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「慰安婦」問題に関連した情報二つ(2008年9月23日分) 

 タイトルをみると一見、「慰安婦」問題関連に見えなかったが、レイバーネットに興味深い記事があったのでお持ち帰り。

2008-09-22付『死ぬな!辞めるな!闘おう!通信~プレ企画開催される

 略さず書くと「日本と世界 10/19反戦・反貧困・反差別共同行動in京都 9・20プレ企画」という企画だそうで、「人事交流=強制配転に反対する近畿郵政労働者の会」という組織が主催して9月20日に開催されたそうだ。ここで、戸塚悦朗氏による「『戦後責任を問う』-日本軍『慰安婦』問題」と題された講演が行われたとのこと。
 当エントリでは、上記の記事で紹介のあった「非正規労働者を抜きにして立ち行かない郵政4会社の実態と劣悪な労働条件・賃金体系に押し込められている非正規労働者の実態」報告は、上記にアクセスしていただくとして、戸塚氏の講演だけ引用させていただくこととする。

 「慰安婦」被害者らが声を上げた当初、日本政府はじめ旧軍関係者らは「単に朝鮮を始めとする国々の女性が日本軍を相手に自発的に売春を行ったものである」と主張し責任から逃れようとしたものの、まっとうな歴史研究者や市民運動家らの尽力によって、『被害者の証言を裏付け日本軍自らが「慰安所」を経営していた事実を明らかに』なってきた。そして、それらの事実が知れ渡るにつれ(ついでにそれを無かったことにしようとする言説が裏目に出まくったこともあって)日本政府が責任をとるべきとの国際世論の圧力が強まり、各国で「慰安婦」謝罪要求決議が相次いで成立した言及の後にこう続く、

ここに来て、問題となったのが国内法の研究・国内法と日本の裁判の欠陥である。国際法の研究者、ICJ・IFOR・JFORなどは国際法に対する重大な違反が有ると認定している。第三者である国連・ILO機関なども重大な違反を認定している。日本の司法の場において、戦時性奴隷(従軍慰安婦)の側が敗訴していることと国際社会の判断との大きなずれについての考察がなされた。

ちなみに、「慰安婦」被害者側が敗訴している理由は、「除斥期間(「一定の期間内に権利を行使しないと消滅する」という考え方から定められる権利の存続期間)」、「国家無答責(明治憲法下では、国や公共団体の賠償責任を定めた法律がなかったことなどから、当時の国家の不法行為による個人の損害について、国は賠償責任を負わないとする法理)」等であって(注)、事実認定が行われた『慰安婦』裁判では加害行為は認定されている (参考;『メモ;大森典子弁護士インタビュー記事概要;「慰安婦」裁判が獲得したもの』)

大きな問題点は日本国憲法の持つ限界点である。日本政府は日本軍関係者に対しては恩給を支給するなどして戦後補償を行ってきたのであるが、諸外国の被害者に対しては殆どといって良いほど保証をしてこなかった。

…軍関係以外は自国の被害者にも冷たいようで、韓国紙に『日本の指導層らは、60万を超える「天皇の軍隊」が捕虜となって長期間抑留されたことが問題化することを避けてきた』と書かれていたし、シベリア抑留の被害者には、「補償はせず、10万円の旅行券の支給を想定した慰労品贈呈」らしいけど(参考;『「朝鮮人シベリア抑留問題」韓国紙の社説から(追記有) 』)
(以下、強調等は引用者による)

この大きな問題点の出発点が、日本国憲法が基本的人権を保障しているのだが「国民」に限定されているという限界である。現実には現在の日本政府は「国民」に対してすら憲法で保証された諸権利を履行していないのであるが、この事は世界人権宣言の成立以前に日本国憲法が作成され、施行されたという事にある。憲法制定時には全ての人間を対象として権利を保障するという観点が欠けていたと言うことなのである。(注)

この問題はまた日本政府が国際連盟を脱退して以降国際法を遵守すると言う意識が非常に希薄であることにも関連している。例えば731部隊による細菌戦の人体実験や実践での使用については当時の国際法でも禁じられていたにも拘らず日本軍はそれらを実行したし、またそれについて戦後責任を一切果たしていない。あるいは女性に対する奴隷的労働についても当時の国際法に違反している。最近の事例で見ても子供の権利条約について履行していないなどの事例が沢山ある。日本国憲法は第98条2項において国際法の順守を掲げているのであるが、これが守られていない

護憲を唱える人々は9条の問題については声高に遵守を主張するのであるが、この点についても政府に対して遵守を求めていかなければならない。対米関係さえよければ他の諸国、とりわけ第二次世界大戦の被害者であるアジア諸国やヨーロッパ諸国はどうでも良いと言う国際感覚の欠如である。

だが今日の世界情勢の中で戦後責任を取ろうとしない日本、現在においても在日外国人の諸権利について無権利状態に追いやって恥じ入ることの無い日本の商品に対して不買運動などが焦点となっている。日本がこのまま国際社会で孤立し没落して行くのかどうかという極めて保守的な観点からさえ日本政府の対応はお粗末というしかないのである。

戦時性奴隷(従軍慰安婦)問題を通じて日本社会が変わらなければならないのは、女性に対する無権利状態が厳然として存在していることである。OECD加盟国の中において男女の賃金格差は減少する一方であるのだが、唯一日本のみが拡大する傾向にある。女性の権利が抑圧されているという現状が厳然とあるのだ。これと同根の問題が戦時性奴隷(従軍慰安婦)問題にもあるのである。戦時性奴隷(従軍慰安婦)問題を解決に向かわせることで日本において憲法が定めるところの諸権利を、国籍を超える国際的人権問題として突破していく糸口がある。

戦時性奴隷(従軍慰安婦)問題はパンドラの箱である。この問題を解決しようとすれば日本国憲法のその限界を乗り超えて世界人権宣言が目指している崇高な理念を具現化していく必要があり、国内の法体系を大きく変えざるを得ない。そしてそうすることで日本国憲法前文に掲げられている「国際社会において名誉ある地位を占めたい」と言う文言が生かされて来るのである。第一歩は衆議院選挙において自公連立政権に終止符を打つことである。

『戦時性奴隷(従軍慰安婦)問題はパンドラの箱』、腑に落ちる表現だ。だから、これほどまでにバックラッシュも強いのだろう、と。

 そして、バックラッシュの一例。
 先にMSN産経にて『さらば“河野談話” 引退前に非を認めてほしかった』なる、宮沢内閣としてではなく、河野氏個人の談話だと間違えているのではないかと不安を感じる阿比留類記者の署名記事が出たことを紹介した(『産経、予想通りの報道をする 』)が。
 同エントリのコメント欄にて、産経の片山雅文編集長兼ウェブ編集長が、阿比留記者の記事を同じ事を自ブログに書いていることを御教授いただいた。

 2008/09/21 08:00付『国の将来に禍根を残した「背信の政治家」

(略)本人は去っても本人が残した『負の遺産』は将来にわたって日本に重くのしかかります。

いうまでもなく、河野氏が宮沢政権下の官房長官時代、慰安婦募集における日本軍関与の強制性を認めた「河野官房長官談話」です。(中略)引退会見で河野氏は、「宮沢内閣としての気持ちを申し上げたものであって、私が個人的に申し上げたものではない。今も極めて重要な談話であったと思う。私の本当の気持ちだ」と述べたそうですが、談話は行政文書など具体的な証拠に基づくものではなく、聞き取りによる韓国の元慰安婦女性の一方的な言い分をベースにしていたことがわかっています。

国の名誉に関わる重大事を小手先の調査だけで結論づけ、根拠のないままに「政府の公式見解」として発表していいわけがありません。(後略)

…もしかして、宮沢首相(当時)を、官房長官の独走を許して『根拠のないままに「政府の公式見解」として発表』させた無能な首相であったと評価しているのだろうか?



、これらの箇所については、コメント欄でいただいた指摘(このコメント以降)をご参照下さい。
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[ 2008/09/23 20:00 ] 自爆史観 | TB(0) | CM(12)

うーん…   No. 5141

実は昨年来棄却された強制連行やら慰安婦の裁判の内容をあちこちで見ていたのですが、最終的に自分の納得のいったものは「法学セミナー2007年6月号」の中国人強制連行西松事件の最高裁弁論という記事で…
って以前もコメントしたかも(苦笑)

http://www.nippyo.co.jp/maga_housemi/hg0706.htm

で、この中でも述べられているのですが、最終的に最高裁の法的判断は「日中友好共同声明」なんですね(苦笑)
つまり、実際のところこういう二国間共同声明以外に法的根拠なんかないのは明らかだし(たとえ二国間友好条約でも)、基本的に個人の請求権利を害しているのは明らかなんですが、認めようとしないのですよ(苦笑)
ってか、法的根拠に二国間共同声明って正直どうよ、って感じで、甚だ法的根拠に乏しい最高裁判決だったのですね(困)

で、こういう事って、別に外に向いただけの話じゃなくて、自国民に対しても同様の判決が出てるから、この国の司法の行政に対する遠慮って凄いものがあるのです(困)

正直一部の歴史修正主義者連中はともかく、ごく普通の一般市民レベルでこういう事が行われた時も同様の有様になるのではないか、と実際私などは危惧するわけで…


事実は事実と認めた上で、きちんとした行為を国が行わないって事は戦前の司法と全く変わっていない…それが外に向いても内に向いても同じだと私は思うわけです…

とここで自分の姿勢を再確認してみた(笑)



ちなみに、戸塚悦朗教授と言えば…その昔(共著で、ですが)「精神医療と人権」って三冊組みの書籍があるのですが…その中の一冊目「収容所列島日本」って書籍の内容が非常に衝撃的なのです…内容は是非とも図書館で手にとって欲しいです(苦笑)←エントリー内容に関係の無い紹介で申し訳ないm(__)m
[ 2008/09/24 00:55 ] ztCZFfzI[ 編集 ]

自分に都合のいい法解釈で責任を避ける政府   No. 5143

すばらしい記事、ありがとうございます。

>日本国憲法が基本的人権を保障しているのだが「国民」に限定されている
>という限界である。
これは非常に重要な指摘で、日本国憲法の最大の欠陥であると以前から事あるごとに知人などに話しているのですが、どうもどこが問題なのかピンと来ない人が多いようです。国際法は理想であり、絵に描いた餅にすぎないみたいな感覚があるのかなと思いますが、公教育で国際法について学ぶ機会があまりにも少ないのもそういう感覚が社会に醸成される一因かもしれません。

国際法の場合は原文の意図を汲んでいない翻訳があり(これはクマラスワミ報告書やマクドゥーガル報告書の翻訳にも言えます)、しかも条文を適宜、自分の都合のいいように解釈するのが日本政府や裁判所のやってきたことです。
日本には奴隷制はないから「奴隷条約」を批准しないとか、もうアホかと・・・
[ 2008/09/24 16:38 ] /2cHTlfI[ 編集 ]

   No. 5144

>日本国憲法が基本的人権を保障しているのだが「国民」に限定されている
>という限界である。
憲法の保障する基本的人権は、性質上日本国民を対象としているものを除いて、外国人にも及ぶ
というのは確立された判例だと認識していたのですが。
(その「及ぶ」の具体的内容が、ちっとも「及んでない」と批判はあるものの)

戦争被害補償の問題は、日本国憲法下では基本的人権が外国人にも及ぶことを前提として
日本国憲法で保障されている基本的人権(に基づく国家賠償)が
明治憲法下で生じた戦争被害に遡って保障されるのか、という問題ではないのでしょうか。
そうでないと、除斥期間や国家無問責で請求棄却することにならないはず。

現在の憲法や国際法の遵守義務は、単純に憲法98条2項の問題ですが
戦争被害補償は、現行憲法を遵守してもなお問題が残るので
これを混同しては、おかしなことになるような気がします。
[ 2008/09/24 18:02 ] Ol1eGJ4Y[ 編集 ]

   No. 5146

>ありえす224さん
>http://www.nippyo.co.jp/maga_housemi/hg0706.htm
<
(あ、記事そのものは読めないのですね…)

>最終的に最高裁の法的判断は「日中友好共同声明」なんですね(苦笑)
<
 エントリの方で、うっかり抜け落ちてしまったのですが、
「国際批判に対する日本政府の姿勢は、補償問題はサンフランシス講和条約などの条約により解決済みであるとして国家としての法的責任を否定続けるというもの」というのも、重要な要素でした。
中国の方が被害者の場合は、これが「日中友好共同声明」で。。。
…95年の3月に中国の銭基しん外相が『日中共同声明で放棄したのは国家間の賠償であって、個人の補償請求は含まれない』と談話を発表したという話でしたよね。


>事実は事実と認めた上で、きちんとした行為を国が行わないって事は戦前の司法と全く変わっていない…それが外に向いても内に向いても同じだと私は思うわけです…
<
 ごもっともです。


>「精神医療と人権」って三冊組みの書籍があるのですが…その中の一冊目「収容所列島日本」って書籍の内容が非常に衝撃的なのです
<
 ご紹介ありがとうございます。一度探してみます(…どんな衝撃なんだろう、びくびく)



>Stiffmuscleさん

 「近畿郵政労働者の会」さんの企画としてこの内容というのは大変不思議ではあったのですが、こちら方面に関心のあるものにとっては有り難い内容ですし、記事にアップしてくださったレイバーネットの中の人にも大感謝ですよね。


>しかも条文を適宜、自分の都合のいいように解釈するのが日本政府や裁判所のやってきたことです。
日本には奴隷制はないから「奴隷条約」を批准しないとか、もうアホかと・・・
<
 前にエントリにしましたが、外務省の対応もひどいものだったそうですし、それが招いた今のドツボ。
かといって、アイヌ民族に公式謝罪もようせん日本政府が「慰安婦」被害者の方達に対して謝罪できるだろうかと考えると、ますます暗澹たる気分になります。
…この際はあまり関係がないかも、ですが、かの中山成彬元文科相が新しい国土交通相らしいですね。



>さくらさん
>戦争被害補償の問題は、日本国憲法下では基本的人権が外国人にも及ぶことを前提として日本国憲法で保障されている基本的人権(に基づく国家賠償)が明治憲法下で生じた戦争被害に遡って保障されるのか、という問題ではないのでしょうか。
そうでないと、除斥期間や国家無問責で請求棄却することにならないはず。
<
 ご指摘ありがとうございます。
法律的なことはさっぱりなのですが、ご指摘がごもっともと思えますので、この箇所における戸塚さんの発言に関して、引用させてもらった記事では何かニュアンスが異なるのかどうか、もうちょっと情報を探しておきます。

 なお、日本国憲法に関する記述はなかったのですが、戸塚氏は2004年に、その時点の仮説に基づく研究課題として、「日本法とりわけ、刑事法制度の構造的な欠陥と関係がないか。」「国際法上の責務を軽視する風潮があったのではないか。日本法への国際法の導入の仕方に問題がなかったか。」を含む3項目を挙げてらしたようです。さくらさんに御覧頂くと、参考にしていただけるかもと思ってしまいましたので、よかったらご参照頂ければ(^^;
http://www.law.usyd.edu.au/anjel/documents/22June2004Conf/Totsuka2004.pdf
[ 2008/09/24 20:38 ] fYTKg7yE[ 編集 ]

私もうーん…   No. 5148

こんばんは
日本国憲法が基本的人権を保障しているのだが「国民」に限定されているという限界である。…憲法制定時には全ての人間を対象として権利を保障するという観点が欠けていたと言うことなのである

これは明確に誤りです。基本的人権は、成文法の枠を越えた人類普遍の原理であるという認識の上に憲法はなりたっています。

詳しくは忘れちゃったんでまた調べてみますが、除斥期間を適用するのは法的におかしい、
国家無答責は、人道上の理由からいわゆる“法の不遡及”を無視してもう適用しない、すべきではないってのがたしかあったように思います…が、うろ覚えf^^;
また調べておきますm(_ _)m
調べてからコメントしろってツッコミは無しでお願いします^^;
[ 2008/09/24 22:28 ] 449pMq2M[ 編集 ]

あっと…   No. 5150

すみませんm(__)m
昨日のコメントに書き忘れがありまして…

昨年の中国人強制連行西松事件で「サンフランシスコ講和条約における損害賠償請求は国家単位の話で個人単位での請求権は消滅しない」っていう部分が原告側答弁書にあって、それについてとうとう最高裁は「判断を留保せざるを得な」かったみたいで、判決文ではスルーされているんですよ(苦笑)

つまり、請求棄却の要因は「日中友好共同声明」のみなんです(困)

で…この判決を基に「二国間条約や共同声明のある国の国民が原告の慰安婦・強制労働事件全ての」上告を棄却するって暴挙に出たので…

ちょっと信じられないでしょうが、これを暴挙と言わずになんと言えば(困)


さくらさん(^^)/
現状では秋原葉月さんのコメントにある通り、除斥期間や国家無答責での判決はすでに出なくなって久しいです…
それと、戦前・戦中の問題だから明治憲法下の問題とされる事も殆どなくなっては来てます…人道上の問題で(詳しくは、法学セミナーや判例時報のバックナンバーをご覧下さい)
が…現行憲法下にあって、それをないがしろにするような判決が続けていくつも出ているのが現状なんで(だからジェンダー問題がいっこうに進まない)
本当にいつになったら民主化されるやら○| ̄|_
[ 2008/09/24 23:28 ] ztCZFfzI[ 編集 ]

   No. 5151

法学セミナーはまだ読んでいませんが
西松事件の最高裁判決は原文を読んでみました。
やっぱり、基本的人権は外国人にも保障されることを前提にしています。
秋原葉月さんのご指摘通り
基本的人権は、どこでも誰にでも生まれながら持っているもので
外国人には保障されないなんて言うと、それこそ世界中から非難されます。
西松事件でも
サンフランシスコ平和条約(の請求権放棄についての解釈)が合憲であることを前提にすると
請求権がないので裁判上の訴求ができない、というのは当然の結論かと。
(日中共同声明において、請求権についてサンフランシスコ平和条約の枠内で処理されており
日中平和友好条約は、日中共同声明を厳守するという内容を含む。
したがって、請求棄却の実質的な要因は、サンフランシスコ平和条約にあると言えます)

司法の人道的配慮は、事実を丁寧に認定した上で
「上告人を含む関係者において、本件被害者らの被害の救済に向けた努力をすることが期待されるところである」
と述べている点でしょう。
司法による救済には限界があるので、政治決着を図るようにという
行政へのメッセージですよね。
いつまでも政治決着が図られなければ
多少無理のある解釈をしてでも、個別に救済することになると思います。
もちろん、現在のサンフランシスコ平和条約の解釈がおかしいという批判や
政治決着は期待できないから、すでに無理してでも救済すべき時期になっているという意見には
私も、賛成します。

私は、戦争被害補償については
それこそ、碧猫さんの記事をサラッと読む程度の関心の持ち方なので
特に何か言いたいわけではないです。
ただ、
>日本国憲法が基本的人権を保障しているのだが「国民」に限定されている
というのが、誤りであるとだけ指摘したかっただけです。
日本の司法が解釈するところの基本的人権の内容が
希薄だという批判はもちろんあるでしょうし
私もそれは真っ当な批判だと思っていますが
「保障されていない」と言うのは、誤りだと思います。

>碧猫さん
国際法の日本法への導入は、通説的には
条約は国会で承認を受けて内閣が締結するので、そのまま国内法的効力を持つ
国会での承認がない場合には、国内法としての効力を持たない
とされています。
この考え方からすると、国連の勧告は締結するのものではなく
故に国会の承認も受けていないので
国内法的効力はない、ということになるのではないかと思います。
これの考え方が良いのか悪いのか、改善の方法は?というような点については
私はまだ、学者先生の見解を学ぶ立場なので(苦)
[ 2008/09/25 18:12 ] Ol1eGJ4Y[ 編集 ]

   No. 5154

>秋原葉月さん
>明確に誤りです。基本的人権は、成文法の枠を越えた人類普遍の原理であるという認識の上に憲法はなりたっています。
<
ご指摘ありがとうございます。
戸塚さんの講演は、今のところレイバーネット分(どうやらアッテンボローさんの文章のようです。http://rounin40.cocolog-nifty.com/attenborow/2008/09/in-fd53.html)しか見当たらず、戸塚さんの元々の文章と違っているのかどうなのかちょっと確認ができていません。


>除斥期間を適用するのは法的におかしい、国家無答責は、人道上の理由からいわゆる“法の不遡及”を無視してもう適用しない、すべきではない
<
エントリ中でリンクした大森氏の文章の例が古かったというのはあるかもです。すみません。
情報があるようでしたら、また御教授いただけましたら有り難いです。
(いや、そんなツッコミなんて(^^;)



>ありえす224さん
>「サンフランシスコ講和条約における損害賠償請求は国家単位の話で個人単位での請求権は消滅しない」っていう部分が原告側答弁書にあって、それについてとうとう最高裁は「判断を留保せざるを得な」かったみたいで、判決文ではスルー
<
えーっと(^^;


>ちょっと信じられないでしょうが、これを暴挙と言わずになんと言えば(困)
<
…暴挙、ですねぇ。
でも、暴挙であることがあまり知られていないような…orz
素人なので、参照できる情報が古いかとかの評価はできませんので、またよろしく御教授下さいませ。



>さくらさん

すみません、お手数をおかけしてしまいました。
コメントどうもありがとうございます。
>>日本国憲法が基本的人権を保障しているのだが「国民」に限定されている
というのが、誤りであるとだけ指摘したかっただけ
<
了解です。ご指摘ありがとうございます。

>条約は国会で承認を受けて内閣が締結するので、そのまま国内法的効力を持つ

>国連の勧告は締結するのものではなく故に国会の承認も受けていないので国内法的効力はない
<
日本政府に対する強制力がないのは明白ですもんね。まずは、原則として覚えておきます。

 なお、エントリ中の「憲法制定時には全ての人間を対象として権利を保障するという観点が欠けていた」の強調部分を、ご指摘いただいた点で、そのままはどうかと思いましたので強調なしにしておきます(そっくり無くすのも文章として意味が通りにくくなりそうなので、強調だけの修正ですが)。
[ 2008/09/25 19:00 ] fYTKg7yE[ 編集 ]

自分のコメントを読み返してみると   No. 5157

長い割に趣旨はヒトコトで済む、悪文ですね(恥)

[ 2008/09/25 20:08 ] Ol1eGJ4Y[ 編集 ]

   No. 5160

長いコメントでお返しできるスキルが無くてすみません。。。
[ 2008/09/26 17:53 ] fYTKg7yE[ 編集 ]

   No. 5191

こんばんは。いまStiffmuscleさんのコメ欄にも書いたんですが、今夜のETV特集にマイク・ホンダ氏が出演するそうです。ウザかったらスミマセン…
[ 2008/09/28 19:51 ] OmEQ3VCk[ 編集 ]

   No. 5194

>やっしゃん

日曜日夜はどたばたしていて、、、すみません、せっかく教えてもらったのに見逃しました。
でも、うちのお客様たちがやっしゃんのコメントを御覧になっていると思いますので、ブログ主が頼りなくはありますが、またありましたら教えていただけると有り難いです。
いつもありがとうございます。
[ 2008/09/29 17:52 ] fYTKg7yE[ 編集 ]

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