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防衛研究所は昔から「沖縄戦集団自決」に軍命無かった派だったらしい 

昨年末の、教科書記述修正に「審議会」が意見を求めた九人の専門家のうちの一人、防衛研究所戦史部客員研究員である原剛氏が、(強調などは引用者による、以降も同じく)

沖縄戦では戒厳令は宣告されず、軍に住民への命令権限はなかった。関係者の証言などによると、渡嘉敷・座間味両島の「集団自決」は軍の強制と誘導によるものとはいえない。「鬼畜米英に辱めを受けるより死を選ぶ」という思潮が強かったことが原因。自ら死を選び自己の尊厳を守ったのだ。

という見解を出し、それを参考に含めて修正記述審査の「基本的とらえ方」が出されたらしいが、ここ数日、その防衛研究所って???という報道が続いている。

琉球新報1/16 10:40より『集団自決」住民記録 「内容に相当の誤り」

(略)
 日本軍に関する記述について「誤り」などと所見で指摘された史料は「住民の沖縄戦記(伊江島、座間味、渡嘉敷、久米島)」。戦史編さん官を務めた伊藤常男氏が所見を記し「内容には相当の誤りがあるが、住民の気持ちの一端が知られる。日本軍に対する相当の誹謗が記述されているが、実際より誇張されていると思われる」と信ぴょう性に疑問を呈している。(中略)所見を書いた伊藤氏は、68年に当時の防衛庁防衛研修所戦史室が刊行した『戦史叢書 沖縄方面陸軍作戦』(朝雲新聞社)の執筆者。同書は「集団自決」における「自決命令」の有無には触れず「非戦闘員といえども敵に降伏することを潔(いさぎよし)としない風潮が強かったことがその根本的理由」「崇高な犠牲的精神により自らの生命を絶つ者も生じた」と記述している。
 「集団自決」に関して「村役場の独断」と所見で指摘されたのは「渡嘉敷島及び座間味島における集団自決の真相」と題する史料で、渡嘉敷島の巡査だった安里喜順氏と座間味島の梅澤戦隊長の証言を収録。2000年10月に同研究所調査員が書いた所見は「軍命令による集団自決とされていた両島の事件が、村役場の独断であり、戦後補償のために軍命令とした経緯に関する当事者の貴重な証言である」との見解を示している。(後略)

当然ながら、林博史関東学院大学教授により、「史料の解釈を確定、断定して史料に付けることはあってはいけない」と批判されています。


沖縄タイムス2008年1月16日(水) 朝刊 1・22面より『「集団自決は村の独断」/防衛研 公開資料に所見  問題なしと削除せず/軍命ねつ造と断定も

(略)
 今回、判明した資料は(1)「渡嘉敷島及び座間味島における集団自決の真相」(2)「『島民』の集団自決は軍命令だった」―の二点。

 「渡嘉敷―」は(1)沖縄戦時に渡嘉敷村駐在所巡査だった比嘉喜順氏が「軍命でなければ赤松(嘉次)隊長の命令でもございません」などと記した手紙(2)座間味島に駐屯した海上挺進第一戦隊の梅沢裕戦隊長が「助役の命令が飛び、各所で惨劇(集団自決)が始まった」として、戦隊長命令は補償金のために遺族が考えたとの趣旨を書いた手記―を一冊にまとめた。

 この資料に永江太郎調査員が二〇〇〇年十月十八日付で「両島の事件が村役場の独断であり、戦後補償のために軍命令とした経緯に関する当事者の貴重な証言」とする「所見」を添付。林吉永戦史部長の印鑑もある

 廣瀬室長は「あくまで記述者個人の見解であり、戦史部や防衛省の見解ではない」としている。

 「『島民』―」は(1)琉球政府立法院議員だった山川泰邦氏が戦隊長命令を明記した著書を掲載した「週刊読売」(一九六九年八月十五日)(2)直接の戦隊長命令は確認できていないとする、作家・曽野綾子氏の著書「ある神話の背景」の連載(第六回)を掲載した雑誌「諸君」(七二年三月号)―の記事を複製した。

 戦史室編さん官の川田久四郎氏が七二年八月二十二日に作成。「資料評価上参考となる事項」として「読売」には「早く言えば軍誹謗の記事。ねつ造」「諸君」には「正確でこれが真相であろう」と指摘している。

 一方、防衛研究所は、すでに判明していた手記の見解は「不適切」だとして、七日に削除した。

一面的な見方を公開資料に添付

 日本軍の戦争責任に詳しい林博史・関東学院大教授の話 明らかになった資料をセットで考えると、防衛研究所が一九七〇年代の非常に早い段階から「軍命はねつ造である」という見解を持ち、現在に至るまで一貫していることが分かる。非常に一面的な沖縄戦の見方を一般公開している資料に添付しているのも、資料保存の方法として問題が大きい。(後略)

なお、

同研究所は「役場の独断」とした所見は「資料内容の要約を記述したもので、事実関係を評価したものではない」(図書館史料室の廣瀬琢磨室長)として、削除しない考え。「事実のねつ造」とした「参考」は「資料を確認していないのでコメントできない」(同)としている。

とのことで。。。
…『曽野綾子氏の著書「ある神話の背景」』を「正確でこれが真相であろう」だそうです。

また、沖縄タイムス2008年1月16日(水) 朝刊 23面『国に根強い軍命否定論/氷山の一角か』によると

(略)
 防研には約十五万冊の戦史が保管されており、これまで判明した部分は「氷山の一角」の可能性が高い。図書館史料室は「すべての資料をチェックするのは不可能だ」と認めており、利用者に予断を与える見解がさらに多くの資料に付されているとみられる。
 今回、問題になったのは、資料を作成した担当者が入手の経緯や日付、出典などを記す「経歴表」の内容だ。
 本来は閲覧する研究者などの参考になるよう、資料保存の価値判断を示す目的で付されているが、「早く言えば軍誹謗の記事」など、明らかに事実関係の評価と受け止められる記載がある。(後略)

…防研側は「記述者個人の見解」「利用者の大半は専門家で予断は持たない」と、強調しているんだそうです。
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ユーザータグ:  沖縄「集団自決」
[ 2008/01/16 17:30 ] 自爆史観 | TB(2) | CM(9)

   No. 3247

>この資料に永江太郎調査員が二〇〇〇年十月十八日付で「両島の事件が村役場の独断であり、戦後補償のために軍命令とした経緯に関する当事者の貴重な証言」とする「所見」を添付。林吉永戦史部長の印鑑もある。

・・・・・(失笑)。
Apemanさんのところでも指摘されていましたけど、結局旧日本軍の犯罪に対する基本的な反省ができていませんよね。こんな態度じゃ、中国その他のアジア諸国などから警戒されるのも仕方ないんじゃないかな。

それはそうと、この集団自決事件について「軍命令でなかった」と本気で考えている人って、あんまり多くないんじゃないんでしょうか。私見に過ぎませんけど、こんなことを一生懸命「冤罪」とか主張している人たちって、世間からは馬鹿と思われているのでは・・・。
[ 2008/01/16 22:08 ] -[ 編集 ]

   No. 3251

こんばんは

防衛研究所の言ってることにツッコミた~い(笑)
しかし、こんな所に大事な資料をおいといていいの!?
捏造されちゃいます(゜Д゜;
[ 2008/01/16 23:56 ] qKajIqOQ[ 編集 ]

   No. 3255

横レス失礼します。

>Bill McCrearyさん

ところがどっこい、この間も論争したんですが(南郷さんのブログでも少し触れられていましたけれども)「軍命令」とは「指揮系統がしっかりしていて命令文書が残って」いることが条件だという人がいるのです。そこで「軍命令」はなかった、あるのは「強要」だというリクツが成り立つ、というわけでして…。
[ 2008/01/17 11:17 ] JQihbbUc[ 編集 ]

   No. 3258

>Bill McCrearyさん

しかも、都合の悪い記録は「ついうっかり」破棄しちゃう集団ですからねぇ。日本の一般市民としても警戒させていただきたいです。

>「軍命令でなかった」と本気で考えている人って、あんまり多くないんじゃないんでしょうか。
<
どうでしょう? 放蕩息子さんもご指摘ですけど。。。
わたしは、その路線を煽っている、終戦当時物心ついていたはずの、秦郁彦氏やらが一体何を考えているんだと思います。
それと、うちゃさんのこのエントリー、もし未読でしたら是非どうぞ(って、ヒトのとこに誘導する…笑)
http://uchya.blog109.fc2.com/blog-entry-744.html


> アニカさん
是非ツッコミ、入れてあげて下さい。
追記で入れたれと思っているんですけど、この楽しい資料の山は「一般公開」されているんですよっ!
氷山の一角といわれてますよ。ほら、うずうずしてきたかも?



>放蕩息子さん

お疲れ様です。「集団自決」における「軍命令」って「慰安婦」における「強制」と、構図が似てますよねぇ。
こちらの、
http://ianhu.g.hatena.ne.jp/nagaikazu/20070725
コメント欄の議論みたいに、定義が無限後退するんじゃないですかー?
[ 2008/01/17 17:02 ] fYTKg7yE[ 編集 ]

金子信夫の声で   No. 3273

 ○○のには困ったもんじゃ。どこかの若いモンに刺されたらええんじゃ。もし、そんな根性あるやつがおったら、出てきた時にゃ、相応に取り立ててやるんじゃがのう。おまえらもそう思うじゃろ。

 とオヤブンが言っても、命令や指示じゃないから、殺人教唆にゃならないんだよね。
[ 2008/01/18 19:19 ] -[ 編集 ]

そりゃもう   No. 3277

某・産経以外に忘れられたAさんが、某・公共放送の女性国際戦犯法廷の番組に意図を伝えると、なぜか番組内容が変わっちゃったりするのだって、地位を利用した圧力じゃないという説も聞きますから。
[ 2008/01/19 12:16 ] fYTKg7yE[ 編集 ]

「戦陣訓」   No. 3279

はじめまして。

「生きて虜囚の辱めを受けず」という「戦陣訓」が、
ただの「風潮」だった、というのがスゴイ解釈で。

6月に司令官の牛島中将が「自決」しちゃったから、それ以後の戦闘について
「正式な軍命」は存在しないことにもなりそう。

「御名御璽」のハンコがないモノは「皇軍」の正式命令ではない、という理屈も。

真珠湾攻撃も「ニイタカヤマノボレ」という暗号だったから、正式な「命令」じゃない、とか。
[ 2008/01/19 15:12 ] 2CpNAWCc[ 編集 ]

ただの「風潮」だったというのは   No. 3280

「生きて虜囚の辱めを受けず」という「戦陣訓」を作った本人は、そう理解していたようですね。
[ 2008/01/19 18:02 ] -[ 編集 ]

   No. 3286

>×第二迷信さん

こんにちは。以前同じハンドルネームを名乗られる方から二回ほどコメントいただいたことがあるのですが、別の方だったのですね。

>司令官の牛島中将が「自決」しちゃったから、それ以後の戦闘
<
それはいわゆる「便衣兵」ですねっ。



>みなみさとさん

Wikiを覗いてみると、戦陣訓の項に
「当時の陸海軍の軍法において捕虜となることを禁止したり捕虜となった者を処罰するような条文は存在しない。」との一節がありました。
一貫していることだけは確か…なんでしょうかね?
[ 2008/01/20 13:31 ] fYTKg7yE[ 編集 ]

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