私のコレクションには、頂き物で、ある雑誌のバックナンバーがある。
「生物の化学 遺伝」1997年1月号 (vol.51 no.1)
この中に、一つの記事がある。
桑原雅彦氏による、「虫を食べる風習 ータイにおける食虫習俗の現状」(P.67-72)
ずーーーっと以前から『虫、嫌い』と誤解の余地なく明快に主張してきたはずなのに、近頃、
あっちや
こっちや
そっち、さらには
こっちのコメント欄でまでいぢめられて自棄になったので、これを取り上げることにする。
上記記事によると、遺跡から出土した人糞を調査すると虫の断片が見つかることがあり、昔から人類は昆虫を食料としてきたと考えられているそうである。しかし、食料を獲得する手段が採集から狩猟、そして農耕へと変わっていくに従って昆虫食は廃れていったと考えられ、現在の昆虫食を分類すると「いかもの食い」「趣味家の特別な嗜好品」「一部地域での通常食」の三つに分けられるという。
この一部地域に、タイが含まれる。
取り上げた記事では、著者が1991年から3年あまりタイに滞在して、各地を回って調査した食虫習俗が紹介される。調査された地域では各種の昆虫が食卓に上っているそうで、直翅目(バッタとか)、カマキリ目、ゴキブリ目、ナナフシ目、腹翅目(ハチとかアリとか)、半翅目(セミとかタガメとかカメムシとか)、鞘翅目(ゲンゴロウとかコガネムシとか)、鱗翅目(ガとか)、シロアリ目とか双翅目(キンバエとか)が実際に食べられていたそうである。その多くは野生個体を捕獲して食べるというが、確認された例外が二例;タガメ(養殖もするけど、多くは淡水魚養殖の副産物)に、クロバエ科のハエがあるそうである。後者は、人工培地に産卵させて出現してきた幼虫を食するそうであるが、、、日本において『それ』を一般になんと表現するかは、言及は避けておきたいと思う。
さて、タイの人達の中でも、ラオ族系の人達はとくに積極的に虫を食べるのだそうである。そして一方、彼らは耐久力に富み、植民地時代には農園労働者として重用されていたという。
その理由として、著者はこう考察している。
(強調は引用者による、以降も同じく) 1930年代の調査によれば、当時の東北タイの平均的な農民はコメ、魚(生、粕漬)、豆(マングビーン)、エビのペーストを常食にし、まれに卵、肉類を食べる程度で、内容的には炭水化物主体だった。タンパク質は脂肪は魚と豆から摂取していたわけだが、量的には不足しており、これらをまったく入手できない時期もあったろう。このようなときには栄養的に著しくバランスを欠いた食事内容だったが、これに昆虫を加えるならば、不足する栄養を補うことができたはずだ。この点で、昆虫を利用していたラオ族系の人達は合理的でバランスのよい食事をしていたのであり、彼らは昆虫をただ好きで食べていたのでなく、苛酷な労働にも耐えられる栄養価の高い食材として、身近にあって容易に入手できる豊富な昆虫を利用していたわけである。(P.68-69)
…雑食性といわれるニンゲンの中には、ベジタリアンという選択をしているヒトも存在するときくが
(注)、長寿県として知られる沖縄の伝統食は、各種の食物をバランスよく採りつつ、豚や大豆製品、魚介など
タンパク質も積極的に取るときくので、この辺りの記述はなるほどと思った。
しかし、である。
昆虫食が優れていることに科学的根拠があっても、だからって食べたくなる訳じゃないからねっ! ちなみに、このネタ元記事には以下の記述もある。
中部タイの北側以北および東北タイの全域で食用昆虫を確認したが、(中略)バンコクを除いて、いずれも海岸部から遠隔の内陸部に位置している。交通手段の貧弱であった時代には、これらの内陸部では魚介類の入手は困難か量的には制約されていたので、これに代わるタンパク源として昆虫が利用されたのだろう。一方、中部の南側全域とタイ湾沿岸一帯、マレーシアに連なるマレー半島全域では、食用昆虫はまったく確認することはできなかった。この地域は海岸部に近く、容易に魚介類を入手できたと考えられる。(後略)(P.69)
四方を海に囲まれた島国の、しかも大阪湾のすぐ近くに生まれ育っているわたくしといたしましては、虫より魚を食べたいと考えて
何もおかしくない事を、改めて確認した次第である。
また、この引用元には、調査された料理法まで書いてあったので、自虐ついでに大まかに引用してしまおう。
ツムギアリ;インドでは潰して、塩・こしょう・唐辛子で味付けたペーストを調味料として使用。タイでは卵・幼虫・蛹・成虫を生で、あるいはオムレツ、はたまた、さっと熱湯を通してサラダに。バター炒めでナムプラー味も美味だとか。
アリ特有の酸味を味わうと書いてあるんけど、、、それって蟻酸じゃないの?
大量に食べると、健康上、多少の問題が出るかもしれない。セスジツチイナゴ;タイでは、成虫を翅を取り除いてから油揚げの後に甘辛く味付け
(って、アレ?)たり、乾燥して粉にしてカレーに入れたり。ベトナムでは油揚げの後、塩味で食べるとか。
(bugeaterの内山氏は、タイ食材店で購入したタイワンツチイナゴで焼きそばを製作してらっしゃるようである…)ハチ類;ミツバチなら、巣ごとちぎって幼虫を生で。大型の肉食バチの幼虫は炒ったり揚げたりの後、ナムプラー味で。
タイワンオオコオロギ;唐揚げ、天ぷら、佃煮、さっとボイルの後ナンムラー味の煮込みなど。
タイワンオオタガメ;『雄の臭腺からでる独特の強い匂いが料理に利用され、王族の献立にも入れられた、タイを代表する食用昆虫である』(以下略
…泣)
タケノコノメイガ;『癖のない淡泊な味で、カラ揚げにして塩をまぶしたり、天ぷらにして食べる』
ゲンゴロウとガムシ類;焼くか揚げて、翅と脚をとってそのまま食べる。
…あああ、書いているうちに背筋がもぞもぞしてきた(泣)。
注;
でも、
ベジタリアンでも大抵は卵や乳類は摂取するとかで、完全ベジタリアンは極少数らしい。完全ベジタリアンの人達は必須アミノ酸をどうしているのだろうと素朴な疑問に駆られ、ネットで検索してみたことがあるが、それらが少量ながら含まれる豆類や米を組み合わせて食べるということだった。
おまけ;
虫嫌いにとっては「怖いもの見たさ」なんだけど、お薦め。
・ブログ;『
昆虫料理を楽しむ 』
…タイトルのままの内容、盛りつけ写真が泣きそうに綺麗です。
・WEBページ;ざざむし『
虫系』
…ミミズなども対象となっています。ミールワームは「非常にピーナッツに近い風味で、しかも油っぽく、こってりした味」だそうです…orz
・ビッダーズオークション『
魚類 > エサ・フード > 活エサ 』コーナー
…フルーツゴキブリやら黒コオロギやら売ってます(泣)、ええ、昆虫料理に興味のある人の材料入手にはきっと良いトコですよ。
でも、お願いですから、ここで購入したマダゴキを見せびらかしにもってくるのは止めてください、M君(<- 実話)。それと、外来種なんだから決して、絶対、逃がさないように。
マダゴキとフルーツゴキブリは別種かなぁ?
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上記記事によると、遺跡から出土した人糞を調査すると虫の断片が見つかることがあり、昔から人類は昆虫を食料としてきたと考えられているそうである。しかし、食料を獲得する手段が採集から狩猟、そして農耕へと変わっていくに従って昆虫食は廃れていったと考えられ、現在の昆虫食を分類すると「いかもの食い」「趣味家の特別な嗜好品」「一部地域での通常食」の三つに分けられるという。
この一部地域に、タイが含まれる。
取り上げた記事では、著者が1991年から3年あまりタイに滞在して、各地を回って調査した食虫習俗が紹介される。調査された地域では各種の昆虫が食卓に上っているそうで、直翅目(バッタとか)、カマキリ目、ゴキブリ目、ナナフシ目、腹翅目(ハチとかアリとか)、半翅目(セミとかタガメとかカメムシとか)、鞘翅目(ゲンゴロウとかコガネムシとか)、鱗翅目(ガとか)、シロアリ目とか双翅目(キンバエとか)が実際に食べられていたそうである。その多くは野生個体を捕獲して食べるというが、確認された例外が二例;タガメ(養殖もするけど、多くは淡水魚養殖の副産物)に、クロバエ科のハエがあるそうである。後者は、人工培地に産卵させて出現してきた幼虫を食するそうであるが、、、日本において『それ』を一般になんと表現するかは、言及は避けておきたいと思う。
さて、タイの人達の中でも、ラオ族系の人達はとくに積極的に虫を食べるのだそうである。そして一方、彼らは耐久力に富み、植民地時代には農園労働者として重用されていたという。
その理由として、著者はこう考察している。
(強調は引用者による、以降も同じく) 1930年代の調査によれば、当時の東北タイの平均的な農民はコメ、魚(生、粕漬)、豆(マングビーン)、エビのペーストを常食にし、まれに卵、肉類を食べる程度で、内容的には炭水化物主体だった。タンパク質は脂肪は魚と豆から摂取していたわけだが、量的には不足しており、これらをまったく入手できない時期もあったろう。このようなときには栄養的に著しくバランスを欠いた食事内容だったが、これに昆虫を加えるならば、不足する栄養を補うことができたはずだ。この点で、昆虫を利用していたラオ族系の人達は合理的でバランスのよい食事をしていたのであり、彼らは昆虫をただ好きで食べていたのでなく、苛酷な労働にも耐えられる栄養価の高い食材として、身近にあって容易に入手できる豊富な昆虫を利用していたわけである。(P.68-69)
…雑食性といわれるニンゲンの中には、ベジタリアンという選択をしているヒトも存在するときくが
(注)、長寿県として知られる沖縄の伝統食は、各種の食物をバランスよく採りつつ、豚や大豆製品、魚介など
タンパク質も積極的に取るときくので、この辺りの記述はなるほどと思った。
しかし、である。
昆虫食が優れていることに科学的根拠があっても、だからって食べたくなる訳じゃないからねっ! ちなみに、このネタ元記事には以下の記述もある。
中部タイの北側以北および東北タイの全域で食用昆虫を確認したが、(中略)バンコクを除いて、いずれも海岸部から遠隔の内陸部に位置している。交通手段の貧弱であった時代には、これらの内陸部では魚介類の入手は困難か量的には制約されていたので、これに代わるタンパク源として昆虫が利用されたのだろう。一方、中部の南側全域とタイ湾沿岸一帯、マレーシアに連なるマレー半島全域では、食用昆虫はまったく確認することはできなかった。この地域は海岸部に近く、容易に魚介類を入手できたと考えられる。(後略)(P.69)
四方を海に囲まれた島国の、しかも大阪湾のすぐ近くに生まれ育っているわたくしといたしましては、虫より魚を食べたいと考えて
何もおかしくない事を、改めて確認した次第である。
また、この引用元には、調査された料理法まで書いてあったので、自虐ついでに大まかに引用してしまおう。
ツムギアリ;インドでは潰して、塩・こしょう・唐辛子で味付けたペーストを調味料として使用。タイでは卵・幼虫・蛹・成虫を生で、あるいはオムレツ、はたまた、さっと熱湯を通してサラダに。バター炒めでナムプラー味も美味だとか。
アリ特有の酸味を味わうと書いてあるんけど、、、それって蟻酸じゃないの?
大量に食べると、健康上、多少の問題が出るかもしれない。セスジツチイナゴ;タイでは、成虫を翅を取り除いてから油揚げの後に甘辛く味付け
(って、アレ?)たり、乾燥して粉にしてカレーに入れたり。ベトナムでは油揚げの後、塩味で食べるとか。
(bugeaterの内山氏は、タイ食材店で購入したタイワンツチイナゴで焼きそばを製作してらっしゃるようである…)ハチ類;ミツバチなら、巣ごとちぎって幼虫を生で。大型の肉食バチの幼虫は炒ったり揚げたりの後、ナムプラー味で。
タイワンオオコオロギ;唐揚げ、天ぷら、佃煮、さっとボイルの後ナンムラー味の煮込みなど。
タイワンオオタガメ;『雄の臭腺からでる独特の強い匂いが料理に利用され、王族の献立にも入れられた、タイを代表する食用昆虫である』(以下略
…泣)
タケノコノメイガ;『癖のない淡泊な味で、カラ揚げにして塩をまぶしたり、天ぷらにして食べる』
ゲンゴロウとガムシ類;焼くか揚げて、翅と脚をとってそのまま食べる。
…あああ、書いているうちに背筋がもぞもぞしてきた(泣)。
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でも、
ベジタリアンでも大抵は卵や乳類は摂取するとかで、完全ベジタリアンは極少数らしい。完全ベジタリアンの人達は必須アミノ酸をどうしているのだろうと素朴な疑問に駆られ、ネットで検索してみたことがあるが、それらが少量ながら含まれる豆類や米を組み合わせて食べるということだった。
おまけ;
虫嫌いにとっては「怖いもの見たさ」なんだけど、お薦め。
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昆虫料理を楽しむ 』
…タイトルのままの内容、盛りつけ写真が泣きそうに綺麗です。
・WEBページ;ざざむし『
虫系』
…ミミズなども対象となっています。ミールワームは「非常にピーナッツに近い風味で、しかも油っぽく、こってりした味」だそうです…orz
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でも、お願いですから、ここで購入したマダゴキを見せびらかしにもってくるのは止めてください、M君(<- 実話)。それと、外来種なんだから決して、絶対、逃がさないように。
マダゴキとフルーツゴキブリは別種かなぁ?
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No. 3647
わたしは別に好き好んで昆虫食しようと思うちゃおらんですよう、ただちょっと混入しててもあんま気にしないってレベルなだけでー。
確かにケニアじゃチャイにアリのたかりまくった砂糖入れて飲んでましたしー、晩ごはんの野菜刻んでたら中にいた蝶か蛾かなんかの幼虫も一緒に刻んで鍋に放り込んでたしー。自然の一部と思えばまあ、たまにそういうこともあるかと、TIAですよ、This Is Africa.
でもコイツにはちょっとビビたよ。
http://eboli.exblog.jp/2443075/ No. 3648
子どもの頃読んだ「ファーブル昆虫記」にも、
カミキリの幼虫を食べる話がありました。
ファーブルも一人で食べる勇気は無かったとみえて、
近所の人と、もうひとり眼の見えない人を呼んできて試食。
で、ファーブルは眼の見えない人が美味そうの食べるのを見てから食べたとか。
子ども心に「ひでえなあ」と思ったのを憶えています。
No. 3649
シクシクシクシクシクシク・・。
No. 3650
>えぼりさん
えーん、いぢめたー。
ちょっとの混入にも段階というものがありますよう。小バエが入って加熱済みなら、私も見なかったことにしますけど、買ってきた青菜にでっかい青虫が付いてるのを一緒に刻んだりできませんよー(泣
>ウデムシ
ヒクヒク…orz
はさみの付いた腕に、脚が4対。サソリとかの仲間ですかねぇ。咬まないってホントかなー。
「咬まれて腫れちゃった」「あ、咬まないの、別口のドゥドゥーだったかも」
This Is Africa.
なんてオチがついたりしてー。
>オサーンさん
ファーブルさんって。。。
虫を愛でる人かと思ってたら、喰ってたんですか(シートン動物記はさんざん読んだけど、ファーブルはちょろっと読んで内容は忘却の彼方に)。
しかも、食べ方がひどひ。。。
>gegengaししょー
大丈夫です。わたしたちには、めぐみの海があるから無理して食べなくてもいいんですっ!
虫食いは、内陸住まいの皆様の嗜好品なんです!!
No. 3651
カワエビの唐揚げが食えないという友人がいて、理由を問い詰めると「節々がイヤ!」だとぬかします。私にはよく分からない感覚ですが、通じるものがあるんでしょうか。
No. 3652
カワエビじゃなくても、海のエビやシャコも外骨格で節々があって、節に脚がありますね。触覚もあるし。
No. 3653
川・沼系エビを食う話をすると、愛玩して繁殖させている俺と なのなの師兄
http://nanonanose.exblog.jp/8101843が泣きます。岩手では餅の付けだれに使用するんだって。しくしくしく。
なーんで動かなくなったゴッキーに過剰反応するかなあ?
俺には動いてるほうが断然脅威だけどなあ。
逆に動かなくなって大人しく食われるままになっている彼奴等を見ると、「わーっはっはっは、ザマアミロ!今まで我が物顔でカサコソ動き回りやがって!!お前なんかバリバリ頭から食ってやる!食い尽くしてやるわあ!!」と・・・・
・・・・・ヨソの写真見て溜飲を下げるだけで実行したことはないですけど。
(うちで捕まえるときは大抵殺虫剤で汚染されてるので使えないしー)
あ、ゴキより便所コオロギが無理。こればっかりはカンベン。おなかにムニュムニュ長い線虫がいますよきゃーーぎゃーーー!!
No. 3654
来たりくる食糧難に備えて(それ以前に物価高だな)
「家族で美味しく食べる昆虫料理365日」
てな本がベストセラーになる日も近いかと
No. 3655
>非国民さん
水中にいる節足動物は食い物です(ただし、水棲昆虫除く)。
陸上にいる節足動物は敵認定です(ただし、水棲昆虫も敵)。
>にゃんごーさん
きっと、ご先祖様が巨大な陸棲節足動物に襲われた種族的記憶が、本能として残っているんです。実証されない理論を一人歩きさせることにします。信憑性の点においては、ID論と大差ないでしょう。
>どっくん
頂き物のミナミは、金魚との生存競争に負けてしまいました。
買い物のストロベリー(
http://www.pet-house.co.jp/search.cgi?file=A.33)は、ぐぴ(正確には遠藤君)との生存競争に負けてしまいました。
エビ単独飼育でも小エビは出てくるのに消えてしまいました。たまに何故か新天地を求めたくなるようで
(私の世話が気に入らんとお言いかえ?)数メートル離れた床の上で、干しエビになってしまってました。私はこいつらと相性が悪いようです。
参考;
http://azuryblue.blog72.fc2.com/blog-entry-158.html#comment922
>ザマアミロ!今まで我が物顔でカサコソ動き回りやがって!!
<
「ざざむし」の中の人が、クツワムシを「黙らんと食うぞテメェら!」って、料理していたなぁ。。。
>yakeさん
日本じゃ、みんなが一斉に食べるほどの資源量はないのではないかと(^^;
だから、食べたい人にお任せして、私は海に逃げます。
No. 3656
虫かー。
イナゴなら食べたことがあります。
佃煮だったんですけどね。
脚がちょっと引っかかるんだわ。あのトゲトゲが。
あと、カエルのから揚げも食べたことあります。
モモ肉のから揚げ。
鶏肉みたいでおいしかったー。
あと完全に余談ですが、大昔、世界には獣と鳥と魚と虫しかいなかったんですよ。
No. 3659
水中にいる節足動物は食い物です(ただし、水棲昆虫除く)。ということは、こういうのも食い物なんですな。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%94%BB%E5%83%8F:Sea_spider.jpg
http://www.geocities.jp/araki_dinoshop/image/im/sasori.jpg No. 3660
>sutehunさん
カエルはいいんですよ。肉のかたまりが小さくて、その分、骨が多い感じはありますが美味しく食べますよ。私が食べたのは炒め物だったけど、やっぱり鳥肉系の味ですね。骨の感触とか含めてウズラに似てたような。
多分、ヘビとかカメも平気。
>大昔、世界には獣と鳥と魚と虫しかいなかったんですよ。
<
えーっと、この場合、軟体あたりの無脊椎や細菌や酵母やウイルスの立場は? (^^;
>にゃんごーさん。
下のは樹脂製に見えますから、ちょっと私には食べられません。そこまで、顎も歯も消化器も丈夫じゃないので。
上のは、、、素で、ソフトシェルの蟹みたいと思ってしまった…(^^;
No. 3664
>>大昔、世界には獣と鳥と魚と虫しかいなかったんですよ。
<
>えーっと、この場合、軟体あたりの無脊椎や細菌や酵母やウイルスの立場は? (^^;
あー、植物抜かしてた。
ちょっとややこしすぎました?
漢字の話です。
昆虫はもちろん、虫系全般に爬虫類・両生類、あと蝙蝠なんかも虫で、蛸も蚯蚓(ミミズ)もですね。
海に居るある程度デカイ生き物はたいがい魚です。鯨とか。
海鼠(なまこ)は獣なのかな?
菌類は植物の仲間ってことで。
目に見えない生き物? 当然居ないことになってました。
漢字辞典を眺めてると、なかなか面白いんですよね。
No. 3666
かつて焼畑の山村でヒエやアワばかり食べていた農民が、まれに平地に出てコメの飯を振る舞われても「ウジの煮たのを食べるようで美味くない」と言ったとか言わないとか。
No. 3667
最近、「だったんそば茶」というものを時々、飲んでいるのですが。
これ、通常時は鳥の餌のような形状なのですが、急須に入れてお湯を注ぐと
>ウジの煮たの
っていう感じになるんですよぉ。
だったんそば茶は飲みたいが急須を開けたくない、という、激しい葛藤・・・。
No. 3669
>sutehunさん
あ~、すみません。ややこしいというのでなく、文学的な教養はもちあわせていませんもので(^^;
漢字、、、読めてもかけない漢字が増えてしまっています。困ったものです。
………貝の立場は?
>非国民さん
>gegengaさん
蛆といえばね。
学生時代、研究室で雌の鶏を飼ってたんですよ。
こやつらって、餌をこぼさずに食べるなんて可愛らしいことをしてくれないもので、糞と混じってこぼれた餌がケージの下にたまって、ついでに飲み水も上からこぼしたりするもので、気温の高い時期は、人間にとって臭気的に苛酷な状況になってしまっていたのですが、それを喜ぶ生き物もいましてね。
黒くて大きなハエが、その、糞とこぼれた餌水が混ざって発酵した物体に産卵に来るのですよ。で、例の奴が出現するんです。
ただ捨てるのももったいないじゃないですか。それに、お世話している彼女らが『それ』を好きなのも経験的に知っているし。
で、お世話しているお嬢様方をケージから連れ出して、新鮮なタンパク質を補給してもらうのです。
するとね、てきめんに、彼女らの産む卵が美味しくなるんですよ。
黄身なんて、ぷりっぷりになってね。
…直接はイヤだけど。間接なら平気。
でも、世の中には、こういう美味しい卵の生産方法を聞くのを嫌がる人もいるんですよねー。ちなみにミミズも有効でしたよ(こういう環境周りって、土が肥沃でたくさんいるから)。雌鳥たちもなついてくれるし、循環生産っぽくていい感じですよ。
と、余談返し(<-長いっちゅうねん)。
No. 3706
こんな楽しい話題で盛り上がってたんですね.
こいつはエラい,と思ったページ:
http://homepage2.nifty.com/hukuromushi/hukuromusi_001.htm
カニの寄生虫を食べたそうです.
No. 3708
>Ladybirdさん
寄生虫の方は比較的強いのですが、あまり食べたいとは思いませんねぇ。
せっかく食べても美味しくないんじゃ、無理して食べなくてもー。
寄生虫といえば「はなむし」さん。
綺麗なお嬢さんが、びろ~んとサナダムシを広げて持って微笑む写真のインパクトは衝撃でしたわ。サイトがなくなってとても残念。
(今となっては、痕跡が少し残っているだけ
http://www.moeabletype.org/mt/archives/2004/06/_etc.html )
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URL
pokoponにっき
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ずいぶん前の話だが、佐川一政さんに会ったことがある。
[2008/03/03 01:23]
URL
非国民研究開発
伊達ワルジェネレーター
えぼりさまのコメントでご教示いただいた「メンズナックル」
街で「きめている」あんちゃんのテキストなんでしょうか。
こういうサイトがあって、入り口を入ってみました。
http://www.mennaku.net/pc/
メンズナックル2008年5月号(3/24発売)から新企
[2008/03/03 10:12]
URL
みんななかよく