現在の賃貸にこしてきて最初に掃除した時、その気配を感じた。
シンクの下、レンジの下の扉を開けた瞬間、嗅ぎ覚えのある臭気が。
ここは…やつらがいる!
よく見ると直径3ー5mmほどの黒いシミも、胡麻粒より小さい目の黒い粒のようなモノも。。。
衝撃!…やっと探し当てた猫同居可賃貸。歴史を背負っているとはいえ黒い昆虫如きに負けてられるか。
そういうわけでお掃除お掃除。
ついでに、(どういう訳か我が家には山ほど転がっている)エッセンシャルオイルの瓶から虫が嫌うという種類をピックアップ。バチュウリ・レモンユーカリ・パルマローザ・ペパーミント。エタノールでのばして水で薄めて、気配のあった所と外部からの流入が疑われる箇所にたっぷりスプレー。
努力の甲斐あってか、奴らの出現は年に1ー2回ほどに抑えることができた。
そうこうするうちに、我が家にお嬢様がやってきた。
彼女が参入してからまもなく、一匹の黒い虫が災難にあったのは前述のとおり。
その後はたまに幼虫がまぎれ込んで、もてあそばれ、飽きられると放置されて回収の後ゴミ箱行きの運命を辿った。
…我が敵どもは何も考えていないような顔をしながら、実はこっそり情報交換をして「あの家にはハンターが常駐している、危険だから侵入は控えるべし」なぁんてやりとりをしているのだろうか、等と馬鹿な想像をしていたある日のことだった。
久々の大物が侵入してきた。
すかさず駆け寄る我が家の狩猟担当係。しばらく追いかけていたが、敵は逃げ延びたようで「今日はこの辺にしといたるわ」と戻ってきた。
一匹は入り込んじゃったか、やだなぁと思っていたのだが。
その後ぷっつり気配は消えた。
その数日後、部屋の掃除機をかけた。
置いてあるモノをどかして、掃除機をかけようとすると、、、黒い羽が1枚落ちている。
他の部品は見あたらない。
…羽を一枚忘れた残りの本体はどこに行ったのだろう…???
ぼんやりと考える私の横には、人間のすることを興味津々で観察する小さいお嬢様が座っていた。
おまえかっ! おまえは私を舐めているその口であれを喰ったのか?!
しかし、よく考えると、ぴくぴく動く分解された汁気のある黒い虫の部品が散乱するより、ほとんどの部分が行方不明になって乾いた部品が置き忘れられている方がずっと良い。いまどきの「あれ」は、大した病原菌もついてないと聞くから。
(そもそも私は「どう考えても腸管出血性大腸菌に接触していない筈はない」状況下で何も健康上の支障を来さなかった生き物だし)
あれを喰ったはずの口で、寝てる私に口元を舐めたりしているお嬢様がいるが、、、考えない考えない。直後じゃないし。
その後も、掃除機の時にあれの足が一本落ちていたが、残りがどこに行ったかは考えない考えない。
そうして我が家に平和が訪れた(のか?)。
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よく見ると直径3ー5mmほどの黒いシミも、胡麻粒より小さい目の黒い粒のようなモノも。。。
衝撃!…やっと探し当てた猫同居可賃貸。歴史を背負っているとはいえ黒い昆虫如きに負けてられるか。
そういうわけでお掃除お掃除。
ついでに、(どういう訳か我が家には山ほど転がっている)エッセンシャルオイルの瓶から虫が嫌うという種類をピックアップ。バチュウリ・レモンユーカリ・パルマローザ・ペパーミント。エタノールでのばして水で薄めて、気配のあった所と外部からの流入が疑われる箇所にたっぷりスプレー。
努力の甲斐あってか、奴らの出現は年に1ー2回ほどに抑えることができた。
そうこうするうちに、我が家にお嬢様がやってきた。
彼女が参入してからまもなく、一匹の黒い虫が災難にあったのは前述のとおり。
その後はたまに幼虫がまぎれ込んで、もてあそばれ、飽きられると放置されて回収の後ゴミ箱行きの運命を辿った。
…我が敵どもは何も考えていないような顔をしながら、実はこっそり情報交換をして「あの家にはハンターが常駐している、危険だから侵入は控えるべし」なぁんてやりとりをしているのだろうか、等と馬鹿な想像をしていたある日のことだった。
久々の大物が侵入してきた。
すかさず駆け寄る我が家の狩猟担当係。しばらく追いかけていたが、敵は逃げ延びたようで「今日はこの辺にしといたるわ」と戻ってきた。
一匹は入り込んじゃったか、やだなぁと思っていたのだが。
その後ぷっつり気配は消えた。
その数日後、部屋の掃除機をかけた。
置いてあるモノをどかして、掃除機をかけようとすると、、、黒い羽が1枚落ちている。
他の部品は見あたらない。
…羽を一枚忘れた残りの本体はどこに行ったのだろう…???
ぼんやりと考える私の横には、人間のすることを興味津々で観察する小さいお嬢様が座っていた。
おまえかっ! おまえは私を舐めているその口であれを喰ったのか?!
しかし、よく考えると、ぴくぴく動く分解された汁気のある黒い虫の部品が散乱するより、ほとんどの部分が行方不明になって乾いた部品が置き忘れられている方がずっと良い。いまどきの「あれ」は、大した病原菌もついてないと聞くから。
(そもそも私は「どう考えても腸管出血性大腸菌に接触していない筈はない」状況下で何も健康上の支障を来さなかった生き物だし)
あれを喰ったはずの口で、寝てる私に口元を舐めたりしているお嬢様がいるが、、、考えない考えない。直後じゃないし。
その後も、掃除機の時にあれの足が一本落ちていたが、残りがどこに行ったかは考えない考えない。
そうして我が家に平和が訪れた(のか?)。
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No. 52
メソメソ、シクシク。
No. 53
なにより嫌なのは、生きた「あれ」が目の前を走り回っていることなんですから、これぐらいの妥協は許容範囲であるとの結論に達しました。うん、合理的(←自画自賛)。
…なんとかして狩猟採食をやめさせると、私が処理しなきゃいけなくなるじゃないですか(シクシク
No. 59
幼虫時代の白い点は、はっきり確認できたこと無いですねー。奴ら動いているから、物理攻撃で動きを止めた時点では中身の白いモノがはみ出して(うぅ、書いててすごく嫌な気分になりました)。
…灯火に向かって飛ぶ。。。それはすごく見たくない。
地上を走る分には二次元なのに、飛ばれると三次元。
たたきつぶす狙いを定めるのが大変。
まぁ、見えない状態ならいいんです。お嬢様が食べ過ぎて胸焼けしてリバースなんて状態になっているほどいる訳じゃないし(うぅ、書いててますます嫌な気分になりました)。
どんどん自虐ネタに走ってますね、私。。。
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