(某所の毒にあたって追記終了が遅れたけど、とりあえず追記済み@6/14、これに伴ってエントリ日付も6/12 12:30から6/14 12:30)。
2008/02/02付のエントリ;『各国政府によって出された公式謝罪の数々』に、
ゴンベイ様より『カナダが再び公式謝罪?』と題してお知らせいただいた情報。
上記エントリでは1998年にカナダがネイティブアメリカンやイヌイットの皆様に公式謝罪していたはずではあるのに、Stephen Harperカナダ首相
(*)が6月11日に公式謝罪をしたとのこと。
ゴンベイ様よりお知らせいただいたURLは以下の通り。
guardian.co.uk, UK - PM to apologise for Canada's treatment of native Americans
Bloomberg - Harper Apologizes for Abuse of Canada's Aboriginals
Globe and Mail, Canada - Canada apologizes
Xinhua, China - Canadian PM delivers official apology for native residential ...
National Post, Canada - Residential schools ‘a sad chapter in our history,’ Harper tells ...
そして、ざっと検索しただけでも、ぞろぞろ報道が続いているので、ちょっと情報収集の後、このエントリは書き直し予定(^^;
(以下、追記6/13分)
もちろん期待していたが(笑)、おこじょさんがThe New York Timesの報道で紹介してくださっていた。
『
おこじょの日記』さんの『
先住民に謝罪する、ハーパー首相』
カナダ政府の情報と、「首相の演説に応えた、先住民代表のフィル・フォンテーヌ氏の演説」のリンクもあり。
(以下、追記6/14分)
謝罪の概要と、1998年にあったはずの謝罪との違いに重点を置いて報道をいくつか読んでみました。
以下、オタワ発のLos Angeles TimesでJune 12, 2008付、
『
Canada's native people get a formal apology (カナダ先住民は公式謝罪を得た)』から、下手な訳で保存。
カナダのステファン・ハーパー首相はこの水曜に、1世紀の間、寄宿学校での強制同化の期間に発生した身体的な虐待と文化的な破壊を認め、「我々の国の歴史における悲しみの章」を、国内の先住民族に謝罪した。「今日、我々はこの同化政策が間違っており、重大な被害を引き起こし、我々の国になんの価値もなかったことを認める」との彼の言明は拍手で迎えられた。
先住民の指導者と元寄宿学校の生徒達、11人は、下院でハーパー首相の前に輪になって座り、その内の幾人かは政府の最初の公式謝罪を送られたときに涙した。期待で満たされた議場で、ハーパーは慎重に練られたスピーチを読み上げながら、子ども達を両親やその文化から引き離したことや、生徒達を虐待に晒したこと、何世代にわたる問題の種をまいた事への許しを求め、頭を下げた。
1世紀以上、およそ15万人のカナダ先住民の子ども達が、市民化やキリスト教化のために、政府や教会によって経営された学校に送られた。先住民の継承された表現は禁じられた。多くの子ども達が、性的な、あるいは身体的な虐待に苦しみ、伝統的でも文化的な主流でもない育てられ方をし、家族や共同体からの結びつきを解かれた。
「『インディアン寄宿学校』政策は完全に間違っており、その政策は先住民族の文化・伝統・言語を破壊する結果をもたらしたと、今では政府は認識している」とハーパー首相は述べた。この謝罪は、カナダの歴史の暗黒の章を是正し、和解して前進する機会として、政府によって広告された。
しかし、画期的な声明の前の数時間は、先住民の指導者が、内容や許し難い怒りについて十分に相談されたかどうかが下院で議論された。ハーパー首相のスピーチの直前、野党党首は、先住民族代表たちが返答できるように議場に入れるよう導いた。
羽根飾りを纏ったチーフ・フィル・フォンテインは「testifies nothing less than the accomplishment of the impossible (ここ訳せないのでそのままで白字(^^;)」と宣言する為に起立した。彼は、1990年に虐待の体験を公開して謝罪を推進した最初の人物の一人だ。「我々に続く世代のために、我々は今日、証人となる。。。この下院は、もう決して、我々を正しい人間とする為の問題としてインディアン問題を考えないだろう。」見守る部族のメンバーが励ましのドラムを打つのに応じて、彼は述べた。「ついに、我々はカナダが謝罪するのを聞いた。」
広く呼びかけられた元児童達である生存者の何人かは、謝罪は単に、先住民族からの圧力による渋々のもので、実際に行われることもそんな程度だろうと述べていた。しかし、この謝罪は、これに先だって同化政策がもたらした害とその責任を限定しようとした政府のための、意義ある段階であると広く認められている。
1980年代後半から1990年代に、いくつもの教会が謝罪を表明した。そして、1998年には政府のインディアン・北部問題大臣が和解の声明を出した。2006年に決着した訴訟は19億ドルの補償基金を設立し、6月1日には独立した真実と和解の委員会が発足した。
しかし、水曜日のは、政府による最初の公式な、強制同化問題に対する責任を引き受け後悔を表明する声明だ。
(後略)
LATの記事は、掲載された画像も気に入ったのでスクリーンショットを保存。
(クリックで別窓にて原寸大表示)もう一件、TheSpec.comの2008年6月12日付で、
『
Broken lives, healing words (壊された生活、癒す言葉)』から、下手な訳付きで一部のみ保存。
Some Canadians might argue it was enough that in 1998, Liberal Indian Affairs Minister Jane Stewart offered a "statement of reconciliation" recognizing past mistakes and injustices. That was certainly a worthwhile effort but it does not carry the moral authority of an official apology from the head of government, representing the collective expression of a nation's acceptance of responsibility.
カナダ人の内の何人かは、自由党のインディアン問題大臣であるジェイン・スチュワートが、1998年に、過去の失策と不正義を認識した「和解の声明」を提示したことで充分だと考えるかもしれない。たしかに、それは意義ある努力であったけれども、それは政府の首脳による公式な謝罪としての道徳的な権限をもたず、国家の責任を受容する集合的な表現だった。
…という訳で、1998年のは、謝罪としては曖昧な位置づけにあったようでした。
* コメント欄にて「カナダ大統領」と誤記載していたことをご指摘いただき、修正しました。
ご指摘ありがとうございました。