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感染症に対する意識は中世から変わってないような気がしてきた 

 先日、積読の山(笑)の背表紙を見ていると、ふとある本のタイトルが目についた。
「疾病は警告する ー人間の歴史を動かす感染症の魔力ー」濱田篤郎著(洋泉社)
多分、去年か一昨年ぐらいに古本屋で買ったおぼろげな記憶がある(<-そのまま放置していたorz)。2004年8月の初版で、ちょうどSARSの収束後のタイミングに出た、感染症の専門家による新書だ。著者の濱田医師は、昨今のインフルエンザでもメディアで発言している、海外感染症の専門家だ。

 内容は歴史上で確認できる人類に流行した感染症を紹介するもの。ハンセン病、ペスト、梅毒、天然痘、マラリア、コレラ、結核、黄熱、インフルエンザ、発疹チフス、エイズ、そしてSARSが取り上げられているが、それぞれの感染症が社会へ及ぼした影響や、感染症が動かした歴史、感染症と闘った医師達の努力を紹介する文章は、文章そのものが上手く、非常に読みやすくて面白い本だった。

 そして、歴史を動かした感染症を紹介した後、それをふまえたSARSへの考察はとても興味深かった。
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[ 2009/05/24 17:16 ] 四方山話 | TB(2) | CM(7)












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