なぜかSankeiWEBでは拾えないが、ニュース:イザ!7/12 06:00付けによると「
慰安婦決議案で米上院に反対声明 イノウエ議員」という報道にて、ハワイ州選出の上院議員である、民主党のダニエル・イノウエ氏が、アメリカ下院の「慰安婦」非難決議案に反対する声明を9日付で上院に提出し、(イノウエ議員自身が上院本会議場で読み上げることはなかったが)議事録として残されたそうである。
「イノウエ議員は
旧日本軍が慰安婦に対してとった行動は『決して正当化できない』と批判しながらも、6人の日本の首相が謝罪の声明を出したことなどに言及。4月に訪米した安倍晋三首相も『首相として極めて苦しい状況におかれたことについて申し訳ないという気持ちでいっぱいである』と発言したことも紹介」。
『外交の世界では、これらの発言は公式声明として十分だ』として、
『友人であり同盟者である日本人に対し、米国人が振る舞うべきことであろうか』と、日本の首相による公式謝罪を求めている決議案に対し、反対する声明だそうだが。
「ペロシ下院議長は決議案に賛意を示しており、7月中にも採決される見通し。決議案は上院には提出されていない。」
「
上院まで決議案が波及するのを防ぐねらいもあるとみられる。」なのだそうだ。
波及するのを防がなきゃと心配する状況であるらしい。
安倍首相が申し訳ないという気持ちで一杯とアメリカ方向に向かって発言しても、なんだか違うことをやっている人達が(よりによって首相の周りに)たくさんいるので、首相が腹話術のお人形さんと思われているからではないだろうか。そして、この先の展開は「日本の前途と歴史教育を考える議員の会」や「慰安婦問題の歴史的真実を求める日本国会議員の会」その他の、なおいっそうの努力次第とも考えられる。せっかくイノウエ議員が「旧日本軍が慰安婦に対してとった行動は『決して正当化できない』と批判」しつつも、取りなしてくれていることを、「無かった」派はよく念頭に置いた方がいいだろう・・・‥‥……
…イノウエ議員を初めとする上院議員諸氏にも、「無かった」というお手紙を送りかねんな(^^;自爆史観だし…
なお、2007/04/01 06:00付けのSankei WEBで「
慰安婦決議案 米上院議員が反対書簡」という報道にて、ダニエル・イノウエ氏は、上院議員が下院の決議案に異論を唱えるのは異例であるにもかかわらず、外交委員会のトム・ラントス委員長や関係議員に
「不必要なだけではなく、日本との関係に悪影響を及ぼす」
「決議案によって取り上げられた事柄は日本政府にとってつらく微妙な問題だ」
「植民地支配や侵略でアジア諸国の人々に損害と苦痛を与えたことに『痛切な反省』を表した「村山談話」(1995年)、国会での「戦後50年決議」(95年)や「戦後60年決議」(2005年)を通じ、日本は反省の念を十分に表している」との認識を示し、
「慰安婦問題についても、財団法人『女性のためのアジア平和国民基金(アジア女性基金)』を通じて『金銭的な償い』をした」とし、
日米関係について「サンフランシスコ平和条約以来、日本は米国にとって強固な同盟国であり貿易相手となっている」とした上で、イラク自衛隊派遣など日本の対米協力を挙げ、決議案が日米関係に悪影響を与えるとの懸念を示し、決議案を採択しないよう求める3/5付けで書簡を送っていたことが、3/30に明らかになっていたそうだ。
そしてまた、2007/04/13 01:45付けのSankei WEBで「
慰安婦問題、イノウエ議員『終止符を』 決議案反対再び主張」として報道されたことには、シアトルのワシントン大での講演にて、米国によるハワイ併合をめぐって先住民に対する謝罪決議が米議会で採択された過去にも言及しつつ
「今日、ハワイに独立や王制復活を望む人はほとんどいない」と歴史問題にピリオドを打つ重要性を強調し、
「日本の指導者はすでに数回にわたって謝罪している。外交の観点からは、こういった問題にはいつか終止符が打たれる必要がある」
「日米関係はきれいに舗装されたハイウェイのようなものだと思ってはならない」
「良好な関係維持のためには両国がたゆまず努力して行くことが重要だ」と述べていたそうである。
…イノウエ議員は、働きかける先をアメリカ側ではなく、日本の一部国会議員たちにした方がいいように思う。