更新頻度がやたらと落ちているのは、喪中のふりをしている訳ではなく、リアルでやたらとやることが多いからであったりする。書きたいエントリはあっても集中力がもたず、ブクマに蓄積しながら情報を集めつつ、熟成を待っている状態とでも表現したい所。
そんな日々であっても、何か旨いものは食べたくなるので作る。しかも、より旨い物が食べたくなるので、いかにして向上を図るかと、こちら方面でも情報を集める。ということで、見て回っていると、気になるタイトルのレシピ本があった。いくつかのブログなどで評判を見て、購入を決意。こんな本である。
お買い物を見せびらかす写真は、必ず猫と一緒に記念撮影というお約束の思い込みが、どうやら私にはあるらしい。坊ちゃんに頼めない今、こういうのはあまり協力的ではないお嬢に頼むのに結構な時間がかかり、斜め上の努力を払っていたのであるが気にしない。それはともかく。
私はケーキ作りを一番最初には近所の年配女性から手ほどきを受け、その後はレシピ本とかネットのレシピ情報を元に試行錯誤で適当にやってきた。最初に習った師匠もプロという訳ではなくお菓子作り教室に入ったことがあるという話のアマチュアの方であった。一方、この小嶋ルミ氏の本に言及しているブログやレビューを見るに、お菓子作り教室で受講料を払って初めて手ほどきを受ける事ができるようなコツが載っているらしい。それは是非とも知りたいと思って買ってみたのだ。
手にしてみて、なるほどと思った。内容やレシピはブログではご紹介できないが、方々の評判通りに、実に計量が細かい。1の単位のグラム数まで指定のレシピである(^^; また、混ぜ方のコツも細かく、どういう状態になるまで混ぜるかといったところまで、事細かに書いてあるのである。しかも、グラニュー糖と上白糖まで使い分けてるので、おおざっぱな私の目は点になった。とはいえ、なぜ使い分けるかの根拠も書いてあるので説得力がある。かなり目から鱗であったのだが、その細かい指定に腰が引け、実際にこの本の中のレシピを試したのは、購入後しばらく経ってからだった。まず最初に
(というか、現時点ではこれだけしか試して無いのだが(^^;)試してみたのはシフォンケーキ。これまで私が使っていたレシピはNHKきょうの料理1995年3月号に載っていた加藤知恵氏ので、十分満足レベルのシフォンケーキを焼けてはいた(こちらの
2009年4月号分とほぼ同じ)。
こうして、小嶋さんレシピで焼いてみたのだが。。。手順が違っていて驚きつつも、その違えている手順もなぜそうかの説明がされているので、そういうものかと忠実に従って作ってみたのだが。。。
仕上がりに驚いた。本当にふわふわで、極上の仕上がりにできあがったのだ。
プレーンシフォンケーキ、レシピ名ではバニラシフォンケーキ その後、既にリピートした。基本の作り方はバニラ
(という看板だが、結局手持ちのバニラエクストラクトを使ったのであまりバニラが強くなかった)だったので、砂糖の半分を蜂蜜に変えてラム酒を小匙1程加えてみた。狙い通り、これまた絶品(写真略)。ただ、何か食べたような味としきりと思えたので、しばらく考え込んで気づいた。蜂蜜風味にすると長崎カステラとかの路線の風味になっていたのだ(^^; もちろん、長崎カステラよりは軽い仕上がりだが。
こうして、私は新たに、バニラだろうが、プレーンだろうが、ハニーだろうが、しっかりオイルが入っている癖に、何も添えなくても一気にホール半分ぐらいは軽い、危険な食べ物を作成できるスキルを手にしたのであった。この本に書いてある通りに作れば可能なので、どうぞお試しいただきたいとご紹介してみた次第。
おまけ。これも試してみて大変美味しかったおからのスコーン。
おからで作るとはいえ、バターも卵も入っているのでカロリー控えめかどうかは不明ではある(^^;
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