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ラントス氏やペローシ氏について、メモ 

法華狼さんが06/30付け「マイク・ホンダの肖像」にてご紹介の「かんべえの不規則発言」が面白かった。
6月26日火曜日の米国下院議会・外交委員会で何が討論されていたかのご紹介なのだが、

(以下、引用)
1日の会合で、20本くらいの法案や決議案が飛び交っていることがお分かりでしょう。(中略)要するに、下院外交委員会はこればっかりを討議してたわけじゃないってことです。それどころか、妙な決議案がいっぱい入っていることにお気づきでしょう。H.Res.208「微笑み運動の設立25周年を称える決議」とか、H.Res 287「アメリカという言葉が初めて使われた500周年を祝う決議」だとか。(中略)他国に介入する決議も一杯あります。H.Res 427は「カナダ政府に対し、商業アザラシ漁を止めさせるように求める」ですし、H.Res 467は、「英国の大学連盟が、イスラエル学術界のボイコット支持を決めたことを非難する決議」であります。(中略)
 ひとつご注目いただきたいのが、継続審議となったH.Res 497であります。「中華人民共和国政府は、ただちにRebiya Kadeerの子供とカナダ市民Huseyin Celilを禁固から開放し、ウイグル人民に対する文化的、言語的、宗教的な抑圧を慎むべきであるとの下院の意思を表示する決議」です。この手の対中非難決議はそれこそ枚挙に暇がないのですが、この共同提案者が以下の通り。

Ms. ROS-LEHTINEN (for herself, Mr. LANTOS, Mr. BURTON of Indiana, Mr. ROHRABACHER, Mr. CHABOT, Mr. PENCE, Mr. TANCREDO, Mr. PITTS, and Mr. HONDA) submitted the following resolution; which was referred to the Committee on Foreign Affairs

 マイク・ホンダ議員が入っているでしょ? 慰安婦決議を提出したことで、彼が中国からお金をもらっているという報道がありましたけど、こんな風に中国叩き法案にも加勢しているのです。また、ここに名前の出ているラントス議員は、外交委員会の委員長ですが、慰安婦決議でも長文の声明を提出して日本を批判しています。が、それは変なことでも何でもありません。

 この手の議員たちは、反日でも反中でもなくて、「人権派」なのです。ペローシ下院議長も、中国に対してきわめて厳しい人権派議員の一人です。(引用以上、後略)



さて、歴史事実委員会のメンバーさんの意見をネットで拾っていくと、ラントス委員長が決議案賛成に回ったのは、「歴史事実委員会」(西村幸祐氏のブログによると、どうやら、メンバーは屋山太郎氏、櫻井よしこ氏、花岡信昭氏、すぎやまこういち氏、西村幸祐氏の5名のみで構成されているフシがある)が起草した(「超党派の国会議員44名の名前が入っているからと言って、国会議員が広告を出したと書くのは明らかな誤報」であるらしい)「事実」と題された意見広告のせいではなく、他の要因があったという見解らしい。ではその他の要因とはなんだろう(意見広告のせいではないとお書きのブロガー氏の記事には情報がなかった)といぶかしく思っていると、2007/06/28付けのSankeiWEBにて「慰安婦決議案 米下院委が可決 中国系反日団体が圧力」が出たわけだ。

出だしが例の「米下院外交委員会(トム・ラントス委員長)が26日、慰安婦問題に関する対日非難決議案を可決したが、この動きの背後では中国系反日団体がラントス委員長に激しい圧力をかけ、敏速に採決の動きをとらなければ次回の選挙で別の候補を支援するという政治的脅しがあったことが報じられている」とあったので、ああこれかと思ったものだ。

そこで、ラントス氏について、改めて調べてみた。
ユダヤ系でホロコーストの生還者という話は既に聞いていたが。。。
これだけでも、いくら79歳(という話)の高齢とはいえ、脅しにほいほい屈するようなヘタレじゃ無さそうと思うけど。さらに調べてみると、2003年7月には中国政府の不公正な裁判や刑の執行等について人権委員会(Congressional Human Rights Caucus Members' Briefing、訳が正しいかどうかは(^^;)で会合をしていたり、2006年9月にはダライラマに米国議会金メダルを送るよう尽力していたり、いつの話かいまいち解らないながら中国のインターネット検索における人権についても、問題視しているという、中国政府にいろいろ意見を述べている(笑)人物であるようだ。

「反日でも反中でもなく、人権派」という言葉には、説得力があるといえるだろう。

さらに、ペローシ議長について調べてみた。
すると面白い記事がひっかかってきた。
なんと、2006/12/02付けのSankeiWEBにて古森記者の記事;「『最も過激な反中』ペロシ新議長誕生に中国も懸念」。
__________________引用開始
米国議会下院の次期議長のナンシー・ペロシ議員が長年、(中略)中国当局の人権抑圧や大量破壊兵器の拡散を糾弾して、「米国議会でも最も過激な反中議員」と目されてきたため、中国側でも懸念が表明されているという。(中略)
 91年9月に訪中したペロシ議員は天安門広場で中国の民主化を訴える横断幕を広げようとして警官に阻止され、中国政府から「反中の茶番」と断じられる一方、チベットの現状を「中国による占領」と呼んで、ダライ・ラマや台湾への支持さえ表明してきた。
 同議員は以来、中国政府首脳を「北京の殺戮(さつりく)者たち」とまで呼び、(中略)中国糾弾の立場を一貫して保ってきた。(中略)
 同議員のこうした言動は議会内外でも「ペロシ女史より中国糾弾の声が大きい議員はいない」(サンフランシスコ・クロニクル紙)という評価を定着させてきた。同議員のこうした「反中」姿勢は人権への強い配慮に加え、選挙区サンフランシスコの中華街の中国系住民に共産党政権への反発が強いことも原因だという。
 「議員は議長になっても中国の人権や自由の弾圧に対する見解は変えないから、本会議での審議法案の選択では中国に対しタフな法案をこれまでの議長よりも優先させるかもしれない」(中略)「反中」議長の登場はアジア案件の審議に関して下院の空気を変えることは確実といえそうだ。

__________________引用終了

…非常に嬉しそうな記事だった(ご自身の2007年01月23日のブログ記事も同じ調子)。
この2006/12/02付け記事では「選挙区サンフランシスコの中華街の中国系住民に共産党政権への反発が強いことも原因」とあるから、中国政府と中国系アメリカ人社会の利害は別個のものと、古森氏的には認識しているようだが、2007/06/28付け記事では「在外中国系住民により1994年に設立された抗日連合会はホンダ議員の選挙区に本部をおき、中国政府とも密接なきずなを持ち、戦争や歴史に関して日本を一貫して非難してきた」と、中国政府と中国系アメリカ人社会の利害が一致し協力しあっているように記述しているのが、面白い。

そういうペローシ議長が、「外交委員会が可決した対日謝罪要求決議案の本会議可決を目指すとの声明を出し」ているのだが。

しかし、こういう経緯があっても。
陰謀論嗜好の人達に言わせると、ラントス氏やペローシ氏が「慰安婦」非難決議に賛同するのは、「日米(関係)を離間させる有効な手段だ。対日工作、日米離間工作が結構それなりに効果を上げて」いて、もちろん「北朝鮮や中国による工作」による結果であるらしい(麻生外相の3/11日フジテレビ番組における発言)。 
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ユーザータグ:  日本軍性奴隷制問題
[ 2007/07/01 18:01 ] 備忘録 | TB(1) | CM(4)

効果的な陰謀なら   No. 1239

もし、今回の外交委の決議を、中朝が陰謀で可決させたとするのならば・・・

アメリカの情報収集力はおそらく世界一であろうから、当事国で自ら情報戦では弱者と自覚するほどの国があるのでそこを狙う。
その国では慰安婦に同情的な勢力は主流ではないので、主流に属し、視野狭窄を起こし易い自称愛国者をターゲットにする。
詐術では相手が自分の意思で行動していると思わせておいて思考を誘導するのが基本だから、自分たちが意見を言えば状況が好転すると思わせる。それにより第三国から見れば本人たちの差別意識、傲慢さ、卑劣さがあからさまな広告をアメリカの新聞に載せるような行動をしてしまう。

結果、決議案は見事に圧倒的大差で可決されました。

いや、陰謀論となえるのならこの程度は語らないと。
[ 2007/07/01 20:25 ] -[ 編集 ]

その場合   No. 1242

ワシントンにいる某新聞社の記者氏は、陰謀の仕掛け手の意を受けて動いているわけですよね。
標的の「主流に属し、視野狭窄を起こし易い自称愛国者」に、その脆弱な自尊心を満足させるような情報を日頃から与えて気を許させ、自爆ネタを吹き込み、タイミングを見計らって爆発させて、チェックメイト。


…ホント、RAA記事を歪曲して広めた人(http://dj19.blog86.fc2.com/blog-entry-62.html)は、優秀な破壊工作員か自爆仕様の煽動者かどっちなんだと思います。あれが本当に、日本という国の単位が後ろ指を指されないようにと考えた上での行動なのだろうか、と。
[ 2007/07/02 02:06 ] fYTKg7yE[ 編集 ]

本当に   No. 1269

しっかり調べられていて、基本的にかんべえ氏の指摘を引いただけで手抜きした者として恥ずかしいです(苦笑)。
ペロシ議長は反中だから決議案に反対すると期待した意見はかつて何個所かで見かけましたが、古森記者の持ち上げは笑いの域ですね。

以下、余談です。
チベット問題にしても人権問題が存在するのとは別に、妙なオリエンタリズムを感じて称賛している様子が欧米に見られるので(映画『リトルブッダ』等)、その擁護に幻影を抱いている節があるのは気をつけなければならないところです。
従軍慰安婦等も似た形で“消費”されていかないためにも。
[ 2007/07/04 07:22 ] -[ 編集 ]

   No. 1271

>ほっけさん

いい情報のサイトをご紹介下さっていたのでありがたかったです。直後にApemanさんところの米欄でも見かけたものの、URLだけの紹介だったもので、そちらで見ていなければ特に注目しなかったかもしれません。
古森氏の煽動記事を真に受けた自爆史観のみなさんが、ピンポイントに視野を狭めて、反日中国団体が云々いっているのがなんともはやです。そして、同時に審議されている議案を見ても、、、ここの議決を気にするより、国連の勧告を気にした方がいいのじゃないかという気がしきりとします。

…アメリカの議員さんの中には、オリエント趣味の要素が入っている方もいるかもしれませんが、、、自爆史観の人が騒いでいる限りは、別の要素の方が強いでしょうね。
トラックバック下さったおこじょさんがご指摘でしたが、「イラクを、日本のような民主主義国家に生まれ変わらせると大見得切っていたのに、生まれ変わったはずの日本がこんなん。ってことで、アメリカの面目を丸つぶれにさせた」訳ですから。
[ 2007/07/04 12:57 ] fYTKg7yE[ 編集 ]

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[2007/07/02 16:02] URL Stiffmuscleの日記












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