報道を見つけて魚拓を撮っておいたものの、
Apemanさんのはてな別館で取り上げられているのでスルーしようかと思ったが、どうにも不思議に感じてしまうことがあるので、遅ればせではあるがエントリにあげておこう。どうして?と書いておいたら、誰か教えてくれるかも(^^;
私が見つけた報道は、テレビユー福島(中部日本放送) 2008年4月14日付の
「
映画「南京の真実」、国会内で試写会」
(以下、強調は引用者による、改行も少し調整) ドキュメンタリー映画「靖国」の上映中止が相次ぐ中、今度は、旧日本軍による南京大虐殺は“ねつ造”だったとする映画の国会議員向け試写会が行われました。その会場となったのは衆議院の講堂でした。(略)
この映画は、南京大虐殺の責任を問われ処刑された南京攻略戦の司令官・松井石根大将にスポットを当て、「南京大虐殺はねつ造だった」と強く訴えています。
「南京事件と言われるものは通常の戦争であると。それ以上でも、それ以下でもないと。30万人の大虐殺とか婦女子に対する暴行とか、そんなことは全くなかったんだと。日本の軍隊、軍人は立派な戦いをしたんだと」(呼びかけ人代表 自民党・中山成彬 元文科相)
14日夜、国会内の衆議院の講堂で開かれた試写会には、自民党、民主党の保守系議員16人が参加しました。
「私も前からいろいろ調べていましたから、それをちゃんと忠実に映画にしてたなという感想を持ちました」(平沼赳夫 衆院議員)
会場には、ドキュメンタリー映画「靖国」の事前上映を求めた稲田朋美衆院議員の姿もありました。
引用中断。「南京の真実」に関する言及箇所は以上。
私はこのネットで拾えるテキストによる報道を見ているだけなので、もしかしたらテレビニュースでは言及されていたのかもしれないとは思う。しかし、これがテキスト起こしされてネットで公開される報道において、あっさりスルーされるのって不思議に思える。この情報はMBS毎日放送(Googleキャッシュで確認済み)や、TBSのサイト(Apemanさんのブログに魚拓リンク有り)でも見ることが出来るが、内容は同じ。
この人達、どういう名目で国会内で映画見てるんだ? 映画「靖国」の場合は、一応(その理由の是非はともかくとして)文化庁助成金の妥当性を判断するという名目を付けてのことだった。一方、『南京の真実』の方は注目度が低いのか、ネットで検索してみても国会内上映会の理由づけに関する情報が見当たらない。
…そんなに、国会議員が衆議院講堂で映画を見る事って日常茶飯事なんだろうか?
でも、国会議員の仕事が映画鑑賞だとはちょっと思えないんだが。
まさか、勉強会とか言い出さないだろうなぁ。映画で歴史勉強されても。。。
なんで、この人達、国会会期中(だったよね)に映画鑑賞しているんだろう???
暇だから良しという問題でもないような??
うーん、わからない。
ボーガスニュースさんのネタには、これは含まれていないのかもしれないが。
ご存じの方がいらっしゃいましたら、試写会上映の
言い訳理由をご教授下さいませ。
ついでに、参加者16人の内訳を知りたかったので検索しましたが、これも解りませんでした(^^;
でも、「自民党、民主党」なのだけは報道されていた、と。
そして、引用の続き。
この「南京の真実」試写会出席議員からは、『映画「靖国」について、「内容が偏向している」などと批判の声もあが』ったそうで、その他には
「(映画『靖国』は)結論から言えば、全くド素人が作った興味本位の映画としか思えなかった」(自民党 島村宜伸 衆院議員)
…このインタビューをした人には、是非とも島村議員に、ド素人が興味本位で作ったとしか思えない映画に目くじら立てて、出演した刀匠に直接コンタクトをとるような議員に関する見解を訊いていただきたかったです。
同じ報道から、映画「靖国」に関する箇所をもう少し引用。
日弁連などは、一般公開を前に映画「靖国」の試写会を独自に開催すると発表。表現の自由が脅かされていることに懸念を表明しました。
「(日教組に会場を貸さなかった)プリンスホテルの事件もそうだし、映画『靖国』の上映中止もそうですけど、とにかく世の中全体が何となく浮き足立っている。自由が制限されるのはやむを得ないんじゃないかと、こういう雰囲気がまん延していると思います」
ついでに、2008年4月16日(水)「しんぶん赤旗」より、
「
「靖国」上映中止 メディア、懸念相次ぐ 「表現の自由にとって深刻」」
(すみません、公開当初、この報道タイトル間違ってました)(略)
上映中止の動きに対し、日本新聞協会が「看過できない」との談話を出し、日本民間放送連盟も「強い懸念」を表明しました。全国紙五紙も社説を出し、「言論や表現の自由にとって極めて深刻」(「朝日」二日付)などと書きました。テレビでも「サンデープロジェクト」、「ニュース23」などの報道番組が特集しました。公開前の試写を文化庁を通じて要求し、圧力をかけた自民党の稲田朋美衆院議員(「靖国」派の議員連盟・伝統と創造の会会長)を名指しして、「世の中は、この人たちが弾圧してつぶしたと思っている」(田原総一朗氏)などと指摘しました。(略)
今回の「靖国」上映中止問題は、同氏が今年二月、映画「靖国」を「『百人斬り』の新聞記事や真偽不明の南京事件の写真を使って、反日映画になっているよう」(「伝統と創造の会」会長通信)だと行動に出たのが発端でした。自民党の有村治子、水落敏栄の両参院議員も国会質問で圧力をかけました。
予想外の広がり
これまで南京事件に関する映画などは、虐殺を否定する勢力の執ような攻撃を受けてきました。(略)
しかし、どちらの事件もメディアの反応は鈍く、抗議の声は大きくは広がりませんでした。
今回の上映中止に抗議声明を出した映画演劇労働組合連合会の高橋邦夫委員長は「これだけ反撃が広がったのは、正直いって驚きです。『靖国』派にとっても予想外だったのではないか」といいます。(略)「これまでの、表現の自由への圧力に抗議が広がらない社会の雰囲気が映画館を委縮させてきた。流れを変え、さらなる上映つぶしの攻撃を許さないためにも、表現の自由擁護の声をいっそう広げるのが重要」と話しています。