実のところ1年ばかり前からなのだがとりわけ仕事量が増え、それも数年前は3人で分担していた仕事を一人でこなさざるを得ない状況に陥り、しかも、ここ数ヶ月に至っては更に、本来は私の仕事ではない筈の任務まで増えた状況で、はてなブックマークでようやく世間の出来事を知っている
(なんか情報入力経路が偏っている気もするが)ていたらくでは、溜まっているテロリズムな懸案事項も文章化できずに哀しい思いをして過ごす日々ではあるが、さすがにそろそろまとめておきたいトピックはある。
昨秋10月末のこと。某深山を徘徊する
食い意地テロリスト受けていたテロ攻撃には、実は深刻なダメージを蒙っていた。
赤ワインを使ったコンポートそのものだけでは残念ながらさほどではなかったのだが、それを使ったタタン風のケーキがとても旨そうだったのだ。一方、私は手元の古いフランスのお菓子レシピ本で、タルトタタンというお菓子の存在そのものは随分前から知ってた、が、作成したことはなかった。そして、その時受けたテロ攻撃で、あれれ?と思った。私の知っていたタルトタタンのレシピでは、リンゴを蓋の取れないタルト皿にそのまま並べ、バターと砂糖を散らし、タルト皮を乗っけて焼き、焼き上がったらひっくり返して更に砂糖を散らして上火を強くして仕上げ焼き、という手順だったはずだが、
深山の妖怪変化のレシピエントリの記述では、どうやら、一般にタルトタタンと呼ばれているお菓子は、ちょっと違う作り方っぽい。
とりあえず、知っていたタルトタタンレシピで作ってみて、美味しくいただいた後に、検索して、一般的なタルトタタンのレシピを探してみた。
ずる賢くタルトタタン by 日仏カップル妻 [クックパッド] Petit Delice な日々 : 目からうろこの 『タルト・タタン』の作り方タルトタタン だいたい、こんな感じで似たようなものだ。で、作ってみた。一番下のリンク先の、筆頭にあげられているレシピで。
確かに旨い。が、不満が少々残る。リンゴの加熱時間を、私は見て回ったレシピから比較するとかなり控えめにしてみたにもかかわらず、リンゴが歯ごたえが残らないぐらい柔らかくなってしまうのと、タルト皮がリンゴの汁でふやけてしまうこと。この不満の両者は、ともに調理法的に仕方なさそうでもある。しかし、この2点の不満さえなければ、このリンゴの調理法はとても美味しいのに。むしろ、kanakaさんのするように、クリームのっけ焼きにした方が、元々ふやけている生地とキャラメルリンゴシロップと合わさって美味しいだろうに。
そんな風に残念に思っていたところで、こういうレシピを見つけた。
絶品~♪タルトタタン風りんごのケーキ by *porin* [クックパッド] リンゴの調理手順はタルトタタンとほぼ同様。乗せるのはアーモンドパウダーとアプリコットジャムが含まれた、バターケーキ風の生地。これは美味しそうだ。…だがしかし、アプリコットジャムをこのためにそろえるのは後で持て余しそうだぞと思ったのが運の尽き。早々にオリジナル化に走ってしまった(^^;
上記レシピではリンゴは「ふじ」がお勧めとなっているが、当然、私が加工に使うなら紅玉である。せっせと買って、一時期は見かけなくなっていたが、「
手作りスイーツブームに乗って徐々に人気を回復し、最近また生産が増えてきた」紅玉の消費に励まなくて。なお、こういった草の根の努力がもしかしたら実を結んでいるのか、今年は本当に驚くまで遅くまで、実は2月半ばまで、行きつけのスーパーでは紅玉をおいていた。つまり、つい最近まで、このレシピはさんざん試行錯誤していたのだ(^^;
元レシピでも、面倒くさがりスイーツ作者の傾向的にも、キャラメル作成は焼き型でやってしまいたいところであるが、最初の試行時点では丁度いい容器がなかった。鍋で作って、底ののとれない焼き型に所定量を流したが。めんどくさかった。 |  |
 | 試作品1号。 これはこれで旨かった。 |
そうこうするうちに、万古焼きの直径18センチのキャセロール型を新規配備。これが、ガスコンロに乗せて直火も可能なら当然そのままオーブンでも焼けるし、今回は関係ないが電子レンジだって当然可能の優れもの。今回のレシピに限らず非常に役に立っているのだが、まぁそれはともかく。
色的にキャラメルの焦げ具合を見極めにくいという難点はあるが、まぁ、それは気をつければ何とかなる。グラニュー糖50gでキャラメル作成。 |  |
 | リンゴは、小粒の紅玉だったので3個分が、キャラメルが固まった後に側面にバターを塗っておいた型に収まった。バター10gを散らして、250度で予熱したオーブンで230度、12分焼いて冷ましておく。冷ましているうちに焼き汁が出てくるので、気がついた時にリンゴをおさえてスプーンですくって、上からかけておいた。 |
生地は、アプリコットジャムを省略する予定だし、レモン汁を入れて酸っぱくするのは止めようとも思ったので、常備のリコッタチーズを入れることにした。kanakaレシピにも入っているアーモンドパウダーは必須だろう。
で、バター40gを泡立て、砂糖20gと蜂蜜20gを入れてさらに泡立て、リコッタチーズ40gも加え、卵一個とアーモンドプードル60gも入れて、小麦粉20gを入れてさっくり混ぜて、それにリンゴの焼き汁を加えて作った生地を、 |  |
 | リンゴの上に乗せ、200度で8分、180度に落として12分で焼き上げ。串を刺して生地がつかない状態。
取り出して、粗熱が冷めたら縁にくっついている生地を剥がしてから、力強くw型を揺すって、中身と型を分離させておく。この状態で完全に冷まして、生地にくっつけずに軽くラップをして、冷蔵庫へ。
|
一晩後に、せーので、皿にひっくり返した。もう少し、リンゴの焼き汁を徹底的に取り除いてから、ケーキ生地に入れて二度目の焼成をすべきかもとは、反省点。 |  |
 | そして切り分けて食べると、これがまぁ、絶品なのですな。 |
某深山を徘徊する食い意地テロリストは、赤ワインコンポートを作ってからタルトタタン風に加工するという、それのどこが『後始末も楽ちん。これぞ、"ずくなし"レシピ』なのかとハリセンを入れたくなるようなよく解らない主張をしていたが、コンポートを作る手間も省き、一つ焼き型で済ますこちらの方がずっと「"ずくなし"レシピ」であると、強く主張したい次第である。
なお、ずくなしついでにキャラメルも省いてみたらどうかと試してみたが、それだとものすごく物足りない味になったことは附記しておきたい。キャラメル味のリンゴ、これ自体がとても美味しいものなのだ。
そろそろ
「食い意地テロ」タグ以外に、ベーグルタグかパンタグかイーストタグが必要なのじゃないかと思いつつ、結局どれにしようか決まらなかった今日この頃。
1円の得もなかろうが、これはいいと思ったことはせっせと宣伝して知人を嵌めたくなるのは人類に共通する行動様式かもしれないと、主語の大きいことを考えてしまったりもするが、これがうっかり斜め下に迷走するとホメだのを他人様に勧めて回ることになりかねないから、ほどほどにしなければなるまい。とはいえ、自分で作ったベーグルは美味しいよ~と、辺境のチラシの裏ブログでこっそり自慢
(笑)して、見る人をベーグル作りに嵌めるぐらいは、実害はないだろう、多分。
『
朝は「ごはん食」がおすすめ』とお勧めしてくる農林水産省総合食料局食糧部消費流通課流通加工対策室に逆らい、
AKB48のようなパワーと集中力をもたない私は、朝のエネルギー補給は昔からほとんどパンではあったが、そういえば、ここ1年以上それが自分で焼いたベーグルとなっていることに気がついた。我ながらよくもってると感心するが、それはベーグル作りってのが、手間がかからないからに他ならない。
パン作りの本を改めて見返すと、一般にパンを作る工程は、計量→捏ね→一次発酵→分割→ベンチタイム→成形→二次発酵→焼き上げ、ぐらいだろうか。書き出してみて目眩がしそうな程に面倒だ。というか、パン作りはまりかけ最初の頃、
食パンとか焼いていた頃は一応、この工程をこなしていたはず、ではある。もちろん、この工程がパン作りの基本だろうし、最初に一通りやっておいたのは良かったとは思っている。たまにナンとかピタとか焼く時には、これに準じて作ったりはするので。
しかし、ベーグルを焼くようになってからは全然こんな事はしなくなってしまった。
このベーグルという食べ物、ネットを見て回ると「パンやベーグル」といった表現を眼にすることがあって
(記憶に頼って書いているのでURLを示していなくて恐縮なのだが)、ベーグルはパンと違う食べ物なのか???と思ったこともある。パン作りの本や雑誌記事などでは、食パンの生地やバンズの生地を普通に作って、輪っか型に成形して茹でてから焼くといった記述もあるので、こういう場合は間違いなくパンの一種なのだろう。
だが、ベーグル専門の本を買って、それを参考に作るようになってしまうと、『もしかして「パン」とは違う食べ物という主張もありかもしれない』レベルで、一般のパンを作る工程とはかなり違ってしまっているような気もする。
そこで、今回は、ベーグルという食べ物がいかにパンより気軽に作れる食べ物であるかを、ご紹介してみたい。
まず、パン作りのマニュアル本では、材料は、水も含めてしっかり計量するように書いてある。私が作っているベーグルの場合は、材料は
2009年4月に、単純で覚えやすいことを第一に決めてみた配合がそのまま継続している。だって、これで十分美味しいから。
小麦粉 | 250g |
蜂蜜 | 大匙1 |
塩 | 小匙2分の1 |
ドライイースト | 小匙4分の1 |
水 | 130-140ml |
もともとは、小麦粉を味わう用に考えた配合なので余分な物が入らない。これで十分に美味しいというか、どっちかというと味は小麦粉次第というか、より美味を追求して配合を変え様はほとんど無いのだ。細かく入れる材料は、元レシピだと1g単位を計れるはかり使用で計量だったが、用量で計る方が手間は省けるので計量スプーン使用。なお、
小匙2分の1(=2.5ml)や小匙4分の1(=1.25ml)を計れる貝印の計量スプーンセットはお役立ち。
水の量は、同じ量を入れても小麦粉の品種で多少変わるので、生地の柔らかさで量を調節する。ベーグルは、基本(ホームベーカリーでこねれないほどの)堅めというが、私はそれよりは柔らかい目で作っている(はずだ)。ここでは「小麦粉」と書いておいたが、まぁたいていは100%強力粉を使っている。でも、気が向けば、あるいは余りがあれば50gぐらいを、薄力粉や全粒薄力粉に置き換えることもある。半分ぐらいを薄力粉に置き換えても特にふくらみとかに問題は出ないようだ。
蜂蜜は、癖のあるマヌカや蕎麦を使うと、それをはっきり味わえて、これはこれで美味。アカシアなどの癖のない蜂蜜でも、それはそれで美味。蜂蜜を同量の砂糖に置き換えることはもちろん可能だが、正直、物足りなくなるように思う。イーストは現在、「
白神こだま酵母」使用。
測った小麦粉は直径30センチほどのガラスボールの真ん中に入れ、一方の隅に小匙半分の塩、反対側に蜂蜜を入れる。日清カメリアのドライイーストを使っていた時はドライのまま蜂蜜の横に入れて、水を蜂蜜&イーストめがけて注いでいたが、白神こだま酵母に切り替えてからは、使う水に懸濁させてから入れている。どうも白神こだま酵母の酵母の固まりがしっかりしすぎているようで、捏ね終えた時点でもばらけず、そこだけ発酵しすぎになりがちだったから。
この時点で、すでに一般のパンの工程とはかけ離れておおざっぱな作成方法になっている様子ではあるが、これは序の口である。
とりあえず、材料を全部入れてひとまとまりになるように捏ね、そこから体感時間で5分ほど捏ねる。一般にパン作りマニュアルでは、表面がつるんとしたら捏ね上がり、とか、生地の一部を延ばしてみて薄い膜のように伸びるまで捏ねるとか書いてあるようだが、そんなに一生懸命捏ねなくても全然大丈夫。表面はそれなりにつるんとしたというか、一様な感じに捏ね上がっているが、表面を延ばすとブチブチ切れる程度である(^^; |  |
 | で、普通のパン作りだと、この後一次発酵なのだが、ベーグル作りではそんなことはしない。一次発酵?なんですかそれ?ってな感じで、捏ねた後、ちょこっと何か別のことをして10分か30分ぐらい(って、えらい幅があるが)、表面があまり乾かない程度にお皿でもかぶせて、そのまま室温放置。そのままいきなり成形で問題なしではある。もちろん、フィンガーテスト(一次発酵が適度かどうか、生地にを指で押さえた穴を開けて、穴の戻り具合を確認する事)なんて、するはずもなく、いきなり分割して成形である。 |
 | 250gの小麦粉と水その他で、だいたい400-410g程度の生地になるのだが、私はこれを小さめベーグルに仕上げるので5等分。粘土みたいに手で延ばして、約20センチ弱ぐらいに。
片方の端を平べったく延ばして、 |
 | もう片方の端を、この平べったい端でくるむようにくっつける。 |
 | くっつけた継ぎ目は、しっかりつまんで。つまんだ後を後から押し込むぐらい、つまんでおく。 |
このレシピは、たいていの場合(?)発酵時間が長くなる。そのために表面加工したシートを敷いていてもくっつきがちになるので、底部分には粉をまぶしておく。
使っているのは在庫消費(笑)の全粒粉。やや側面にかかるぐらいにまぶしておかないと、結局くっつくので注意。 |  |
 | という要領で成形ができあがった直後。
この状態で、この前までのとっても気温の高かった時期で1時間程度室温放置。1時間後に焼く時間がとれそうに無ければ、30分でもかまわないので室温放置。焼く時間がとれそうな1時間後に確認して、一回り膨らんでいればそのままケトリング(茹でる作業)して焼けばいい。
しかし、焼く時間がとれない場合は、天板をもう一枚かぶせて、全体をビニール袋に入れて、そのまま冷蔵庫行き。 |
 | 冷蔵庫に入れて翌朝焼いて、朝に焼きたてを食べるというパターンも可能なのである^^
この辺は、時間配分次第ですぐに焼いても冷蔵庫に入れても、好きなように算段できる。要は、発酵終了時点で一回り膨らむ状態まで持って行けばいいだけなのだ。なお、この方法での最も重大な難点として、普通のパン作りのように、時計を見ながら一次発酵の二次発酵のとしているのが、すっかり面倒になってしまうという弊害があるのだが、こればかりはどうしようもない(^^;
冷蔵庫に入れる前時点に十分に膨らむまで待つ時間がとれず、そのまま冷蔵庫に入れ、冷蔵庫から出した時点でもあまり膨らんでいない場合という場合も、当然ある。あまり膨らんでいない状態だと、ケトリングした時にお湯に生地が沈んでしまったりもするので、さすがにちょっと歯ごたえのありすぎるベーグルになったりもする。膨らんでいない感があっても焼くと結構膨らむ場合はあるのだが、あまり冒険をしないつもりなら、冷蔵庫から出してからしばらく室温放置。適度に膨らむまで待ってから、ケトリングして焼けばいい。 |
ケトリングには、私はフライパンを使用。ちょうどベーグルが5つ入るのだ。
オーブンの余熱を始めると同時に、お湯を沸かしてモラセスを小匙1から大匙1程度(目分量)入れて、ベーグルを投入。1分ぐらい(適当)茹でてひっくり返し。裏側も適当に茹でてすぐに引き上げ、天板に戻してオーブンへ。 |  |
 | 現在は、210度で11分焼くパターンが定着している。かなり焼き色は薄い目だ。 |
ことほどさように、ベーグルというのは、とても気軽にアバウトに作製できる食べ物なのであり、しかも、これが実に美味しいのである。これだけおおざっぱに作れるからこそ、いつの間にやら、すっかり、ベーグルを作って食べる生活が私には定着したんだろう。
そして。
このエントリを書くために改めてパン作りの本を見返してみて、、、思わず「うわ、パン作りって面倒なんだな」と思ってしまったのだが、これって何か間違っているような気がしないでもない、のであった\(-_
-;)
とある深山に棲まう食い意地テロリストが、早々と気の早いテロ攻撃を仕掛けてきたのは、2月のことだった。
『
★春になれば苺を摘みに。 - kananaka日和』
「春になれば」もなにも2月15日付である。彼の地ではその頃には既に、イチゴが一パック200円を切る値段で店頭に並んでいたという。うまそーと指を咥えて眺めていたものの、私の住まう地では、その季節には形のそろった大粒のイチゴが遙かに高額で店頭に並んでいるばかりだった。もともと、イチゴは買い込んでも1パックくらいあっさり生で食べきるのがデフォルトの私にとっては、その頃店頭に並んでいたイチゴは、美味ではあっても加工の意欲が湧く素材ではなかった。
それから数ヶ月。なかなか気温の上がらなかった今年は、イチゴの値段も下がらなかったのではあるが、ようやくお手頃価格で入手可能になってから、例のイチゴのシロップ煮を試す機会に恵まれ、、、すっかりはまった^^
ということで、作くレポである。
この地で買えるイチゴは主に「とちおとめ」。たまに「アイベリー」と表示されたイチゴも並ぶが、とちおとめよりもシャープな外観のアイベリーは、甘みが少なく酸味が強いようで、それだけならともかく、イチゴそのものの赤味がやや浅い為、あまり食指が伸びなかった。結局、見比べて鮮やかな深い赤のとちおとめばかりを生食にも加工にも使ったのが今年のイチゴ事情だった。
洗ってへたをむいたとこ
1パックを生食で、1パックを加工用に買ってもお財布と無駄に贅沢した感に心が痛まない
(笑)値段だと、不揃いな小粒のイチゴが手に入るのだが、直径2センチ前後程度だろうか。このイチゴで、最初は
kanakaさんレシピに従って、さっと煮てみた。すると。私に味覚には、もんのすごく甘かった(^^;
kanakaさんレシピだと、砂糖の量はイチゴの三分の二。普通に考えてもかなり多い目な気もする。そこで何度か試した。砂糖をイチゴの四分の一まで減らすと、甘すぎるのが苦手な私にとってすら、甘みがあからさまに少なくなってしまう。結局、私にとっては砂糖はイチゴの三分の一が口に合うと言うことで落ち着いた。
イチゴを投入した直後 明らかに金属製の行平で酸味の強い果物を煮ている光景というのは、ある意味インパクトがあるかもしれない(^^;
でも、この行平はチタン製。酸には強い。琺瑯鍋はもっていないし、実家で琺瑯鍋を使っていても、直ぐにぶつけて琺瑯が禿、琺瑯鍋を使っている意味が無くなった事例が多々発生した。今年はイチゴを煮るぞ
(笑)と思いついた時、だから新たに琺瑯鍋を買う選択肢はそもそも考えず、ある鍋でどれを使おうか考えたのだが、さっと煮たいイチゴで蓄熱機能が売りのセラミックス鍋より、熱しやすく冷めやすいチタン鍋がベターかなという発想である。
水分は、kanakaさんレシピの通りでイチゴの三分の一。うち半分を、わざわざこの目的に買い込んだ白ワインを使ってみたのだが、正直に白状すると、白ワインを使った時と水のみで煮た時の、香りの違いは解らなかった。わたし個人としては、何度か試した後半で採用した、火を止める前に大匙1のラム酒投入の方が気に入っている。イチゴそのものの香りの邪魔をさせないことを考えると、香りをどう加えるかは難しくはある。なお、もう少し、最初に入れる水分を少なくしてもいいような気がしたのだが、今年は検討が間に合わなかった。来年の課題
(笑)としよう。
イチゴミルク 甘い物は結構食べる癖に、甘すぎると不満を表明する文句たれ的には、砂糖の量はイチゴの三分の一と2010年は結論を下したのだが、この量の場合、煮た直後あるいはそれが冷めた直後だと、煮上がったイチゴそのものは結構酸っぱい。シロップごと大きな瓶に入れて、そのまま二日程冷やすとちょうど良くイチゴも甘くなる。そして、その後1週間ぐらいで食べきる方が、味は落ちないようだった。
そして春と言えばこれも。
たけねこ 早い時期には、長崎産や福岡産、のちには群馬産や栃木産に千葉産が店頭に並んだので、今年もしっかり楽しませてもらった。去年は若竹に凝りまくったが、今年はもう一種類、あれが食べたいというメニューがあった。本命以前に、筍入りの肉味噌も、筍入りの水餃子も、麻婆筍も、
筍のチーズマヨ焼きも楽しんだが、それはともかく。
あれを作るには、必須の材料があるのだが、この地ではあまり店頭に並んでいるのは見かけない。私が育った地では、店頭に並ぶどころか庭に雑草としてさんざん生えてきたものなのに。仕方ない。
買っちゃった(^^;
とはいえ、この写真だけで解る人はいるのだろうか(^^; いつかはこれでおひたしにするぐらいの収穫を得たいところであるが、残念ながら、今年時点では、おひたし以前にこれだけで目的のあれを作るにもちと足りない。ネットでレシピを確認するに、ほうれん草で水増しするという方法があったので、、、ほうれん草がなかったので癖のない青い物と言うことで青梗菜を採用。レンジで軽く火を通しておく。
非常に適当な加熱ではある 関西では雑草の例の奴の葉っぱを10数枚むしりとって包丁で細かく刻んでおく。青梗菜の葉っぱも細かく刻んでおき、すり鉢に白ごま大匙1程をすりつぶし、葉っぱ類を入れてすりつぶし、麹味噌大匙1をすりつぶしながら混ぜて、みりん大匙1強でのばす。そして、筍を適当に切って和えてできあがり
白味噌じゃないし、青味が少ないかと危惧したけどちゃんと緑色 そうそうこれこれ、と思いながら、懐かしい美味を堪能したのであった^^
そしてある週のこと、節の間が広くて緑色がついた長い筍が店頭に並んでいた。もちろん、私はそれは避けて、ずんぐりした重い筍を選んで買って食べたのだが、さらにその次の週ぐらいからか、店頭に筍が並ばなくなった。
そういえば雨がちになったし、今年の春もそろそろ…ということなのだろう。
参考;
『
木の芽味噌の作り方@味噌のレシピ集(百川味噌)』
『
素食な生活:木の芽みそ』
『
筍木の芽和え』
2月に入ってすぐ、東京都在住の食い意地テロリストAは、ある野望に充ちた計画を胸に新兵器を導入した。
今後の攻撃力を増強することが確実な新兵器とはこれである。
私にとって気になる観測方面に動きがあるような無いような状態なので、今回も食い意地テロに走ることに。
先日仕込んだおでんに入れた練り物は、「野菜揚げ」とはんぺんとつみれ。
今回も大変美味に仕上がり、食べきったある日の仕事帰り。なんとなく、スープカレーが食べたい気分になった。ちょうど、おあつらえ向きに、おでん用にとった鶏ガラスープと鰹出汁が冷蔵庫にはあった。
そこで。
鶏ガラスープと鰹出汁を鍋に入れ、生姜一かけ分をすり下ろして入れ、日本酒を適当に入れた。続いて、冷蔵庫にあったシメジと舞茸を適当に入れて、ジャガイモと白菜と白葱も入れてしばらく煮込んで。醤油で味を付けてから、ブラックペパーとチリパウダー、クミンとコリアンダーとカルダモン、ガラムマサラとターメリックを適当に入れた。その後、馬小間肉と青ものを入れてさっと煮て完成。
青ものは青ネギと菜花とオクラモヤシ。盛りつけがへたなのはスルー希望(^^; うどんを入れればよくあう味だろうと思うが、今回はうどん無し。薄揚げもあれば入れたかったところだ
(切らしていた)。
え? スープカレーですよ? とても美味しかった。
あ、
ピーマンも入れればよかった(^^;
以前作ったスープカレーはこちら。跡形もなくなってしまって、HANAさん、ごめんっ(^^;
「秋に美味しいもの・その3」のコメント欄で話題に上った「秋映」が売っていたので買ってみた。
向かって右二つが紅玉。向かって左が秋映 実は紅玉の約5割増しのお値段だったのだが(^^; お味の方は…。紅玉よりも甘みが控え目で、紅玉よりも酸味が少ないリンゴだった。有り体に表現…するのは、身も蓋もない評価になってしまうのでやめておこう。やはり、紅玉が一番だなぁと思った、とだけ(^^;
さて。このところ、ネットの一角でテロ攻撃の応酬が続いている。
といっても、もちろん食い意地テロの話。先にテロ攻撃エントリのトラックバックを送った某所から、強烈な反撃が来た。…何ですか、その美味しそうな「
味噌ピー」ってやつは?
関西の食文化で育った者が、関東に旨いものはないとかいった発言はしばしば口にしがちな気がするし、口が悪くて口の肥えた親がいる家庭で育った私もそういった発言をしばしば耳にしてそんなものなのかと思いがちだったりもするが、関東に住み始めて以来、大阪にいる時には喰ったことがなかったがこれは旨いと思っている食べ物はいくつもある。
その筆頭が、生ピーナツの塩ゆで。
職場で、誰かが千葉で遊んできたついでに買ってきたというものを頂いたのだが、内心で別に落花生ってそんなに好きじゃないんだけどとかなんとか罰当たりな事を考えつつ手を出した私は、自らの不明を恥じた。なにこの滅茶苦茶旨いもの。
以来、食べる機会はほとんど無かったのだが、kanakaさんにみせびらかされたのだ。私も、おかず系食べ物が甘いのはあまり好きではなく、おかず系食べ物の調味に砂糖を使うことは絶対無いので
(味醂はある)、白味噌に蜂蜜で味付け…という点で躊躇う側面はあっても、でも、生ピーナツかぁ、旨いだろうなぁと大変に心惹かれるエントリだった。とはいえ、最大のハードルは、生ピーナツが入手できんがなという点だったのだけど。
ある日、例によって地場産コーナーをのぞいたわたくし、驚いた。生ピーナツが売っていたのだ。産地も明記されていた、千葉県、と。
何度も都痴事がらみで書いてきたように、私は現在、東京都民。地場産コーナーで千葉県産の生ピーナツが並んでいることに幾ばくかの疑問を感じたが、細かいことは気にせず、生落花生さんとの出会いに感謝することにした。
味噌ピーにも心は惹かれるが、ここは基本を押さえねば
(謎)というわけで、まずは塩ゆで。付いてきた説明書き通りに、2%の塩水・圧力鍋で20分茹でた。説明書きには←とあったのだが、もう少し茹で時間は短くてもよかったかもしれない。
普通に売っている炒り落花生とは違って、内皮の色が薄く、からの中身はすき間無く茹で落花生が詰まっている。味は……、kananakaさんがゆり根のようなと表現してらしたが、確かにそんな感じ。ただし、ナッツの味がする百合根とも言えるだろうか。
そうして、最初に買った一袋分を堪能し、さてもう一袋買って味噌ピーにしようかと思って、件の地場産コーナー出かけていった次の機会。そこには既に、生落花生はなく、炒り落花生しか並んでなかったのだった。
…がっかり。秋の初めの、ほんの短い期間しか出回らないのかもしれなかった。
味噌ピーは来年のお楽しみとせざるを得ないが、それなら待っている間に別の「味噌ピー」でも作ってみようか。参考にしたのは、こちらの「
ごはんにピッタリ☆ピーマン味噌: ooLife *オーガニックレシピ手帖*」
タマネギを一個を粗いみじん切りにして、胡麻油適量でしっかり炒め、これも粗いみじん切りにしたピーマン4個を加えて軽く炒め、こうじ味噌大匙2ぐらいと、すり胡麻大匙2ぐらいを入れて軽く炒めて、味噌ピー
(笑)の完成。
元レシピでは入っていた味醂は、甘すぎるのが苦手なのでパス。くるみも常備していないので、擂り胡麻に変更。
ピーマンがたっぷり入ったこれがまた滅茶苦茶美味しくて、近頃は、ピーマン味噌&肉味噌の、二色味噌のっけご飯弁当が、個人的に流行中である。
当ブログの基本姿勢は「反日上等!」だが、近ごろの空気がこれを主張しづらくさせているからお休み、という訳では別に無い。これまで、
反日系食い意地テロリストとしてテロ活動に励んできたものの、
右翼と名乗る某ブロガー氏や『新日親日』を名乗るブロガー氏が反日に走ったから、模範を示そうとの意欲に駆られた訳では、さらに無い。
今回、反日系食い意地テロを実行する訳にはいかない事情が発生してしまったのだ。
…だって、「
NIPPON小籠包(ショウロンポウ)」が美味しそうだったから。
という訳で、反日はいったんお休みして、小龍包を和風で作ってみようってのが、今回の御題^^
美味しけりゃいいのよ、美味しけりゃ。 さて、和風とはいえ、皮の作り方はあまり変えようがないので、
大雑把な表現だ(^^;
少ない目の水を入れて、ぽろぽろになるように混ぜて、少しずつ水を足して、できあがりの堅さを「耳たぶくらい」より少し堅い目にしている。
スープは和風なので、正直、楽である。花鰹と昆布を使って鬼のように濃いめにとってみた。日本酒と薄口醤油で普通のお吸い物ぐらいに味付け。これを70ccにゼラチン3gで耐熱計量カップに入れ、レンジ加熱でゼラチンを溶かし、粗熱を取った後に冷蔵庫に入れて充分冷やし固める。
肉餡は、採用したのが「和風」というコンセプトだけで原形を留めていない元レシピから、ここだけは採用して鶏挽きを使った。
鶏モモ挽肉 | 100g |
白ネギ | 10g |
大根 | 10g |
舞茸 | 10g |
干し椎茸 | 小さいどんこを二つ |
醤油を小匙半分入れて、肉に粘りが出るぐらいバーミックスでしっかり練る。それから、お吸い物ゼリーを投入してバーミックスで砕きながらよく混ぜた。
大体1時間ぐらい室温で寝かせておいた
(この時間は計った訳ではなく、結果的に(^^;)皮を直径2.5cmぐらいの丸にちぎって、餃子と同じ要領で、餃子より心持ち分厚い目に伸ばした。大体、この分量だと14個ほどできるようだ。
餡の状態は見た目で違いがわからない。直径は約8センチほどに伸びた皮を使って、例によって包む。
大体、直径4センチ強ほどに仕上がるようだ。最近は皮の最後は平べったく押さえるようになった。特に意味はないのだけど、まぁ、しっかり押さえてスープがもれないようにだけは気をつけている。
白菜やらキャベツを敷いた蒸し器で7分ほど強い目の中火で蒸してできあがり。
例によってちゃんとスープも溢れる^^
さて、今回の御題が「和風」となので、問題となるのはお味の方。
これが、また、美味しい。というか、元レシピをさくっと無視して白ネギやら大根やらきのこ類やら入れてるのに、なんで試行錯誤なしで簡単に美味しく完成するのかと、思わず考え込んでしまったぐらい(^^; 我が身の反日修行の甘さを思わず反省するぐらい
(しなくていいんだけど)、普通に美味しかったのだった。
そうして、パクパク食べているうちに、んん?となった。鰹と昆布出汁に醤油味の汁に、小麦粉の皮とが合わさった味が、何か食べた覚えのある味だ、と。なんだろうとしばらく考えて思い当たった。
…うどん、だ。
白葱と大根ときのこ、それに鶏肉って、うどんでメジャーな具という訳はないはずなのに、なぜかうどんの味のする(笑)小龍包なのだった。
そして、ふと、どうせなら、包み終わった時点で、とじ目のあたりに梅肉でも飾れば良かったなと考えついたり
(見た目にはあまりこだわらないので、多分しないけど)。あるいは、肉餡の真ん中に1センチ角ぐらいのタコでも入れて、肉餡には揚げ玉と青ネギを混ぜてみたりしても美味しそう、とか(^^;
なんかどんどん違うものになってしまいそうだが(^^;;;;
テロ予告をしたら、かえってプレッシャーをかけていぢめられたkananakaさんにトラックバック。
先だって私も言及するエントリを上げた「エロゲ規制」に関連して、
法華狼さんが児童ポルノ問題と「慰安婦」問題を関連づけている人がいると紹介してらした。このエントリ時点では、そういう人もいるのだと意外感を感じつつ見ていただけだったが、その後、
Equality NowとVAWW-NETジャパンや女性国際戦犯法廷の関係者がつるんでいる・「反日勢力結集!」と表現している人を見かけて驚いた。
…単に、性暴力を可視化し問題化するロジックが共通だから、同根の問題には注目するし、だから人がかぶるとの推察の方が蓋然性が高かろうと考えられる。しかし、
私にしても反日度の高さはあちらこちらの方達から認定していただいている立場であり、「慰安婦」問題をはじめ性暴力に対しての立ち位置自体はEquality NowやVAWW-NETジャパンと近い側だろう
(表現規制には反対するが)。
「性暴力に対しての立ち位置」で反日認定されるなら喜んで^^
(そうじゃなくても、というツッコミは無視)ということで、
鈴木邦男氏が提唱する定義に加え、新たな反日基準を見いだしたのをきっかけに、前回、
反日度が甘かった件のリベンジを。
(注;上記の話の枕は、この後にはほとんど関係がありません)
前回の後、参考にしたサイト様一覧;
「
小籠包(ショウロンポウ)の作り方 レシピ | 特選男の料理」
「
スープがじゅわっと小籠包 by nanaririmimi [クックパッド] 」
「
小籠包 by monemaruku [クックパッド] 」
「
小籠包みたいな by moba [クックパッド] 」
「
翡翠のとっておき・小籠包(しゃおろんぱお) by 翡翠 [クックパッド] 」
今回、もちろん出汁は
ここで取っておいた鶏出汁。200ccぐらいずつ、タッパーに入れて冷凍してあるのを解凍して使用。
また、小籠包は、スープが命。いかにして旨い中華調のスープにするかだが、ここで和風と感じない味にするのは、意外に難易度が高い。和風でいいなら、鰹節と昆布で濃くとればいいだけなのだが…。
せっかくとった鶏出汁は、美味しいことは美味しいが、これだけを使って小籠包をつくってみると、もう一息感が残った。
では、これをどうしたものかと情報を漁ると、旨味の成分を解説しているコンテンツでは大抵、アミノ酸系のグルタミン酸、核酸系のイノシン酸とグアニル酸が代表的なもので、イノシン酸が肉類に含まれると書いてあるようだ
(「「うま味」の成分|日本うま味調味料協会」他より)。ということは、鶏出汁は主にイノシン酸だろう。そして、アミノ酸系うまみ成分と核酸系の旨味成分を併せると単体だけよりも何倍も美味しくなるという話だ。では、グルタミン酸の含まれるものというと、筆頭は昆布(^^; 和風だ(^^;
後は、醤油とか野菜類にも。また、グアニル酸は干ししいたけを筆頭にきのこ類に含まれるという
(「乾燥しいたけの戻し方|島原しいたけ生産組合」他より)。また、
コハク酸もうま味成分というが、これは貝類に多いという。
という訳で、100ccほどの鶏出汁に白菜を一枚、適当に切って投入し、昆布も10センチほど入れ、しばらく煮立てた。この液体部分
(固体部分は醤油をかけて美味しく頂いた)に、醤油と魚醤を各小匙半分と、日本酒と紹興酒を各小匙1投入して、140ccになるまで鶏出汁を追加し、ゼラチン5g入れて、電子レンジで溶かして、冷蔵庫で固めておく。
皮は、強力粉240gにラード12g、水適量。
そして、今回は餡にこういうのを追加。
貝柱二個、小エビ3匹、小さいどんこの干し椎茸二個、舞茸20g本当は干し貝柱を使ってみたかったが、近所に売ってなかった。今度通販で入手して試そう。
生姜を一かけ、白ネギを20ー30g、ニラを20-30g、戻した干し椎茸を、この順番で
バーミックスのスーパーグラインダーで粗みじんにして、戻して背わたを取った海老と貝柱も入れてざっと細かくしておく。
豚挽肉は200gで、オイスターソースと胡麻油を小匙1ぐらい目分量で入れて、
バーミックスのミンサーで、角が立つぐらいよく練って、生姜以下のみじん切り連中も投入、さらによく練る。固めておいたスープゼリーも、この時点で塊のままドタっと入れて、ミンサーで細かくしつつ練り合わせる
(レシピによっては、ゼリーをみじん切りにするとか書いてあるんだよね。バーミックスがあると楽だ~)。
で、例によって包む。皮は、直径2.5センチぐらいの丸にちぎって丸めて伸ばしてるペース。直径8センチぐらいになるようだ。
↑の分量で、だいたい24個ぐらいできる。包み終わった小籠包は直径5センチぐらいだろうか(蒸すと一回り大きくなる)。もう少し小さく作ってもいいように思うが、包むのが面倒になる(^^;
6-7分ぐらい強い目の火で蒸せばできあがり。
食べるときは、必ずレンゲにのせましょう^^
皮の端っこに少し穴を空ければスープが溢れる。
今回のは、ちゃんと中華な味に仕上がったのであった。
ところで、こんな小籠包レシピも見つけた。
「
NIPPON小籠包(ショウロンポウ)」
鰹出汁を使った鶏ひきの小籠包で、梅干しとしそを添えて食べるとか。
…一旦、反日を返上して作りたくなった(^^;
先日、『
みつどん曇天日記』さんがこんなエントリを上げてらした。
『
レシピはブログで』
ふと見ると、私もよく拝見している美味しそうなブログと並べて、当ブログもご紹介いただいていた。のはいいが、このエントリ自体がまた、強烈な食い意地テロ攻撃(^^; 撃沈者多数(^^;
これは、反撃に出なければ。
さて、みつどんさんのエントリによると
どらねこ日誌
科学と生活のイーハトーヴ
complex_cat
Gazing at the Celestial Blue
このブログ様方は、しょっちゅう参考にさせて頂いてます。いつもすいませんねぇ。それにしても猫多いな。
思うに、ブログのレシピエントリーは料理の一部始終を、失敗も交えて公開していることと、その人独自の「こだわり」がハッキリ出ている事、そしてなにより、公開した後コメント・TB等でフィードバックがある事が重要なポイントなのではないでしょうか。
このエントリの結果、「
この国の料理の大半は猫が作っている」という衝撃の事実も暴露されてしまっていた。衝撃の事実はともかく、こだわりといえば、『
科学と生活のイーハトーヴ』さんは素材の持ち味を生かした美味しそうな料理、『
どらねこ日誌』さんは簡単そうに書いているくせに難易度の高そうな(おまけに材料入手難度も高そうな)美食、『
complex_cat』さんは「そんな材料手に入りません(号泣)」な自力再現まず不可能な為に恨めしく見ているのみになりがちな美味しそうな料理と、それぞれ特徴があるようだ。
なら、当ブログでも、実績を上げている路線での食い意地テロをせめばなるまい。
となると、やはりあれですね。
反日。
なんといっても当ブログは、最近でこそ注目度は低いが、かの
「反日ブログ監視所」様からはここと
ここ(こっちは「憲法改正社」になってから)にトラックバックを頂き、
隼機関様からは速攻で認定を頂いたぐらい、反日度は高い。
先ごろ話題になった、
外務省・総務省・文科省や警察庁までをも反日認定する「国民が知らない反日の実態」様の目には止まっていないのだが、
自己申告に赴いたり、目に止まる為に
ブログタイトルを「九条」にするほど努力している人達もいることだし、私も食い意地テロついでにささやかながら努力してみよう
(<-ついでとは不心得な)。
さて反日料理というと、和食じゃなきゃ、どうせ何でも反日だろうと思うのだが
(新聞社は産経以外は反日らしいし)、やはり反日の王道といえば中国か韓国。
そこで、今回のテロはこれ♪
CookPad「
意外と簡単♪自家製☆ 小龍包 ☆」
広東料理の達人「
小龍包(しょうろんぽう)」
ボブとアンジー「
小龍包 レシピ(ID:15323) の材料・作り方をご紹介します。」
CookPad「
小籠包」
俺のつまみ「
汁があふれる! 手作り小龍包」
魔法の台所「
自分勝手な小籠包の作り方(レシピ変更版)」
小麦料理レシピ大魔王「
肉汁の出る本格的小籠包(ショウロンポウ)の作り方」
ざっと見、皮の作り方はベーキングパウダーが入ったりイーストが入ったりしているが、膨らむ系の材料を入れてないパターンもあり。共通しているのは皮に少し脂肪が入るところか。肉餡は、本格的にやる人は豚骨やら豚皮からスープをとるようだが、大抵はゼラチン利用。他の要素を見てみるに、豚肉に白ネギ生姜といったところで共通。
んじゃ、適当につくってみよー
(って、結局、適当かよっ)。なので、以下は、覚え書き(^^;
皮は、強力粉120gにラード5gに塩ひとつまみ、水は適量でこねて室温待機
(寝かすともいう)。
実は今回、ふと食べたくなって、思いつきではじめたため、鶏出汁の冷凍が切らしている。なので、いりこ出汁を使ってみる
(ぉぃ)。出汁60ccに紹興酒適当に醤油小匙半分、買ってきたゼラチンパウダーは、5g分包だったので面倒だから一袋全部入れる。本来は240ccのゼリー用らしい。
計量カップが耐熱ガラス製なので、そのままレンジ行き。
肉餡は、豚ひき100gに白ネギ5センチほど生姜一かけとオイスターソースを少しに、余っていたニラを4本ほど入れた(おかげで緑色の肉餡になった)。ちなみに、ニラを入れているレシピはなかったけど、なんとなく。肉がしっかり粘るまでバーミックスで撹拌、固まったスープのゼリーを入れてさらに撹拌して肉餡完成。
皮は、包む直前に八等分。餃子の要領と同じで中心厚めで端を薄くのばす。この分量だと直径10センチあまりになった。包み方はリンクを貼ったWEBページ等の説明によると、人差し指と親指で輪を作ったところに皮をのせ、肉餡をのせ、皮を引っ張り上げながらヒダを作るそうな。という解説にしたがって包んでみたが結局、以前、
なぁんも考えずに作ったモモ(ネパール餃子)と同じ形になったような気がする(^^;
なお、ニラを入れすぎたのか、この分量だと肉餡がほぼ1個分余った。包み終わった小籠包は、胡麻油を塗ったお皿にのせて待機。
キャベツを敷いて、9分ほど蒸す。
できあがり、ちゃんと汁が溢れる^^
もちろんとても美味しかった。
のだが、、、反省点が一点。
いりこ出汁を使ったため、オイスターソースも入れたにもかかわらず、溢れるスープの味が和風だった(^^;
こんな事では、反日度が甘い。次回はちゃんと、鶏出汁で作ろうと思ったのだった。
昨日の晩ご飯。
つい癖で具だくさんにしてしまうので、蕎麦が隠れてしまっているが年越し蕎麦
(年を越してから食べていたのは内緒だ)。
鰹と昆布で出汁をとって、日本酒と薄口醤油で味付け。ナムプラーやオイスターソースを入れないようにするのには、自制心が必要だった
(何故だ(^^;)。青ものがターサイと青梗菜なので、和風にする徹底さが少し甘かった。放っておくと、訳の解らないアジア系無国籍汁物麺類を作り始めるので、こういう機会ぐらいは、和風の食べ物を作ろうと努力はしているのだ。。。
それと、青ネギがなかったので下田ネギになったのがちょっと悔しい。美味しかったけど。シメジとして売っている菌床栽培のヒラタケと舞茸となめ茸、それに鶏モモ肉もはいっている。
今日の朝ご飯。
蕎麦に使った汁の使い回し(^^;
餅がちょっとウェルダン(^^;
カイワレ大根を追加。餅と、その他の具の比率がとんでもないことになっているような気がする。
(だって野菜を食べないとねぇ)今日の昼ご飯。
そろそろ、雲行きが妖しくなってきた(^^;
チャナ豆のカレーにナン。奥のは、一見ソーセージだけど実は腸の中に詰まっているのは、カバブ。
この辺のも食い意地テロエントリにしようと思いつつ、先に画像のみ登場。
今日の晩ご飯。
や は り 反 日 だな。
この前に
食い意地テロエントリにしたなんちゃって北京ダック。今回は、豪勢に(?)身の付いた鶏皮を使用(^^; レンジ加熱の下田ネギと、今回、
ピーマンをレンジで加熱したものも巻いてみた。これがまた大変美味だったりして。
そういう訳で、今年も反日系を中心にした食い意地テロに精進していこうと思うのでした。
ま、こう言うのを見ちゃうと、反日で結構ですって思うし、ね(ぼそ)