なぜか私の周囲って、子供の頃から大学時代を通じて、やたら頭が切れるし何かにつけて処理能力の高い人が多い。なもんだから、たいていの場合、私は所属する集団で一番の役立たずであることが多い。で、私がもたもたと何かやっていると「もう!貸してみっ!」と誰かが取り上げてやってくれるもんだから、私は人に何かやってもらう事に慣れてしまっている(
堂々と書くことでもないが)。
ここしばらくは遺憾ながら、私にしかできない事やら、私が最適任者という事態も増えてしまったので、仕方なく私が動かざるを得ない事も多いのだが、誰かがやってくれそうならさっさとお任せして怠けているのが私の通常状態だ(
いや、だから堂々と書いているのもどうかと…)。
さて、こういう私が、お友達とご飯を食べに行く場合にどういう事態が発生するかというと。不思議なことに、他の皆さんは何を食べたいのか意思表示をしない。勢い「
○×が食べたい!」と主張する私の意見が素通しになる。で、言った以上、どこに行くのかお店を探せと返事が返ってくる。
…そういうのは、やふで検索すればすぐなので、なんの手間でもない。ここかここかここ!と返すと、メンツの日程を調整して、お店に予約を入れてくれる親切な人、橋本さん(仮称)がいる(学生時代はこの辺りまではやったんだけど、最近は楽だなぁ)。
それで、今回はトルコ料理を食べに行くことになった。
一緒に行く田中さん(仮称)が訊いてくる。
「なんでトルコ料理?」「
よくわかんないんですけど。候補の中に入っていたらしいんで」おかしい、私が希望を出したはずなのに。
「トルコ料理ってなにがたべれるの?」「
さぁ?」大丈夫か?私。
そして予約当日。
折り紙付きの方向音痴である自覚をもつ私は、自信たっぷりに歩き出す人がいれば、とりあえず後ろについて行く(笑)。
問題は手配をした人も方向音痴の場合。今回はこの場合。
お店の最寄り駅までは問題なくつける、出口も正しい番号のにでる。で?
「
どっち行くんですかー?」
…返事がない。橋本さん(仮称)が、Yahooグルメの検索画面を打ち出した紙とにらめっこしている。
見せてみろとのぞき込む、田中さん(仮称)。「なんでこんなに地図が小さいんだ?」
橋本さん(仮称)がいうには、ページをそのまま打ち出した、と。
「いや、だから、地図を拡大して打ち出せばいいだろ?」と追求する田中さん(仮称)&一緒に来ているご飯友達の加藤さん(仮称)。
「だって紙がもったいないから」と答える橋本さん(仮称)に「アホかー」とツッコミ入れる田中さん(仮称)&加藤さん(仮称)コンビ。
路上漫才を温かく見まもりつつ、結論が出るのを温和しく待つ私。
どうやら結論が出たらしく皆さんが歩き出すので、ついて行く。
でも、おかしい。
「
駅から徒歩五分って事前情報でしたよね?」
橋本さん(仮称)「うん…」
さらに歩く。
「
えーっと、お腹すいたんですけど…」
橋本さん(仮称)「運動しておいたら、ご飯がきっと美味しいよ!」
まだ歩く。しかし、その辺りは、番地が書いてある電信柱がみあたらない。ちょうどあったコンビニに、田中さん(仮称)と橋本さん(仮称)が入って道を訊く。もちろん私は温和しく待つ。
ヨシこっちだ、と歩き出す皆さん。もちろん後ろをついて行く。
やがて坂道になった。結構長い坂。
「
どーして、東京って坂が多いんですかぁ?」とぶーたれながらついていく。
やがて、食べ物のお店が無さそうな街並みになっていく。
「
あのー、歩き疲れたんですけどー」
田中さん(仮称)「今日は橋本さん(仮称)のおごりだな」
加藤さん(仮称)「当然だねっ!」
「
御馳走様です(はぁと)」御礼を言っておく私。
焦る橋本さん(仮称)、お店に携帯から電話を入れる。お店の人の説明を聞いても、今ひとつはっきりしなかったようだが、目印を聞き出した模様。そして来た道を引き返す事になった(笑)。
そうして、この近辺ということになったのは、明らかにさっき通った場所。探せーという指令が下る。しかし。
「
そう言えば、お店の名前って?」
…私はもとより、橋本さん(仮称)以外、全員お店の名前を知らずに探していたらしい(笑)。なんていい加減な話なんだ(爆)。
そして、ここにいたって漸く、目的のトルコ料理店の名前を一同が知ることになる。キョロキョロ。
「あれだー」やっと発見。
そして、徒歩五分の筈が、30分も延々と歩き回って、トルコ料理にありついたのだった。
ビールが大変美味だったそうである(私は飲まないので知らない)。
カバブ、その他、薄焼きピザだの、サカナの炒め物だの、いろいろ大変美味でございました。
そういえば、シシカバブが食べたい、と私が主張したんだっけ。
デザートはもちろんこれ。

“ドンドルマ”
あっさりして美味でした。
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そして予約当日。
折り紙付きの方向音痴である自覚をもつ私は、自信たっぷりに歩き出す人がいれば、とりあえず後ろについて行く(笑)。
問題は手配をした人も方向音痴の場合。今回はこの場合。
お店の最寄り駅までは問題なくつける、出口も正しい番号のにでる。で?
「
どっち行くんですかー?」
…返事がない。橋本さん(仮称)が、Yahooグルメの検索画面を打ち出した紙とにらめっこしている。
見せてみろとのぞき込む、田中さん(仮称)。「なんでこんなに地図が小さいんだ?」
橋本さん(仮称)がいうには、ページをそのまま打ち出した、と。
「いや、だから、地図を拡大して打ち出せばいいだろ?」と追求する田中さん(仮称)&一緒に来ているご飯友達の加藤さん(仮称)。
「だって紙がもったいないから」と答える橋本さん(仮称)に「アホかー」とツッコミ入れる田中さん(仮称)&加藤さん(仮称)コンビ。
路上漫才を温かく見まもりつつ、結論が出るのを温和しく待つ私。
どうやら結論が出たらしく皆さんが歩き出すので、ついて行く。
でも、おかしい。
「
駅から徒歩五分って事前情報でしたよね?」
橋本さん(仮称)「うん…」
さらに歩く。
「
えーっと、お腹すいたんですけど…」
橋本さん(仮称)「運動しておいたら、ご飯がきっと美味しいよ!」
まだ歩く。しかし、その辺りは、番地が書いてある電信柱がみあたらない。ちょうどあったコンビニに、田中さん(仮称)と橋本さん(仮称)が入って道を訊く。もちろん私は温和しく待つ。
ヨシこっちだ、と歩き出す皆さん。もちろん後ろをついて行く。
やがて坂道になった。結構長い坂。
「
どーして、東京って坂が多いんですかぁ?」とぶーたれながらついていく。
やがて、食べ物のお店が無さそうな街並みになっていく。
「
あのー、歩き疲れたんですけどー」
田中さん(仮称)「今日は橋本さん(仮称)のおごりだな」
加藤さん(仮称)「当然だねっ!」
「
御馳走様です(はぁと)」御礼を言っておく私。
焦る橋本さん(仮称)、お店に携帯から電話を入れる。お店の人の説明を聞いても、今ひとつはっきりしなかったようだが、目印を聞き出した模様。そして来た道を引き返す事になった(笑)。
そうして、この近辺ということになったのは、明らかにさっき通った場所。探せーという指令が下る。しかし。
「
そう言えば、お店の名前って?」
…私はもとより、橋本さん(仮称)以外、全員お店の名前を知らずに探していたらしい(笑)。なんていい加減な話なんだ(爆)。
そして、ここにいたって漸く、目的のトルコ料理店の名前を一同が知ることになる。キョロキョロ。
「あれだー」やっと発見。
そして、徒歩五分の筈が、30分も延々と歩き回って、トルコ料理にありついたのだった。
ビールが大変美味だったそうである(私は飲まないので知らない)。
カバブ、その他、薄焼きピザだの、サカナの炒め物だの、いろいろ大変美味でございました。
そういえば、シシカバブが食べたい、と私が主張したんだっけ。
デザートはもちろんこれ。

“ドンドルマ”
あっさりして美味でした。
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No. 1527
かつてわたしにおいしい一夜漬け攻撃を繰り出した若きトルコ人の経営するお店かすぃら。駅から近くてわかりにくくて。(
http://eboli.exblog.jp/3880071)
No. 1528
道に迷うのなら自信がありますよー。
大阪から京都に行こうと電車に乗ったら、なんか周りの人が「斑鳩の里」とか書いたパンフ読んでいて、だんだん景色も田舎っぽくなってきたところに「次は~法隆寺~法隆寺~」とかアナウンス聞こえてきたり。
京都から東京に行こうとして、「大阪って京都と東京の間だよね」と大阪行きの急行に乗ったり。
出先で道に迷ってタクシーを使ったら、帰りの電車賃がなくなって、ATMも終わった時間だったので近くの友達に来てもらったり。
まっすぐ歩いているつもりが90度曲った方向に進んでいて、そのまま日が暮れて野宿をしたり。
そんな若気の至り。
No. 1533
>えぼりさん
駅から近いけど解りにくい、は、そうなんですけど。。。
レスラー風のがっちりなおにーさんは見あたりませんでした。美形のほそっこいお兄さんが、恰幅の良いお姉さん(料理人)と威厳のあるお姉さん(こちらも料理人)に追い使われていましたけど。
面白かったのは、ヨーグルトのドリンクを頼んで、なかなか出てこないなーと思ってると、そのお兄さんがレジ袋に入れたヨーグルトをもってこそこそと調理場に入っていったり、魚の炒め物を頼むと(以下同文)だったり(笑)。名前に、私のお目当ての料理名が入っているお店でした。
>人生アウトさん
京都は鬼門ですねー。○系統バスに乗れとの案内が来ていて、移動当日に京都駅で急いでその系統のバスに乗ると、、、同じ系統名で逆方向に走るのがあるんですよ。ええ、急いで降りて、時間がないからタクシーに乗りましたよ。しかも、事務が、出張料ではタクシー代はでないとぬかしやがりましたわよ。
電車の行く先が解らないのは、名古屋駅が最凶でしたね。終着駅しか書いてないんだったか、なんとか方面としか書いてないんだったかのどっちか。すとれんじゃーには解りませんってば。
東京は、道路が微妙にカーブしていたり、道と道が直角に交差してなかったりと、これまた手強い。
若気の至りとごまかせなくなりつつも、やっぱり迷います。
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