1,MSN産経ニュース 2008.1.5 10:07より
「
南京に抗日航空記念館 新たな反日教育の拠点に」
(以下、強調などは引用者による、以降も同じく) 新華社電によると、南京市は5日までに、抗日戦争中に戦死した国民党や旧ソ連、米軍などのパイロットを記念する「南京抗日航空記念館」を建設すると発表した。今年4月に着工する。同市では旧日本軍の南京占領から70周年の先月13日、大幅拡張した「南京大虐殺記念館」が再オープンしたばかり。新たな抗日記念館建設で、反日教育の強化が懸念される。
(中略)
南京市政府は、すでに建設されている南京航空烈士共同墓地、同記念碑と合わせて「南京抗日航空烈士の国際的な聖地にする」と説明。
(中略)
新記念館は大虐殺記念館とともに、愛国主義教育の拠点となるとみられる。
…この手の知識の絶対量が足りないわたくしですが。。。なんだか、これってもしかしてギャグなのだろうかという気がしきりとしまして困っております(^^;
2,渡海紀三朗・
文部科学大臣による平成二十年・年頭の所感より
(新しい教育基本法を踏まえた教育再生の推進)
昨年は、教育三法の成立をはじめ、新しい教育基本法の理念を踏まえた諸改革が名実ともにスタートしました。本年は、引き続き関係法制の整備を進めるとともに、教育施策の総合的・計画的な推進を図るため、改正教育基本法に定められた教育振興基本計画を策定し、教育再生の道筋を明確にします。
(教員の資質・能力の向上)
(略)千人の純増を含む教職員定数の改善、外部人材の活用、事務の外部化等を通じた学校現場の負担軽減によって教員の子どもと向き合う時間を拡充するとともに、部活動手当等の拡充、副校長・主幹教諭等の新たな職の処遇等を通じ、メリハリある教員給与体系を構築し、優れた教員の確保に取り組みます。(後略)
(確かな学力、豊かな心、健やかな体の育成)
(略)
(特別支援教育、幼児教育の振興等)
(略)
(安全・安心な教育環境の整備)
(略)
(学校・家庭・地域の連携等)
真の教育再生は、信頼される学校づくりと家庭・地域の教育力の向上とが相まってはじめて達成されるものです。(中略)
なお、教科書検定については、教科用図書検定調査審議会における審議の透明性の向上などについてのご指摘を踏まえ、教科書の内容がより充実したものになるよう、手続きの改善方策を検討します。
(大学改革の推進)
「知識基盤社会」における大学の役割は、豊かな教養と専門的知識を備えた人材を養成するとともに、優れた研究により「知」の創造と発展を図り、社会に貢献することです。
各大学がこのような役割を十分に果たせるよう、国立大学法人運営費交付金や私学助成などの基盤的経費を措置するとともに、国公私立大学を通じた競争的な環境を整え、世界最高水準の教育研究拠点の形成、地域振興の核となる大学間の戦略的な連携強化、大学教育の質の向上、高度専門職業人の養成、産学連携等を通じた人材養成など、各大学が持つ多様な機能に応じた支援を行います。また、留学生交流の拡充、国際的な大学間の相互連携などを推進するとともに、奨学金の拡充など学生への支援に精力的に取り組みます。
さらに、へき地や小児科、産科などの診療科における医師不足の深刻化を踏まえ、地域医療を担うこれらの医師の養成・確保に全力で取り組みます。
(科学技術・学術の振興)
科学技術・学術は我が国が豊かに発展していくための原動力であり、その振興が不可欠です。昨年も、ヒト人工多能性幹細胞の樹立や、月表面のハイビジョン映像を撮影した月周回衛星「かぐや」の打上げなど世界に誇れる成果が上がりました。特に、ヒト人工多能性幹細胞に関する研究は再生医療の実現に向け極めて重要であり、早急にオールジャパンの推進体制を構築してまいります。
科学技術創造立国として、我が国がこのような成果を今後とも生み育てるためにも、大学や研究機関、産業界、地方、国が各々の能力を最大限に発揮し、一体となってイノベーションを創出・促進しうる環境の醸成が重要です。
このため、世界をリードする優秀な人材を養成・確保し、その能力が十分に発揮されるよう、若手や女性、外国人など多様な人材が活躍できる研究環境の整備などに努めます。また、国立大学や研究機関等の先端研究施設の整備充実や共同利用の促進、科学研究費補助金など競争的資金の拡充、世界最高水準の研究拠点の整備に努めます。そして、独創的・先端的な基礎研究から生まれたイノベーションの種を実らせる仕組みを強化すべく、産学官連携の強化や地域の活性化にも資する知的クラスターの創成等に努めます。また、不合理な重複や過度の集中を排除し、研究費を効果的に配分するため、府省共通研究開発管理システム(e- Rad)を本年一月から前倒しして運用します。(後略)
(スポーツ・文化の振興)
(略)
さらに、新しい時代に対応した著作権施策を推進するとともに、国語の正しい理解が進むよう努めます。
(後略)
…はぁ。「ヒト人工多能性幹細胞」って、あれですよね。
山中伸弥先生のiPS細胞。・・・・・では、
おこじょさんの2007-11-21 付のエントリを引用させていただいて、メモっておこう。
日本の幹細胞研究に対する政府の態度には2つ大きな問題がある。まず、一つの幹細胞に関する実験のたびに500ページもの書類3部を提出しなければならない。これを書くのに1カ月、さらに政府の審査に1カ月、これでは英国のライバルがその間10回以上実験できてしまう。本気で競争しようと思ったら、研究者を一人首にして代わりに事務員を2人雇わなければならない。だからほかの研究者が、公務員仕事の代わりに実験に集中できるよう、幹細胞を人工的に作る方法を見つけたんだ。
それから日本の厚生省の気の変わりやすさ。長期研究を短い期間に押し込めたり、十分な資金を与えずに放置したり。問題は、事務官の長が3年ごとに変わることだ。新しい人が来るたびに、科学研究に足跡を残そうと新しい予算を立ち上げるが、科学的な根拠はなく思い付きだけで、すでにある研究プロジェクト(どんなに成功していても)から予算を奪ってしまう。基本的に、3年でプロジェクトが完成できなければ、あきらめろということだ。(後略)
批判の対象が厚生省、年頭の所感は文科省だから問題なしって思う人は、まさかいないよね。