当該人物は、自ら本名(とご自身で自称するモノ)をネット上に公開してらっしゃるのだが、私は個人的に、本人が了承しているモノであっても、公人の固有名詞として浸透していない本名を自分の記事に書くのは抵抗があるので、ここでは件の人物をA氏とする。
しかし、私はそれに先だって、macskaさんのブログコメント欄にて当該人物の意見を読んでいて、多少の感想を持っていた(後述)。
A氏の主張はご本人の
ブログ記事によると福祉国家的なリベラルを志向し、ご本人が不安定な貧困層に属しているので、富裕層を打ち倒すのではなく、安定した労働者層を打ち倒すことを考えているのだそうだ。
また、今日の経済等の格差の要因として、社会参加している女性に原因があるとし、A氏による『「生きやすさ」のトランプ的非対称構造」が「強者男性(仕事+)」>「強者女性(仕事+ 家事-)」>「弱者女性(仕事- 家事+)」>「弱者男性(仕事-)」』を示し、男性に「家事」の評価を適用すべしとする。
で、この論考に関連し
「私は男女平等の実践として「私を養ってくれるお嫁さん」を募集」するのだそうだ。
で、「特典もいろいろあります」とくる。
「1、「仕事を辞めろ」とか絶対に言わない。
2、「名字を変えなくていい」
3、「子供も特にいらない」
4、「あなたの住んでいるところへ引っ越します」」
…勿論、各項目には「でも○×」とかきっちり思うところを自己主張しておいでだったりする。
そして
「(中略)まぁ、もし本当に応募があって、俺が結婚できれば私も男女平等論についての認識を改めますし、応募がなければないで、「男女平等なんて言ったって、本当に平等にしようなんて誰も考えていないじゃないか」ということを実証したことになります。どちらに転んでも、私にとっておもしろい展開と言えましょう。
(中略)
俺を養えるもんなら養ってみろ!!!」
とのことだった。
なんともはやだったのだが、同様の主張を以て私のお気に入りの遊び場に闖入してきたので、、、っていう事は応募してきた女性は居なかったのだろうな、そらそうだ。
gegengaさんが上げた
記事で、
えぼりさんが上記の話題について触れ
「よく覚えてないけど。確かいろいろ言ってる割にあれこれ条件ばっかりつけてたんで「ケッ、ふざけんじゃねーよ」と思ったものですけど」
とお書きなのを受け、A氏が矢印の記事をさして
「条件とおっしゃいますが、どこに条件があるのでしょうか? 殆ど「○○しなくていい」という、許容項目ですよ。唯一の条件は「大家族はかんべん」という部分だけでしょ。」
と来るので、私も突っつきにいってみた。
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Aさまの御意見を
http://macska.org/article/145#comments
http://macska.org/article/147#comments
辺りで拝読しておりました。
…正直、自身の私領域に家事専業者としてお迎えする対象として歓迎する女性が出現するとは思えませんでした。
上のレスでお示しいただいた記事を改めて拝読しましたが
「もし本当に応募があって、俺が結婚できれば私も男女平等論についての認識を改めますし、応募がなければないで、「男女平等なんて言ったって、本当に平等にしようなんて誰も考えていないじゃないか」ということを実証したことになります。どちらに転んでも、私にとっておもしろい展開と言えましょう。」
本当に男女平等にしようと考える事が、Aさんの提案したように専業主夫の存在を歓迎する事であるとしたとしても、それと、Aさんという特定個人を専業主夫として歓迎するかは別問題でしょう。
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↑のmacskaさんちのコメント、、、平均何行か計算したろかと思うほどの分量である(しかもあちらは文字が小さいので読み難いの何のって)。これを見ただけで、この人物を専業主夫としたい思う勤労女性は(たぶん勤労男性も)居ないと思う。仕事で疲れて返ってきて、理屈っぽい男の愚痴を延々と聞かされたい人間が居ると思うんだろうか。
そして、gegengaさんちのほうでえぼりさんの
「「許容項目」ですか・・・、あれが。本当にそうお思いで仰ってるんでしたらもう何もわたくしから申し上げることはございませんけどね。
○×さんのブログでも言われていましたけど、昔から専業主婦という選択肢しか持ち得ない女っていうのは確かに存在していて、そういった女はね、許容項目すら掲げずに黙って結婚していったんだよ、って。たとえ相手が経済的にちょっと大変そうでも、恋愛弱者でもあるまあ色々マズい男でも。しかも「子供は特にいらない」なんてあなたが言うことかと、○×さんの指摘はそうでしたよね。
わたしが特に思ったのは、専業主夫をすると仰る割りにご自分のスペックに関してはまったく無頓着でしたね。またそこにキャベツの千切りすらできないヌルいお嬢ちゃんが「専業主婦になるのぉ〜」とふやけたことを言ってる姿とダブっちゃったんですよ。まあほほえましいというかなんと言うか。」
(当該コメント全文引用、ただし最初に上げた方針により固有名詞のみ伏せ字)
に対し、A氏は
「 なるほど、あなたは私に「弱者として結婚するなら、奴隷になれ」とおっしゃるわけですね。しかし、私は「夫婦は対等のパートナー」であるべきだと考えていますので、あなたの言うような配偶者差別を容認しません。
また、子供について私の意思が反映されないということは、当然子供をつくる行為を拒否してはいけないということですから、それは家庭内レイプなどのDVを容認しているのと同じことです。私は男女平等論者ですから、そのようなあなたの考え方を批難します。」
(引用で重複する箇所以外、コメント全文引用)
…奴隷云々のあたりは一体何をさしているのだろうと???となってしまったのだが、えぼりさんいうところのスペック云々あたりなのだろうか。
しかし、それは女性ギャラリーのたいていは思ったんじゃないだろうか。
男性の「ボク、家事出来ます」という自己申告を、額面通りに受け取る女なんてほとんどいないだろう。実際にそういう男に遭遇した場合、その男のパートナーにコソーリ訊ねると見事に否定的な返事が返ってくることもいくらでもあるし、仕事場での日常を見ていてもだいたいのところは察しがつく。勿論、額面通りできそうな男もいるが、あまり率は高くない。
そして。
この記事を書くにあたって、改めて「専業主夫にしてくれ」募集の記事を見返してみると、、、あれ?ご自身の家事能力に関する言及が全然無いぞ?
(あっても疑っちゃう訳にしても)
専業主夫希望の募集をする割に家事に関するスキルは不明(えぼりさんいうところのスペック)、理屈っぽい愚痴を聞かされそうな危険は多大、macskaさんちのコメント欄を読んで判断すると向き合う相手(の読みやすさ)への配慮は少なそう。
それで応募がなければ『「男女平等なんて言ったって、本当に平等にしようなんて誰も考えていないじゃないか」ということを実証したことになります。どちらに転んでも、私にとっておもしろい展開と言えましょう。」』
元々無い因果関係を無理矢理でっち上げて、自分があらかじめ考えていた結論にこじつける。それって電波?全く以て、えぼりさんの「専業主夫をすると仰る割りにご自分のスペックに関してはまったく無頓着」という批判は、女性視点からは非常に的を得ているのだ。
ついでに書いておくと、最初の応募で「私を養ってくれる
お嫁さん」と表現した時点で、私なんかどんびきなんだけど。
おんなへんにいえと書いて嫁と読む。
そういう表現を無神経に書いておきながら、男女平等論者、ねぇ。
「専業主夫にしてくれる」伴侶を募集した時点で、値踏みの視線の前に自らを晒すことになる。それなのに、どういう路線の人物がどういう観点で値踏みするか、えらく無頓着。女性(多分限定なんだろうけど)が何を評価するのか想像を巡らせないのか。さらに想像を発展させると、そういう
値踏みの視線に対する無頓着さはこういう側面においてのみ発揮されているのか?後、ついでながら書いておくと当該人物は、親と同居しているのだそうだ。
つい最近、どこやらの堅そうな雑誌の特集号に寄稿したりもしたらしい。
親御さんが健在なのはとてもいいことだし、親御さんにしてみれば自慢の頭の良い息子さんだろう。が、しかし、それがどっかの専業主夫募集条件がホゴになる可能性を高めるとは、女同士で情報が回っている事だったりする(当人同士の話し合いで事実婚とか別姓にしようとして、親が反対してつぶれた例を聞いた)。
値踏みする視線とは、そういうことも考慮する。
人間、自分が不幸だと思っていると周囲に巡らす視界は狭くなるだろうと思うが、それにしても、自分の不幸をあまりまき散らさないで欲しいモノだ。
上記の私がgegengaさんちにつけたレスに対し、gegengaさんから「いろいろと、激しく同意。で、エントリー書こうと思ったんですがうまくまとまらないで、気分が中途半端です。」
…意見に同意してもらえることは嬉しい。でも、気分が中途半端で、もし、gegengaさんの元気がなくなったりすると、私がつまらないんだ。
という訳で、この話題は自分のとこではスルーするつもりだったのに、勢いで1エントリ書いてしまいました。
なお、この記事に対する「当ブログへの一見さん」による長々しいコメントや読んで私が不快に思うコメントは問答無用で削除します。要するに、邪魔くさいから話題の方の反論は受け付けませんってこと。差別主義者だろうが好きに呼ぶといい。