(080228、修正、追記有り)当修正まで、『
08・8・9世界連帯行動 台湾の阿媽の声と婦援会より』の表記に従って、故人のお名前を『温紅柿』さんと表記させていただいていましたが、28日、『台湾の元「慰安婦」裁判を支援する会』ホームページに、下記の追悼記事がアップロードされました。
『
告別――ブヌン族の勇士・李温紅柿阿媽』
上記追悼記事の記載に従って、当エントリに記載していた故人のお名前を『李温紅柿』さんと訂正させていただきました。
誤記載であったことを深くお詫び申し上げます。申し訳ありませんでした。
(追記、ここまで)
また、「慰安婦」被害者の方の訃報がありました。
今度は台湾から。
鳳凰衛視 2008年02月26日 00:19より
『
台灣慰安婦李溫紅柿辭世 稱已不恨日本人(組圖)(台湾の「慰安婦」 李温紅柿さん逝去 もはや日本人を恨んでいないと語る))』
および、
聯合報 2008.02.26 02:59 amより
『
紅柿阿嬤辭世 「我已不恨日本人(紅柿阿媽、世を去る。「私は日本人を恨んでいない」)』
から、自動翻訳を使った大雑把な意訳ですので間違いがあるかもしれませんが、「被害者」を忘れないように、記憶しておくために以下に概略をまとめます。
中新ネットは2月26日に、日本軍によって強制された元「慰安婦」であり、被害者であることを名乗って日本を告発してきた、台湾先住民族である阿媽(引用者注;台湾でのお婆さんの呼び方だそうです)の李温紅柿さんが亡くなった事を報じた。享年87歳。
台湾《連合報》の報道によると、1940年代、16歳の李温紅柿さんは、日本の植民地政府による「青年団」橋舗装作業に参加して知り合った農民の男性と結婚した。しかし、中日戦争が勃発し、夫は招集されて香港に配置された。ところが、ある日本人警官が、香港まで夫を探しに行かないかと誘って、李温紅柿さんを欺して港に連れて行った。李温紅柿さんは九竜のある村に送られた。最初はただ掃除や洗濯をするだけだったが、同じくそこにいた福建省からの女性と話していると、どうも様子がおかしいことに気付いた。そこで、2人は一緒に逃げ出したが、日本兵に追われて捕らえられ、連れ戻されて強姦された。
1943年、李温紅柿さんは台湾に帰ることができ、夫も4年後に戻ってくることができた。2人は再開ができたが、李温紅柿さんは罪の意識に囚われ、夫もそれを取り除くことはできなかった。
2005年2月25日、李温紅柿さん達の訴えを東京最高裁判所が棄却した知らせが届いた時、年配の衰弱した病体をおして日本での訴訟をしてきた阿媽たちは涙をこらえられなかった。
しかし、李温紅柿さんは死去する前に、キリスト教を信仰して聖書に触れ、また、中国人の特有な寛大な許しの心を現して「信仰は私の内心を安定させ、心の中の岩から解放した。私はすでに日本人を恨んでいません」と言った。
李温紅柿さんは、彼女を待つ愛犬がいる、高雄の桃源県山上の故郷に帰りたがっていた。彼女の後、台湾には23人の元「慰安婦」である阿媽が残っている。
…ご冥福をお祈りします。

なお、参考にさせていただいた、
台湾の元「慰安婦」裁判を支援する会のホームページはこちら。
そして、このサイトの2006年時点のコンテンツ「
台湾・阿媽の声と婦援会からの訴え。」より引用
平均年齢84歳、年老い、身体の衰えた阿媽たちは、日本政府が正義と名誉と尊厳を回復してくれて、彼女たちの一生の悪夢に終止符を打ち、この世で無念の気持ちを抱かずに一生を終えることを、切に願っている。(中略)
裁判の原告だった小桃阿媽は言う。
「私は、まだ生きている。日本政府が謝罪も賠償もしようとしないなら、死んでからも恨みの気持ちは残るだろう。裁判は次々に敗訴して、情けない思いをしたが、しかし、私の心は負けない。必ず最後まで徹底的に闘う。」
阿媽たちがいちばん日本政府に聞きたいと思っていること――
「私たちは、どんどん亡くなっていく。結局、日本政府は、いつまで引き延ばしたら私たちに謝罪し、賠償してくれるのか?」
阿媽たちは、最年長の台湾の女性活動家だ。女性の権利のために闘っている。
1992年から今日まで、15年が過ぎたのに、残念ながら、私たちは、まだ、責任を引き延ばす日本政府の強硬な態度を改めさせることはできない。まだ、阿媽たちの名誉と尊厳を回復することができない。
中新ネットは2月26日に、日本軍によって強制された元「慰安婦」であり、被害者であることを名乗って日本を告発してきた、台湾先住民族である阿媽(引用者注;台湾でのお婆さんの呼び方だそうです)の李温紅柿さんが亡くなった事を報じた。享年87歳。
台湾《連合報》の報道によると、1940年代、16歳の李温紅柿さんは、日本の植民地政府による「青年団」橋舗装作業に参加して知り合った農民の男性と結婚した。しかし、中日戦争が勃発し、夫は招集されて香港に配置された。ところが、ある日本人警官が、香港まで夫を探しに行かないかと誘って、李温紅柿さんを欺して港に連れて行った。李温紅柿さんは九竜のある村に送られた。最初はただ掃除や洗濯をするだけだったが、同じくそこにいた福建省からの女性と話していると、どうも様子がおかしいことに気付いた。そこで、2人は一緒に逃げ出したが、日本兵に追われて捕らえられ、連れ戻されて強姦された。
1943年、李温紅柿さんは台湾に帰ることができ、夫も4年後に戻ってくることができた。2人は再開ができたが、李温紅柿さんは罪の意識に囚われ、夫もそれを取り除くことはできなかった。
2005年2月25日、李温紅柿さん達の訴えを東京最高裁判所が棄却した知らせが届いた時、年配の衰弱した病体をおして日本での訴訟をしてきた阿媽たちは涙をこらえられなかった。
しかし、李温紅柿さんは死去する前に、キリスト教を信仰して聖書に触れ、また、中国人の特有な寛大な許しの心を現して「信仰は私の内心を安定させ、心の中の岩から解放した。私はすでに日本人を恨んでいません」と言った。
李温紅柿さんは、彼女を待つ愛犬がいる、高雄の桃源県山上の故郷に帰りたがっていた。彼女の後、台湾には23人の元「慰安婦」である阿媽が残っている。
…ご冥福をお祈りします。

なお、参考にさせていただいた、
台湾の元「慰安婦」裁判を支援する会のホームページはこちら。
そして、このサイトの2006年時点のコンテンツ「
台湾・阿媽の声と婦援会からの訴え。」より引用
平均年齢84歳、年老い、身体の衰えた阿媽たちは、日本政府が正義と名誉と尊厳を回復してくれて、彼女たちの一生の悪夢に終止符を打ち、この世で無念の気持ちを抱かずに一生を終えることを、切に願っている。(中略)
裁判の原告だった小桃阿媽は言う。
「私は、まだ生きている。日本政府が謝罪も賠償もしようとしないなら、死んでからも恨みの気持ちは残るだろう。裁判は次々に敗訴して、情けない思いをしたが、しかし、私の心は負けない。必ず最後まで徹底的に闘う。」
阿媽たちがいちばん日本政府に聞きたいと思っていること――
「私たちは、どんどん亡くなっていく。結局、日本政府は、いつまで引き延ばしたら私たちに謝罪し、賠償してくれるのか?」
阿媽たちは、最年長の台湾の女性活動家だ。女性の権利のために闘っている。
1992年から今日まで、15年が過ぎたのに、残念ながら、私たちは、まだ、責任を引き延ばす日本政府の強硬な態度を改めさせることはできない。まだ、阿媽たちの名誉と尊厳を回復することができない。
No. 3597
こんにちは。
温紅柿さんのご冥福と、彼女に連なる人たちの心の平和をお祈りします。
無為に過ぎることを私たちが許してしまった時間は残酷ですね。
No. 3600
>うにさん
92年、あるいは河野談話がでた93年に、それで良しとして止めずに、真相究明のための調査を継続してきちんと公表していれば、いまだに日本の市民レベルで無かったに固執する人もなく、国会議員ですら訳の解らない無かった論をぶつ人もいなかっただろうと思われて、残念というか、何とも言えない気持ちです。
それまででも「無かった」なんてあり得ないと思いつつ、知るために動いたのが一年前よりも最近の私が偉そうな意見を述べることはできませんが、申し訳ない思いです。
この国はちっとも「戦後」から卒業していないのですよね。もしかして「戦前」からも。
No. 3601
元従軍慰安婦の方々がお亡くなりになる度に「ホッ」としている連中がいるんじゃないかと思うと嫌になりますなぁ
この件は自分の母親なり祖母に置き換えて考えると自分はどう行動するんだろうなぁ。と思いますね
もちろん被害者である母親なり祖母の姿勢によって変わるんだろうけど
軍部の責任を追及する立場を取るか、「もうええやん。世間体もあるし」って態度をとってしまうか
自分の身内だからこそ後者の立場を取ってしまうじゃないだろうかと言う気がする。それはもう良いとか悪いとかって問題じゃない様な。
うーん難しい。
だからこそ声を上げ続けておられる被害者の方やその親族の方の勇気が「すごいなぁ」と弱いワタシは思うわけで
とりとめの無いコメントですんません
No. 3602
>yakeさん
>声を上げ続けておられる被害者の方やその親族の方の勇気が「すごいなぁ」
<
私もそう思ってます。
ただ、温紅柿さんは、結婚なさっていてお子様もいらしたらしいのですが、こういう方は例外的なようで(それでも、心の傷は癒えないわけですが)、ほとんどの名乗り出てらっしゃる被害者の方は天涯孤独だそうです。
このところのセカンドレイプの言葉が飛び交う有様を見ていると、「何も変わっていない」と、つくづく思います。名乗り出られない被害者の方はさぞ多いでしょう。日本人被害者で、名が知られている方はほとんどいらっしゃいませんし。
No. 3603
http://www.melma.com/backnumber_45206_4014045/
「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 通巻第2103号より
________________________________________
「史実を世界に発信する会」が「慰安婦問題」を英訳
在日外国人特派員協会は記者会見の開催要求を断る
*************************************
「救う会」の副会長・西岡力氏が書いた『よくわかる慰安婦問題』(草思社)の英訳が年初に出来上がった。
欧米が性奴隷などと支離滅裂な
避難をしている所謂「慰安婦」などは存在せず、強制連行もなかった事実を英文で世界の知識人に伝達するためである。
これは「史実を世界に発信する会」のサイトにアップされている。
外国人特派員協会に、「記者会見で発表したいのでアレンジを」と申し入れていたが、1ヵ月半も回答を引き延ばしたあげく、開催を断ってきた。
いかに外国人特派員協会が反日派で占められているか、如実となった。
この英訳を世界に普及するために「史実を世界に発信する会」は、
米国の有力者や在日ジャーナリスト、議会調査局、シーファー大使にも送付している。
全文は
http://www.sdh-fact.com/CL02_1/39_S4.pdf で見ることができる。
無料でダウンロードもできる。これを英語の読める外国の友人に次々と発信して下さい。
________________________________________
誤字が気になるのはともかく。
どうやら、アメリカ上院の決議通過をめざしているらしい。
No. 3604
>無料でダウンロードもできる。これを英語の読める外国の友人に次々と発信して下さい。
うわぁ、次々と発信ってあんた……
反日工作ご苦労様、としか言えない……
ドン引きされている姿が目に浮かぶんだが。
No. 3606
携帯着ゴエでアルベルト・フジモリの(モノマネなんですけどそっくり)'Soy inocente!'(私は無実だ!)っていうのなんですけど、これ実は日本の'the Fact'を強烈に皮肉ったやつらしくて、わたしこの話聞いたとき恥ずかしさでクラクラしました。
英語圏にばっかり目を向けてるとこういうところから足すくわれるんだな。
No. 3608
>うちゃさん
きっと、アメリカ上院で公式謝罪要求決議案を通すための情報戦なんですよ。。。
「道徳的相殺」を是とする訳じゃありませんけど、もし、どうしてもやりたいんだったら、性犯罪その他を犯す駐留米兵が後から後からでてくるのに日本軍の行為に対して謝罪要求ってどうよ、ってやればどうかと思うのですが、否定派の方が被害者落ち度説と追軍売春婦説の両方をいいたてるんですよね。
っつか、被害者落ち度説と「慰安婦は公娼だから問題無し」説の理屈は、並べて鑑賞したくなるほど、そっくり。
>えぼりさん
>英語圏にばっかり目を向けてるとこういうところから足すくわれるんだな。
<
英語圏にばっかり目を向けて、自爆テロに走っているんですけど。
はっきり言って、なまじ何もしない方が恥をかかない分マシなんですけどー。
日本の社会的地位がある(???)人物やら、マスメディアのやらかすセカンドレイプって、物笑いの種でしょうね…orz
No. 3611
西岡力氏の本は、自分は「慰安婦」をめぐる論戦で勝ったつもりのおめでたい本ですね。あちらは「史実派」を「おめでたい」と思っているのでしょうけど。
何だか今回の訃報、ちょっと泣けてきました。日本人は、いったい何人の性暴力被害者を「見殺し」にするのかと思って。
>このところのセカンドレイプの言葉が飛び交う有様を見ていると、「何も変わっていない」と、つくづく思います。
本当にそうですよね。何で世の中ってこんなに理不尽なんだろう。何で性暴力、戦争被害者に冷淡な人が多いんだろう。
僕に何ができるかわからないけど、くじけるわけにはいきません。
No. 3613
クライン孝子さまが自身のブログでギョーザ問題に引っ掛けて、「従軍慰安婦」の件を書いておられます(つか「正論」の宣伝なんだけど)
http://www2.diary.ne.jp/user/119209/
「正論」は読んでないんで(読むだけの強い精神力が無いw)タイトルから内容を類推すると
「日本人は黙っているから舐められるのよ。自己を正当化してもっと言い返しなさいよキィキィ」
てな感じのようですが、その行為が自らのクビを締めることに思いが至っておられないようです。
まぁ、彼女たちがバカな反論をすることで問題が一層顕在化することはいいことですが。
にしても
「原因は日本の沈黙にあり。時には“目には目を”が世界の常識だ 」
って対アメリカにも通じることなんだけど、その辺りはどない考えておられるのかしらん
No. 3616
>おさかなさん
>日本人は、いったい何人の性暴力被害者を「見殺し」にするのかと思って。
>何で性暴力、戦争被害者に冷淡な人が多いんだろう。
<
本当に、「過去の問題じゃない」、「現在の日本の姿勢こそが問われている」んですよね。
シートンさんが「ゲスの盛り合わせ」(
http://d.hatena.ne.jp/Dr-Seton/20080228/1204190077)でご紹介の「老兵の独り言」の一節「また沖縄で米兵による婦女暴行事件が発生して、(略)夜中のあんな時間に、水商売でもない高校生の女が繁華街をウロウロしているというのもどうかと思われる行動ですが、(後略)」で、目眩がしました。これ、沖縄「集団自決」を扱ったエントリらしいのですが(怖くて引用もと覗いてません、すみません)、思いこみだけーーこんな短い文章に根本的な事実誤認が二つもーーのヘイトスピーチ垂れ流しで「老兵」を名乗るんですねぇ(溜息)。
>yakeさん
<
見ちゃったじゃないですか〜、クライン孝子氏のブログ。
その一節;
>>「謝罪とはすべてを水に流す」という習慣を持つ日本文化は、
<<
えええ〜っ?
クライン孝子氏の認識する日本文化ってそうなの?
私の発想がとっくに西欧化しているんだろうか???(でも、韓国・中国とも共通項が多い様子なんですけどー)
でも、現代日本だって、不祥事起こした企業が謝罪記者会見したって、それで問題解決、全てが水に流れたって誰も(多分)思ってないはずですけど。
…正論って、ネット上にある、あっちの方かと思って見に行ってしまいました。
西尾幹二氏の文章も目眩がしますねぇ。
No. 3617
>>「謝罪とはすべてを水に流す」という習慣を持つ日本文化は
って言うのはあくまでも加害者側が
「謝罪したからすべて水に流してね。それでも文句言うヤツは粘着野郎ってことでキレてやるから」
って言う日本文化つか独自の論理なんじゃないですか
(まぁ我と我が身を振り返ってもそういう思考をしているような・・・)
「正論」ややこしい書き方してすみませんでした
仰せの通り西尾氏の正論も酷かったですねぇ。「軍事裁判所」なんか作ったら真実なんか未来永劫出てこなくなると思うんですけどね
No. 3619
>yakeさん
>日本文化つか独自の論理
<
一般的でないことを祈りたいです(^^;
>西尾氏の正論
<
このオヤジも、きっちり、セカンドレイパーでしたね(溜息)。
No. 3625
>おさかなさん
>僕に何ができるかわからないけど、くじけるわけにはいきません。
こちらの修論紹介の最終段落をご覧ください。
http://www.agri-history.kais.kyoto-u.ac.jp/news-letter/noushi-tsushin%20no4.htm#a5
おさかなさんの本業こそが何より大事かと思います。
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