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そういえば、こんな事もあった 

以前ポスドクをしていた、とある旧帝大医学研究科のとあるラボには、わたし的にはあり得ない教官;T氏(仮イニシャル)がいた。現在は助教授らしい。


その、とある旧帝大医学研究科のとあるラボへ、私が移籍した日も浅いある日。
T氏と、そこのラボボスであるM教授のやっているプロジェクトで、アルバイト学生にDNAタイピングを手伝ってもらう事になったそうだった。アルバイトは、同じ大学の別学部の…この教官二人の出身ラボにいた修士。
私はその時、その実験手技をT氏が手ほどきしている現場に遭遇した。

 どんな風に教えるのか興味津々で見守っていたのだが、、、T氏は、いきなり、マイクロピペッターを根本までずっぽり緩衝液の入った瓶につっこんだ!
…実験関係に縁の無い人には「なんの事やら」ってなものだろうけど、これってあり得ない操作なんだ。マイクロピペッター本体が汚染される危険のある、やっちゃいけない操作。
唖然とする私。T氏が、その後も普通にそういう実験手技を続けるので、その時はまだ相手を普通の研究者だと思いこんでいたワタクシ、たまりかねて、あのう?そういう手技で教えちゃっていいんですか?と訊いてみた。
T氏、答えて曰く、ここでやっている実験ならこれでいいんだ、と断言。…そういう側面はあるにはあるけど、でも、この学生さん達はこの先も、就職先とかで実験をする可能性は高い。最初に変な癖つくと苦労するとは考えないのだろうか? 
まぁ、そういう人なんだろうな(この時点で、私はT氏相手に、自分の意見を言う気をほとんど無くした)

さて、移籍して日も浅い別のある日。
このラボでT氏指導下で修論研究している学生がラックにチップをつめていた(前述とは別の子)。袋から出したチップを素手で。ちなみに、このラボでは器具類の高圧蒸気滅菌は一切はしていない。…実験関係に縁の無い人には「なんの事やら」ってなものだろうけど(ry)。
 唖然として傍観している私に気づいたその子は「まずいことやってるんですかね?」と訊くので、、、T氏の意見が予想できたワタクシ、まぁ君がこの実験対象(ヒトではない)と同じゲノムをもってないなら大丈夫なんじゃないと投げやりに応えてしまった。そして、後にこの子には、先々他のラボで実験する事になったらここでやったことは一切忘れて白紙の状態で実験操作を学ぶ方がいいよ、と、忠告した。
もちろん、私の使うチップは、隔離して自分でつめて高圧蒸気滅菌して使ったものだ。
大体、素手つめ+未滅菌どころか、あちらのチップラックったら、基礎配属の学生が蓋全開で使いながら口も押さえずにくしゃみしているのだ(思わず、私は見ないことにしてしまったが)。ちなみに、T氏も、フツーにチップラックの蓋全開で使っていた。
(この時点で、私は自分の意見をT氏に言う気をさらに無くした)

さらに別のある日。
このラボでは二人の非常勤職員さん達が、とある無菌操作作業を業務の一環にする為の練習をしており、うまく行かず大変苦労していた。どこがまずいか解らないという二人にたいして聞き込み。
「T氏は相談のってくれないの?」「全然。試薬とか、これが欲しいって言うと買ってくれるけど」
・・・なんで相談のってあげないかなーと思いつつ、二人が実際に無菌操作しているところを見学させてもらった。
色々変だなーと思う点はあったが、中でも何となく目につくのはチップラック。
「そのチップラックどこからもってきた?」「T先生とこからチップの詰まったのもらって来た」「滅菌してる?」「してない」「…T先生、何も言わなかった?」「別に何も」「無菌操作に使うってもってきたんでしょ?」「もちろん、そう」
(私はある特定方向に向かってだけ、完璧に無口になった)


さらに後の、別のある日。
T氏指導下で修論研究しているK君は、話していて面白い子なので結構かまっていた。
ある日、あちらさん達が使っているTBE(電気泳動に使う緩衝液)ストックに結晶が析出しているのが目に付いたので、K君に「一度オートクレーブかけると綺麗になるよ」と教えると、K君は即座に実行し、実行して中身が透明ぴかぴかの緩衝液になった瓶がかなり嬉しかった様子。
そして、少し後に、K君が嬉しそうに言ってきたことには、PCR(DNA増幅)用の水の瓶も白っぽい何かが漂っていて気になっていたのでオートクレーブかけたら、綺麗に透明になりましたよ、って。
T氏とK君とアルバイトや基礎配属学生達が使っているPCR用の水って、ニッポンジーンのPCR用だかなんだかの水500ml入り。DNA溶解とPCRに使うだけだからいつまで経ってもなくならない。あんなのでPCRしていて大丈夫なのかと疑問視していた代物だったが、、、濁っていたのか。私は一切使ってないからそれには気づかなかった。

・・・素手でぺたぺた触ったチップをつっこみ、無菌操作らしきこと一切無しでくみ出していた上、どうやら私が滞在している間中買い換えている気配のなかった謎のPCR用H2O。濁っていたのは、チップに付着したケラチンか何かが混入して発酵していたんだろうか?
透明になって問題解決では無さそうな気がする。。。
(もはや何も言いたくない・・・)




こういう人物が、学会では奨励賞を受賞し、学会懇親会で高笑いを響かせていたりする。
まぁ、あのラボを出た今、今後関わり合いになる気はないんだけど、正直者の私があからさまに学会で避けてるのが傍目で解るからなー。こいつに肩入れしている同類項が、私を敵視している様子なのがちょっと嫌。
…このあたりの同類項には、私からは用はないが、この辺に論文の査読が回る可能性が無い訳じゃない。まぁ、あまり理不尽をすると、編集者からNGが出るだろうから、大丈夫とは思うけど。
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[ 2006/09/25 19:20 ] 体験談 | トラックバック(-) | CM(0)

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