The FACTS意見広告ちょっと前からの、アメリカ下院の「慰安婦」問題非難決議案の賛同者増加具合はこんな感じでした。
2007/6/12、同日付にて「AFP社加盟のフランスの全主要メディア二百数十社および主要組織約二千社あて」に「日本の文化人宣言」として、
「南京事件なかった」の意見広告だか宣言。
6/12付けにて、アメリカ下院の「慰安婦」問題非難決議案の共同提案者が5名増加して、合計135名になる。
6/14、自爆史観派の、議員44名及びいわゆる知識人14名らによる、
「事実」と題した意見広告がワシントンポストに掲載される。
6/14付け、共同提案者が5名増加、合計140名
6/19付け、共同提案者が2名増加、合計142名
6/21付け、共同提案者に、外交委員会のラントス委員長を含む3名増加、合計145名
6/22、加藤良三駐米大使が、米国議会下院のナンシー・ペロシ議長ら議員数人に対し慰安婦決議案への反対を改めて訴え、もし下院本会議で採択されれば『ほぼ間違いなく日米両国間の深い友好、緊密な信頼、そして広範囲の協力に長期の有害な効果を及ぼす』と警告し、「日米間の協力の具体例」としてイラクの安定化や復興をめぐる日本の米国への協力を指摘する
書簡を送った。
6/25付け、共同提案者が1名増加、合計146名
6/26、非難決議が若干の修正を入れられた上で、
下院外交委にて可決。
6/26付け、共同提案者が3名増加、合計149名
6/27付け、共同提案者が2名増加、合計151名
6/29、自民党有志による「日本の前途と歴史教育を考える議員の会」が、29日の午前中に総会を開き、アメリカ下院議長と外交委員会・委員長に、
下院本会議での採択を見送るように声明を送付することに決めた報道される。
7/06、中川昭一自民政調会長が、「外国なんか、うそでも誇りを持って(話を)する。(日本政府が)真実と思われるものを封じ込めているのは納得できない」と述べつつ、
河野談話を『自虐的考え方』として批判したことが報道される。
7/10付け、共同提案者が2名増加、合計153名
7/11付け、共同提案者が2名増加、合計155名
7/12、「慰安婦問題の歴史的真実を求める」いろいろな人達の4つの会代表の水島総氏と、賛同人(国会議員12人、地方自治体首長2人、地方議員128人、文化人・ジャーナリスト75人)による
抗議書がアメリカ大使館に提出される。翌日、アメリカ下院議員全員に同内容の書簡を送付したらしい。
7/12付け、共同提案者が1名増加、合計156名
7/16付け、共同提案者が4名増加、合計160名
7/19付け、共同提案者が2名増加、合計162名
なお、上記の共同提案者数の元情報である
thomas.govのリストには反映されていませんが、それよりは
アップデートの早いこちらのリストだと、7/20分の増加も含め166人に達しています。
…どうやら、チャンネル桜と地方議員たちの抗議書は効果的だったようです。
そして、以下は、コメント欄にて教えていただいた、抗議書手渡し時の記者会見をテキスト化したものです。
YouTubeにアップロードされていた
「『慰安婦決議』 抗議書提出と記者会見」という動画からで、発言の強調は引用者によるものです。
まず、路上の画面。東京都日野市の渡辺眞市議という人物が写り、「
必ずメッセージの内容はワシントンに伝えるといった意味のことを言ってもらった」「日米の同盟というのの重要性は一番大事なので私たちも勉強するということを言っていた」「誠心誠意受け取ってもらったと思う」と言ったことを、嬉しそうな顔で語る。
続いて同じく路上の画面。東京都中央区の二瓶文隆区議なる人物が「地方議員だからこそできたことがあると思う」「これからも地方議員として取り組む」と述べる。
画面が切り替わり、記者会見会場。正面の「記者会見する側」には7名座っている。
まず、水島氏が「抗議書を作って、もう一度歴史的な認識を改めてもらうために検討してもらいたい、決議を撤回してもらいたい」「一つの決議書を送付することにした」と語る。ここで、自分たちの出したものを決議書と呼んでいたのは原文まま。
地方議員の代表発起人としてテロップの出ている松浦芳子という人物が、アメリカ大使館に行って手渡してきた、「128人の賛同議員の名簿と英語の抗議文をもって伺った」「二等書記官のメアリーウィルソンという方が受け取った」「必ずワシントン政府に渡しますと言ってもらった」「私たちは
日本とアメリカを分断しようとしている人達がいるのは存じているが、日本人として正しいこと、言うべきことを言わないといけないという思いで、地方議員を集めましたと申し上げたら、
よく解りましたと受けていただきました」
(…メアリーウィルソンさん発言の「よく解りました」のが何に「よく解った」のか、思わず考え込んでしまいますね)次に、新潟県柏崎市議会 三井田孝欧とテロップのついた人物が(今時点でみると、地名に感慨深いものが…)、「
どういった勢力が日米を分断しようとしているかについて、明確なご発言はありませんでした。ただ、
日本とアメリカのパートナーシップとアライアンスにひびを入れようとするのが誰であるのか、解っているつもりですときちんとおっしゃっていただいたので安心しました。」
(…日米関係にひびを入れようとするのが誰であるのか、解っているのだそうです)さらに、静岡県函南町議会議員 植松和子とテロップのついた人物が、「歴史を曲げてしまうことの無いように、闘ってくれた英霊の人達の思いをしっかりもってお届けしました」「私は英語はわからないが思いは届けた」
そして、問題の、渡辺昇一氏「講和条約をくり返すんじゃ、アメリカの議会も日本のヤクザ以下ではあるまいかということですね。もしもアメリカが
そんなことを人道問題でくり返すんなら、東京を初めとする無差別爆撃はなんだったんですか、原爆はなんですか。あれは最初から
普通の人をころすための爆撃ですよ。ホロコーストですよ。ホロコーストというのは焼き尽くすという意味ですね。ホロコーストを目標にしたものなんですよ。その人道問題に比べれば、売春、戦場における
売春の問題は、まず商行為である。話にも何もならないほどの次元の違った問題なんですよ。」
(トラック発言は、このダイジェスト版では確認できませんでしたが、、、それにしても酷い。「そんなこと」なんて言ってしまっている上、ホロコーストのからみも、非常にまずくないですか? そして、「普通の人」に対比しているのは、この文脈だと「売春婦」になってしまいますね。)さらに、日本財団特別顧問 日下公人とテロップの出ている人物が、「強制連行で連れて行かれたっていうのは、そういう女性を集めて歩く
韓国人の業者に連れて行かれたんですよね。そしていった先で、さぁここで客を取れといわれた。強制したのはその人ですよね。そしてその人は、オヤジに金を貸してあるんだから返せと、甲斐性があったらまた村に返してやる。と言う事でありまして、これを奴隷を言っていいのかどうか、少なくとも英語でスレイブといってはいけないんですよ。」
(ここで、「韓国人の」と発言しているのが、微妙に示唆的な気が…)そして、ノンフィクション作家のクライン孝子氏が、「朝鮮半島や中国から言われてますけどそれを反論できるようになったこの下地が今できた。そんな感じがしてなりません。・・戦争なんて半分半分なんですから、どっちにも理由がある。それをあたしたちも言えるようになった。それがこの従軍慰安婦問題がきっかけになっている気がして、
大変嬉しく思っています。」
(何がどう嬉しいのか理解不能…。お花畑だ…。)最後に水島氏が、「この従軍慰安婦問題も、政治的な意図の元にこういう形が進められているという事であります。これは
右とか左とかイデオロギーということではなく、
事実をしっかり検証していただきたいというのが私たちの目的です。」
(この人の言うところの事実ってなんだろう?)もはや、総括的に論評する気にもなりませんが、晒しておきます。