(初出9/27のエントリーを整理・加筆して、29日付に修正)8/15の燃料費大幅値上げに対して市民から抗議行動を受けているミャンマー軍事政権は、9/26にデモの武力弾圧に踏み切り、報道関係の外国人(日本人)を含む多数の死者を出す事態に至っています。
この暴挙に対する抗議の意志を、こちらの署名で伝えることができるそうです(詩音さんによる
村野瀬玲奈さんのブログコメント欄への情報提供です)。
"AVAAZ.ORG THE WORLD IN ACTION"による、
Stand with the Burmese Protesters(ミャンマーの人々と共に抗議に立ち上がろう!〈このタイトルおよび本文の日本語訳は
Stiffmuscleさんに
提供していただきました〉)
上記署名サイトの説明文;
After decades of military dictatorship, the people of Burma are rising – and they need our help. Marches begun by monks and nuns have snowballed, bringing hundreds of thousands to the streets. Now the crackdown has begun...
(何十年間も軍事独裁政権が続く中、今、ミャンマーの人々は立ち上ろうとしています。そして、彼らにはわたしたちの助けが必要です。僧侶や尼僧が始めた抗議の行進は雪ダルマ式にその数を増し、何十万の人々が街頭に集まってきました。すでに弾圧が始まっています。)
When the Burmese last marched in 1988, the military massacred thousands. But if the world stands up and supports their struggle, this time they could succeed. We'll send our petition to United Nations Security Council members (including the dictatorship's main backer China) and to media at the UN, while also alerting the Burmese to our support:
(1998の前回のデモ行進では、数千人のミャンマー国民が軍によって虐殺されました。しかし、世界が彼らの戦いに賛同し支援すれば、今回は実を結ぶかもしれないのです。わたちたちは、請願書を国連安全保障委員会のメンバー国(ミャンマー軍事政権の後ろだてである中国も含む)と国連にいるメディアに送ります。もちろん、ミャンマーの人々にも送りわたしたちの支持を伝えます。)
28日正午で154,737、29日正午現在で209,672の署名が集まっています。
署名後に、この様な、もっと呼びかけて!というメッセージが示されますので、ここにも転載しておきます。
Hello, I thought you should know about this:
Burma is ruled by one of the most brutal military dictatorships in the world. For decades the Burmese regime has fought off pressure--imprisoning elected leader Aung San Suu Kyi and democracy activists, wiping out thousands of villages, imposing forced labour, creating refugees-
But last Tuesday Buddhist monks and nuns, revered in Burma, began marching and chanting prayers. The protests spread as hundreds of thousands of ordinary people and public figures joined in, finding the hope they’d lost. Now they’re facing crackdown – so please, show your solidarity to this movement towards reconciliation and democracy and sign the emergency petition supporting the Burmese people -- it'll be delivered to United Nations Security Council members and international media all week:
http://www.avaaz.org/en/stand_with_burma/tf.php?CLICK_TF_TRACK
In the past, Burma's military rulers have massacred the demonstrators and crushed democracy. The world must stand with the Burmese people at this time, to show the military rulers that the world will not tolerate repression and violence.
Right now, global leaders are gathering in New York for the annual United Nations summit. In speeches, press interviews but also in real actions, we need them to show Burma's military junta that the global community is willing to act in solidarity with the protesters.
Show your solidarity to this movement for peace and democracy and sign the emergency petition supporting the Burmese people. It'll be delivered to UN Security Council members and the UN press corps all week:
http://www.avaaz.org/en/stand_with_burma/tf.php?CLICK_TF_TRACK
Thank you for your help!
さらに、
詩音さんが提供下さった追加情報はこちら。また、
上記署名サイトが日本語化されたものも開設されていましたので、リンク追加しておきます(via
「薫のハムニダ日記」さん)。
27日の状況;共同通信「
僧侶ら200人以上拘束 ミャンマー軍政、2僧院急襲」より
大規模な反政府デモが続くミャンマーで、軍事政権当局は27日朝(日本時間同午前)、最大都市ヤンゴン市内の2つの僧院を急襲、ロイター通信によると、少なくとも僧侶ら200人が拘束され、北東部の複数の僧院でも多数が拘束された。ヤンゴン西部の複数の僧院にも治安部隊が突入、僧院を破壊して物品を押収したとの情報もある。
AP通信は、最大野党、国民民主連盟(NLD)のスポークスマンを含むメンバーが拘束されたとの情報を伝えており、事態収拾を図るため、民主化勢力への弾圧も強めているもようだ。
26日には、デモ隊への実力行使で僧侶を含む5人が死亡したとの情報に加え、200−300人の拘束も伝えられていた。国際社会が猛反発する中、軍政当局は国民の尊敬を集める僧侶への弾圧を本格化。同国の混乱の深まりは避けられない見通しだ。
この時点で日本人カメラマン負傷の報道もあり、また、倒れている人を治安部隊が連れて行っていることから犠牲者はそんな数じゃないのではというような報道もあったと思ってたら、
ビルマ情報ネットワークの27日付レポートによるとによると
目撃者の証言によれば、27日の死者は200人以上、逮捕者は700人以上と推測される。これは軍政の公式発表を遙かに上回る数字である。
▽深夜の僧院襲撃 700以上の仏教僧が逮捕
(略)27日深夜、治安部隊がヤンゴン、マンダレー、パコック、シットウェ、モンユワその他の都市の主要な僧院を襲撃した。(中略)僧院10数カ所が襲われたことが確認された。(中略)捜索に抗議する人々を銃撃し、怒鳴り、殴りつけ、中を無茶苦茶にして、備品や個人の持ち物をすべて持ち去った。襲撃の際に多くの仏教僧が殺され、多数が重傷を負った。ヤンゴンだけで昨晩、700以上の仏教僧が逮捕された。
▽ングェチャーヤン僧院での襲撃の様子
(略)投石で応戦する僧侶がいたが、殺人の訓練を受けている兵士の残虐な攻撃には抵抗できなかった。兵士側は僧侶を狙って何発か発砲した。近隣の住民は皆、銃声や怒鳴り声、叫び声を聞いたという。
午前2時、兵士は逮捕した200の僧侶を連行して僧院を後にした。(中略)28日朝、証言者が僧院に行くと、そこら中に血が飛び散っていて、建物がすべて破壊されていた。僧侶たちによれば、僧院長のほか僧侶3人が銃撃と暴行によって死亡した。兵士は遺体を持ち去ったという。僧院内には、ひどくショックを受け、重傷を負った僧侶約50人が残っており、住民が手当にあたっていた。
しかし兵士が午前10時30分に再び現れ、僧侶をすべて拘束した。(中略)ヤンゴン市内だけで少なくとも700の僧侶が兵士から激しい暴行を受けたり、逮捕されたりしている。
▽ラングーン総合病院に遺体100体以上搬入
(略)平和的な抗議行動をしていたデモ隊の計数百人が兵士によって殺害された。ラングーン総合病院には、27日だけで遺体100体以上が運ばれている。
(略)
▽長井氏以外にも外国人の死者が?
死者の一人は、APF通信が契約した日本人カメラマン・長井健司氏(50)だった。消息筋によれば、このほかにドイツ人1人が銃撃を受けて死亡し、アメリカ人1人が負傷した。
(後略)
また、共同通信28日「
中日新聞通報員を連行 ミャンマー軍政」によると
ミャンマーのヤンゴンからの情報によると、中日新聞(東京新聞)のヤンゴン通報員の男性が28日未明、「事情聴取」を理由に内務省当局者に連行された。男性は同日正午前になっても帰宅していない。
28日午前零時55分ごろ、内務省当局者を名乗る人物6人が自宅を訪れて連行。その際に携帯電話を押収したという。
あるいは、asahi.com29日づけ「
高村外相 ミャンマー外相に抗議 ミャンマーは陳謝」でも言及されているとおり(同様の記述は産経新聞でも確認)
(略)
長井さんの死亡に関し、高村氏はニャン・ウィン氏に「至近距離から射殺されている。決して流れ弾ではない。真相解明を強く求める」と述べ、治安当局が意図的に殺害したとの見方を示した。そのうえで、邦人の安全確保やデモへの平和的解決、民主化プロセスの進展を求めた。
これに対し、ニャン・ウィン氏は射殺については肯定も否定もせず、「このデモは国連総会の時期を狙った、外国の人たちによって組織されたものだ」と述べたが、高村氏は「ミャンマー人の間に不満が充満していなければこれだけのことは起きない」と反論した。(後略)
大変だ…でも、情報がもたらされるだけマシな面もあるのかと思っていたら。一目で外国人とわかるカメラを掲げた人物を至近距離の正面から撃った訳か。
今回の弾圧も、ヤンゴンのお坊さんに対する敬愛の薄い、地方から集めた兵士を差し向けているという話もどこかで見たし。…犠牲になった方を悼みつつ、どうか一刻も早い平和とビルマの人達の望む民主主義の実現を願ってます。
その他情報をメモ;
・
ビルマ情報ネットワークによる、
ビルマ問題入門、および
最新情報。
・
アムネスティによる良心の囚人解放署名。