…野田聖子氏が離婚しようが、眉毛の太いおねーさんが暴露本を出そうが、サトエリが誰と付き合おうが、正直どうでもいいんだが、テレビニュースでは国会で何をやっているかを流さないようにしているようで、どうなっているんだかさっぱりわかりゃーしない。保坂議員のブログでは共謀罪の事は書いてあるが。。。

(12/06, 19:00時点)
…なんだ、少ないなぁ。結構賛成がいるんだ。
内訳をチェック。
20代に意外と賛成が多い。
ふむふむ。お、北海道からは現時点で一人だけ投票で、反対100%(笑)。
これはどなただろう?
東京辺りは、想像して楽しむ余地がないなぁ。お、大阪も反対票が多いな。
そして、今日(12/07, 12:00時点)。
再度覗きに行くと。
おお、凄い票の伸びだ。それも反対票(笑

再度内訳をチェック。
性別ではあまり差がない。
が、年代別が面白い。やはり20代に「改正」賛成が多い。30代もそれについで多いかな。
そして、40代以降の反対率が高い。しかも、年代が上がるに連れて、反対しかいなくなる。
…やっぱりねぇ。戦前教育の有り様を実感していればいるほど、反対に回りがちなんだろうなぁ。
と思っていたら、下の方に掲示板がある事を教えてもらった。
すると、例によってlocustが「反対とかって有り得ないんだけど。何なのこの反対の異常な数は・・。また在チョンの組織票か。」なぁんて書いている。
面白いなぁ。組織票なのはある意味、そうかもね。

でも、「在」も「チョン」もはずれだよん。
その他、「俺も反対派の人の意見をいろいろ聞いてみたいから、今回の教育基本法の条文のどこを問題視しているのか等具体的に書き込んで貰えるとうれしいです。なんか、もう一個のスレの書き込みみたいに、とにかく反対派の人は何でもかんでもこの問題をすぐ軍国主義時代の日本と直結させて話しようとするぶっ飛んだ人ばっかりってイメージが強いんで、どーも取っつきにくいんですよ」
なんて書き込みもある。
ふうん?
そーか、ぶっ飛んでるのか。あの文章を読んでそういう危惧を全然もたない読解能力って、いわゆる「ゆとり教育の弊害」ってやつかしらん。
自分から情報を探しに動かない奴に教える親切心はないけど、自分用にメモ。
出典は、日本教育法学会の会長による「教育基本法案の廃案を求める声明」。
教育に関する法律におけるプロ集団トップの声明って訳ですね。
当該学会は、1970年の学会創設以来、教育の自由を研究の主軸に据えて、また、教育基本法改正問題が現実の政治日程にのぼってきた2001年以降は、特別の研究組織を設けてこの問題に取り組んできているそうです。「この研究の成果を踏まえ、本学会会長として、内容的にも手続的にも多くの問題をはらむ政府法案はもとより、民主党対案についても、その速やかな廃案を強く求めるものである。」
との事で、以下、要約(あまり短くなってないが)。
「改正」案に含まれる重大な問題
1、国民一人ひとりの自主的・自律的な人格形成の営みを保障している現行法を、国家による教育の権力的統制を正当化する法へと転換させている。
具体的には、教育の自主性を保障する現行10条1項を、法案16条1項では「教育は、...この法律及び他の法律に定めるところにより行われるべきもの」と変え、法的拘束力によって教育を統制しようとする志向が明瞭にあらわれている。
2、「愛国心」や「公共心」をはじめとする多くの徳目を「教育の目標」(法案2条)として掲げ、「態度を養う」という文言を介し、道徳規範を強制的に内面化させる仕組みを導入しようとしている。
法案2条の主要部分は"告示にすぎない"学習指導要領の「道徳」の部分を法律規定にして政府が想定する「愛国心」や「公共心」などの道徳教育に強制力を与えるものであり、これは思想及び良心の自由を保障する憲法19条に明らかに抵触する。
3、教育に関する「総合的な」施策の策定・実施権限を国に与え(法案16条2項)、政府に「教育振興基本計画」の策定権限を与えることにより(法案17条)、国が教育内容の国家基準を設定し、その達成度の評価とそれに基づく財政配分を通して、教育内容を統制する仕組みを盛り込んでいる。
この仕組みにより、すでに進行している競争主義的格差拡大の教育「改革」がますます加速することになる。
4、今回の法案は、国民的な議論を経ることなく密室で作成され、提案に際し現行法を改正しなければならないことの説得的な理由は何ら示されていない。
憲法と一体のものとして教育のあるべき姿を定めた《教育の憲法》を改変するには、あまりにもずさんな手続といわなければならない。
なお、政府案に対して提出された民主党の「日本国教育基本法案」は、政府案と同様の問題点を含んでおり、また法案として一貫性・体系性を欠いている為に、論外。
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…プロの指摘する問題点の方がはやっぱり説得力があるといいましょうか、自民党の「床の間」信仰教徒の考える事より、腑に落ちるんですけどねぇ。
そういえば、近藤正道参議院議員より、送っておいた教育基本法改悪反対のメールに対してお返事がありましたが
「メールをいただきましてありがとうございます。
連日、教基法「改正」案の審議が行われておりますが審議をすればするほど政府法案を通すわけにはいかないという思いが強くなっております。阻止できるようがんばっております。
また、国会だけでなく皆様の地域や職場での活動を広げ改正反対のうねりを大きく作り出してください。一緒にがんばりましょう。
近藤はホームページを開設しておりますのでそちらもご覧ください。委員会質疑についても、掲載していく予定です。
http://www.m-kondo.jp/
よろしくお願いいたします。」
という事でした。
お返事はこの人一人だけからでしたが。
18:00追記
↓これが現時点です。