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田母神「論文」の影響 

 当ブログの12月17日付エントリで、その前日2008年12月16日の、第170回国会 外交防衛委員会の質疑で、共産党の井上哲士議員が田母神氏の「論文」から始まった問題の追及をしたことを紹介した。

 その時の答弁で、浜田靖一防衛相はこんな見解を述べていたものだ。

そもそも、その前に、田母神さんの件に関して大変、逆に言うと、井上先生のお話を聞いているといかにも影響力があってすごいなというようなあれがあるわけですが、私はそうは思っていませんで、そもそも、だからこそ私は責任取って辞めていただいたというのもあるわけで、私はそんなに影響力のある人間だとは思っておりませんし、(後略)

(強調は引用者)
 一方、当の田母神氏、講演で忙しそうである。

 講演に先立ち記者会見した田母神氏は「(講演では)一民間人の立場で話すが、前空幕長として見られるだろう」と発言。「日本は自衛官に発言させまいとする力が常に働いているが、自衛官はもっと自分の思ったことを言っていい」とぶちまけた。

 講演では「専守防衛は抑止力にならない。自分の国がより強い方がより安全だ」「核ミサイルの発射権を日本に与えてくれという(米軍との)交渉は、私はできると思う」などと、核武装を容認する考えを並べ立てた。

「ぶちまけた」「並べ立てた」の表現に、絶句してしまったのは私だけだろうか。そこまでの表現を使う、この記事を書いた人の心情が興味深い。
 そして、同じ記事の別の箇所;

「制服自衛官の99%が私を支持していると思う」と自身の影響力を強調した。

(以上の二箇所、共同通信2008/12/23 20:40『田母神氏「制服99%が支持」 講演で影響力強調』より一部、強調は引用者)
…浜田防衛相とは、かなり見解が違うようである。今後も、共産党の井上議員はじめ、議員の皆様の追求に期待したいと思うのであった。
 ちなみにこの講演は、『日本会議熊本が主催した「村山談話の撤回を求める熊本県民集会」』で行われたものだそうな。

 さて、公表と報道としては19日付で、歴史教育者協議会のホームページに公開されたのは24日のようだが、143名の連名による『田母神・前航空幕僚長問題についての歴史家有志の見解』が公表されている。
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[ 2008/12/26 19:39 ] 自爆史観 | TB(3) | CM(9)












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