FC2ブログ










新型インフルエンザそのものよりこっちを危惧する 

 この記事は、出てすぐ見ていたが、気持ちの悪いものを感じつつも、スルーしてしまっていた。既存システムを活用して、パンデミック対策をというような取り上げ方だったからかもしれない。今日付のスラッシュどっとジャパン『総務省がパンデミック対策として国民の移動履歴記録システムを実験』で取り上げてくれていたので、あらためて注目して、あらためてなんだかなぁと言う気分になったのだが。

 利用者の居場所を特定できる携帯電話の全地球測位システム(GPS)機能を活用し、感染症の世界的大流行(パンデミック)を防げないか――。
(中略)
 具体的には、携帯電話会社などがモニター全員の移動履歴をデータベースに蓄積。その後、1人が感染症にかかったとの想定で全モニターの移動履歴をさかのぼり、感染者と同じ電車やバスに乗るなど感染の可能性がある人を抽出し、注意喚起や対処方法を知らせるメールを送る試みだ。
(中略)
このため、総務省は実験を通じ、移動履歴の活用に対する心理的抵抗感などもあわせて検証する方針だ。


asahi.com 2009年5月3日13時17分「感染者に近づけばメールが届く 携帯電話で秋にも実験」より一部

 心理的抵抗感に配慮してくれるそうだが、「感染症の流行対策」という大義名分を掲げられたら、心理的抵抗感を表明しやすいだろうか?
 あるいは、マスコミがどんな風に煽るだろうとか、なんだか、このところの報道とあわせて危惧を感じざるを得ない。

 そしてもう一点、疑問を感じる点がある。移動履歴を蓄積されるのは、GPS機能付の携帯通話端末をもった個人だ。このシステムがパンデミック対策としては大した役に立たず、他の目的に活用されるんじゃないか、というのが、その疑問。
 感染が確認された個人がGPS携帯をもってなきゃ、機能しないシステムじゃないのか、これは。
スポンサーサイト



[ 2009/05/05 16:12 ] 四方山話 | TB(0) | CM(2)












無料カウンター