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猫に遊んでもらうには 

 「捨て猫」ボランティアさんの元からやってきて、到着後一日経過した金色の目をもつ小さい雉虎に対して、坊っちゃんは既に積極的な威嚇はしなくなっていた。彼女が近づき過ぎると低く唸っていたが、それでも、目付きが明らかに穏やかになったので、最初の噴きあいまくりで内心泣きそうになっていた保護者は、ホッとしていた。

 そんなぬこ達を(人間が)神経質に気にしても、返って彼らは落ち着かないだろうから、と、ほっといてこちらはこちらで遊んでいると、お嬢ちゃんは引きこもり場所に提供していた段ボール箱からでて室内を探検し始め、そのうち、暖かいところにいる自分と同じような格好をした生き物とご飯をくれるでっかい生き物が気になりだしたらしい。近寄って観察しては、また逃げて、を始めだした。そしてやがては、先輩との約30センチぐらいの接近遭遇に成功。さらには、先住生物二匹が眠気でうとうとし始めたのを見たお嬢ちゃん、坊っちゃんの顔近くを前足でつついて、速攻逃げ出した。

 更にその翌朝。彼女は、かねてから気になって仕方なかった動くもの…つまり、お兄ちゃんの立派な長い尻尾の先を平手でたたいて、即、逃亡という大胆な行動に出、、、それをきっかけに(か?)、二匹は急速に仲良くなった。

 一般にエノコログサの穂を「猫じゃらし」と呼ぶが、あの、尻尾型の何かが振れるのは猫心をくすぐるのではないだろうか。お嬢の尻尾は坊っちゃんほど長くはなく、中長で先が少し曲がっているのだが、将来、彼女が後輩を受け入れる時に、尻尾の長さが短い分、仲良くなれるのに時間がかかるのではないか、と余計なお世話な心配をしてしまいそうなぐらいである。

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[ 2010/03/01 20:05 ] 猫便り | TB(0) | CM(9)












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