(3) になってしまいましたが、相変わらず「独り言」を続けます。
現れた二人目は、今度は、現在の職場の技術職員でした。
今度の子は、高卒で採用された、、、最初はなんて事はない普通のお嬢さんだった。ちょっと、感情の起伏の激しい子だったが。
しかし、そもそも、今時の高卒で働いている若年女性って奴はーーこの子以外にも高卒採用後数年の女性職員は二人ばかりいるがーー「君たちここは職場であってクラブ活動じゃないんだよ」といいたくなるような具合だったので、その子が「そう」だという事に最初は気づけなかった。
しかし、やがて、感情の起伏が激しいのも度はずれてきて、ちょっとした行き違いでパニックを起こして感情を激発させるようになり、遅刻が増え、突然の体調不良とやらで仕事を休むようになり、週に三日ほどしか働けなくなってきた。
それを上司に注意されると職場で寝泊まりしようとしてさらに苦言を呈されて悪循環が始まり、、、職場での茶飲み話でも「それ、ありえねーだろ」的な誇大な話をし、何故か彼女の手首内側には妙にまっすぐな切り傷が何本も平行に走っていたり、彼女が使用した後のシャワー室には血の汚れが残っていたり。
それやこれやの経緯の途中、出勤途中に過呼吸を起こして倒れて救急車に運ばれたのがきっかけだったか、既に受診していた内科からの指示で精神科の受診がはじまったものの、、、これでさらに悪くなった。
普通なら、専門医にかかればよくなるはずだろうと思うのだが、、、見事にはずれた。
飲み薬を処方されたようなのだが、どうも、症状が「考えすぎて悪い方向に行く」ようなものらしく、悪い方向に考えを向けないような作用が期待される薬を投薬されていた、、、らしい。で、考えないようにする薬という事は、頭を四六時中ぼーっとさせる効果があるって事だったようだ。その結果、勤務途中でしょっちゅう居眠りをするか、注意散漫になって深刻な怪我をおうという事態になってしまった。
…「ウチの職場って頭ぼんやりさせて勤務できない部署なのを、彼女の主治医は理解しているんだろうか?」と彼女の上司に訊いてみると、どうも、本人が主治医に正確な情報を伝えていない様子だという話。それってまずくない?と思っても、赤の他人の我々がのこのこ状況を伝えに行ったり診察結果を訊きにいけるものではないし、そもそも主治医側に守秘義務があるから話してはもらえない。
非常にマズイ事態ではあるが、職場の構成員的には大した打つ手もなく、、、事態は進行していく。
仕事上がりの時間になっても、担当区画から戻ってこない事に気づいて様子を覗きに行けばぶっ倒れている(本人は単に寝ていただけと主張していたが、物を持ったままうつぶせで床に伸びているのだ)。無理しないで休めばと声をかければ、仕事場から排除しようとしているとの非難を向けられる。
見かねた年長女性技術職員さんが、ここは職場であるのだから勤務中は寝るべきでないと指摘すると、さらに激高し、わめき散らして周囲に頭をぶつけながら荒れ狂う。
就業している職種そのものが適合していないというか、仕事している事自体が心理的に物凄い負担なのが見て取れ、顔つきもどんどん荒んでいく。しかし、仕事を辞める決断はきっぱり排除しているようだった。
どうやら「職場で
必要とされている自分」に執着している様子なのだ。
(といっても、現実には2ー3ヶ月病気療養で休職、半月から一ヶ月復帰してまた休職の繰り返しなので、、、客観的には職場で必要とされている訳ではないのだが)
そして、精神科受診前の待合室で「職場でイジメを受けている」と大騒ぎしたそうで、我が部署が内々に人事課から探りを入れられたりもして。
注意をしたもんだから恨みを買っちゃった年長女性職員さんと、これまた職務上注意をせざるを得ないもんだから敵認定の上司ができていると、職場や他部署で言いふらしたりもして。
トンでもない長時間トイレに閉じこもっているのを注意をした先輩(男性)職員に対してはセクハラだと非難し。
その他もいろいろ、そりゃもう、凄かった。
しかし、やがて、本人の方に限界が来た。
自宅で何かやらかした様子で救急車でどこやらの病院に運ばれて数ヶ月入院し、それをきっかけに担当医が代わり、その後数回の休職も繰り返した後にドクターストップがかかって自主退職に至った。
この大騒ぎ真っ最中の頃に購入していたのが、タイトルに挙げた本、「人格障害の時代」だったのだ(やっと辿り着いた)。
…でも、また長くなったので、エントリを改めます。