なんでも、東京の築地にある中央卸売市場を2013年3月には豊洲に移転して、築地の市場跡地を誘致したオリンピックのメディアセンターにするとかいう話と、その移転予定地の豊洲はやばいという話を「
かめ!」道場で、以前、目にしていた。やばいというのは、2007年8月に実施された豊洲の市場予定地の調査で、一部の土壌から環境基準濃度の1600倍のベンゼンが、一部の地下水からも環境基準濃度の1000倍のベンゼンが検出されていたらしい。
そして、それを受けて実施された詳細調査の結果が出た、という報道を見かけた。
詳細調査の結果は…
都が今年2月以降に再調査した約4200カ所の3割の地点から、環境基準を超えるシアン化合物などの有害物質が検出されたことが16日、分かった。
とか、
調査地点を増やして調べた結果、より高い比率で、基準を上回るベンゼン(4万3000倍)やシアン化合物(860倍)のほかヒ素や鉛が検出された。
とか、
予定地の安全を確保するため、都が土壌の入れ替えや地下水の浄化処理などにかかる費用を試算した結果、当初予定していた670億円のほぼ倍額の約1300億円に上った。
という話だ(呆)。
そして、
この調査の結果は、5月19日に開く「豊洲新市場予定地における土壌汚染対策等に関する専門家会議」(座長:和歌山大学システム工学部の平田健正学部長)で一般にも公開する。
のだそうな。
ちなみに、
イシハラトチジは16日の定例会見で、
(略)
この豊洲新市場予定地における土壌・地下水調査の結果ですが、これがものすごくショッキングなデータが報告されまして、今年の2月から豊洲新市場予定地で実施してきました。えー4122カ所、これはあのちなみにですね、10メートル平方のメッシュでやってるわけですけども、その詳細調査において、既に一部報道されましたように、敷地の一部、これはあくまでも1カ所ですね、1ポイントでありますけども、環境基準の4万3000倍という高濃度のベンゼンが土壌から検出されました。しかしその、敷地全体までこういう高濃度の物質で汚染されているわけではありません。
その濃度は1箇所であっても、調査地点の約3割から、環境基準を超える有害物質が検出されたという報道が出ているのである。
そしてさらにイシハラトチジは(略)専門家会議では、この調査結果を基に、生鮮食品を扱う市場用地としての対策を検討してもらい、7月に提言をとりまとめる予定であります。また対策については、全く新しい発想や技術の可能性も広く考えていく必要があると思います。いわゆるその土木工学の中にはですね、既存の方法論だけではなくて、新しい技術の開発も兼ね合わせたですね、もっと費用のかからないしかし効果の高い、そういう技術があるかもしれないということで、そういうものを模索していきたいと思ってます
(イシハラトチジの会見における強調は引用者による)…現状の技術では、汚染除去が無理との前提の発言に見えるのは気のせいだろうか。
という訳で。
個人的に、
中央卸売市場築地市場の豊洲移転に反対します。今日、開かれているはずの専門家会議の報道を見つけたら
追記、、、できればいいな。
20日付のエントリにて報道をメモ。
ネタもと;
日経BP 2008年5月13日 10時41分『
東京・豊洲の新市場予定地で土壌から基準濃度の4万3000倍のベンゼン』
日経NET 2008年5月17日『
築地市場移転有害物質汚染、予定地の3割で基準値超す』
読売新聞 2008年5月16日14時31分『
「築地」移転3年遅れに、豊洲の汚染対策で…五輪招致に影』