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国籍法改正がらみの騒動に関する脈絡のない雑感のようなもの 

(なんて曖昧なタイトルだっ!)

 国籍法改正がらみの騒ぎは、12月5日に改正法が成立して既にたいていは静まったし(知っている範囲ではこことここ関連は例外かもしれないけど)、私がこっちの騒動を追い出したのはかなり遅かったのだが、ネットの方々で反対する人達の意見をながめていて、以前読んだ本の一節が、なぜか連想されてきた。

 どの本だったかを探すのに、ちょっと手間取ったが、ある保守派論者の言を紹介した、こんな一節。

 この人はドイツの外国人問題に言及し、「前車の轍を踏むなかれ」と、日本の労働開国に反対してきた。保守派の現実感覚には(アタマの固い右翼や左翼とはちがって)聞くべきものがあるが、わたしはこの人の次のような発言が忘れられない。戦前の日本には朝鮮半島の出身者や中国人がごろごろいたのは、ほんの近過去のことだと指摘して、日本にアジアからの移民労働者がどっと入ってくると「日本人は差別と抑圧の蜜の味を、あっというまに思い出すであろう」とつけくわえたのだ。

 あまりのリアリティにわたしはぞくり、とした。そういえば「みんな中流」の大衆社会など、せいぜいここ数十年の経験。使用人を使い慣れない日本人の「中流感覚」など、人権意識でもなんでもない。こんなもの、時代が変わればかんたんにふっとんでしまうだろう。

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[ 2008/12/14 16:27 ] 四方山話 | TB(1) | CM(0)












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