休業中なんですが(言い訳が長い)

リンク先は間違いなくトルコ語ですね。そしてトルコ語が文法的に日本語と共通点が多いのも確かです。語順(SOV)とか助詞みたいのを使うこととか。

ただし、日本語の系統については今も定説がなく系統不明なのでたとえば南方起源説の人とかは日本語について「アルタイ諸語」という言い方もしないです。「諸語」は「語族」などと違って系統関係が不明であっても使うので、文法構造等が似通ってる点を重視してアルタイ諸語の中に含める人もいますが。ちなみに「語族」になるとインド・ヨーロッパ語族のように共通の「祖語」をある程度想定できるほどに系統がはっきりしているものについていいます。

文字についてはまったく関係ない言語にどっかよそで開発された文字をもってきて使ったりすることもあるし(漢字を導入したときの日本語とかトルコ語にラテンアルファベットもこの例ですね)ある国でどういう言語と文字が使われているかなんて把握してないほうが普通だと思います。

ちゅうことでぼろを出さないうちに退散いたします。。。
[ 2009/02/28 02:33 ] Qi8cNrCA[ 編集 ]

   No. 5699

すいません
wedgeの図解です。

http://www36.atwiki.jp/pipopipo777/?cmd=upload&act=open&page=%E7%99%BD%E3%83%AA%E3%83%B3%E5%BC%BE%E3%83%87%E3%83%9E%E9%96%A2%E9%80%A3&file=wp-structure.jpg
[ 2009/02/28 10:39 ] yNkD6PME[ 編集 ]

   No. 5702

>とらこさん

 コメントありがとうございます。

>リンク先は間違いなくトルコ語
<
ということで、エントリをそれらしく修正を入れさせていただきたいと思います。動きが鈍いんですが(^^;


>文字についてはまったく関係ない言語にどっかよそで開発された文字をもってきて使ったりすることもあるし(漢字を導入したときの日本語とかトルコ語にラテンアルファベットもこの例ですね)
<
 どうせなら、日本もアルファベット導入すればよかったのに。。。と思ったら、ローマ字表記がありましたね。そういうもんなんですね。
これがアラビア文字で表記されていたら最初から読むことを諦めたでしょうけど(ぉぃ)、アルファベットなので、ちょっとは挑戦してみようという気になりました(^^; でもやっぱり、もうちょっと、自動翻訳がしっかりしてくれると嬉しいと思ったのでした。



>ni0615さん

ありがとうございます。参考になります。
[ 2009/02/28 18:03 ] fYTKg7yE[ 編集 ]

トルコとイスラエル   No. 5706

トルコは、イスラエルに好意的なので、トルコの団体が、
イスラエル批判の先陣を切るのは、ちょっと意外かも...

もっとも、親イスラエルなのは政府のスタンスで、
民衆レベルでは、かならずしもそのかぎりでないので、
それほど意外でもないのかな...?
[ 2009/03/02 07:10 ] ZiqE0vWU[ 編集 ]

   No. 5709

>トルコの団体が、イスラエル批判の先陣を
<
 ダボス会議の印象は強烈でした(^^;

 背景事情は分からずにおりますが、トルコの報道はよく出てきます。と思ってたら、アラブ連盟も動いてますし、今日拾ったニュースではイランが動いているようです。
イランは、アメリカ・イスラエルを牽制したいとかあるのかな?と見えたりもしますが。。。
[ 2009/03/02 17:55 ] fYTKg7yE[ 編集 ]

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