スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
[ --/--/-- --:-- ] スポンサー広告 | トラックバック(-) | コメント(-)

オーストラリアで「慰安婦」謝罪要求決議採択をめざすロビー活動が進行中 

 日本での報道が産経だけだったのであまり注目されていないが、昨年、2007年9月20日、オーストラリア上院で「慰安婦」に関する決議が採択されている。

 これは、アメリカ下院、オランダ下院、カナダ下院、欧州議会で採択された決議と違って謝罪や補償の要求はしていないが、『河野談話』が第二次世界大戦下での「強制的な性奴隷制システム(a coercive system of sexual slavery)について日本政府と日本軍の共謀を完全にまた公式に認めている」と明言しており、それが歴代日本政府と首相に継承されているものともはっきり言及した上で、被害者との更なる和解を促すものだ(当ブログ2007/09/27付「オーストラリア上院「慰安婦」和解推奨決議、その後 」)。

 この決議は、その前日、19日に野党である労働党、そして少数派の緑の党&家族党が提出して与党保守連合に否決された「慰安婦」謝罪要求決議翌日提出されて、多数派の自由党連合によって支持されて採択された。

 その後2007年11月の総選挙で、ラッド氏率いる労働党が、保守連合に変わって与党となった。そして、ラッド首相は2008年2月13日、それまでの歴代オーストラリア政府が成し得なかった、先住民であるアボリジニの人達への公式謝罪を行った。

 そんなオーストラリアで、最近また『慰安婦』関連の話も動いている。
 先だってトラックバックを頂いた「Stiffmuscleの日記」さんの8月15日づけエントリ『敗戦記念日の元「慰安婦」たちの声』や、当ブログでも8月18日付でアップしたエントリ「8月13日に韓国で「慰安婦」被害者ハルモニ達が日本大使館前にて第826回目の水曜デモ 」でも触れたように、そのオーストラリアでキャンペーンが進行中だそうだ。

 キャンペーンに先だって、アムネスティインターナショナル・オーストラリアのサイトで、7月18日付の記事として以下のものが上がっている。
Comfort Women: Waiting for justice after 62 years (『慰安婦』;62年を経て正義を待ち続けている』
この記事は、「慰安婦」被害者、吉元玉(キル・ウォンオク)さんのメッセージで始まる。

「日本政府は、全ての『慰安婦』が死ねば、『慰安婦』は葬り去られ忘れ去られると考えています。しかし、そうはなりません。次の世代が知っている限り、忘れ去られることはないでしょう」

 続けて、日本軍「慰安婦」問題を以下のようにまとめている;
・「従軍慰安婦」として知られている何千もの女性が、第二次世界大戦時およびその前後、日本政府によって軍隊のための奴隷状態を強制された。
・後に「軍用性奴隷制度」として知られるようになった制度化で、女性たちは誘拐され、暴力を受け、強姦され、性的サービスを日本軍に提供することを強いられた。
・「20世紀における人身売買の事件のうち、最大規模の一つ」と記述されてきた事件の中で、「従軍慰安婦」は著しく、かつ反復的な人権侵害(性的暴行、輪姦と強制的妊娠中絶など)を受けた。
・日本政府は、この被害者が20万人にもおよぶと考えられている性奴隷制度の詳細を、完全に明らかにしようとはしていない。
・日本政府は、これら犯罪について、公式に認定することと責任を負うことを拒否し続けている。

と、読んできて、これが、現在、可決が検討されているフィリピンの決議;Resolution 124を採択するように外交問題委員会の委員長;Antonio V. Cuenco氏へ、要請メールを送ることを勧めているものだったりして驚いたのだが(何故、フィリピン(^^;)。



 アムネスティインターナショナル・オーストラリアが、フィリピン宛の要請メールを勧めている不思議はともかく。
アムネスティインターナショナル・オーストラリアも後押ししている、日本軍『慰安婦』謝罪要求決議案をオーストラリアでも採択するように働きかけるため、12日から16日まで開催されたキャンペーンの詳報が、韓国語紙で出ていた。

 コリアポスト 在外同胞のコーナーで 2008-08-23付、
호주 멜버른서 위안부 관련 평화시위 (オーストラリア メルボルンで「慰安婦」関連平和デモ)』

 日本軍『慰安婦』被害者の吉元玉(キル・ウォンオク)ハルモニと、韓国挺身隊問題対策協議会(挺身隊対策協)ユン・ミヒャン常任代表は、13日にメルボルンに到着し、オーストラリア連邦議会の『慰安婦』関連決議案採択のためのキャンペーンを行った。

 キルさんは、この日の夕方、メルボルンのモナシュ大学(Monash University)で「『慰安婦』;その記憶と正義」と題された証言集会に参加し、オーストラリア在住の『慰安婦』被害者であるジャン・ラフ・オヘルネさんとともに辛い記憶を語った後に、日本政府による公式謝罪を促したと、「Friends of Comfort Women Australia」アンナ・ソン代表が伝えた。

 昨年3月、シドニーで開かれた初の「慰安婦」問題水曜集会に、台湾「被害者」と友に参加したキルさんは、1年あまりぶりに再開したオヘルネさんと嬉しそうに挨拶を交わしていた。

 キルさんと、挺身隊対策協ユン代表、そして、挺身隊対策協法律専門委員のチョ・シヒョン 檀国大教授は、14日の夕方にはメルボルン ロースクールで、「慰安婦」に対する日本人の見解と国連次元での慰安婦関連活動を紹介する行事にも参加した。キルおばあさんは引き続き、光復(解放)63周年の15日正午に、メルボルン シティ広場での「慰安婦:のための国際連帯活動のための平和デモにも参加した。この行事は、オーストラリア社会の意識に「慰安婦」に関する問題提起を行って、連邦議会の決議案採択を促すロビー活動の一環だ。

 キルさんと挺身隊対策協関係者たちは、引き続き16日昼間に、シドニー在住韓国人コミュニティで今回の活動に対して懇談会をもち、夕方には韓国人会館で開かれる「戦争と女性人権博物館」建設基金を用意するための集会にも参加する。

…凄い強行軍。
 なのはともかく、今後、オーストラリア議会の動きも気をつけてみておかねば。
スポンサーサイト
ユーザータグ:  日本軍性奴隷制問題
[ 2008/08/24 13:00 ] 自爆史観 | TB(0) | CM(0)

コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://azuryblue.blog72.fc2.com/tb.php/508-a8a5fdba














無料カウンター
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。