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予感の背景 

 私の姉は猫だった。
といっても、むろん、我が母上が私を産む前に、雌の子猫を産んでいた…という訳ではない。

 私が小学校中学年ほどだった頃、片手の平になんとか乗るほどのサイズだった彼女は、両親の工場の職人さんが出先で食べているお弁当につられ、空腹でふらつきながら寄ってきたそうだ。この時、わけてもらった蒲鉾と卵焼き、両方の匂いをかいでから蒲鉾だけを食べたというのが、彼女の作った最初の伝説となった(非常に食い道楽な猫だった)。
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[ 2006/11/10 00:26 ] 猫便り | トラックバック(-) | コメント(-)












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